トラノコの使い方!メリット・デメリットも解説!

おつりという気軽な気持ちで投資ができる「おつりで投資トラノコ」。スマホでの投資は使い方がわからないなどと敬遠していた資産運用初心者の方も含め、ここではトラノコの使い方や機能はもちろん、メリット・デメリットも紹介していきます。

トラノコの使い方!メリット・デメリットも解説!のイメージ

目次

  1. 1トラノコとは
  2. おつりやポイントで投資ができるサービス
  3. 2トラノコの始め方
  4. 始める手順
  5. 3トラノコの使い方
  6. トラノコ投資のやり方
  7. 投資対象
  8. その他の機能
  9. 4トラノコのメリット/デメリット
  10. メリット
  11. デメリット
  12. トラノコの学割
  13. おわりに
  14. 合わせて読みたい!得する情報に関する記事一覧

トラノコとは

「おつりで投資トラノコ」とは買い物をする際に発生したおつりを投資に変えるフィンテック(IT金融サービス)で、TORANOTEC株式会社が提供しています。

クレジットカードや電子マネーなど、オンラインでお金のやりとりをすることが当たり前の時代になったと同時に、スマホで簡単にお金の投資ができるサービス機能が増えてきました。トラノコもそのひとつになります。

おつりやポイントで投資ができるサービス

トラノコでは、買い物をする際に発生する端数を「おつり」とし、その金額やトラノコと提携しているポイントで投資をすることができます。

おつりの設定ができるのは主にクレジットカードや電子マネー、買い物をした時につくトラノコと提携しているポイント、銀行口座の引き落としなどが投資金の対象になります。

これらのアカウントをトラノコに登録しておけば、発生したおつりがトラノコの取得おつりデータとして取得され自動更新されます。

さらに投資したい取得おつりデータの額を5円から1円単位で上限を決めることもできます。

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トラノコの始め方

まず、トラノコサイトに登録、口座を開設するところから始めていきます。スマホやPCでの登録が可能ですので、ここでは登録の方法を説明します。

始める手順

口座の開設の際に身分証明証のアップロードやマイナンバーの入力が必要になりますが、登録の方法はとても簡単です。

トラノコの登録

トラノコ新規登録

下記のリンクからトラノコにアクセスし、上画像にある「新規登録」をタップします。

おつりで投資 トラノコ | 長期分散投資アプリ

投資口座申し込み

トラノコ口座開設

生年月日を入力し、「口座開設」をタップします。

ステップ1.氏名、携帯番号、メールアドレス、パスワード設定

氏名、携帯、メールアドレス、パスワード入力画面

氏名、携帯番号、メールアドレス、パスワード設定項目画面がありますので、それぞれ入力します。

ステップ2.住所、職業など

住所、職業入力画面

次に住所、職業項目を入力します。

ステップ3.資産情報

資産情報入力画面

取引の動機や投資の目的など、自身の資産状況を入力します。

ステップ4.反社会的勢力でないことを確約

反社会的勢力でないことを確約画面

「反社会的勢力でないことを確約する」にチェックします。

ステップ5.本人確認書類をアップロード

本人確認書類アップロード画面

本人確認書類を写真で撮影してアップロードします。マイナンバー入力はここで省いても構いません。

ステップ6.入力項目の確認

入力確認画面

すべての入力項目を確認したら「申し込む」をタップします。

申し込み完了画面になったら受付番号が表示されます。これがトラノコをログインする時のログインIDになります。

トラノコのアプリインストール

トラノコのアプリインストール

すべての入力を終えて登録が完了したら、トラノコのアプリをインストールします。

トラノコへのログイン

トラノコログイン

画面にいき、IDとパスワードを入力したあと「ログイン」をタップします。次は未登録項目を埋めていきます。

おつりデータ取得設定

おつりデータ取得画面

「おつりデータ取得設定」とは、通常の買い物をした際に発生するおつりデータを取得するための設定です。その方法は「トラノコおつり捕捉サービス」にアカウントを作る必要があります。

ちなみにトラノコと連携している家計簿アプリ(マネーフォワード、zaim)のアカウントを取得している場合は、IDの連携だけでアカウントを作る必要はありません。

クレジットカード等の登録

クレジットカード等の登録画面

「トラノコおつり捕捉サービス」に、おつりデータを捕捉するクレジットカードなどを登録します。登録したあと、トラノコにおつりデータが反映されたと同時に登録が完了しますが、データの反映までに少し時間がかかります。

