2020年06月24日更新
【iPhone】カメラでフレームの外側も含めて写真を撮影する方法!
当記事では、iPhoneのカメラでフレームの外側も含めて写真を撮影する方法をご紹介します。写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影をオンにする手順やカメラの設定、編集の流れ等を記載していきます。iPhoneユーザーの方はぜひ参考にしてください。
目次
- 1【iPhone】カメラでフレームの外側も含めて写真を撮影する方法~事前準備~
- ・写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影をオンにする手順
- 2【iPhone】カメラでフレームの外側も含めて写真を撮影する方法~カメラ設定~
- ・写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影する手順
- 3【iPhone】カメラで撮影した写真をフレームの外側も含めて編集する方法
- ・フレームの外側を含めて撮影した写真を編集する手順
- 4【iPhone】カメラでフレームの外側も含めて写真を撮影出来ないときの対処法
- ・「写真のフレームの外側を含めて撮影」のオンを確認
- ・iPhoneストレージの空き容量を確認
- ・iPhone本体のアップデートを確認
- ・iPhone本体を再起動
- 5【iPhone】カメラでフレームの外側も含めて写真を撮影可能な端末
- ・フレームの外側を含めて撮影可能な端末
- ・カメラスペック比較表
- ・まとめ
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
【iPhone】カメラでフレームの外側も含めて写真を撮影する方法~事前準備~
当記事では、iPhoneのカメラ/写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影する方法をご紹介致します。iPhoneの一部端末では、フレーム外側を含めた撮影。また編集が可能です。
iPhoneのカメラアプリの扱い方、また設定方法を知りたい方はぜひ当記事の内容をご参考ください。この撮影が出来ない場合の対処法等も記載しておりますので、そちらもぜひご確認ください。
まずは写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影するための、”事前準備/設定”に関する情報から記載していきたいと思います。詳しい手順を以下の項目でご確認ください。
写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影をオンにする手順
写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影をオンにする具体的な手順は、以下のとおりになります。画像付きで解説していきますので、順を追ってご確認ください。
「設定」アプリを起動
まずは事前準備のために、iPhoneの「設定アプリ」を起動させます。
「カメラ」をタップ
設定アプリを開いたら、設定項目の中にある「カメラ」をタップで選択してください。カメラの設定画面から、準備をおこなっていきます。
カメラの設定画面が表示
上記画像が、iPhoneのカメラの設定画面になります。写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影したい場合は、ここでまず設定を変えていく事になります。
「フォーマット」をタップ
まずは、カメラの設定画面から「フォーマット」の項目タップで選択します。
「高倍率」をタップし「カメラ」をタップして戻る
フォーマットの設定画面で、カメラ撮影を「高効率」に設定してください。”写真のフレームの外側を含めて撮影をオン”にする設定を後々行うために、必要な設定になります。終わったらカメラの文字をタップして元の画面に戻ります。
「写真のフレームの外側を含めて撮影」をオン
元の画面に戻ったら、フォーマットの下にある「写真のフレームの外側を含めて撮影」という箇所をタップして、オンに切り替えます。これで、基本的な設定は終わりとなります。
「ビデオのフレームの外側を含めて撮影」をオン
また、iPhoneのカメラアプリでは写真だけではなく、「動画撮影」の際もフレームの外側を含めて撮影する事が可能になります。ビデオでも同じ設定にしたい方は、その下の項目もオンに切り替えておきましょう。
「調整を自動適用」をオン
また、人によっては「調整を自動適用」の箇所をオンにしておくと良いかもしれません。この技能は、撮影した写真/動画の構図を自動で調整してくれます。斜めになった風景を直してくれたり、はみ出してしまった人物を上手く調整してくれます。
