コストコの会員費はいくら?年会費を無料にするお得な裏ワザも紹介
会員制のマーケットストアであるコストコは無料で入ることはできず年会費の支払いが必要ですが、初めての利用時いくらくらいかかかるのかは気になると思います。コストコの会員費はいくらなのか、会員費を無料にする方法やお得にする方法なども含め紹介していきます。
コストコの会員費/年会費を無料にする裏ワザ
アメリカから進出してきたメガマーケット「コストコ」は、会員制のため年会費/料金を払って入場し買い物をすることになります。
しかし、コストコでしか購入できない商品や大容量でコスパの高い商品も多いことから、年会費/料金を払ってでも買い物がしたいという人も少なくありません。
コストコの年会費/料金はいくら?
そのコストコの会員として払う必要がある年会費/料金がいくらなのかですが、人での利用の場合大きく分けて2種類あります。この他にも法人会員として同じ名称のものがありますが、そちらについては割愛します。
ゴールドスター会員
基本的にコストコの会員で思い浮かぶのはこちらのゴールドスター会員ということが多いです。利用者が多いのもゴールドスター会員で、年会費/料金は税込み4,840円となっています。日本を含めた全世界のコストコで利用可能です。
ゴールドスター会員の場合は、コストコのクレジットカードであるコストコグローバルカードを使うことで1.5%のポイント還元があるという特典があります。
エグゼクティブ・ゴールドスター会員
もう1つのコストコ会員の種類としてはエグゼクティブ・ゴールドスター会員があります。2019年に始まった比較的新しい会員体系なので、知らない人もいるかもしれません。
ゴールドスター会員と同様に全世界のコストコで利用可能ですが、こちらは年会費/料金が税込み9,900円とゴールドスター会員と比べて割高です。
しかし、ゴールドスター会員より特典が多いという部分で違いがあります。エグゼクティブ・ゴールドスター会員は、コストコグローバルカードを使った場合に得られるポイント還元が最大で3.5%になります。
また、エグゼクティブ・ゴールドスター会員でコストコグローバルカードを使った場合には、コストコでの買い物でエクゼクティブカード自体に最大2%のポイント還元もあります。
それぞれのメリット/デメリット
コストコのゴールドスター会員とエグゼクティブ・ゴールドスター会員とでは当然ながらメリット・デメリットがあります。
ゴールドスター会員の場合、エグゼクティブ・ゴールドスター会員の場合よりも年会費/料金が安いという点はメリットと言えます。
コストコを数ヶ月に一度の利用をする場合や、毎月の買い物が23,000を超えないような場合はこちらのほうが年会費/料金の元を取るという理由でもお得になります。
ただし、ゴールドスター会員の場合、コストコのクレジットカードであるコストコグローバルカードを利用していることを前提とするもののポイント還元率はエグゼクティブ・ゴールドスター会員よりも低めです。
エグゼクティブ・ゴールドスター会員の場合はゴールドスター会員とはメリットとデメリットが逆転する形になります。年会費/料金は9,900円とゴールドスター会員の約2倍です。
割高な年会費/料金というデメリットがあるものの、コストコグローバルカードを利用する場合はコストコの利用だけで最大2%のキャッシュバックがあります。
また、コストコグローバルカードを他で利用しても最大3.5%の還元がありますし、年に4回にエグゼクティブ・ゴールドスター会員限定の特別割引クーポンももらえますので、コストコのヘビーユーザーには嬉しいメリットが多いです。
コストコの会員に入会/登録する方法
コストコ会員になる方法は、店舗での会員登録と、オンラインサイトでの会員登録とがあります。いずれも本人確認書類として免許証や健康保険証、パスポートなどが必要となるため準備してからおこなってください。
店舗で会員になる
店舗(倉庫店と公式では呼ばれています)での会員登録が最速で会員になることができる方法です。店舗の入口にスタッフがいますので、その人にコストコの会員になりたい旨を告げましょう。
するとそのスタッフから連絡が行き、店内にいるメンバーシップカウンターへ案内されますのでそこで必要書類に記入を行います。本人確認書類の確認のあと、会員登録のために写真が必要となるためその撮影を行い、コストコ会員カードが発行されます。
不備がなければ入会した当日からその会員カードが使えますので、会員登録後コストコ店舗内を回って買い物をすることが可能です。
オンラインサイトで会員になる
入会に必要な情報の登録などは事前に済ませておきたいという場合はオンラインサイトでの登録もできます。オンラインサイトでの登録は下記リンク先でおこなうことができます。
基本的には個人会員カードの作成となると思いますので、「個人会員登録」の項目の登録したい会員種類の下にある「オンラインで入会する」をクリックしましょう。マスターカードブランドのクレジットカードを所持している場合に利用可能です。
マスターカードブランドのクレジットカードを所持していない、店舗に行くタイミングで支払いたいという場合は、「仮登録して倉庫店でお支払い」を選択しましょう。
利用規約へ同意し、個人情報を入力します。手続き終了後、受付番号が表示されるため必ず控えておきましょう。
オンラインサイトでの会員登録をした場合も、カードの受け取りは店舗に足を運んでおこなう必要があります。店舗で必要事項の記入する手間が省けるだけで、店舗で本人確認書類の確認と写真撮影がおこなわれる部分は店舗で作成する場合と変わりありません。
こちらも不備がなければ会員カードを発行した当日にコストコでの買い物をすることが可能です。
コストコ会員以外の同伴者は何人まで入店できる?
