2022年09月10日更新
PPSSPP(PC版PSPエミュレーター)の使い方!ダウンロードや設定方法を解説
PSPのゲームをパソコンからできるPPSSPPというエミュレーターがあります。パソコンでPSPゲームを手軽に遊ぶことができ、更に画質の良い環境でプレイも可能となるため、PSPのゲームをパソコンでプレイしたい人向けにPPSSPPの使い方を解説していきます。
目次
PPSSPP(PC版PSPエミュレーター)の使い方
パソコンでは、基本的にはパソコン向けのゲームしかできませんが、エミュレーターと呼ばれるものを活用することで他のハードゲームのソフトをプレイすることが可能です。
PPSSPP(PC版PSPエミュレーター)とは
そういったエミュレーターの1つにPPSSPPというものがあります。PPSSPPとはパソコン向けのPPSPエミュレーターです。
様々な端末でPSPソフトをプレイすることのできるエミュレーター
PPSSPPはパソコン版以外にも、Android版やiPhone版のものもあります。Android版PPSSPPはGoogle Playストアからインストールすることができますが、iPhoneの場合はいわゆる野良アプリをインストールして利用します。
パソコンでPPSSPPを利用する場合はインストーラーを利用してパソコンにインストールする、通常のソフトウェアと同じ方法で利用します(もう1つ別の方法もあります)。
特徴/機能
そんなPPSSPPにはどのような特徴や機能があるのかですが、スマホ版の場合は次のような特徴があります。
- スマートフォンやタブレットに対応した設計
- 仮想のコントローラーパッドがある
- 分割画面モードでのプレイも可能
また、パソコン版にも共通する機能としては次のような特徴もあります。
- BluetoothやUSB接続する外部コントローラーの利用ができる
- プラグインによるカスタマイズができる
- チートコードでプレイを楽にすることも可能
- ステートセーブ・ステートロードに対応している
- ネットプレイも可能
なお、パソコン版PPSSPPの場合、初心者でも利用しやすいようBIOSプラグインは不要です。複数のOSにも対応していて、日本語にも対応されていることから英語のエミュレーターを避けがちな人にもおすすめのエミュレーターです。
無料版と有料版の違い
なお、PPSSPPには無料版(フリー版)と有料版(ゴールド版)があります。無料版と有料版に性能面での違いはありません。ゴールド版になるとPPSSPPのアイコンがかっこよくなる(金色のアイコンになる)という違いがあるくらいです。
では有料版はどういった目的であるのかというと、PPSSPPを長年利用していたり、PPPSSPPを作ってくれたことやバージョン更新の感謝など、PPSSPPに対する寄付目的で金額を指定し、クレジットカードなどで有料版を買うと言う意味合いの方が強いです。
PPSSPPを利用する際の危険性
PPSSPPだけに限りませんが、エミュレーターを利用する上で理解しておく必要がある危険性もあります。PPSSPPの導入を検討している人は必ず目を通しておいてください。
利用自体は合法
1つ安心していただきたいのは、PPSSPPは違法なソフトウェアではない、ということです。エミュレーターというと違法というイメージを持つ人も少なくないですが、エミュレーター自体に違法性はありません。
そのため、PPSSPPをパソコンやスマホにダウンロード/インストールしたとしても法律違反となるわけではないのため、そちらの危険性を考えていた人は安心してください。
著作権法に違反したファイルのダウンロードは違法
しかしながらエミュレーターに触れると必ずといっていいほど「違法」というワードが引っかかります。これはエミュレーターで利用するゲームソフトの利用に関してかかってくる部分です。
PSPでゲームをプレイする場合、PSP本体にUMDと呼ばれるゲームソフトを差し込み、それを読み込んでプレイします。
エミュレーターであるPPSSPPでPSPのゲームをしようとすると、そのゲームソフトのIOSファイル(パソコンでプレイするためのゲームデータのファイル)が必要となります。