不要な方はオフで問題ありませんが、後々自分で変種するのが面倒と思う方は活用してみると良いでしょう。自動調整が行われた写真や動画には、写真アプリで見た時に「星マークが付いた青い自動バッジ」が表示されます。
中には自動調整によって思ったような写真にならなかった、と思う方もいるようですので、一度試してみて想像と違ったら再度オフにしておくと良いでしょう。
【iPhone】カメラでフレームの外側も含めて写真を撮影する方法~カメラ設定~
上記では、写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影するための設定方法について情報を記載しました。続いては、上記の設定にした上で写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影する方法/手順を記載していきます。
写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影する手順
写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影する手順は、以下のとおりとなります。設定を変更した上で以下内容をご確認ください。
「カメラ」アプリを起動
まずは写真撮影をおこなうために「カメラアプリ」のアイコンをタップして起動させます。
「写真」撮影モードを長押し
写真モードを長押しで選択し、実際に撮影をおこなっていきましょう。動画撮影をおこないたい場合はそのモードに変更してください。(※動画撮影でもフレームの外側を含めたい場合は設定を変更する必要があります。)
レンズを「1x」もしくは「2x」に設定
実際に写真撮影をおこなう場合は、レンズの設定を1x(広角)か2x(望遠)のどちらかに設定します。0.5の設定にしてしまうと超広角レンズになってしまうので、更に外側を撮影する事はできなくなってしまいます。注意しましょう。
「シャッター」ボタンをタップして撮影
レンズの設定を上記のとおりに変更したら、シャッターボタンをタップして実際に撮影をおこないましょう。これで写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影が出来ているかと思います。撮影をおこなったら、次の項目を見ながら編集作業を行ってみましょう。
【iPhone】カメラで撮影した写真をフレームの外側も含めて編集する方法
写真の撮影でフレームの外側を含めて撮影する設定、また手順を上記では紹介しました。続いては、iPhoneで撮影したその写真を、”フレームの外側を含めて”編集する方法について、情報を記載していきたいと思います。以下内容をご確認ください。
フレームの外側を含めて撮影した写真を編集する手順
フレームの外側を含めて撮影した写真を編集する手順は、以下のとおりとなります。順を追ってご確認ください。
「写真」アプリを起動
写真の編集をおこないたい時は、iPhoneに元々入っている「写真アプリ」をタップで開きます。
フレームの外側を含めて撮影した写真を選択し「編集」をタップ
写真を起動し、編集したい画像を選択します。画像を選択したら、画面の右上にある「編集」の文字をタップで選択し、画像の編集画面を表示させましょう。フレームの外側を含めて撮影したものは、右上に星マーク付きのアイコン。
あるいは、星マークのついた青い「自動」バッジが表示されるので、分かりやすくなっているかと思います。
写真の編集画面が表示
上記画像のような写真の編集画面が表示されます。ここで編集をおこなっていきます。
「トリミング」アイコンをタップ
編集の際は、まず下にある「トリミングアイコン」をタップで選択していきます。
「…」アイコンをタップしオプション画面を表示
次に、右上にある「…」のアイコンをタップしてオプション画面を開きます。
「フレームの外側の撮影内容を使用」をタップ
オプション画面が表示されます。この画面では、「フレームの外側の撮影内容を使用」という項目をタップで選択してください。
撮影した写真のフレームの外側が表示
上記の通りに設定すれば、フレームの外側が表示されるようになりますので実践してお試しください。
フレームの外側を含めた編集が可能
上記のとおりに設定すれば、フレームの外側までを含めた画像編集が可能になります。後はその他加えたい加工、編集をおこないましょう。
編集完了後「チェック」マークをタップ
編集が終わった後は、画面の右下にある「チェックマーク」のアイコンをタップで選択し、編集内容を確定させてください。
編集内容が保存される
チェックマークをタップする事で、上記で行った編集内容が確定され、上書き保存されます。写真でフレームの外側も含めて撮影する方法や編集方法については以上となります。
フレームの外側を含めて撮影すると、編集で後から視野を広げる事ができるので一部ユーザーにとっては便利な撮影法と言えるでしょう。画質も維持されているので、ぜひお試しください。
【iPhone】カメラでフレームの外側も含めて写真を撮影出来ないときの対処法
