2019年09月23日更新
「スマホ決済」の種類/仕組みをくわしく解説!
最近スマホ決済の種類やが増えてきています。そんな今更聞けない「スマホ決済」とは、どういった仕組みなのか?安全性や注意点などを説明をしていきたいと思います。スマホ決済の種類や支払い方法からセキュリティに関しても紹介していきます。
目次
「スマホ決済」とは
最近増え続けている「スマホ決済」とは、一体どのような仕組みをしているのか、よく分かっていない人もいると思います。コンビニなどでスマホ決済というものを実際に見かけるという人もいるのではないのでしょうか。そんなスマホ決済とは説明していきます。
とは言ってもスマホ決済には、さまざまな種類の仕組みや支払い方法がいろいろと異なりますので幅広いのです。簡単に説明をすると、一般的にスマホ決済とは、スマートフォン一つでお店での支払いが行えるというもので、非常に便利なのです。
お店のレジにお使いのスマホをかざしたりして、専用アプリのカメラで「QRコード」を読み取る(読み取ってもらう)だけで支払うことができます。このような仕組みがありますので、支払い方法がスマホ決済は簡単で便利だという評判があり使われているのです。
スマホを使った決済システム
QRコードやバーコードなどで読み取ってもらって支払い方法ができますので、スマホ決済とは「スマホを使った決済システム」です。このスマホ決済の仕組みは、会計の時間の手間を省くことが可能ですので最近使っている人を見かけるようになりました。
現金を持ち歩くことがなくなってしまったので、このスマホ決済を利用する人がコンビニやレストランで使われるようになっています。とはいえ、スマホ決済ではセキュリティなどが心配になってくるという人もいると思われます。
また、スマホ決済とは、テレビCMや大々的なキャンペーンで目にする機会も増えてきましたが、どのような仕組みで、どのように支払い、どんな種類やメリット・デメリットや注意点があるのか疑問に思っている人もいると思いますので、説明していきます。
「スマホ決済」の種類
まず、覚えて欲しいスマホ決済の注意点というか種類について説明をしていきたいと思います。スマホ決済には、実は種類があります。スマホ決済の種類が異なりますと、仕組みが違うわけですから支払い方法なども変わってくるので注意点として考えてください。
そんなスマホ決済の種類とは、大きく分けて2種類あるのです。このスマホ決済の種類を覚えておかなけれれば、どのような方法で支払っていくのかが分からないままになりますので、スマホ決済を使うのであれば最初に種類を見極めておいてください。
それでは、スマホ決済の種類とは、どのようなものがあるのか紹介をしていきたいと思いますので参考にしてみてください。
種類
では、スマホ決済の種類とは、どういった種類があるのかを詳しく説明させていただきます。それぞれの支払い方法やメリット・デメリット、安全性が異なりますので、種類を覚えておくと今後スムーズに利用することができるでしょう。
それでは「非接触型決済」「非接触IC決済」「QRコード」「バーコード決済」の4つのスマホ決済の種類について一つ一つ解説していきたいと思いますので、どれが自分に合いそうな種類なのかを把握しながら参考にしてみてください。
非接触型決済/非接触IC決済
非接触型決済とは、スマホを店頭のレジにあるリーダー(専用端末)に直接かざして支払う方法です。クレジットカードや電子マネーとあらかじめ紐づけるので、手元にカードが無くても利用いただけるようになっています。
非接触型決済の主なサービスは、iD・QUICKPay(クイックペイ)・Suica・楽天Edy・nanacoなどがあります。非接触IC決済とは、スマホ自体にICチップが入っており、ここから発する無線電波を読み取り可能な専用の端末によって情報が読み取られます。
スマホに搭載された無線通信系の技術を使って、スマホに登録されたクレジットカードや電子マネーを用いて支払いを行うことを指します。非接触IC決済の主なサービスは、NFC・FelicaFelicaなどがあります。
QRコード/バーコード決済
つづいてのスマホ決済の種類は「QRコード/バーコード決済」です。QRコード決済は、QRコードやバーコードを表示させたスマホを店側に読み取ってもらうか、店側のQRコードやバーコードをスマホで読み取って決済する仕組みのものとなっています。
このQRコード/バーコード決済が今最も使われている「スマホ決済」の種類となっています。QRコード決済アプリへあらかじめお金をチャージしておいたり、クレジットカードのからの自動引き落とし設定にしたりすることで利用を行うことができます。
QRコード決済の主なサービスは、PayPay・LINE Pay・au PAYなどがあります。非接触IC決済に対応していないスマートフォンでも、QRコード/バーコード決済でスマホ決済を使うことができるというメリットがありますので、多く使われています。
「スマホ決済」の種類~仕組み~
ここからは、スマホ決済の種類一つ一つの仕組みについて解説をしていきたいと思いますので、これからスマホ決済を使おうと考えている人は、仕組みを理解しておくといいでしょう。
