2021年07月14日更新
YouTubeの関連動画に表示される仕組み/アルゴリズムを解説!
YouTubeで動画の再生が終わった後などに表示される関連動画では様々な動画が表示されます。そのYouTubeの関連動画に表示させたいという人が気になるであろう、関連動画の表示の仕組み/アルゴリズムとはどのようなものなのか、この記事で解説していきます。
YouTubeの関連動画に表示される仕組み/アルゴリズムを解説
YouTubeには様々な動画が投稿されていて、楽しんでいる視聴者もいれば、動画を投稿しているという投稿者もいるでしょう。
YouTubeで動画を再生していると、最後やその動画のページ内におすすめの動画などとして関連動画が表示されます。
この関連動画、YouTubeで動画を見ている人からすると、自身に対するおすすめの動画で興味を引く可能性があるため、YouTubeの動画投稿者側はできるだけここに自分の動画が表示されるように設定したいと考える人も多いでしょう。
ちなみに、YouTubeの関連動画とは、YouTubeの動画再生の最後に表示されるもの以外にもあります。YouTube上で動画を見る際だと、PCの場合はWebページの右側に表示されている動画が関連動画です。
スマホのYouTubeアプリの場合は動画再生ページの下側に関連動画が表示されています。
Webページ上にYouTubeの動画を埋め込んだ場合は、前述したようにWebページ上の動画を再生した際、最後に動画画面上で表示されるものです。なお、YouTubeの埋め込み動画は設定によっては関連動画が表示されないこともあります。
どうすれば関連動画に表示される?
YouTubeの動画の最後やページ内に表示される関連動画やおすすめ動画、どうすれば他の人の動画などでも関連動画として表示されるようになるのかという部分が、動画投稿者側からすると気になる部分かと思います。
YouTubeの動画の最後の画面だと次に見る動画の参考になりますし、YouTube動画の再生後以外にも表示されているページ内に表示されている関連動画は、興味を惹かれてクリックしてその動画ページを開くことになります。
どちらにしても、YouTubeの関連動画はYouTubeの視聴者を動画に誘導する手段の1つであることに変わりないため、できるだけそこに自分の動画が表示されるようにしたいですよね。
関連動画に表示される仕組み
YouTubeの動画の関連動画/おすすめ動画として表示される仕組みについてですが、根底にあるのはYouTubeに長く滞在して多くの動画を見てもらいたい、というものです。
YouTubeを利用するユーザーが増えればそれだけ広告を出してくれる企業も増えるため、運営しているGoogleからすると長時間滞在してもらい、それによって広告を見てもらう。
動画視聴時に表示される広告を見て貰う機会が増えれば広告の出稿も増える、とGoogle側にも良い流れに持っていけます。
また、YouTubeの動画投稿者側からしても、動画を視聴する人が多ければそれだけ稼ぐことができます。関連動画からその動画を再生した、という人は80%とかなり多いため、関連動画に表示される工夫はすることに越したことはありません。
そのため、関連動画を表示する仕組み(アルゴリズム)は見ている動画やよく見ている動画に関連したおすすめの動画を表示するようになっています。
おすすめ動画以外にも、その動画と内容が似通っているようなものも表示される仕組みになっているようです。
YouTubeのアルゴリズムは非公開
ただ、YouTube動画の関連動画を表示する仕組み(アルゴリズム)は公開されていません。そのため、おそらくこれがYouTubeで表示される関連動画表示の仕組み(アルゴリズム)だろう、というものがあっても、それが確実なものだとは言えないのです。
YouTubeを運営しているのは前述したようにGoogleですが、Googleの方で公表しないようブラックボックス化されています。
YouTubeの関連動画のアルゴリズムが分かってしまうと、それを悪用して儲けようと動画の設定などをする人などが当然出てくるためそうしているのでしょう。
YouTubeの関連動画として表示されるよう確実性を持った設定することはできないため、ある程度の法則性のようなものを考えて関連動画として表示されるよう動画の設定を工夫する必要があります。
アルゴリズムとは?
