2021年04月13日更新
AndroidメッセージアプリでPCから送受信可能に!メッセージの5つの新機能
Android メッセージ(アンドロイド メッセージ)アプリがアップデートで5つの新機能に対応。目玉の機能はPCからAndroid メッセージ(アンドロイド メッセージ)の送受信ができるようになった点です。今回は新機能と特徴、設定方法を紹介します。
目次
Android(アンドロイド)のメッセージアプリ(SMS)とは?特徴は?
Android(アンドロイド)の標準アプリ「メッセージ」のWEB版をGoogleが公開しました。パソコンからもAndroidスマートフォンのSMS送受信が出来るようになります。
今回はメッセージアプリの概要と、WEB版の使用方法、新機能・特徴について紹介します。
電話番号で送受信できる
はじめにSMSとはなにか?という基本的な内容とサービスの特徴を紹介します。
SMSはショートメッセージサービス(Short Message Service)の略で、一般的にはショートメールやCメールと呼ばれることが多いです。電話回線を使ったサービスのため、1通ごとに料金がかかります。
電話番号で送受信が出来るため、メールアドレスを知らなくても電話番号がわかれば、キャリアにかかわらずメールが送信できる便利なサービスです。
文字数制限がある
注意が必要な点としては文字数制限があることです。文字数は全角70文字(半角英数字160文字)までとキャリアメールに比べると短めであることが特徴です。
Androidスマートフォン側ではLINE等のチャットのように表示されますが、吹き出しの送信ひとつごとに料金がかかるのでその点は注意です。
料金については次項で紹介します。
Android(アンドロイド)のメッセージアプリの気になる料金設定は?
Android(アンドロイド)のメッセージアプリのSMS料金設定について紹介します。
料金はキャリアか格安SIMかで変わる
Android(アンドロイド)のメッセージアプリはLINE等のメッセージアプリとは異なり、料金が発生します。
料金はキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)なのか、格安SIM(ワイモバイル・Mineo・IIJMio・楽天モバイル 等)によって異なる特徴があります。
キャリアの場合
キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の場合は月額使用料やメッセージ受信の費用は受電扱いになるためか無料です。
メッセージ送信に関しては、国内向けが約3円/1通、海外向けが約100円/1通となっています。この1通あたりというのは前述の全角70文字(半角英数160文字)になります。
それ以上の文字数を送信しようとすると文字数によって料金が高くなるので要注意です。
格安SIMの場合
格安SIM(ワイモバイル・Mineo・IIJMio・楽天モバイル 等)の場合、データ専用SIMなのか音声通話対応SIMなのかによっても値段が変わります。
音声通話対応SIMの場合はキャリアと同様で月額使用料はかかりませんが、データ専用SIMに関しては月額使用料120円程度が発生します。
メッセージの送受信にかかる値段は各格安SIM事業者やプランによっても変わってくる場合があるため、個別に確認することをおすすめします。
ひと月に5通までは無料の事業者もあるので、要チェックですね。
Android(アンドロイド)のメッセージアプリ新機能最大の目玉!PCでも利用可能に!
Android(アンドロイド)のメッセージアプリの最大の目玉は「PC」からSMSが使用できるようになったことです。
PCでのメッセージアプリの使用方法を紹介します。
PCでのメッセージアプリの使い方
Androidのメッセージアプリがスマートフォンにインストールされていない場合はインストールします。
Android端末からはGoogle Playストアからインストールします。
パソコンからインストールする場合は下記からダウンロードします。
PCからWEB版のメッセージアプリを開くためにmessages.android.comにアクセスします。
Androidのメッセージアプリを開いて設定メニューから「ウェブ版Androidメッセージ」を開きます。
Androidのメッセージアプリ側で専用のQRコードスキャナを起動します。
PCの画面上のQRコードをAndroidのメッセージアプリのQRコードスキャナでスキャンします。
Androidのメッセージアプリ側でパソコンにログインできたことが確認出来ます。
WEB版(PC)のメッセージアプリから「チャットを開始」をクリックします
Androidのメッセージアプリ側の表示です。※今回は自分宛てにPCからテストメッセージを送信しています
Android(アンドロイド)メッセージアプリ進化!残り4つの新機能
Androidのメッセージアプリの残りの4つの新機能を簡単に紹介します。
GIF画像の送信が可能に!
1つ目のAndroidのメッセージアプリの新機能はGIF画像の送信が可能になりました!
メッセージとして、GIF画像の送信に対応しました。LINEのスタンプのようにメッセージ代わりとして送信ができます。
メッセージテキストの入力欄に、プリインストールされたGIF画像から選べるスタンプの様な「ステッカー」もしくは、自分で好きなGIF画像を送る事ができます
絵文字の送信も可能
GIF画像は今回新たに追加された機能ですが、絵文字も使用できます。
GIF画像はスタンプのように単独ですが、絵文字は吹き出しの中にはいります。
スマートリプライが追加!
2つ目のAndroidのメッセージアプリの新機能は「スマートリプライ」機能の追加です。
これまでGoogleのサービスではInboxやGmailが対応するAIによる返信テキスト候補表示機能「スマートリプライ」がAndroidのメッセージアプリでも使えるようになりました。
相手のメッセージをAIが解析し、返信(リプライ)候補を表示する機能です。ワンボタンで返信が出来ます。
「スマートリプライ」は簡単な返信を返しておきたいような時に便利な機能です。
URLプレビュー機能追加
3つ目のAndroidのメッセージアプリの新機能は「URLプレビュー」機能の追加です。
SMSの会話の中で相手がURLを送ってくると、そのURLのリンク先のプレビューをその場で確認できるようになる機能です。
例えばレストラン等の店舗のURLのプレビューの場合であれば、お店の概要が表示されます。実際にプレビュー表示があることでサイトまでアクセスする必要がないので、ちょっとした確認には便利です。
ワンタイムパスワードのコピー
4つ目のAndroidのメッセージアプリの新機能は「ワンタイムパスワードのコピー」が出来るようになった機能追加です。
2段階認証等でSMSでワンタイムパスワードを送ってくる仕様のサービスも少なくありませんが、ワンタイムパスワードのコピーに対応したので、コピーしたものを入力欄にそのままペースト出来るようになりました。
ワンタイムパスポートが必要とする人には、新機能としてはこの仕様変更の方が待望の仕様変更ですね。昨今はセキュリティの向上で二段階認証も多くなっているのでワンタイムパスワードのコピーは便利そうです。
いかがでしたか。今回はAndroidメッセージアプリでPCからメッセージを送る方法を紹介しました。