このISOデータは、自身が所持しているPSPを利用して吸い出すのであれば、その時点では違法となりません。違法になるのは吸い出したISOファイルを他者に渡した場合と、ネット上にあるPSPゲームのISOファイルをダウンロードした場合です。
自身が吸い出したISOファイルを自分だけが利用するのであれば合法範囲ですが、他者に渡す=配布行為となるため、著作権法違反となりますので注意が必要です。
また、ネット上にあるPSPのゲームファイルはすべて違法アップロードされたものです。そのため、ダウンロード自体に法律違反となる危険性がつきまといます。
通常お金を払わなければ利用できないゲームソフトを、私的利用の範囲だとしても、違法アップロードされたものと知りながらダウンロードした場合、著作権法違反となり2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金が課せられます。
なお、有料のISOファイルをクレジットカードなどを利用して購入するのであれば良いのかというとそういうわけでもありません。
ゲームソフトの販売元が正式に有料でISOファイルを販売していることはなく、そういうサイトが合ったとしても違法サイトであることはほぼ間違いありません。
法律違反となる危険性を抱えてまでPSPのゲームソフトのISOファイルをダウンロードすることは悪手ですので、自身でISOファイルの吸い上げができないのであればPPSSPPの利用自体を諦めましょう。
ウイルスやマルウエアに感染の恐れも
また、違法性の問題以外にも、ウイルスはマルウェアに感染するおそれもあります。
これはPPSSPPを導入する場合にも言えることで、エミュレーターファイルのダウンロードサイトにウイルスが仕込まれている、エミュレーターをダウンロードした際のファイル内にハッキングファイルがあるということも考えられるためです。
ウイルスやマルウェアは、後述するクレジットカードなどの個人情報を盗む目的で潜んでいることが多いです。
PPSSPPを入れてから妙にパソコンの動きが遅い、カメラの映像が勝手に撮影されているなどということもありますので、PPSSPPの公式サイト以外からの利用に関しては慎重になったほうが良いでしょう。
最悪クレジットカードや個人情報の流出も
また、侵入したウイルスやマルウェアによっては、クレジットカードの情報を含めた自身の個人情報などが流出する危険性もあります。
クレジットカードの情報が流出すると、そのクレジットカードを悪用されることにもなりかねません。一番怖いクレジットカードの不正利用をされるという危険性はかなり高いです。
クレジットカードの情報以外にも、個人情報が漏れれば犯罪に巻き込まれるという危険性もあります。
PPPSSPPをダウンロードできるサイトは様々ありますが、そのサイトが危険性が高いところかかどうかの判断力も必要です。セキュリティソフトなども活用して、クレジットカードなどの個人情報が漏れないようにする必要があることは理解しておきましょう。
可能であればVPNの利用がおすすめ
安全なサイトだと分かっていても、PPPSSPPのダウンロードができるサイトというのは基本的に海外製のサイトで、危険性が高いというのが事実です。
セキュリティハックされてクレジットカードなどの情報が盗まれる危険性があり、それを防ぐためにも、自身のIPアドレスがわからないようにすることをおすすめします。
IPアドレスを隠すことができるのはVPNと言われるもので、正式名称としては「Virtual Private Network」です。ハッキングの原因となりやすいIPアドレスを隠すことで、PPSSPPをダウンロードしたり利用したりする際の保護ができます。
危険性を回避するために利用可能なVPNソフトには有料のものもあれば無料のものもあり、セキュリティソフトに付随していることも多いです。安価で利用できるVPNのおすすめとしてはNordVPNがあります。
有料なのでそこで利用をためらう人もいると思いますが、クレジットカードなどの情報が漏れる事を考えた場合の安全料と考えれば安いものです。
クレジットカードの情報などをスマホやタブレットでも入力することも多い昨今、パソコンにおすすめなだけでなく、利用時に危険性と隣合わせなフリーWi-Fi利用時にも使うことをおすすめしたいものです。
