マメタスとトラノコの違いは?メリット・デメリットを比較!

同じ仕組みの資産運用アプリ、”マメタス”と”トラノコ”は、どちらを利用するのが良いのでしょうか?今回の記事では、マメタスとトラノコのメリット・デメリットをそれぞれ比較していきたいと思います。どちらを利用するかお悩みの方はぜひ参考にしてください。

マメタスとトラノコの違いは?メリット・デメリットを比較!のイメージ

目次

  1. 1マメタスとトラノコの仕組み
  2. クレジットカード/電子マネーでおつりを積立
  3. マメタスとトラノコの仕組みはほぼ同じ
  4. 2マメタスとトラノコの違い~提携金融機関~
  5. マメタスが提携している金融機関
  6. トラノコが提携している金融機関
  7. 3マメタスとトラノコの違い~運用スタイル~
  8. マメタスの資産運用
  9. トラノコの資産運用
  10. 4マメタスとトラノコの違い~初期費用~
  11. マメタスの初期費用
  12. トラノコの初期費用
  13. 5マメタスとトラノコの違い~メリット~
  14. マメタス
  15. トラノコ
  16. 6マメタスとトラノコの違い~デメリット~
  17. マメタス
  18. トラノコ
  19. 合わせて読みたい!マネーに関する記事一覧

マメタスとトラノコの仕組み

気軽に投資ができるサービスとして、”マメタス”と”トラノコ”は有名です。しかし、どちらも仕組みが似ているため、「どっちを利用した方が効率良く積立が出来るの?」とお悩みの方も居るでしょう。

今回の記事では、マメタスとトラノコのメリット・デメリットを”比較”していきたいと思います。マメタスとトラノコの違いをこの記事で把握し、自分にとって適したサービスはどちらなのかを確認していきましょう。

具体的な仕組みや提携先、対応している金融機関などを確認していきましょう。以下リンクは、マメタスとトラノコの公式サイトになります。リンク先を合わせてご確認ください。

マメタス おつりでコツコツ資産運用 by WealthNavi
おつりで投資 トラノコ | 長期分散投資アプリ

クレジットカード/電子マネーでおつりを積立

マメタス、トラノコと言えば、クレジットカードやその他電子マネーで買い物をした時に発生した”おつり”を積立ていくという仕組みで投資ができるサービスです。クレジットカード・電子マネーで買い物をよくおこなう方にとってはおすすめ。

投資と言えば、大きな額を一度に投資するといったイメージもあり、”敷居が高い”印象がこれまではありました。しかし、マメタスとトラノコはそんな敷居の高い印象を激変させました。

おつりで投資をおこなうため、大きな額を一気に投資するわけではないのがポイントです。手軽にコツコツと投資が出来るサービスとして、近頃では注目を集めています。

マメタスとトラノコの仕組みはほぼ同じ

上記の仕組みで稼働するマメタスとトラノコですが、「”仕組み”でこの2つに大きな違いはないの?」という点が気になる方も多いでしょう。結論を言うと、この2つの仕組みは”ほぼ同じ”です。どちらも同じ仕組みで投資をおこなっていきます。

もちろん、使用するアプリの雰囲気や初期費用等は異なりますが、基本的な仕組みは同じ。クレジットカードと電子マネーによる買い物から発生したおつりを積立ていきます。

マメタスとトラノコの”仕組み”についてをまずは紹介していきました。クレジットカード・電子マネーによるおつり投資は、コツコツと続けることができて投資のハードルが低くなったと評判も良いです。継続することに意味のあるサービスと言えます。

しかし、仕組みが同じとなると「マメタスとトラノコ、どっちを使うのが良いの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。仕組みが同じなら、別の点を比較して決めるほかありません。次の項目からは、マメタスとトラノコの比較をおこなっていきます。

比較のポイントは、メリットやデメリット。そして提携している金融機関等です。これらの違いを確認していくことで、自分にとって適しているサービスがどちらなのかが見えてくるかと思います。ぜひ下記からの内容を参考にしてください。

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マメタスとトラノコの違い~提携金融機関~

上記では、マメタスとトラノコの”仕組み”についてを紹介しました。クレジットカード・電子マネーによるおつり投資以外の違いが気になるところです。この項目からは、マメタスとトラノコの違いを徹底解説していきます。