それぞれのスマホ決済の仕組みを知っておかなければ、どのような支払い方法をとればいいのかできなくなってしまいますので、自分が使いたいと思っているスマホ決済の種類の仕組みを良く確認する必要があります。
では、スマホ決済の種類の仕組みを説明をしていきたいと思います。
仕組み
スマホ決済には「非接触型決済」「QRコード決済」という2つの種類があると説明させていただきましたが、どのような支払い方法で仕組みがあるのか詳しく解説をしていなかったので、ここで仕組みを解説をしていきたいと思います。
では、スマホ決済では主流の非接触型決済とここ最近よく使われている。QRコード決済の仕組みについて理解をしておいてください。
非接触型決済の仕組み
非接触型決済の仕組みは、非接触型決済(非接触IC決済)は、スマートフォンに搭載された無線通信系の技術を使用して、スマホ内にあらかじめ登録されたクレジットカードや電子マネーを用いて支払いを行っていくという仕組みを取っています。
そして、無線通信系の技術にはNFCやFelica、Bluetoothなどが使われております。Apple PayやGoogle Payはこのようなスマホに登録された決済手段を管理するためのサービスであります。手元にクレジットカードがなくても利用できるのがメリットです。
QRコード決済の仕組み
つづいては、QRコード決済の仕組みを紹介していきます。QRコード決済の仕組みとは、最初にスマホで決済用のアプリを起動させまして、QRコードをスマホ画面に表示させておきます。スマホに表示したQRコードを、お店の端末で読み取ってもらいます。
あるいは、お店に設置してあるQRコードを、スマホで読み取るという2通りの手順のことをQRコード決済と言います。このスマホ決済の支払い方法は、最近よく使われるようになっていて手軽さと使い勝手にメリットがあり、どんどん普及しております。
支払い方法
スマホ決済の支払い方法の一覧
クレジットカード | チャージする金額分の電子マネーをクレジットカードで購入する |
銀行口座振替 | 電子マネーとしてチャージした銀行口座から直接引き落とされます |
ポイント | 貯まっているポイントを電子マネーに交換します |
現金 | お店で直接現金を渡して電子マネーと交換してチャージをします |
「スマホ決済」の種類~メリット~
それでは、ここからはスマホ決済のメリットについて紹介をしようと思います。スマホ決済のメリットには、さまざまなメリットを受けることができます。メリットがあるからこそ、どんどんスマホ決済がよく使われるようになったのです。
そんな便利なスマホ決済のメリットは、消費者側や店舗側にもメリットがあるのです。では、スマホ決済のメリットを一つ一つ説明をしていきたいと思います。
消費者側のメリット
スマホ決済のメリットは、消費者側にあります。消費者側がどのようなメリットを受けることができるのか3つほど紹介させていただきます。
セキュリティ/安全性が高い
スマホ決済にすることで、持ち歩く現金やカードが必要なくなりますので「セキュリティ/安全性」が高くなります。もし財布を無くす。クレジットカードを店員に渡したくないなどのセキュリティ/安全性を考慮すると、スマホ決済は便利なのです。
セキュリティ/安全性が高いと紛失や盗難に合うリスクが減ります。さらに、セキュリティ/安全性があるのであれば、どんどん気軽に利用する人も増えてくるでしょう。さらに、セキュリティ/安全性があるので遠隔から簡単に「利用停止」することもできます。
万が一スマートフォンを落とした場合も、セキュリティ/安全性が高いスマホ決済アプリを使うことで、不正利用の防止をすることができます。このように、スマホ決済はセキュリティ/安全性が高いといわれております。
現金を持ち歩く必要がない
セキュリティ/安全性が高いというメリットで説明しましたが、スマホ決済は「現金を持ち歩く必要がない」というメリットがあります。セキュリティ/安全性を高めることもできますし、財布を持ち歩かなくていいので荷物を減らすことができます。
さらには、財布を無くすこともなくなりますし現金で支払う際の手間が無くなることも期待できます。
割引やポイント還元がある
また、スマホ決済アプリで支払い方法を指定することでポイント還元を受けることもできます。ポイントの2重取りなども行うことができますので、お得に使うこともできます。
また、スマホ決済アプリによっては、独自の割引クーポンを発行していることもありますので要チェックしておくといいでしょう。日常的にスマホ決済アプリを使っていけば、割引やポイント還元でお得に日常を送ることができますので使ってみてください。
店舗側のメリット
つづいては、スマホ決済を使う店舗側のメリットについても紹介をしていきたいと思います。利用者側だけではなく、店舗側にもメリットがあるのです。
初期コストが低い
スマホ決済を使う店舗側のメリットとしては「初期コストが低い」ということがあります。クレジットカード決済をするためには、専用端末の値段が高く初期費用がとてもかかりますが、QRコード決済であれば専用端末の値段がとても安いのです。
