2020年11月28日更新
ディスプレイのドット抜け/欠けをチェック・確認する方法を解説!
ディスプレイのドット抜け/欠けは、どこにあるのかチェック/確認がなかなかしづらいですよね。そのディスプレイのドット抜け/欠けは、実は簡単にチェック/確認することができます。おすすめのツールの紹介を含めこの記事で解説していきます。
ディスプレイのドット抜け/欠けをチェック/確認する方法
ディスプレイの一部に、他の部分と色が違って光っている部分が見えることがあります。妙に目立って見づらい、と感じることも少なくなく、視界に入ると鬱陶しく感じる人もいるでしょう。
ドット抜け/欠けとは?
このディスプレイの一部にある光る部分がドット抜け/欠けが生じている状態です。ドット抜けがあっても、基本的にはさほど気にならないことのほうが多いです。
しかし、ドット抜けがあちこちにあると逆に見づらくなったり、正常な画像を確認できなかったりという弊害はあります。
液晶の画面に光る点が写る場合がある
このドット抜け/欠けが生じていると、前述で軽く触れましたが画像のデータが正常に表示されなくなります。その部分が光る点になっている部分がある他、黒い斑点のように見えることもあります。
ドット抜けは液晶パネルの基盤不良の他、製造時に入ったちりやほこりが混入するなど、原因は様々です。クリーンルームで作業したとしても、一定以上の大きさのディスプレイに対しドット抜けしないようにするのはほぼ不可能だそうです。
そのため、ディスプレイにドット抜けがあるからと言って不良品、というわけではありませんが、ドット抜け/欠けをしているディスプレイを保証してくれることもあるため、ドット抜け/欠けの有無は早いうちに確認する人が多いのです。
ドット抜け/欠けを確認する方法
さて、そのドット抜け/欠けを確認する方法ですが、基本的にはドット抜けをチェックできるドット抜けチェッカーソフトやサイトを利用することになります。
ドット抜けチェッカーソフトを使って確認
ドット抜け/欠けをチェックできるサイトやソフトをいくつか紹介します。まずは「ディスプレイドット抜けテスト」というサイトです。
全画面に色などを表示させ、ドット抜け/欠けがないかをチェックできるドット抜けテストができるチェッカーサイトです。ドット抜けの確認のため、全画面ボタンを押して、画面を全画面にします(F11キーを押してもOKです)
色を選択して、ドット抜け/欠けがないかどうかをチェックしましょう。ドット抜けがある場合はその部分だけ色などが反映されていないため分かりやすいと思います。
液晶モニタ ドット抜け・色むらチェッカーは、インストール不要のソフトでのドット抜け/欠けのチェックができるものです。ドット抜けだけでなく液晶モニタの色ムラなども一緒にチェックすることができます。
ドット抜け・色ムラチェッカーのzipファイルがダウンロードされますので、展開しましょう。
「LCDChecker.exe」をダブルクリックして、ドット抜け・色ムラチェッカーを起動してください。
青い画面が前面に表示されます。ドット抜けが無いかどうかこの時点でチェックすることができます。マウスの右クリックや左クリックで画面の色は変更します。基本は左クリックでOKです。ドット抜けの有無の確認画面を終了する場合は何かしらのキーを押しましょう。
Javascriptを利用して液晶ディスプレイ表示テストをおこなってドット抜けがあるかどうかをチェックすることもできます。ドット抜け確認ができるのは下記サイトである「液晶ディスプレイテスト for Javascript」です。
ドット抜けチェックのために利用する場合、まずはドット抜けチェックしようとしてもうまく作動しない場合、Javascriptがブラウザでオンになっているかどうかも確認しましょう。F11キーを押して全画面表示にしてください。
「テストする」をクリックするとドット抜け/欠けが無いかどう確認画面になります。
一面同じ色になったり、色が変化したりして、ドット抜けや色ムラの確認が可能です。クリックすることで、ドット抜けチェックで利用する色などが順に変わっていきます。
上記の色まで来たらドット抜けのチェック画面が終了します。先程のドット抜けを「テストする」の画面まで戻ったらF11を押して全画面表示をオフにしてください。
最後に
ドット抜けは基本的にあっても問題はありません。しかし、ドット抜けがあって気になるという人も少なからずいます。ドット抜けがあるかどうか不安という人は、紹介したドット抜けチェッカーアプリなどを利用してチェックしてください。