2019年03月21日更新
【初心者】メディバンペイント for iPhoneの使い方|スマホでイラスト作成しよう
無料のiPhoneスマホアプリ「メディバンペイント」!メディバンペイントはイラストをスマホで難しい設定なく作成できるアプリです。iPhoneでイラスト作成をする基本的使い方から、ラフ・下書き・ペン入れ・着色・背景のつけ方から保存まで使い方を詳しくご説明します。
目次
- 1iPhoneでイラスト作成するにはメディバンペイントがおすすめ
- ・本格的なイラスト作成ができるアプリ
- 2メディバンぺイント for iPhoneの特徴
- 3メディバンぺイントの基本機能
- ・レイヤーの作成や追加機能
- ・ブラシなどのペイントツール機能
- ・デバイス間のクラウド同期機能
- 4イラストができるまでの必要な工程
- ・ラフ画でイメージ像を描く
- ・下書きの作成
- ・ペン入れでプロトタイプ作成
- ・プロトタイプに着色
- ・背景を描く
- ・イラストの保存
- 5メディバンぺイントの使い方
- ・ラフ画の書き方
- ・下書きの作成
- ・ペン入れの方法
- ・着色の入れ方
- 6メディバンぺイントのメリット
- ・無料で使える
- ・機能が豊富
- ・コマ割りが楽
- ・有料フォントが無料で使える
- ・自動バックアップ機能がある
- 7メディバンぺイントの評価
- ・Twitterの評価
- 8メディバンぺイントの評価が高い理由
- ・プロが使う機能が豊富
- ・PCやスマホなどOSに関係なくすべてのデバイスに対応
- ・PCやスマホでお絵かきしたい方におすすめしたい記事一覧
iPhoneでイラスト作成するにはメディバンペイントがおすすめ
イラスト作成してみたいけれどパソコンがない…、そんな方も諦めないで!iPhoneでイラスト作成が出来る「メディバンペイント」という無料のアプリがあります。
無料ですがブラシやトーンが1000種類使えて、レイヤーも制限なく使えるiPhoneのアプリです。使い方も分かりやすいですよ。
本格的なイラスト作成ができるアプリ
メディバンペイントは無料ですが本格的なイラスト作成が可能なアプリです。使い方次第で、プロ並みのイラストを仕上げる事が出来ます。
メディバンぺイント for iPhoneの特徴
メディバンぺイント for iPhoneの基本的な特徴をご説明します。
無料のスマホアプリ
メディバンペイントはiPhoneの無料のスマホアプリです。無料と聞いてダウンロードしたら実際は課金しないと、様々な機能が使えないスマホアプリがありますが、メディバンペイントはそんなことはありません。
100種類以上のブラシ、1000種類以上のトーンが基本無料で使えるスマホアプリなのです。
プロのイラスト工程をそのまま行う事ができる
メディバンペイントはプロがイラストを作成する時の工程を行う事が出来ます。使い方次第でiPhoneでラフ・下書き・ペン入れ・背景から着色まで出来るなんて、イラスト描きさんなら夢のようですよね。
メディバンぺイントの基本機能
メディバンペイントをスマホで使うための基本機能をご説明します。メディバンペイントはiPhoneのアプリですが、機能が多いため基本機能の使い方を押さえておきましょう。
レイヤーの作成や追加機能
メディバンペイントはイラスト作成には必須と言えるレイヤーを使う事が出来ます。レイヤーはほぼ制限なしで追加出来ます。ただし余りにレイヤーを増やすと、作業スピードが遅くなったりする可能性があるので使い方に注意しましょう。
ブラシなどのペイントツール機能
メディバンペイントにはブラシツールだけではなく、他にも使えるツールが沢山あります。消しゴムツール・選択系ツール・塗りつぶしツール・コマ割りツールなどイラスト作成や漫画作成に役立つものばかりです。
デバイス間のクラウド同期機能
メディバンペイントはパソコン・タブレット・スマホなどで使う事が出来ます。保存する際に「クラウドに新規保存」するとデバイス間でクラウドを通し、データを共有できます。
デバイス間のクラウド同期機能によって、使い方次第でいつでもどこでもお絵描きが出来るのです。
イラストができるまでの必要な工程
iPhoneで使えるメディバンペイントでイラストをラフ・下書き・ペン入れ・着色、さらには背景を入れて保存するまでの流れをご説明します。イラストができるまでの必要な工程に至るまでの使い方です。
ラフ画でイメージ像を描く
iPhone版メディバンペイントに限らずですが、イラストを描く場合はラフ画でイメージ像を描くことが多いです。メディバンペイントのようなデジタルであれば、書き直しは何度も出来ます。
動きのあるイラストだとラフ画が重要になりますね。後から下書き・ペン入れは別のレイヤーで出来るのでラフは雑でも構いません。
下書きの作成
