【PS4】セーフモードの起動方法!起動しない/画面が映らない時の対処法を解説
PS4(PlayStation4)でなんらかのトラブルが生じた場合、セーフモードでの起動が必要なことがあります。PS4のセーフモードはどういった方法で起動するのか、PS4でセーフモードを使用にも起動しない/映らないという場合の対処法などを解説していきます。
【PS4】セーフモードの起動方法
PS4(PlayStation4)でゲームをしている人は多いかと思いますが、そのPS4には普段はあまりしないセーフモードという起動方法があります。
セーフモードとは
セーフモードとはパソコンなどでも聞くものですが、PS4(PlayStation4)でも同じような形で利用されるものです。
初期化などメンテナンスにかかわる処理ができる画面
PS4(PlayStation4)でのセーフモードは、初期化などのメンテナンス関係の処理をおこなうことができる画面であり起動方法のことを指します。パソコンやスマホなどと同じように基本的な動作のみが許可されているモードです。
PS4が起動しなかったり画面が映らない時に再起動できる
このセーフモードは、何らかのトラブルがPS4(PlayStation4)で発生した際の対処法として利用されるものです。PS4が起動しない、PS4の画面が映らないなどの場合はセーフモードを利用して再起動することで改善するよう対応することができます。
セーフモードでできること
PS4(PlayStation4)のセーフモードでは、通常の方法でPS4の起動をした場合と違い、利用できる機能に制限があります。PS4のセーフモードではどういった事ができるのか、セーフモードで自身が実行したい内容があるか確認してみてください。
PS4を再起動
まず、セーフモードを活用することでPS4(PlayStation4)の再起動ができます。単純に再起動する方法ではありますが、正常に起動できなかった場合に一度再起動してみる、という方法を取りたいときに有用なものです。
PS4の画面が映らない場合や、電源ボタンを押してもPS4が起動しないというような場合にはこの方法で改善が可能です。
解像度の変更
また、セーフモードではPS4(PlayStation4)で出力する画面の解像度を変更することも可能です。テレビなどの画面がなぜか映らない、という場合に利用される機能で、解像度の変更を選択すると480pに変更した上でPS4を再起動してくれます。
基本的には解像度は「自動」の設定をしておけばテレビなどの解像度に合わせて調整してくれるのですが、何らかのエラーでそれができず画面が映らない、という状態になることもあります。
そういった画面表示に関するエラーが生じている場合には、セーフモードの解像度の変更が有効です。
データベースの再構築
データベースの再構築は、PS4(PlayStation4)のHDD内のデータベースの整理をしてくれるものです。
PS4は長いこと利用しているとエラーが蓄積します。また、HDD内にあるエラーやデータベースの破損がPS4の動作を妨げてしまうこともあります。その場合にデータベースの再構築をすることで、エラーや破損したデータベースを削除することが可能です。
データベースの再構築をおこなうとPS4の動作が軽くなるため、PS4の動作が妙に重いと感じる場合はデータベースの再構築を実施してみましょう。なお、再構築をおこなってもセーブデータなどは保持されますので安心してください。
なお、PS4自体にエラーなどが生じていなくても、データベースの再構築は定期的におこなっておくと突然PS4が重くなった、というようなトラブルを防ぐことができます。
これまでPS4のデータベースの再構築を実行していなかった、という人は、これを気に定期的に実施してみるのも良いでしょう。
システムソフトウエアのアップデート
PS4(PlayStation4)のシステムソフトウェアをアップデートすることで、PS4で発生しているエラー/不具合の改善もできます。システムソフトウェアのアップデートで、SONY側が認識していたエラー/不具合が改善している可能性があるためです。
システムソフトウェアのアップデートは基本的にWi-Fi環境などのインターネット環境からおこなうことになります。インターネットに接続できる環境がすぐ準備できないような場合は、アップデートファイルが入ったUSBメモリなどを読み込んでおこなうこともできます。
