2022年08月12日更新
【VTuber向け】WebカメラおすすめランキングTOP10!広角やマイク内蔵も!
VTuberとしてライブ配信などをするためにはWebカメラは必須の資材と言えます。VTuber向けとしておすすめのWebとはどういったものなのか、Webカメラを選ぶためにはどうった部分に着目すればいいのかなども含め紹介していきます。
目次
【VTuber向け】WebカメラおすすめランキングTOP10
VTuberはアバターを動かしてライブ配信などをおこないます。
そのため、WebカメラはVTuberに必須の機材ですが、もともとPCに内蔵されているカメラではなく外付けのWebカメラを取り付けたい場合どういったものを選べはいいのか悩んでいる人も少なくありません。
VTuber向けのWebカメラを選ぶ基準/ポイント
VTuberとしてライブ配信などをするために必要なWebカメラを選ぶ基準/ポイントは、カメラの性能面として解像度、フレームレート、画角をチェックしておく必要があります。
解像度
解像度というのは画像を構成する画素(ピクセル/p単位)が縦横でどれくらいの数があるかを示すものです。解像度の数値が大きいほど表現される色が多いため、なめらかな見た目に見えてい色も鮮やかに表現されます。
被写体が自分自身で顔などもはっきり映したい一般的なYouTuberの場合はこの解像度が高いもの(4KやフルHD)のものをおすすめします。
しかしVTuberの場合はライブ配信などでアバターを動かすことを目的に顔や手の動きを判断するためにWebカメラを必要となるため、HD画質(1,280×720p)のWebカメラがあれば十分です。
フレームレート
Webカメラのフレームレートとは、1秒間に何回静止画として映像を表現しているかを示します。パラパラ漫画を想像してもらうと分かりやすいですが、動きを細かく描写するためには多くの枚数が必要です。
フレームレートはその枚数のことを示します。単位はfps(frames per second)で、50fpsの場合は1秒間に50枚の静止画を映像化するために送信します。フレームレートが高いWebカメラほどなめらかな映像になりますが、その分動画のファイルサイズは増えます。
こちらも顔などをはっきり移したい一般的なYouTuberの場合はそこそこ大きめのフレームレートのWebカメラが望ましいですが、VTuberとしてライブ配信などをするのであれば顔や手などの動きを映して送信する目的となるため30fpsのスペックのものでも十分です。
なお、瞬きや口の動き、その他動きが激しい場合などだと60fpsほどあるものの選択をおすすめします。
画角
画角というのはWebカメラで撮影可能な角度(範囲)を示すものです。カメラのレンズがある位置から何度の範囲まで撮影できるか、というもので、画角が広いほど広範囲を撮影することが可能です。
広角が広いほど映像が歪みやすいので、ライブ配信などをする環境によってはオーバースペック過ぎてしまうことも少なくありません。
コラボなど複数の場合は広角レンズがおすすめ
この画角はVTuberとしてのライブ配信など配信方法によって広角のものを選ぶか広角でないものを選ぶかが変わってきます。
コラボでのライブ配信など複数人でVTuberとして配信することが目的であれば1つのカメラで複数人を映すことができるWebカメラが望ましいため、広角レンズのカメラを選択することをおすすめします。
顔や手などの動きをトレースするなら広い画角は不要
逆に、自分だけでVTuberとしてライブ配信などをすることが中心であれば、自身の顔や手の動きをトレースするだけでいいため、広角が狭くても問題ありません。
広角の目安ですが、1人での配信であればその広角内で顔や手が映ればいいので90度未満、複数人でのコラボ配信などをするのであれば複数人の顔が映るよう広角のあるものが望ましいため90度以上のものを選択すると良いでしょう。
マイク搭載型は音質をチェック
VTuberとしてライブ配信などをするためにはマイクも必要となりますが、このマイクはカメラに内蔵されているものも少なくありません。
マイクが内蔵されているようなWebカメラの場合は、そのマイクの音質などもチェックしておく必要があります。マイクが内蔵されているWebカメラはそこそこありますが高音質のものは少ないです。
ノイズキャンセル機能付きのものなど音質に配慮したものも多いとは言え、本格的なマイクを利用するより音質は下がると思ったほうがいいでしょう。
マイクの音質が悪いとVTuberのライブ配信をせっかく見に来てくれているリスナーの人たちをがっかりさせたり、ライブ配信などから離脱してしまったりすることもあります。
そのため何となく始めるのであれば内蔵マイク付きのWebカメラでもいいでしょうが、本格的にVtuberとしてライブ配信などの活動をしたいのであればマイクは別に購入することをおすすめします。
盗撮防止機能
Vtuberは顔出しせずにライブ配信などができるということもあって始める人も少なくありませんが、何らかの影響で顔バレする可能性もないわけではありません。
また、可能性は少ないですがウイルスなどに感染してWebカメラが勝手に起動している、というようなことも無いわけではありません。そのため盗撮防止用のプライバシーカバーがついたカメラを選ぶこともおすすめします。
Webカメラを利用していない、一時的に表示しないようにしたいという場合はこのプライバシーカバーを利用すればいいため、パソコンを使っていないときにもこれがあるだけで安心感が違います。
なお、この盗撮防止機能がついていないWebカメラの場合も、利用していないときはカメラの向きを天井に向ける、マスキングテープで見えないようにするなどの工夫をすることで対策は可能ですので、必ずしもなければならない機能ではありません。
VTuber向けWebカメラおすすめランキングTOP10
ここからはVtuber向けのWebカメラのおすすめランキングを紹介していきます。ランキング形式ですがどのWebカメラもおすすめですので、メーカー名やスペックなども含めてチェックし、自分の利用目的にあったものを選択してみてください。
ASUS ROG EYE S
VTuber向けWebカメラおすすめランキング10位はASUSのROG EYE Sです。VTuberの配信用Webカメラとしての性能は高めですが、顔などが映るビデオ通話やテレワークなどでも活躍できるWebカメラです。オートフォーカス機能もあり、手元の配信にも利用できます。
メーカー | ASUS |
---|---|