iPhone版メディバンペイントであれば、ラフの上に新たにレイヤーを作り下書きを描き始めます。ラフからペン入れに入る方もいると思いますが、ラフの上に下書きを描いていくことが多いでしょう。
下書きもラフと同じく、後から見えなくなる線なので細かい事は気にせず描いていきます。
ペン入れでプロトタイプ作成
ラフ・下書きが出来たら、いよいよペン入れです。iPhone版メディバンペイントならば、失敗しても簡単に動作を戻すことが出来ます。アナログのペン入れより修正が格段にしやすいですね。
プロトタイプに着色
ペン入れした線画レイヤーが出来たら、着色していきます。着色は直接線画レイヤーにしてはいけません。基本的に線画レイヤーの下に着色用のレイヤーを作って塗っていきます。
着色を細かくレイヤー分けしたい場合は、着色レイヤーフォルダーを作って管理するのがお勧めです。
背景を描く
「背景」はラフ・下書き・ペン入れ・着色と同じようにレイヤーを新たに作成します。背景は一番下のレイヤーになるといいでしょう。
自分好みにペン入れ・着色してもいいですが、ここでは素材を使った背景にしてみます。右下のマークをタップします。
「+」をタップします。
「素材ダウンロード」をタップします。
「トーン」をタップして好きな背景を選択します。
「保存」をタップします。
先ほどダウンロードした素材が表示されるのでタップして背景に使います。
好みで背景に着色して、背景を完成させます。
イラストの保存
画面左下をタップします。
「新規保存」をタップします。
「端末に新規保存」「クラウドに新規保存」のどちらかを選択してタップします。クラウドに新規保存を使えば、他のデバイスでもデータを使う事が出来ます。
メディバンぺイントの使い方
iPhone版メディバンペイントの基本機能、なんとなく分ったでしょうか?メディバンペイントの詳しい使い方をご紹介します。イラストや漫画の描き方は人それぞれなので、自分好みのメディバンペイントの使い方を見つけましょう。
ラフ画の書き方
完成イラストの土台であるラフ画を描きます。デジタルのイラスト作成はアナログと違い、何枚ものレイヤーを使う事が出来ます。ラフ画専用のレイヤーを使ってラフ画を描きましょう。
「+」アイコンで新規作成
iPhone版メディバンペイントの1(いち)からの使い方です。「新しいキャンバス」をタップします。
「新規作成」をタップします。大きさなどは好みで選択しましょう。
「選択」をタップします。
「鉛筆」をタップします。下書きの色は青色を使う場合が多いですよね。決まっているわけではありませんが、色や透明度を調節します。ラフを描いてみます。
ブラシメニューを使う
左上のマークをタップします。
「ブラシツール」をタップします。
「ブラシツール」が選択されているのを確認し「選択」をタップします。
好みのブラシをタップして選択します。
下書きの作成
下書きの作成方法です。ラフ画の上に下書きを描いていきます。この際レイヤーを新たに作りましょう。
下部のコマンドバー「レイヤーパネル」を使う
ラフが描けたら下書きの作成に移ります。同じレイヤーに描かないように注意してください。「レイヤー」をタップします。
レイヤーが増えると、何が何だか分からなくなるので歯車マークをタップして「ラフ」と名前を付けておくといいでしょう。
コマンドバー内の「+」アイコンでレイヤーの追加
「+」をタップして下書きレイヤーを追加します。
下書きレイヤーは「カラーレイヤー」で問題ありません。ラフと同じく「下書き」と名前を付けておきましょう。更に「ラフ」の透明度を下げます。ラフがくっきりし過ぎていると下書きしにくいからです。下書きレイヤーに線を追加していきます。
ペン入れの方法
ラフ・下書き同様に「ペン入れ」レイヤーを作ります。「ペン入れ」と名前を付けておきましょう。好みでペン入れようにブラシを変更します。
ペン入れが終了したら、ラフ・下書きは削除もしくはレイヤーが見えないようにして問題ありません。レイヤーの「目」のマークをタップして消すと、画面に表示されなくなります。
レイヤーを追加してフォルダーでペン入れレイヤーの管理
レイヤーに名前を付けていても、細かくレイヤー分けしていると分かりにくくなってしまいます。細かくレイヤー分けしている方はフォルダーでレイヤー管理をしましょう。レイヤーメニューで「フォルダー」をタップします。
着色フォルダー内に、髪の毛レイヤー・瞳レイヤー・影レイヤーなど名前をつけたレイヤーを作っておくと便利です。
着色の入れ方
ペン入れが終わったら着色です。ペン入れのレイヤーの下に新しく着色用のレイヤーを作って着色していくのが一般的です。ベタ塗であれば、左上から「バケツツール」を選択して着色します。塗りたい部分をタップすると着色されます。
左上部の「ペン」アイコンを使う
少しずつ塗りたい、ベタ塗ではない塗り方が良いという方は着色は「ペン」を使いましょう。左上メニューから「ブラシツール」を選択します。