アップデートにより不具合が改善されることもあるため、PS4の動作に不具合が生じた場合の対処法としても有用です。
現在、システムアップデートソフトウェアが入ったBlu-rayディスクやUSBメモリの販売は見合わせられているため、下記リンク先からダウンロードしてUSBメモリなどからシステムソフトウェアのアップデートをおこなう必要があります。
Wi-Fiなどのインターネット環境をPS4に接続しない形でアップデートできないような場合はこちらを利用してください。
設定を初期値に戻す
PS4(PlayStation4)を自分が利用しやすいよう設定している人もいるでしょうが、その設定がエラーの原因となっている可能性もあります。そのため、PS4の設定をセーフモードで一度初期値に戻して改善してみるということが可能です。
あれこれ設定をいじったという記憶がある人、設定を変更したらエラーが発生したというような場合にはこちらを試してみましょう。
PS4の初期化
ここまで紹介した内容のものを実行してもエラー/不具合が改善しない場合に利用されるのがPS4(PlayStation4)の初期化です。PS4の初期化は、どうやっても直らない重大なエラーや不具合がある場合に実行されます。
PS4を初期化すると工場出荷時の状態に戻ります。そのため、初期化を実行すると設定どころかPS4のHDDに保存してあるデータも削除されるため、バックアップがされていないような場合にはそれらのデータが消えることを理解しておきましょう。
もし初期化時にPS4内のセーブデータなどの削除をしてしまった場合は復元することはできないので注意が必要ですが、かろうじてPS4を正常に起動することができればバックアップを取ることができます。
PS4のバックアップは、PS4のHDDの2倍以上の容量がある、FAT32もしくはexFATでフォーマットされたUSBメモリなどを利用して、「設定」→「システム」→「バックアップ/復元」から可能です。トロフィーはPlayStation Networkと同期しておきましょう。
なお、HDD自体を交換する場合は、同じPS4の初期化でも「PS4を初期化する(システムソフトウェアを再インストールする)」を利用してください。PS4を初期化後、システムソフトウェアを最新の状態でインストールすることができるものです。
セーフモードの起動方法
ここからはPS4(PlayStation4)のセーフモードを起動する方法を説明します。PS4が起動しない、画面が映らないという場合の対処法としてよく利用されるものですので、エラーが生じてしまっている場合はここを見ながらセーフモードを利用してみましょう。
PS4の電源を切る
まずはPS4(PlayStation4)の電源を切ってください。起動しない場合は次の項目に移ってもらって構いませんが、PS4自体は起動しているのに画面が映らないという場合は強制敵に電源を落とします。
PS4の電源は電源ボタンを3秒長押しすることで切ることができます。電源ボタンのところにある電源ランプがしばらく点滅した後に電源が切れるため待ちましょう。
電源ボタンを長押し
PS4(PlayStation4)の電源が切れたことを確認したら、再度電源ボタンを長押ししてください。
電子音が1回鳴った後指をはなさず7秒ほど押し続ける
電源ボタンの長押しをする長さですが、最初に電源ボタンを押したタイミングで電子音が1回鳴りますがその時点でそれは気にせず、電源ボタンを7秒ほど長押しし続けます。
2回目の電子音が鳴ったら指を離す
電源ボタンを7秒ほど押し続けると2度目の電子音が鳴りますので、そのタイミングで電源ボタンから指を離してください。この状態で、PS4(PlayStation4)の基本的な機能だけが利用可能なセーフモードでの起動ができればOKです。
その後、USBケーブルでコントローラーをPS4に接続し、再起動など利用したい項目を選択して実行しましょう。操作を間違えるとデータ削除をしてしまいますので、その点は注意して実行してください。
最後に
PS4(PlayStation4)でのセーフモードは、PS4の再起動の他にもデータの再構築や初期化などをおこなうことができます。
PS4に問題ない通常時にも利用可能なものもあるものの操作を間違えるとデータが消えるものもあるため注意が必要です。
しかし不具合の解消方法として有用な機能が多いため、PS4が起動しない、画面が映らないなどのエラー/不具合が生じている場合は説明した内容を参考にしながら対処してみてください。