解像度 | フルHD 1080p |
画素数 | - |
フレームレート | 60fps |
画角 | - |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | あり |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
- |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | Windows、Mac |
重量 | 118g |
サイズ | 81x16.6x28.8mm |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 三脚対応 |
ロジクール Webカメラ C922n
VTuber向けWebカメラおすすめランキング9位はロジクールのC922nです。フレームレートや光補正機能があるなど、VTuberとしての配信には十分なスペックのWebカメラです。自動フォーカス機能もあるため手元配信にも利用できます。
メーカー | ロジクール |
---|---|
解像度 | フルHD 1080p |
画素数 | 300万画素 |
フレームレート | 60fps |
画角 | 対角視野78° |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | あり |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
- |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | Windows、Mac、Chrome OS |
重量 | 162g |
サイズ | 95x44x71 mm |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 三脚対応 |
バッファロー BSW305MBK
VTuber向けWebカメラおすすめランキング8位はバッファローのBSW305MBKです。フルHDの高画質、盗撮防止機能、広角も81°とVTuberの活動だけ、という場合には価格やスペックなども含めるとちょうどいいWebカメラです。
メーカー | バッファロー |
---|---|
解像度 | フルHD 1080p |
画素数 | 200万画素 |
フレームレート | 30fps |
画角 | 対角視野81° |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | - |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
あり |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | Windows、Mac |
重量 | 約110g |
サイズ | 80×51×50mm |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 |
エレコム UCAM-C520FEBK
VTuber向けWebカメラおすすめランキング7位はエレコムのUCAM-C520FEBKです。広角が68°と範囲もそこそこ広く、トラッキング(角度の変更)も可能なので広範囲を撮影することが可能なWebカメラです。解像度が高めな点もポイントです。
メーカー | エレコム |
---|---|
解像度 | 最大1600×1200p |
画素数 | 200万画素 |
フレームレート | 30fps |
画角 | 対角視野68° |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | - |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
- |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | Windows、Mac |
重量 | 66g |
サイズ | 60x39x52.3mm |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 |
ロジクール C525n
VTuber向けWebカメラおすすめランキング6位はロジクールのC525nです。至近距離である7cmからのオートフォーカスができるため手元配信にも向いており、カメラの角度を全方位に向けることができるため、好きな角度から配信することもできます。
メーカー | ロジクール |
---|---|
解像度 | HD 720p |
画素数 | - |
フレームレート | 30fps |
画角 | - |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | - |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
- |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | - |
重量 | 90g |
サイズ | - |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 |
サンワサプライ CMS-V37BK
VTuber向けWebカメラおすすめランキング5位はサンワサプライのCMS-V37BKです。フルHDの高画質で画角やフレームレートは少し低めなものの、VTuberだけの配信を目的としたコスパの良いWebカメラを探している人におすすめです。
メーカー | サンワサプライ |
---|---|
解像度 | 最大1920×1080p |
画素数 | 200万画素 |
フレームレート | 15fps |
画角 | 対角視野56° |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | - |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
- |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | Windows |
重量 | 120g |
サイズ | 43x66x152 mm |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 |
ロジクール C1000eR