多くの端末に対応しているおすすめのVPNソフトなので、インターネットの安全性を確立するためにも入れておくことをおすすめします。もちろんこれ以外のVPNソフトでもOKです。
PPSSPP(PC版PSPエミュレーター)の導入方法
ここからはPPSSPPをパソコンに導入する方法を説明していきます。
必要なスペックやハードウェア
PPSSPPが出たばかりの頃は高スペックのパソコン向けのソフトウェアでしたが、現在のPPSSPPは普通のパソコンでも利用できるようになっています。現在のPPSSPPに必要なスペックとしては次のとおりです。
PPSSPPに必要なスペック | ||
---|---|---|
OS | Windows/Linux/Mac/Android/iPhone ※64bit版推奨 ※iPhoneはストア外アプリのインストールが必要 |
|
CPU | 《最低限》 SSE3をサポートする最新のプロセッサ |
|
《推奨》 Intel Core i3 10100以上 (3.6GHz 4コア8スレッド) AMD Ryzen 3 3100以上 (3.6GHz 4コア8スレッド) |
||
メモリ | 《最低限》 4GB以上 |
|
《推奨》 8GB以上 |
||
GPU | 《最低限》 OpenGL 2.0を処理できるGPU |
|
《推奨》 NVIDIA GeForce GTX 750 Ti以上 ※ネイティブ画質ならAPU内蔵GPUで可 ※軽いゲームならIntel内蔵GPUでもOK |
ダウンロード/インストール方法
PPSSPPのダウンロード/インストールは、下記の公式リンクページからおこなうことができます。Windows版でのやり方を説明していますので、その他のパソコンから利用する場合は参考にしながら利用してみてください。
なお、PPSSPPにはZip版とインストール版があります。
Zip版はPPSSPPをパソコン内にインストールしたくないという場合に利用できるスタンドアロンバージョンです。インストール版場合はパソコン内にインストールして利用します。どちらを利用しても機能に差はありませんので、好きな方を利用してみてください。
インストール版を利用した場合は、インストーラーを起動して実行し、パソコン内にインストールしましょう。
Zip版の場合は、ダウンロードしたZipファイルを解凍し、解凍後のフォルダ内にあるexeファイル(PPSSPPWindows.exeもしくはPPSSPPWindows64.exe)を起動してPPPSSPPを利用することができます。
64ビットと32ビットどっちがおすすめ?
ちなみに、PPSSPPのZip版の場合は64ビット版と32ビット版のどちらかを起動することになりますが、どちらがおすすめかというのは起動してみて判断してみるのが一番です。
OSが64ビット版にもかかわらず64ビット版が起動しないという事例もあるようです。基本的に自身が利用しているパソコンのOSのビット数に応じたものを選択して利用しましょう。
なお、64ビット版の場合は64ビット版だけでなく32ビット版のPPSSPPの利用ができますが、32ビット版のパソコンを利用している場合利用できるのは32ビット版のみとなります。
PPSSPP(PC版PSPエミュレーター)の使い方
ここからはPPSSPPの使い方の説明をしていきます。パソコンに前述した方法でPPSSPPをインストールする、もしくはスタンドアロン形式で利用するZip版の中にあるexeファイルを起動した上で確認してください。
ショートカットキー
なお、PPSSPPではショートカットーキーを利用することでより便利に操作することができます。主なショートカットキーは下記のとおりですので、PPSSPP利用時の参考にしてみてください。
PPSSPPで利用する主なショートカットキー | |
---|---|
ショートカットキー | 内容 |
[F2]キー | 「ステートをセーブする」 PPSSPPでの状態セーブ(ゲームのセーブポイント以外でのセーブ)をおこなうことができる |
[F3]キー | 「セーブステートのスロット」 PPSSPPでの状態セーブ(ゲームのセーブポイント以外でのセーブ)するスロットの変更ができる |
[F4]キー | 「ステートをロードする」 PPSSPPでの状態セーブ(ゲームのセーブポイント以外でのセーブ)のロードをおこなうことができる |