まずは、マメタスとトラノコの違いのひとつである”提携金融機関”についてを確認していきます。マメタスとトラノコは、提携金融機関がそれぞれ異なります。自分が使用する際は、この提携金融機関が選ぶポイントとなるでしょう。

下記項目で、マメタスとトラノコが提携している金融機関を確認しましょう。

マメタスが提携している金融機関

マメタスとトラノコの違いは?・マメタスアプリのアイコン

マメタスの提携金融機関は以下のとおりです。また、それぞれで優遇特典も異なってくるようです。詳細も合わせて確認しましょう。

サービス 金融機関 優遇特典
WealthNavi for 住信SBIネット銀行 住信SBIネット銀行 資産評価額に応じて、引出手数料と振込手数料の無料回数が増加
※住信SBIネット銀行のスマートプログラムに対応
WealthNavi for ソニー銀行 ソニー銀行 資産評価額に応じて、Sony Bank WALLETのキャッシュバック率や振込手数料等を優遇
※ソニー銀行の優遇プログラム Club Sに対応
WealthNavi for 横浜銀行 横浜銀行 振込手数料無料で証券口座への入金が可能
主に”住信SBIネット銀行”とタッグを組んでいる

トラノコが提携している金融機関

マメタスとトラノコの違いは?・トラノコアプリのアイコン

トラノコの提携金融機関は以下のとおりです。確認しましょう。

トラノコの提携金融機関
ほぼすべての金融機関に対応 トラノコでは毎月の引き落とし口座はほぼすべての金融機関に対応しているため、新しく口座を作る必要はない。
主に”セブン銀行”とタッグを組んでいる
マメタスとトラノコの提携金融機関をそれぞれ紹介しました。マメタスは提携している金融機関が”限られている”ため、対応している口座を持っていなかった場合は改めて開設する必要があります。

しかし、それに伴って優遇特典も発生するので、メリットのひとつでもあり、デメリットのひとつにもなると言えるでしょう。それに対し、トラノコは”ほぼすべての金融機関”に対応しているので、口座開設などの手間がありません。

どちらをメリットとして見るか、個人で差はあるかと思います。まずはこの金融機関の違いを、比較をおこなうポイントとして覚えておきましょう。

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マメタスとトラノコの違い~運用スタイル~

上記ではマメタスとトラノコの提携金融機関の違いを確認しました。対応している金融機関、またタッグを組んでいる主な提携金融機関はそれぞれ把握することができたでしょうか。

この項目でも引き続き、マメタスとトラノコの違いを比較していきます。次に比べるのは、”運用スタイル”です。クレジットカード・電子マネーの買い物で発生したおつりを積立ていくという仕組みは同じですが、運用スタイルは異なります。

運用スタイルに関しては大きく方針が違ってくるので、ここも比較したいポイントのひとつ。下記でそれぞれの違いをしっかりと確認していきましょう。

マメタスの資産運用

まずはマメタスの運用方針についてです。マメタスの運用は、ロボアドバイザーである”ウェルスナビ”が自動でおこなっていきます。

マメタスの運用方針について
アプリ マメタス(ウェルスナビ)
選べる種類 1つのみ
組入比率 個人に応じて個別設定
投資先 海外ETF
為替ヘッジ あり

トラノコの資産運用

トラノコの運用方針です。トラノコは、投資信託である”トラノコファンド”が運用を担当することになります。投資先等がマメタスと違うので、確認しましょう。

トラノコの運用方針について
アプリ トラノコ(トラノコファンド)
選べる種類 3種類
組入比率 3つのみ
投資先 国内・海外ETF
為替ヘッジ なし
マメタスとトラノコの資産運用方針についてを紹介しました。表を見てみると、それぞれのポイントがほぼほぼ異なっていたかと思います。選べる種類や組入比率など、違いをポイントごとに確認しておきましょう。

運用をおこなう上での投資先や、為替ヘッジの有無等は特にチェックしておきたいポイントかと思います。人によってはこれらの違いがメリット・デメリットに関係してくるところだと思います。

次の項目では、マメタスとトラノコの”初期費用”の違いを確認していきたいと思います。

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マメタスとトラノコの違い~初期費用~

上記では、マメタスとトラノコの資産運用方針についてを表で確認しました。それぞれの違いは確認できたでしょうか?運用方針も比較のポイントとして参考にしてください。

この項目では、マメタスとトラノコの”初期費用”についてを紹介していきます。こういった投資系サービスは、初期費用がかかる場合が非常の多いです。そのため、始めるとなったら初期費用の準備をしなければなりません。