コストコには会員でない人は一切入れない、ということはなく、コストコ会員でなくてもコストコ会員の同伴という形であれば入店することができます。
コストコの会員証を持っている人と一緒に入っても特に引き止められることはありませんので、入ったことがないから見てみたい、という人には嬉しい点でしょう。
なお、入店については問題なくても、会計はコストコ会員がおこなう必要があるため、一緒に買物をした場合はコストコ会員の人にまとめて支払ってもらって後で返金する、という形を取る必要があります。
ただし、同伴者には制限があります。18歳以上の人は会員1人につき2人までの同伴入店が可能となっています。18歳未満の子どもであれば同伴人数に制限はありません。コストコ会員カードの家族カードでの入店時の条件も同じです。
なお、新型コロナウイルスの影響で2022年3月現在も同伴者はその人の家族(大人)1人までと、18歳未満の子ども(人数制限なし)となっています。
家族以外の非会員の同伴は極力避けるように通告されているため、落ち着くまでは友人などで会員の人の同伴で入るのは避けたほうがいいでしょう。
年会費を無料にする裏ワザ
自身もコストコの会員になりたい、と思ったところで、次に気になるのはできるだけ年会費/料金を無料で済ませたい、という部分だと思います。
条件があるものの、年会費/料金を無料にすることができる裏技があるため、お試しでコストコを利用したいと思っている人も合わせて確認してみてください。
入会してから1年以内に解約
コストコの会員費は、入会後1年以内であれば解約することができます。解約のタイミングが入会したその当日でも入会してから11ヶ月後でも「入会後1年以内」ですので支払った会員費が戻ってきますので、実質無料になるのです。
コストコがどんなところか一度利用してみたいけれど年会費/料金が高いことから悩んでいた人にとっては嬉しい裏技です。
1年以内のどのタイミンでも無料退会が可能で、特に理由も必要ないためなので、登録したけれど自分には合わないという場合や、年会費/料金を払ってまでコストコを利用するメリットが感じられないというような場合でも問題なく無料で退会できます。
ただし、一度退会すると退会後12ヶ月の間は同じ住所の人(同一世帯の人)を含めてコストコ会員への登録ができません。退会後の無料再登録もできません。コストコでは会員情報を世帯単位で管理しているためです。
同一住所内にいる別の人と交互に会員登録をする、という裏技で何度も無料利用することもできないため、退会から12ヶ月が経つまでは入会を断念する他ありません。
なお、12ヶ月が経過して再入会し、また退会するということを繰り返していると入会を断られることもあります。いくら有効期限内の年会費/料金が無料となるとは言え、それで年会費/料金が無料になり入ってこないのではコストコ側も困ります。
コストコ会員への入退会の繰り返しで年会費/料金を浮かせる方法の乱用はおすすめできませんので、あくまでコストコを一度試してみたいと思っている人におすすめの方法です。
ワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードを利用
コストコを体験したい、ということであればワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードの利用もおすすめです。5,000円と10,000円があり、コストコ店舗で販売されています。
ワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードの購入はコストコのギフトカード売り場にあるため、コストコ会員で無いと購入は難しいです。
ワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードを使いたい場合は、知り合いのコストコ会員に購入してきてもらってください。
メルカリなどでも販売されていることがありますが、コストコのワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードは転売禁止です。残高が0の場合も入店ができないため、基本的に転売されているものの購入は避けたほうがいいでしょう。
ちなみに、ワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードを会員から贈答してもらう、譲ってもらうということは禁止されていません。カードには利用から1年という使用期限がある点も注意が必要です。
コストコでワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードを使って買い物をする場合、コストコ店舗内の価格に5%上乗せした金額での支払いが必要なので、場合によっては損をした気分になる可能性があります。
また、ワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードの利用は一世帯1回限りとなっています。
有効期限内での退会の場合同様、たまに使うだけだからとワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードを利用するというのでは、いくらプリペイドカードと言っても度が過ぎているからでしょう。
ワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードを利用してコストコを体験してみて、今後も使ってみたいということであればワンデーパス/1日体験パスポート付きの商品券/プリペイドカードではなく会員登録をおこなってください。
お得に会員になる方法
年会費/料金の支払いは、コストコを何度も利用す場合、無料にすることはできないとしてもできるだけお得に会員になる方法があれば知りたいという場合もあります。
ふるさと納税を利用
ふるさと納税にはいろいろなものがありますが、コストコの年会費/料金として利用できるものもあります。それがコストコの店舗がある自治体から返礼品としてもらえる、コストコの会員費が無料になるクーポンです。
宮城県富谷市や神奈川県川崎市など全国10自治体でおこなわれており、通常の会員費だけでなく、エクゼクティブ会員費などの支払いに利用できる無料クーポンを返礼品にしている自治体もあります。
無料クーポンが利用できるのはふるさと納税した自治体に所在するコストコ店舗で支払う会員費のみという利用制限があります。
無料クーポンを利用してコストコの年会費/料金を支払って会員カードを作成すれば、通常のコストコの会員カードと同じように利用可能です。
ふるさと納税でコストコ会員費の無料クーポンをもらう場合の金額がいくらかと言うのは自治体ごとに異なります。
無料クーポンをもらうために必要な寄付額は実際の年会費/料金よりも割高ですが、税金がお得になる金額を考えると会員費が事実上無料となるもしくはいくらか割安になるので、ふるさと納税ができるサイトをチェックしてみましょう。
なお、自身が住んでいる自治体がふるさと納税をおこなっている自治体という場合は基本的に返礼品の対象となりませんのでその点注意が必要です。
年会費の元をとる方法
コストコの年会費/料金の元をどうにかして取りたい、と言う場合は次のサービスも利用してみましょう。
高還元率のコストコグローバルカードを作る
前述したように、コストコの会員カードはコストコグローバルカードを利用するとより恩恵を受けることが可能です。
年会費が必要なクレジットカードですが、初年度は無料ですし、その後もクレジットカードの利用があればその金額がいくらかによらずクレジットカードの年会費は無料になります。
メインクレジットカードとして利用するのであればずっと年会費無料で利用することも可能でしょう。
無料タイヤ交換を利用
コストコでタイヤを4本購入した場合、そのタイヤの交換費用やメンテナンス費用が無料になります。
タイヤ交換は交換費用だけでもそれなりの値段が必要ですが、コストコではバランス調整や窒素ガスの充填、タイヤのローテーションなども無料でおこなってくれるため、スタッドレスタイヤへの交換が必要な地域の人にとってはお得感も強いです。
ガソリンを入れて年会費分をうかす
コストコのガソリンスタンドは他の店舗より1Lあたり10円ほど割安になっています。コストコの利用だけでなくこれを目的に会員費を払っている人もいます。ガソリンスタンドの利用だけでも会員日の本を取れるだけのお得なサービスです。
商品を探せば年会費以上にお得なものも
また、コストコでの買い物の場合も、商品にもよりますが年会費以上にお得なものもあります。いくらお得になるかというのは商品ごとに異なりますが、コスパの良いものの購入を中心に行えばコストコ年会費を実質無料にできるほどにはできる形です。
最後に
コストコの年会費がいくらなのか、実質無料で会員登録したりできるだけお得に利用する裏技などを紹介してきました。
会員費を支払えばコストコ店舗内の買い物以外にも恩恵を受けることができる部分もあるため、利用を検討していた人は1年以内の解約であれば返金されて実質無料で利用することができますので試しに登録してみる、というのもいいかもしれません。