[F11]キー もしくは [Alt]+[Return]キー |
フルスクリーンモードでの利用(フルスクリーンモードの解除も同様) |
[F7]キー | フレームスキップ 項目は「自動」・「オフ」・1~8の段階切り替え |
[F8]キー | 一時停止 |
[Ctrl]+[W]キー | 停止 |
[Ctrl]+[B]キー | リセット |
[Ctrl]+[U]キー | PPSSPPでプレイするUMD(ゲームソフト)を交換する |
[Alt]+[F4]キー | PPSSPPの終了 |
ゲームソフトの読み込み/起動
PPSSPPでのゲームソフトの読み込み/起動は「ファイル」メニューの「ロード」からおこないます。クリックすると「開く」のウィンドウが起動するため、そこから起動したいゲームをクリックして開きましょう。
PPSSPPで利用したいゲームを1つのフォルダにまとめておくとゲームを一覧でPPSSPP内で確認しやすいため、任意の場所で構いませんので一緒に保存しておくことをおすすめします。
PSPのボタンとキーボードのキーの対応表
PPSSPPはコントローラーを利用することでプレイしやすいですが、パソコンのキーボードをコントローラーとして活用する事もできます。デフォルトで設定されているパソコンキーボードのコントローラーのキーは下記の表のとおりです。
PSPのコントローラーボタンとPPSSPPのキーボードのキーの対応表(デフォルト) | |
---|---|
PSPのコントローラーボタン | キーボードのキー |
十字キー 上(↑) | [↑]キー |
十字キー 下(↓) | [↓]キー |
十字キー 左(←) | [←]キー |
十字キー 右(→) | [→]キー |
○ボタン | [X]キー |
✕ボタン | [Z]キー |
□ボタン | [A]キー |
△ボタン | [S]キー |
STARTボタン | [Space]キー(スペースキー) |
SELECTボタン | [V]キー |
Lボタン | [Q]キー |
Rボタン | [W]キー |
アナログパット 上 | [I]キー |
アナログパット 下 | [K]キー |
アナログパット 左 | [J]キー |
アナログパット 右 | [L]キー |
なお、キーボードのキーの割り当ては「ゲームの設定」の「キーマッピング(入力ボタン設定)」からおこなうことができます。
変更したい場合は、設定したい割り当て設定をクリックしましょう。キーボードの設定は「kbd」から始まるものをクリックで可能です。
上記画面が表示されたら、改めて設定したいキーボードのキーを押しましょう。これでキーの割当設定は完了です。
チートの使い方
PPSSPPなどのエミュレーターを利用したい場合、チートの利用を目的としている人も少なくありません。PPSSPPはCWCheat形式のコードに対応しており、チートコードを入力することでチートを使うことが可能です。
チートの利用は、「ゲームの設定」→「チートを有効にする」にチェックを入れることで可能になります。
チートが有効の状態でゲームを一度起動すると、memstick\PSP\Cheatsの中に「○○(※ゲームID).ini」というファイルが作成されます。ゲームIDはゲームを起動した際にタイトルバーに表示される「ULJM12345」といった形式のものです。
そのiniファイルをメモ帳で起動し、CWCheatコードを貼り付けて上書き保存します。再度ゲームを起動し、「ゲームの設定」→「詳細設定」→「コントロール」→「画面にタッチ用のコントローラーを表示」を開いてください。
ゲームの画面上側に表示されている上向きの三角ボタンをクリック→「チート」をクリックで進み、利用したいチートの項目にチェックを入れればチートを使うことができるようになります。
アップデートするには?
PPSSPPには自動更新機能はついていません。そのため、PPSSPPをアップデートするためには手動更新する必要があります。
手動更新は最新版のPPSSPPを旧型のPPSSPPに上書き保存する形で可能です。エラーが生じることもありますので、それによりデータの破損等が心配な場合は新しくPPSSPPをインストールし直すことをおすすめします。
ゲームデータ(ISOファイル)を用意するには?