専用端末は、機種にもよりますが約4万円程度の価格であり、導入しやすいのです。
手数料が安い
また、スマホ決済の手数料がクレジットカードと比較して「安い」というメリットもあります。初期費用が安くて手数料も安いのであれば、気軽にスマホ決済を導入するべきです。
こういった背景がありますので、どんどんスマホ決済が使えるお店が増えてきているのです。
外国人観光客へ対応しやすい
海外では日本よりもキャッシュレス普及率が非常に高いです。特に、韓国や中国ではQRコード決済が国民全体に普及しております。現金よりもスマホ決済を使う人の方が多いという現状です。
そんな、外国人からすれば現金主義の日本で買い物をするのは不便で仕方がないです。しかし、スマホ決済に対応していれば「外国人観光客へ対応しやすい」というメリットがあります。外国人観光客の増加も期待できます。
「スマホ決済」の種類~デメリット~
では、ここからはスマホ決済のデメリットについて紹介していきたいと思います。メリットがあるように、スマホ決済にもデメリットがあります。スマホ決済を使うと受けてしまうデメリットについて説明させていただきます。
利用できない店舗もある
スマホ決済は便利でセキュリティ/安全性が高くお得に利用ができるとはいっても、まだまだ普及はしておらず対応していないお店がほとんどです。どんなお店でも使えるとは限らないのです。
現金だけを取り扱っているお店も今現在ありますし、そもそもスマホ決済の機器を導入していないお店もあります。ですから「利用できない店舗もある」というデメリットがあります。
初期設定が必要
つづいてのスマホ決済のデメリットは「初期設定が必要」ということです。初期設定が必要ということは、店員さんの覚えなければならないことが増えてしまうというデメリットがあります。
専門的な知識が必要になる場合もありますので、お店側にはデメリットがあります。また、利用者側もスマホ決済を使う場合にアプリを導入したり、紐づけしたり機種変更する際の移行手順だったりと複雑な操作があるというデメリットもあります。
スマホ決済アプリには、それぞれ設定などの項目が違うため把握をしておかないとデメリットになるかもしませんので、気を付けてください。
「スマホ決済」の注意点
それでは、スマホ決済を使う場合の注意点についても説明させていただきます。注意点をしっかり把握をしておかないと使えない可能性がありますので、注意点を見極めておいてください。
では、スマホ決済を使用する場合の注意点を4つほど紹介をしていきたいと思います。
注意点
スマホ決済を使用する場合の注意点は「充電切れに注意」してください。充電が切れてしまうと、基本的にスマホ決済は使えないです。注意点としては、スマホ決済を使う場合は電池の残量に気を付けて使っていかなければなりません。
つづいての注意点は「スマホにパスワードや生体認証を設定」するです。設定しておかないと紛失したときに不正利用される可能性があります。また、iPhoneの場合は「iPhoneを探す」、Androidの場合は「端末を探す」を設定しておいてください。
また、最後の注意点ですが、スマホ決済は画面に傷が入っていたり割れていたりすると読み取ることができないので、画面割れには注意をしておいてください。
「スマホ決済」の種類~主なアプリ一覧~
ここからは、スマホ決済を使える主なアプリについて紹介をしていきたいと思います。スマホ決済アプリは、それぞれ特徴が違いますので、自分に合ったものを見つけて選んでみてください。それでは、スマホ決済アプリをまとめてみます。
PayPay
PayPayは、スマホ一つで簡単・お得にお支払いができるアプリです。100億キャンペーンで一時期話題になったスマホ決済アプリです。利用ユーザー数は現在1000万人を突破しております。
特徴
PayPayは、PayPay残高、Yahoo!マネー、クレジットカードからお支払いできます。PayPay残高は、銀行口座から簡単にチャージできます。お店の人にPayPayアプリのバーコード画面を提示して支払うことができます。
向いている人
PayPayが向いている人は、「Yahoo!JAPANカード」を持っている人や「ヤフオク」をよく使う人。ソフトバンクユーザーにおすすめします。
LINE Pay
つづいてのスマホ決済アプリは「LINE Pay」です。LINE PayはあのLINEが提供しているスマホ決済アプリとなっております。
特徴
LINE Payの特徴は「LINE」のインターフェイス画面から「LINE Pay」をそのまま使うことができますので、使いやすいです。ほぼ毎日、定期的にお得なクーポンやキャッシュバックサービスが送られてきます。
向いている人
LINE Payが向いている人は「普段からLineを使う人」「友人と食事に行って割り勘をする人」「キャンペーンが好きな人」などです。
楽天ペイ
楽天ペイというスマホ決済アプリは、あの楽天が運営しています。お持ちの楽天IDでスムーズに登録をすることができますので、普段から楽天ショッピングなどをご利用されている方は便利なスマホ決済アプリです。