ブラシは沢山種類があるので、自分のイラストに合うものを色々試してみるといいですよ。透明度を変えるだけで雰囲気が変わります。
メディバンぺイントのメリット
iPhoneアプリのメディバンペイント、魅力が盛りだくさんですがどのようなメリットがあるのでしょうか?メディバンペイントのメリットをご紹介します。
無料で使える
メディバンペイントの大きなメリットの一つが無料で使えるという事です。イラスト作成はアナログ・デジタルどちらも道具を揃えるとなると結構な金額がかかります。
その点メディバンペイントは基本無料なので、学生さんやイラスト作成を始めたばかりの方には嬉しいですね。
機能が豊富
メディバンペイントは無料なのに基本機能が豊富です。イラスト作成に欠かせないレイヤー機能はもちろん、ブラシやスクリーントーン、フォントも揃っています。イラスト作成だけではなく、漫画を描くのにも向いています。
コマ割りが楽
メディバンペイントはコマ割りが楽!漫画を描きたいけれど、コマ割りをどうしたらいいか分からない人が多いと思います。メディバンペイントは「コマ分割ツール」があります。斜めにも引くことが出来るので多様なコマを作成できます。
コマ割りとは
漫画に詳しくない方は「コマ割りって何?」とお思いかもしれませんね。コマ割りとは、漫画の一コマ一コマ分割する事です。新聞などに掲載されている4コマ漫画だと4つ同じ大きさのコマですが、そうではない漫画だと様々な大きさのコマがあります。
このコマの大きさ・形を考えて分割するのを「コマ割り」と言います。
有料フォントが無料で使える
メディバンペイントは漫画のプロが商業誌で使っている有料のフォントを無料で使う事が出来ます。フォントが違うだけで、漫画の見栄えはかなり変わります。フォントの種類も多いので、場面によってフォントを変える事も出来ますよ。
自動バックアップ機能がある
デジタルでイラスト作成をするにあたって恐ろしいのが、何らかの理由でデバイスがフリーズしたり終了してしまう事…。頑張って描いたイラストが保存されず消えてしまったら悲しいですよね。
メディバンペイントは自動バックアップ機能があるため、保存を忘れて夢中でイラストを作成していても大丈夫です。もしスマホが途中で固まってしまっても自動バックアップ機能で保存してくれているので、助けられることがあるでしょう。
メディバンぺイントの評価
iPhoneで使えるメディバンペイントは、無料だし便利そうだけど実際の評価はどうなの?と思う方もいらっしゃいますよね。AppStoreでは4.6という高評価です。
Twitterの評価
メディバンペイントのTwitterの評価ですが、使っている方が多く評判が良いようです。
@ssh__z9 しずちゃん禿げてもたwwww
— 杉山 キナ (@_osakana3_8) April 9, 2016
アイビス使ってるよー!デジタルのお絵かきは大体アイビスかメディバンぺイントってやつ使ってるー!
メディバンぺイントの評価が高い理由
メディバンペイントの評価が高い理由ですが、基本機能が充実している事が挙げられます。無料で使える約100種類のブラシの評価も高いようです。ブラシを使い分けて、ラフ・下書き・ペン入れ・着色まで出来るのが魅力的ですね。
ブラシも水彩ペン・筆・ペンなど様々な種類があるので使いながら好みのブラシを見つけてみましょう。
14⇢これ~〜~〜〜〜!!!
— 晴天 あまう🌸 (@amauso_sky51) March 1, 2019
MedibangPaintさんの水彩ペンシリーズ無かったらお絵描きできないです!!大好き!! pic.twitter.com/N5SJWkjduK
プロが使う機能が豊富
メディバンペイントはプロが使う機能が豊富です。有料フォントが無料で使えるのはもちろん、レイヤーの加算・発光・細かいブラシなどプロが使っている機能が標準で使えます。
メディバンペイント公式サイトには、プロの方が描いたギャラリーがあるので参考にしてみましょう。
PCやスマホなどOSに関係なくすべてのデバイスに対応
メディバンペイントは「クラウド」を使う事によって、様々なデバイスで使う事が出来ます。例えば、パソコンで作業をして、空き時間にスマホで手直しをする…というような事が可能なのです。
パソコン・iPhone・Androidなど全てのデバイスに対応しています。
クラウドとは
「クラウド」というのは、インターネット上のデータの保存場所の事です。クラウドは名前の通り、空に浮かぶ雲のようなイメージです。クラウドへはパソコン・タブレット・スマホなどからアクセス可能です。
同期もスムーズ
「クラウド」はインターネットに繋がってさえいれば、同期して様々なデバイスで使う事が出来ます。イラストや漫画だけではなく、パレット・ブラシ・素材も同期して使う事が出来ます。
同期によって、いつでもどこでも同じ環境でイラスト・漫画作成出来るので嬉しいですね。