ちなみに家計簿アプリのIDを連携している場合、家計簿アプリにクレジットカードなどを既に登録させてあるため、この工程は不要です。

しかし投資に回すおつりを増やすためにも、クレジットカードなどの登録を増やすことはトラノコも推奨しています。

ファンド選択

ファンド選択画面

投資対象となるファンドを3つの中から選びます。ファンドの詳細は目次の「トラノコの使い方」にある「投資対象」に記載しています。

お引き落とし口座設定

引き落とし口座設定画面

投資(おつり)資金が引き落としされる口座を設定します。毎月6日に設定した口座から取得された投資(おつり)資金が引き落とされ、6日が休日・祝日の場合は翌営業日が引き落とし日になります。

トラノコはすべての金融機関に対応しており、即時に設定が完了しますが、みずほ銀行は登録から設定完了まで2週間ほどの時間を要します。

マイナンバー設定

マイナンバー設定画面

投資口座申し込みの段階で既にマイナンバーを登録している場合は、こちらの工程は不要です。トラノコ側からの承認が下りて初めて設定完了となりますので、しばらく待つ必要があります。

簡易書留 確認番号入力

確認番号入力画面

投資口座の申し込みが完了したら、数日程度で簡易書留が登録した住所に送付されます。そこに記載されている「確認番号」をアプリ上で入力します。

ちなみに確認番号を入力しなくても、簡易書留受領した数日後に自動的に入力され手続きは完了します。

登録完了で200円プレゼント

200円プレゼント画面

データがすべてそろい、登録が完了したらトラノコ側から200円のプレゼントがもらえます。以上がトラノコで投資をするための準備方法です。

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トラノコの使い方

口座を開設したらさっそく投資してみましょう。初期設定やカードの登録など慣れない人にとっては面倒ではありますが、登録してしまえばあとは通常使用しているクレジットカードと同じように使うことができます。

ここではトラノコの基本的な使い方の方法を説明します。

トラノコ投資のやり方

使い方のひとつとしてはまず「おつり」となる金額を設定します。「おつり」は100円単位、500円単位、1000円単位と設定することができます。

トラノコでは、登録したクレジットカードや提携している家計簿アプリ、あるいは銀行口座から買い物などで決済がされると自動的に購買データがアプリに表示されます。

設定した金額から購買金額を引いた金額が「おつり」とされます。この「おつり」を買い物のたびに投資にすることもできますし、あらかじめ自動的に投資に回すように設定する機能もあります。

毎月の流れ

運用スケジュール画面

買い物のたびに取得された投資に回るおつりですが、実際に投資に回るのは月に1回です。毎月27日前後が前月の投資額締め日となり、翌月の6日に取得されたおつりデータの同額がトラノコを登録した際に設定した口座から引き落とされます。

毎月14日前後から引き落とされた投資額が運用され、運用日が決定し、これらの通知データはすべてアプリに表示されます。

出金のやり方

出金

出金の使い方は上画面にある「出金」をタップします。出金のリクエストはいつでも可能ですが、リクエストしてから8日間は新たに出金のリクエストをすることができません。

出金リクエストがあった翌営業日に出金額が確定し、確定した出金額から月額手数料300円(税込)を引いた金額があらかじめ登録しておいた引き落とし口座に着金(送金)されます。

ファンド変更のやり方

ファンド変更リクエスト

ファンド変更の使い方は、ファンド情報のページで現在運用しているファンド以外のファンドを表示すると「ファンド変更リクエスト」が表示されるのでタップします。

ファンドの変更が可能なのは月に1回のみとなります。変更をするとその後の運用日が表示されます。

変更する時点で利益が出ている場合は、ファンド変更ごとに税金が課せられてしまうというデメリットが生じますので、頻繁なファンド変更は推奨されていません。

投資対象

トラノコでは自社が提供する3つのファンドを投資対象としています。それぞれ許容するリターンとリスクの度合いに分かれており安定重視か、バランス重視か、リターン重視かで使い方を決めることができます。

どのファンドでも世界中の株式や債券、不動産などの資産に広く分散投資しており、自社のファンドマネージャーが適切なリスク管理のもと運用をする方法になっています。

リスクを抑えることを重視した小トラ(トラノコ・ファンドⅠ)

小トラ

小トラとは投資が初めての方、リスクを最小限に抑えたい方向けのファンドです。

小トラの資産構成割合

上図を見てみると小トラは、投資先は債券など比較的リスクが低い資産を対象とした割合が高くなっています。

小トラと大トラの中間に位置する中トラ(トラノコ・ファンドⅡ)