この項目でマメタスとトラノコの初期費用を確認し、始めるのであればまずいくら用意しなければならないのかを確認しましょう。詳細は以下のとおりです。

マメタスの初期費用

まず、マメタスの初期費用は”30万円”です。さらに細かい詳細を以下表で確認してください。

マメタスの初期費用
WealthNavi for 住信SBIネット銀行を始めるために当初30万円以上の入金
WealthNavi for 住信SBIネット銀行の積立設定を
最低1万円以上行う必要がある(年換算12万円)
毎月のお釣り分の投資
初期費用として約32万円・1年目の合計投資額で50万円程度が必要

トラノコの初期費用

続いては、トラノコの初期費用についてです。トラノコは初期費用自体は掛からないものの、サービスの利用に”月額手数料300円”がかかります。

トラノコの初期費用
月額手数料300円(年換算3,600円)
毎月のお釣り分の投資
最低限必要な資産が設けられていないため、資金が少なくても開始はできる
マメタスとトラノコの初期費用の違いを確認しました。表でみると、初期費用には大きな違いがあるようです。マメタスの初期費用は高くはあるものの、使用するアプリは無料。また、運用に関しては初期費用の方が高いマメタスの方がメリットが有利です。

トラノコの場合は、非常に少ない資金だと中々運用が難しく、そこから資金を伸ばしていくのは地道な努力が必要となります。そのことを考えると、本格的に資産運用をおこないたいなら”マメタス”の方がメリットは高いかと思います。

この初期費用の違いについては、どちらをメリットとしてとるかという点が個人で変わってくるかと思います。初期費用が少ない=良いという訳ではないことを覚えておきましょう。

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マメタスとトラノコの違い~メリット~

上記では、マメタスとトラノコそれぞれの”比較”をおこないました。同じ仕組みのクレジットカード・電子マネーからおつりを積立ていくサービスですが、明確な違いは多く存在しました。

次は、マメタスとトラノコを利用する上での”メリット”をご紹介します。それぞれでメリットも異なりますので、どちらのメリットが自分にとってより大きく働くかを確認していきましょう。

マメタス、トラノコのメリットは以下のとおりです。詳細をご覧ください。

マメタス

まずはマメタスのメリットからです。マメタスは、おつり投資だけど”そこそこ本格的な資産運用”ができることや、”ロボアドによる自動運用”がメリットとして挙げられます。詳細は以下のとおりです。

気軽に本格的な投資をはじめられる

初期費用はかかるものの、その初期費用があるからこそ、そこそこ本格的な資産運用が始めることができるのです。クレジットカード・電子マネーからのおつり積立は、少額からのスタートということもあり本当に地道な積立が必要となります。

マメタスであれば初期費用さえどうにかなれば、後はロボアドに任せるだけの資産運用なのでその辺りを考えると非常に気楽な投資であると言えるのではないでしょうか。

ロボットによる自動運用

マメタスとトラノコの違いは?・ロボアド自動運用の説明画像

そして、マメタスのメリットとして”ロボアドによる運用”もチェックしておきたいポイント。マメタスの資産運用は、ロボアドによって自動でおこなわれます。データを分析し、投資のタイミング等を決めてくれるのでとても気楽。

投資に関する知識がない方でも、気軽に始めることができるのが強いメリットです。このロボアドの運用も精度は良いらしく、自分であれば大きな損になっていたかもしれない状況を最低限に抑えてくれるなど、良い口コミが多く上がっています。

トラノコ

トラノコのメリットとして挙げるのは、”ほぼすべての金融機関に対応している”ことと、”初期投資が不要”なことです。これらの詳細を、下記で確認していきましょう。

ほぼすべての金融機関に対応している

マメタスの対応している金融機関は限られており、始めるにはわざわざ口座を開設しなければならない…ということも多いです。しかし、トラノコであれば”ほぼすべての金融機関に対応”しているため、口座開設の手間がありません。