特徴
楽天ペイの特徴は、ネットショッピングで貯めた「楽天スーパーポイント」を貯めること使うこともできます。もちろん期間限定ポイントも使えます。
向いている人
楽天ペイが向いている人は「楽天カードをメインで使用している人」「楽天IDを持っている人」「楽天市場でよく買い物をする人」です。
メルペイ
つづいて紹介をする。スマホ決済アプリは「メルペイ」です。メルカリが提供しているメルペイで実際のお店でのキャッシュレス決済が行えます。
特徴
メルペイの特徴は、メルカリの売買で入手したポイントを使って、実店舗で買い物できるという特徴があります。メルカリの売上金がお店で使えますので、便利に使うことができます。メルカリの売上金がなくても、銀行口座から簡単にチャージ可能です。
日本全国のコンビニや飲食店、ドラッグストアで利用することができます。
向いている人
メルペイが向いている人は、「メルカリを普段から利用している人」「メルカリの売上金を持っている人」となります。
Origami Pay/オリガミペイ
つぎに紹介をする。スマホ決済アプリは「Origami Pay/オリガミペイ」です。日本国内で一番初めに「QRコード」決済を開始したのが、Origami Pay/オリガミペイとなっています。
特徴
Origami Pay/オリガミペイの特徴は、即時その場で割引。おトクにお買いものができるという特徴があります。常にいろいろな店舗で活用できるキャンペーンを展開しておりますので、普段よりもお安くお買い物ができます。
全国のファミリーマートなどで利用することができます。
向いている人
Origami Pay/オリガミペイが向いている人は「その場で割引されたい」「お得なクーポンを毎日欲しい」「アプリが使いやすいものがいい」という人です。
pring/プリン
ここから紹介をする。スマホ決済アプリは「pring/プリン」です。pring/プリンは、相手にスマホでメッセージを送るような感覚で、簡単にお金のやりとりができるアプリとなっています。
pring/プリンは、株式会社pringが運営するスマホ決済サービスであり、友達同士でお金を送金することが可能なアプリとなります。
相手にスマホでメッセージを送るような感覚で、簡単にお金のやりとりができるアプリです。もちろんお店で会計するときも、スマホをかざすだけでサッと便利。
特徴
pringの特徴とは、キャッシュレス決済アプリですが、お金のコミュニケーションアプリとも呼ばれています。その理由とは、「メッセージを添えて送金できる」という機能があります。
メッセージと一緒に、個人間送金や受け取りをすることができますので、お礼を一言添えられるというメリットがあります。個人間送金や受け取りというコミュニケーションのない簡単な操作では、伝えれないことが多すぎます。
ですから、感謝の気持ちや何のために個人間送金をするのかを明確にできるため、pringはお金のコミュニケーションアプリと言われています。
向いている人
pring/プリンが向いている人は「友達にお金を送金したい」「メッセージを添えて送金する」「1円単位で支払いしたい」という人です。
「スマホ決済」の種類~アプリの比較~
ここからは、スマホ決済アプリの比較をしていきたいと思います。スマホ決済アプリはそれぞれ特徴が異なりますので、比較をしてどれがいったい自分に合っているスマホ決済アプリなのか見極めることが大切になってきます。
スマホ決済アプリによって、ポイントの還元率が異なりますのでよりお得に使うには還元率が良いものを選ぶといいでしょう。それでは、スマホ決済アプリの比較を行っていきますので、還元率などを見て参考にしてみてください。
各アプリの比較
スマホ決済サービスの還元率を一覧表で比較
アプリ名 |
還元率 |
PayPay |
・最大3% |
LINE Pay |
・0.5〜2% |
メルペイ |
・ポイント還元無し |
楽天ペイ |
・0.5% |
au PAY |
・0.5% ・auスマートパスプレミアム会員の場合は1.5% |
d払い |
・ネットでの利用で1% ・実店舗での利用で0.5% |
ファミペイ |
・0.5% |
Origami Pay |
・3%(※〜9/30) |
Apple Pay |
・ポイント還元無し |
Google Pay |
・ポイント還元無し |
ゆうちょPay |
・ポイント還元無し |
セブンペイ |
・0.5% |
pring |
・ポイント還元無し |
まとめ
以上が、「スマホ決済」の種類/仕組みをくわしく解説!の記事でした。スマホ決済は、どんどん便利になっております。最近では、消費税の2%増税に伴い、支払額の5%。あるいは2%をポイントやキャッシュバックで還元する施策が打ち出されています。
ですから、これからはスマホ決済アプリを使わなければ、より損をする時代になってきますので、本日紹介をした。スマホ決済アプリを使ってみてください。それでは、この記事を参考にして、スマホ決済の仕組みや種類を理解しておいてください。