中トラ

中トラとはフィンテックをやったことがある、あるいは小トラに慣れてきた人などに向いているファンドです。

中トラの資産構成割合

上図を見てみると中トラは債券の他に比較的リスクの高い株式の割合を対象としたものも増えてきているのがわかります。

大きなリターンを重視した大トラ(トラノコ・ファンドⅢ)

大トラ

大トラとは、資産運用に慣れている、あるいは投資額が大きい人向けのファンドです。

大トラの資産構成割合

上図を見てみると大トラは、比較的リスクの大きい株式を対象とした割合が高くなっています。

その他の機能

トラノコアプリ内でいずれかのアカウントを選ぶことにより、ANAのマイルが毎月自動的に溜まる機能や、その他nanacoやdポイントクラブの毎月のポイントが自動的に加算されるサービス機能があります。

また、トラノコの投資回数などの投資実績に応じて、所定金額分の投資資金がプレゼントされるお祝い機能もあります。

臨時収入の際に投資の金額を追加

トラノコは、ちょっとした臨時収入があった際に投資の金額を自由に追加することができる「おつり投資の追加」の機能があります。

ポイント分を投資に回す

トラノコでは、買い物で取得した提携ポイントを投資に回す「ポイントで投資」ができる機能もあります。

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トラノコのメリット/デメリット

トラノコに限らずどの金融サービスにもメリット・デメリットはありますが、ここではトラノコのメリットとデメリットを説明します。

メリット

トラノコのメリットは数多くあります。

1.ほぼ全ての金融機関に対応しているので、専用の口座が不要
2.3つの設定リスクを選ぶことができ、変更も可能
3.トラノコと連携しているカードが豊富
4.おつりの投資を自動的に設定したり、買い物をする毎におつりを投資に回すか決めることができる
5.投資の追加ができる

投資をするとなると、どうしても構えてしまい「リスク」を恐れるあまり手が出せない人も多いと思いますが、トラノコはその「リスク」のハードルが低く、なおかつ気軽に始めやすいということです。

持っているスマホひとつで、しかも「おつり」という意識で気軽に投資ができるのは最大の魅力と言えるでしょう。

トラノコでは、ほぼ全ての金融機関に対応しているので、お持ちの口座をトラノコの口座として開設することが可能です。

デメリット

いくつかデメリットの項目をあげていくと、

1.運用報酬が0.3%(税抜き)で利用手数料が月額300円(税込み)
2.投資額が低いと手数料が高く感じる
3.おつりという少額投資なので、ある程度続けないと利益を感じにくい
4.クレジット決済や電子マネーに慣れていない人は馴染みにくい

運用報酬とは、投資する側が投資信託の運用に対して報酬を支払うことを指します。この運用報酬はトラノコに預けている純資産の0.3%がその対象になります。

利用手数料は登録から最初の3ヶ月間は無料ですが、それ以降は月額300円(税込)でトラノコに預けている純資産とは関係なく一律になります。

また、様々な機能がありますのでクレジットカードや電子マネーを普段使ったことがない人にとっては、その使い方や機能に慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。

手数料率

もうひとつのデメリットとしては、この利用手数料一律月額300円(税込)という金額ももちろんですが、手数料率で計算するとデメリットの詳細が見えてきます。

【年間5万円で運用するケースの手数料率の場合】
■運用手数料:5万円×0.3×0.18=162円
■月額手数料:300×12か月=3,600円
(162円+3,600円)÷5万円×100=年7.524%

となり、類似した投資サイトと比べると割と高めというデメリットが生じます。ある程度投資額を増やして続けることをしなければ利益を感じにくいかもしれません。

トラノコの学割

トラノコでは「トラノコ学割U22」というシステムがあります。「トラノコ学割U22」とは23歳未満の学生を対象としたサービス機能で、この対象に入る方は利用手数料月額300円(税込)がずっと免除されます。

しかし、あくまでも学生を対象としていますので職業欄に「学生」かつ大学、短期大学、高等専門学校、各種専門学校、高等学校のいずれかに在籍している場合に限ります。

また「トラノコ学割U22」を受ける方法は学校名と学籍番号が必須になります。

おわりに

「おつり」という少額投資を対象としたトラノコですが、やはり投資という意味では他の資産運用と同じでコツコツ続けていくことが最も大切と言えるでしょう。そうすることでデメリットの部分が軽減され、利益を増やしていくことができます。

また、TORANOTEC株式会社は堅実な運営をしており、投資資金は信託銀行に分別管理されています。万が一TORANOTEC株式会社が破綻することがあっても、投資資金は全額保護されます。

投資や資産運用初心者こそ、ぜひおつりで財産を増やしていくという方法で「おつりでトラノコ」を始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
ハシタカ アカネ