ちなみに、アルゴリズムというのは、手順、やり方、仕組みを示します。この記事の内容に沿って説明すると、YouTubeの関連動画として自身の動画を表示するためのやり方というと分かりやすいでしょうか。
関連動画に表示されやすい条件
さて、YouTubeの動画の最後に表示される関連動画/おすすめ動画として表示されやすい条件がどのようなものなのか、それが分かれば動画の設定などを考えるなどできるかもしれませんよね。
ここからはYouTubeの関連動画としてページに表示されやすいのはどういった動画なのかという条件を説明していきます。
動画の内容が似ている
YouTubeの関連動画としてページに表示されやすい条件の1つとして、その動画の内容に似た動画であることがあります。同じチャンネルの関連動画のみならず、チャンネルが違っているものも動画自体の内容が似ていれば関連動画として表示されやすいです。
チャンネルの中の動画の内容がバラバラというような場合や、既にどういう動画を投稿するか決めてチャンネル運営を進めてきているものなどでも、他に似たような動画が多いものだとその動画の関連動画として表示されやすいのです。
チャンネルの方向性やコンセプトが似ている
YouTubeの関連動画として表示されやすい条件2つ目は、チャンネル自体の方向性やコンセプトです。例えば歌ってみた動画を多く投稿しているチャンネルだと、同じタイトルの楽曲動画や、その他の歌ってみた動画が関連動画として表示されやすくなります。
他にも多くの人が投稿している方向性/コンセプトのチャンネルが多いようなものだと関連動画として表示されやすいため、二番煎じのようなものでも関連動画から閲覧される、というようなこともあります。
ただし、動画の内容を丸パクリするのはいけません。あくまで動画の方向性やコンセプトを似たようなものにした動画を作成するようにしましょう。
視聴者がかぶっている
動画を再生している人の閲覧した動画に関するおすすめ動画も関連動画として表示されます。そのため、チャンネルの動画再生者がかぶっている場合、その動画に対しての関連動画として表示されやすいです。
また、視聴者の年齢層や性別でもチャンネル同士の関連動画として表示されやすくなっています。
例えば動画を再生している人が若い女性で、メイク動画を見ている場合、その年代の女性が興味を持つであろう料理や簡単なDIY、ネイルなどその世代の人の興味を惹きやすい動画も関連動画として表示されやすいようになっているようです。
この方法で動画の視聴者を呼び込むのは少々難しいため、それに近しい設定にするよりも副産物的な効果を狙うくらいで置くのが無難な関連動画の条件と言えるかもしれません。
タイトルのキーワードが同じ
YouTubeの動画は、全く同じタイトルということもまれにあるかもしれませんが、そういうことは少ないですよね。しかし、タイトル内のキーワードが同じものを含んでいる動画も少なくありません。
主体となる単語は動画それぞれで異なるかと思いますが、その単語を含むタイトルの動画というのはジャンルやキーワード等の構成が似ていることが多いです。
タイトルに含まれているキーワードが同じ場合、関連動画として興味関心を引く可能性が高いです。そのため、メインとなる単語はタイトル欄に含めておくと、他の似たようなキーワードを含めた動画の関連動画として表示されることもあります。
動画のタイトル設定はさほど難しくないため、自分がどういった動画を作ったのかを簡潔に表示し、この方法での関連動画に表示されることを狙うのはありでしょう。
なお、動画のタイトル以外にもYouTubeの動画にはタグを設定することができます。
このタグも関連動画の表示に影響している部分ですので、同ジャンルの動画や似たような内容の動画のタグを参考にするなどして設定することで、YouTubeの関連動画として表示されやすくなります。
最後に
YouTubeの関連動画として表示されるような設定は、動画のタイトルやジャンルなど、類似部分が多いものが条件となりやすいようです。
関連動画として表示されるようYouTubeに投稿する動画に設定するものは前述したとおりですので、関連動画として表示されるよう工夫してみて下さい。