上記では、カメラ/写真のフレームの外側を含めて撮影する設定、手順。またその後の編集方法についてを記載しました。上記の流れで基本フレームの外側を含めて撮影自体は出来る筈ですが、稀に「出来ない」時があるようです。
もしフレームの外側を含めて写真撮影ができない場合は、以下の対処法を試してみましょう。
「写真のフレームの外側を含めて撮影」のオンを確認
まず一番に行いたいのは、「写真のフレームの外側を含めて撮影」の設定がしっかりとオンになっているかの確認です。冒頭でお伝えした設定方法を見返して、事前準備が出来ているかの確認をおこないましょう。
もし設定が問題なく出来ているという時は、別の対処法を試みましょう。
iPhoneストレージの空き容量を確認
次に対処法として行いたいのは、iPhoneのストレージ/空き容量の確認です。フレームの外側まで含めて撮影するとなると、通常の写真よりも多少データの容量を使うことになります。
ストレージがいっぱいいっぱいだと、写真の保存ができない可能性が出てくるのです。以下の手順で空き容量をご確認ください。
手順
まずはiPhoneの設定アプリを開いて、設定項目の中から「一般」を選択します。iPhoneストレージは、一般の中にあります。iPhoneストレージを選択したら、空き容量の確認がおこなえます。
このストレージの空き容量がいっぱいいっぱいであれば、不要なアプリやデータの削除をおこないましょう。オンラインストレージのサービスも多く存在するので、そちらを活用する事もおすすめです。
iPhone本体のアップデートを確認
続いての対処法は、iPhone本体のアップデート確認です。最新のOSになっていない場合、カメラアプリが不具合を起こしている可能性があります。
手順
こちらも手順は設定アプリから始まります。一般の中にある「ソフトウェア・アップデート」の項目を選択し、更新があるようならアップデートしてみましょう。
iPhoneでは最新のOSにしない事で端末が不具合を起こす事もあれば、アプリに不具合が起きる事もあります。仕様が変わる事も多々ありますが、基本的には最新のOSにしておくのがおすすめです。
iPhone本体を再起動
OSも最新で設定も問題ないという場合は、”iPhone本体の再起動”を試してみましょう。一時的な不具合であれば、再起動させる事で解消される事が多いです。
手順
再起動は本体のサイドボタン+音量調節ボタンを同時に長押しする事で、電源オフスライダが表示されるのでそのスライダをドラッグ。端末の電源が切れるまで30秒程待ちましょう。
電源を落とした後はiPhone右側にあるサイドボタンを、Appleのロゴマークが表示されるまで長押ししましょう。ロゴが表示されたら無事起動完了です。
カメラアプリに限らず、iPhoneで起きた不具合の対処法に有効な手段です。何かあればまず再起動してみると、手っ取り早く不具合が解消できるかもしれません。
【iPhone】カメラでフレームの外側も含めて写真を撮影可能な端末
最後の項目では、”フレームの外側も含めて写真撮影ができる端末”をご紹介します。iPhone端末であればフレームの外側まで含めて撮影できる、という訳ではありません。一部端末のみがその対象となっておりますので、以下内容で詳細を確認しましょう。
フレームの外側を含めて撮影可能な端末
フレームの外側も撮影できる端末は、「超広角レンズ」を搭載した端末のみになります。現在、超広角レンズが搭載されているiPhone端末は以下の3種類です。
iPhone 11
超広角レンズを搭載した、デュアルカメラの”iPhone11”がまずその対象です。
iPhone 11 Pro/Pro Max
また、同時期に発売されたトリプルカメラ搭載の”iPhone11 Pro/Pro MAX”も同じく対象となっております。
カメラスペック比較表
以下、iPhone11とiPhone11 Pro、ProMAXそれぞれの比較表になります。スペックの比較をおこなってみましょう。基本的なスペックは同じですが、iPhone11には望遠レンズが存在しません。
iPhone11 | iPhone11 Pro、Pro Max | |
超広角 | 1200万画素、F2.4、焦点距離13mm | |
広角 | 新型1200万画素、F1.8、焦点距離26mm、100% Focus Pixels | |
望遠 | - | 1200万画素、F2.0、焦点距離52mm |
まとめ
当記事では、iPhoneのカメラで”フレームの外側も含めて撮影する方法”をご紹介しました。この機能はiPhone全端末で出来る訳ではなく、新しい機種であるiPhone11とPro、Pro Maxで出来る撮影方法です。
カメラのスペックも上がっており、これまでには撮影できなかったような構図で写真撮影を行う事ができるでしょう。初期設定さえ変更すればできますので、上記端末を所持している方はぜひ記事の内容を参考にお試しください。