前述したように、PSPゲームのゲームデータ(ISOデータ)を準備するためにはPSP実機から吸い出す必要があります。
これを利用するためにはPSPの改造が必要となります。改造するとPSPが起動できないなどのトラブルが生じる原因となる可能性もあるため、それはちょっと、という場合はPSP実機での利用にとどめておきましょう。
ISOデータの吸い出し方法について簡単に説明しておきます。まずはPSPにCWFというものをケーブルで接続してパソコン経由で導入するという形を取ります。CWFファイルは上記リンクのいずれかからPSPのバージョンにあったものを利用しましょう。
やり方の詳細ですが、パソコンでCWFをダウンロード後解凍し、解凍したCWFフォルダの中の「launcher」と「installer」フォルダをパソコンとケーブルで接続したPSPの中の「PSP\GAME」の中にいれます。
次にPSPを起動してトップ画面(XMB)を開き、「ゲーム」→「メモリースティック」から「LME Installer for 661(もしくは660)」を実行します。本体情報を確認してシステムソフトウェアが6.61(もしくは6.60) LME-2.3になっていればOKです。
次にISOファイルの吸い出しですが、まずは下記リンク先から「PSP Filter」をパソコンにダウンロードして解凍後、ケーブルで接続したPSPの「PSP\GAME\」のフォルダ内に、解凍ファイルの\release\GAME\内にある「FILER」フォルダをコピーします。
PSPでPSP Filerを起動し、PSPコントローラーの△ボタン→Rボタンを押してUMDの吸い出し画面を開きます。ISOファイルの名前を指定し、コントローラーのSTARTボタンを押して吸い出しを開始します。
「読み込みが終了しました」と表示されれば吸い出し完了ですので、吸い出したISOファイルをパソコンにコピーしてPPSSPPで起動すればプレイできます。
おすすめの設定
PPSSPPを利用するに当たり、使用しやすい環境に整えておくことは重要です。PPSSPPの設定内容などについてのおすすめを最後に紹介していきます。
クイックセーブ/ステートロード
ゲーム内でセーブやロードができないタイミングでもセーブやロードができるのがクイックセーブ/ステートロードです。すぐに保存したい場面ではクイックセーブが便利で、「ファイル」→「ステートを保存」からおこなうか、F2キーを押すことでできます。
クイックセーブしたものをロードできるステートロードも「ファイル」→「ステートの読み込み」から、もしくはF4キーで可能です。
グラフィック設定
また、エミュレーターは実機よりもきれいなグラフィックでプレイできることが醍醐味とも言えます。PPSSPPでもグラフィック設定を変更して高画質の画面でのプレイができます。
グラフィック設定はオプション画面の「ゲームの設定」や「ゲーム設定」→「詳細設定」からできます。
「グラフィックス」の項目がグラフィック設定の部分です。解像度設定は「パフォーマンス」の「レンダリング解像度」から変更できます。
○(数字)×PSPは、PSPの解像度の何倍という形で解像度を設定できるものです。PSPの解像度は480×272で、その10倍まで選択できます。4×PSP以上を目安にしてみましょう。その他にもいろいろなグラフィック設定がありますがそちらについては割愛します。
サウンド/オーディオ設定
サウンド/オーディオ設定も「オーディオ」の項目から可能です。「オーディオのバックエンド」はデフォルトでは「自動」ですが、「DSound(互換)」と「WASAPI(高速)」を選択することもできます。
基本的には自動でいいですが、オーディオ出力の互換性があるのは「DSound(互換)」です。フレームレートが少し遅くなることがあるため、その場合は「WASAPI(高速)」のほうが良いこともありますので、実際に設定して比較して利用しましょう。
コントローラー/ゲームパッド/キーボードのセットアップ設定
前述したように、PPSSPPはコントローラーがなくてもキーボードでの操作が可能です。しかし、コントローラーがあったほうが設定しやすいため、コントローラー(ゲームパッド)を所持しているのであればそちらの利用も検討してみましょう。
特にアクションゲームなどの場合キーボードでの操作はかなり厳しいため、コントローラーがあったほうが操作性も上がります。
有線タイプのものもあれば無線タイプのものもあり、コントローラーごとに使いやすさも異なるため、使いやすいものを利用してみましょう。
なお、PPSSPPはゲームパッドやXbox360コントローラーに対応しているため、特に設定などをすることなく利用可能です。コントローラーのキー割り当ての変更はキーボードのキー割り当ての場合と同じです。
ゲームパッドのボタンの設定を変更したいのであれば「pad1」のものを、Xbox360コントローラーのボタンの設定を変更したい場合は「x360」を選択して割り当てたいボタンを押すだけで完了します。
最後に
PPSSPPは、パソコンやiPhone、AndroidでPSPのゲームができるエミュレーターです。海外製のソフトなのでセキュリティ上の問題もありますが、PSPゲームを高画質でプレイすることが可能ですので、興味がある人は利用してみましょう。
なお、PSPのゲームのプレイに必要なソフトのISOデータの入手は自身が所持しているPSPを利用しておこなう必要があり、インターネット上からのダウンロードは違法行為となるため、その点注意した上で利用してください。