PDFをDXFに変換できるオンラインツール/フリーソフトを紹介

家などの図面データを作成できるCADソフトでは、図面の編集をするためにDXFなどのファイル形式を利用する必要があります。

図面データがDXFではなくPDFで届くこともあるかと思いますが、それを編集したい場合も同様に、DXFなどの編集可能なファイル形式(拡張子)へ変換する必要があることがほとんどです。

今回はDXFファイルというものに変換する方法を紹介しますが、DXFファイルとはなにか、ということについて説明しておきます。

DXFファイルというのは、Autodesk社が策定した図面のファイル形式/拡張子です。拡張子としてはDXFの名前通り「.dxf」となります。

なお、DXFは「Drawing Exchange Format」の略称で、Autodesk社のCAD用ソフトウェア「AutoCAD」の図面データのファイル形式に当たります。

そんなCADで作成された図面データがPDFで作成されて送付されたような場合、編集するためには図面データであるDXFファイル形式にしなければ編集できないソフトも少なくありません。

ビジネス上でもPDFからDXFへ変換したいことがあるかと思いますので、PDFをDXに変換する方法を知りたい人も多いのではないでしょうか。

PDFをDXFに変換する場合、無料でPDFからDXFに変換できるオンラインツールやフリーソフトを利用する必要があります。いろいろな種類がありますが、今回は3つ紹介します。

なお、オンラインコンバーター関係は一度ネット上にPDFをアップロードしてDXFに変換する形式になります。重要な機密情報などが含まれている場合はフリーソフトや有料ソフトなどでPDFからDXFへ変換することをおすすめします。

まず紹介するPDFからDXFに変換できるツールはDARE 3D Plusです。オンラインコンバーターではありますが、基本的には有料で利用できるDXFへの変換ツールです。

同じサイト内に、有料ではあるもののオフラインでPDFからDXFに変換できるものもありますが、今回はDARE 3D Plusの方で説明します。

無料で利用する場合は、DARE 3D Plusの無料体験版があるためそちらを利用してみましょう。DARE 3D Plusが有料なだけで、1日1回という制限こそあるもののDXFへの変換サービスは無料で利用することが可能です。

利用方法は簡単で、DXFへ変換したいPDFを「ファイルを選択」部分にアップロードして、「変換先ファイル」でDXFを選択するだけです。

オンラインコンバーターでPDFからDXFへ変換することもできます。そのうちのサイトの1つにanyconvというところがあります。

ここでPDFからDXFに変換したい場合、DXFへ変換したいPDFファイルを「ファイルを選択」部分にドラッグ＆ドロップもしくはそこをクリックしてエクスプローラーからアップロードしてください。

変換後のファイル形式で「DXF」を選択します。

「変換する」をクリックすれば、PDFからDXFへ変換することができます。

次に紹介するのはPDFをDXFコンバーターという大変わかりやすい名前のオンラインコンバーターサイトです。

こちらの「ファイルを選んでください」にDXFへ変換したいPDFファイルをドラッグ＆ドロップもしくはクリックしてエクスプローラーからアップロードします。

から「～」の部分でDXFを選択します。

「変換する」をクリックすることでPDFからDXFへ変換可能です。

PDFからDXFへ変換することで、CADソフトでもPDFデータだったものを図面として編集することができます。

DXFの形式への変換方法は様々ありますが、オンラインコンバーターでDXFへ変換しても問題ない場合と、オフラインで利用するソフトがDXFへの変換に適している場合とがあるため、状況に応じてDXFへの変換方法として利用してください。