自分の普段利用している金融機関に対応しているという点は、大きなメリットかと思います。手間もありませんし、安心できます。

初期投資が不要

マメタスとトラノコの違いは?・トラノコの申請ページ画像

比較項目でも挙げた、初期費用が要らないという点がメリットのひとつです。デメリットにもなり得るポイントではありますが、「投資に触れていたいけど、資産がない…」という方でも始められるのはありがたいポイントです。

資産が少ない場合、本当に地道な積立が必要とはなっていきますが、そういったコツコツとした積み重ねが苦にならない方にとっては気軽に始められて、良いメリットになるのではないかと思います。

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マメタスとトラノコの違い~デメリット~

上記では、マメタスとトラノコを利用する際のメリットを紹介しました。自分にとってどちらが大きくメリットとして働きそうか、比較はできたでしょうか。これまでに紹介した比較ポイントと合わせて確認してみてください。

最後に紹介するのはマメタスとトラノコの”デメリットについてです。メリットもあれば、デメリットも当然存在します。この項目でそれぞれのデメリットについても、しっかりと確認していきましょう。

マメタスとトラノコのデメリットは以下のとおりです。ご確認ください。

マメタス

マメタスのデメリットとして挙げるのは、”提携金融機関と連携アプリの少なさ”と、”初期費用の高さ”です。詳細を以下の項目で確認していきましょう。

提携金融機関/アプリの少なさ

マメタスのデメリットは、まず比較項目でも述べた”提携金融機関の少なさ”です。対応している金融機関が少ないため、マメタスの利用を迷う方も多いのではないでしょうか。優遇特典はメリットにもなりますが、手間がかかるのが難点です。

また、利用できる”家計簿アプリ”がひとつしかないのもデメリットとなるポイントです。マメタスは、”MoneyTree”という家計簿アプリとの連携が可能です。逆を言えば、そのアプリとしか連携ができません。

これらがマメタスを利用する上でのデメリットとなるポイントです。これらが気にならないという方は、初めてみても良いかもしれません。

初期費用がかかる

また、初期費用に結構な額がかかるのもデメリットとなるポイントです。30万円以上は必須なので、ある程度資金を貯めてからでないと利用できないのが難点。しかし、比較ポイントでも述べたとおり、これがメリットになることもあります。

初期費用があってこそ、本格的な資産運用が可能になるのは事実です。これをメリットと見るか、デメリットと見るかは人それぞれとなるでしょう。しかし、気軽に始められるか否かという点では”デメリット”となってしまいます。

トラノコ

続いては、トラノコのデメリットです。トラノコは、”運用先の選択肢が少ない”ことと、”利用手数料がかかること”がデメリットとして挙げられます。詳細は以下のとおりです。

運用先の選択肢が少ない

マメタスに比べると、トラノコの運用先は”少ない”です。そのせいか、トラノコの運用実績も少なく、下手をすると赤字になるといった声もチラホラ見られます。特に小資金から始めた方は赤字に陥ってしまいがち。

運用先が少ないと以前から言われていたのですが、2019年の今も運用実績は少なく、あまり進展は見られません。おつり投資なので仕方のないことかもしれませんが、マメタスと比べると本格的な資産運用には向いていないかもしれないのが事実です。

利用手数料がかかる

また、月に利用手数料がかかるのもデメリットとしてあげられます。マメタスに関しては、初期費用さえ払えばアプリは無料なため、月にかかる金額はおつり投資くらいのものになります。

トラノコは月額で300円かかるため、長く継続する方にとってはデメリットとなる可能性も。小資産から初めて”赤字”になってしまった…という場合には、300円であってもこの手数料は痛手となるかもしれません。

クレジットカード・電子マネーによるおつり投資は、中々シビアであることを覚えておく必要がありそうです。手数料についてはきちんと考慮して始めましょう。

クレジットカード・電子マネーによるおつり投資ができる、マメタスとトラノコの違いを紹介しました。それぞれのメリット・デメリットは確認できたでしょうか?

クレジットカード・電子マネーを利用して買い物するという方にとって、おつり投資は中々魅了的に見えるサービスかもしれません。しかし、同じ仕組みであってもそれ以外には大きな違いが出てきます。

きちんとそれぞれのメリット・デメリットや、運用についての違いなどは確認しておくのが重要なポイントです。大きな失敗をしないように、ぜひこの記事を参考に違いを確認してみてください。

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この記事のライター
夏石望央
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