VTuber向けWebカメラおすすめランキング4位はロジクールのC1000eRです。4K対応とかなり解像度が高いため、VTuberとして顔などを鮮明に移る必要がない人にはスペックが高すぎますが、手元の撮影などで併用したい人にはおすすめです。
メーカー | ロジクール |
---|---|
解像度 | 4K Ultra HD (最大4096x2160p) |
画素数 | 1300万画素 |
フレームレート | 90fps |
画角 | 対角視野90°/78°/65° |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | あり |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
あり |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | Windows、Mac Chrome OS |
重量 | 63g |
サイズ | 102x27x27mm |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 三脚対応 |
Jジョイアクセスウェブカメラ
VTuber向けWebカメラおすすめランキング3位はJジョイアクセスのウェブカメラです。105°の広角カメラなのでコラボ配信などにも向いていますし、オートフォーカス機能などがあるため手元を配信したい場合にも便利なWebカメラです。
メーカー | Jジョイアクセス |
---|---|
解像度 | フルHD 1080p |
画素数 | 200万画素 |
フレームレート | 30fps |
画角 | 対角視野105° |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | あり |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
- |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | Windows、Mac |
重量 | 121g |
サイズ | 101x100x62mm |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 |
エレコム UCAM-C750FBBK
VTuber向けWebカメラおすすめランキング2位はエレコムのUCAM-C750FBBKです。500万画素という高い画素での撮影ができるため、VTuber活動だけでなく手元を配信することが多い手芸や料理などにもおすすめのWebカメラです。
メーカー | エレコム |
---|---|
解像度 | 最大2592×1944p |
画素数 | 500万画素 |
フレームレート | 30fps |
画角 | 対角視野66° |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | - |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
- |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | Windows、Mac |
重量 | 68g |
サイズ | 60x39x55.3mm |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 |
サンワサプライ CMS-V43BK
VTuber向けWebカメラおすすめランキング1位はサンワサプライのCMS-V43BKです。150°というかなりの広角カメラなので、複数人配信でも申し分なく利用できます。解像度やフレームレートなどもVTuber活動には不足ないスペックです。
メーカー | サンワサプライ |
---|---|
解像度 | 最大1280×720p |
画素数 | 100万画素 |
フレームレート | 30fps |
画角 | 水平150° |
内蔵マイク | あり |
ノイズキャンセル機能 | - |
盗撮防止 (プライバシーカバー) |
- |
インターフェース | 有線 |
サポートOS | Windows、Chrome OS |
重量 | 140g |
サイズ | 115x33x25mm |
設置タイプ | スタンド式 クリップ式 三脚対応 |
モーションキャプチャーを利用してVTuberになるなら
なお、全身の動きをアバターに反映させるためにはモーションキャプチャーと呼ばれるものが必要です。
Webカメラでもアプリケーションとの組み合わせでモーションキャプチャーの利用は可能ですが、より本格的にモーションキャプチャーを利用したい場合はWebカメラではない別の機材の準備が必要です。
VRヘッドセットの導入が必要
モーションキャプチャーを利用するためにはVRヘッドセットやモーションキャプチャー用の機材の導入が必要です。モーションキャプチャーを利用できれば体全体を動かして表現したい配信などができるようになります。
VRヘッドセットはWebカメラの倍以上の値段がしますし、モーションキャプチャーはそれよりもさらに高額です。
しかし導入すればVTuberとしての活動の幅も増えますので、できれば導入したいと考える人も少なくありません。そういう人向けとしては、一般的なVTuberでも手は出せるVRヘッドセットがおすすめです。
モーションキャプチャーと呼ばれる機材の場合は相応にお金がかかるほか場所が取られるものもあります。
モーションキャプチャーにも様々な種類があるため、よほど本格的に利用するという人でない限り手を出すことは少ないものです。種類としては大きく分けて4種類です。光学式のモーションキャプチャーは複数台のカメラを利用してトラッキングするため位置精度が高いものです。
慣性式のモーションキャプチャーは場所の制約鳴く人の動きを角速度、加速度、地磁気から情報を得て動きを反映させることができます。VTuberとしてはこれを利用する人が多いです。
磁気式のモーションキャプチャーの場合は体に配線を取り付けて動きを反映させてそこから発生する磁界から位置や姿勢を反映させます。
ビデオ式(画像式)のモーションキャプチャーの場合は、マーカーやセンサーなしでも動きを反映させることができます。
最後に
VTuber向けのWebカメラを紹介してきました。VTuberとしての配信以外にも利用できるWebカメラが多いため、利用用途なども考えながらこの記事を参考にWebカメラを準備してみてください。