モバイルデータ通信量・料金を確認する方法!セーブするには?
スマホの通信速度が遅くなってきたような気がした時に、モバイルデータ通信量や料金を確認したいなと思うことはありませんか?でもいざ確認しようと思った時に限って、やり方がわからない。今回はモバイルデータ通信量や料金を確認する方法とセーブする方法をご紹介します。
目次
モバイルデータ通信量とは?
それでは、まずモバイルデータ通信量とは何かということからご紹介します。WiFi通信量とは何が違うのかということと合わせてご紹介します。
スマホを利用するときに消費するパケット通信の容量のこと
まずデータ通信量とはスマホでインターネット、メール、アプリなどをを使う時に消費するパケット通信の容量のことです。
携帯電話会社や格安SIM会社が提供する通信はモバイルデータ通信です。自宅や会社でWiFiを活用してスマホを使う通信はWiFi通信です。
つまり、モバイルデータ通信量とは、携帯電話会社や格安SIM会社が提供する通信でスマホを使う時に消費するパケット通信の容量のことです。
100MBのモバイルデータ通信量でできること
100MBのモバイルデータ通信量でできることは、どれくらいだと思いますか?
できることはだいたいメールとLINE、インターネットを見る程度であれば、目安として1日で60~80MB程度です。さらにできることとして普通に動画を見たりSNSをしても、ほとんどの場合は目安として1日で100MBいかないくらいで利用できます。
アプリの通信量の目安
次にアプリの通信量の目安をご紹介します。約110MB使った場合の目安になります。下記の表ができることの目安となります。
用途 | 目安 |
Webページ閲覧 | 約100ページ |
動画視聴 | 約30分 |
Facebook閲覧 | 約100フィード |
LINE | 約100往復 |
メール | 約20通 |
モバイルデータ通信量の節約方法
あまり料金がかからないように、モバイルデータ通信量を節約するためにできることはあるのでしょうか?次はモバイルデータ通信量を節約する方法のご紹介です。
節約のための設定
あまり料金がかからないように、節約するためにできることとして色々な設定方法をご紹介します。iPhoneやAndroid毎の設定方法もご紹介します。
WiFiを活用
自宅や会社にWiFiがある場合は活用すると、モバイルデータ通信容量の節約になります。モバイルデータ通信を使用することなく、WiFiを活用してインターネット通信などを行いますので、モバイルデータ通信と料金の節約になります。
格安SIM会社の通信容量節約機能サービスを利用
格安SIM会社の通信容量節約機能サービスを利用する方法があります。例えばOCN モバイル ONEには「節約モード」があり、節約モードON にすることで通信速度は最大200kbpsになりますが、モバイルデータ通信容量を消費しなくなり、料金の節約にもなります。
iPhone
iPhoneで出来る節約方法をご紹介します。
①バックグラウンド更新にモバイルデータ通信を使わない
バックグラウンド更新はiPhoneの利用に必要な機能ですが、スマホで滅多に使わないアプリのバックグラウンド更新を許可していてももったいないです。オフにするか、Wi-Fi接続時のみ行われるよう設定にしておきましょう。
設定から一般を選択します。
Appのバックグラウンド更新をタップします。
一括でもできますし、表示されたアプリ一覧から個別に選択して設定することもできます。
②メールのサーバー上の画像を読み込むをオフにしておく
スマホのメールに埋め込まれている画像を勝手に開かないようにすることもできます。必要なときはタップして読み込めばいいので、無駄なモバイルデータ通信が発生しません。
また、これは迷惑メール対策にもなります。迷惑メールに貼り付けられている画像は、開くと送信業者に伝える仕組みになっているため、アクティブなメールアドレスであることがわかってしまいます。画像の読み込みをストップすれば、防止できます。
設定からメールを選択します。
サーバ上の画像を読み込むをオフにします。
③位置情報サービスをオフにしておく
位置情報サービスは、モバイルデータ通信も行われます。通信量も多いので、スマホ利用時に必要ないものは位置情報サービスをオフにしておきましょう。
設定からプライバシーを選択します。
位置情報サービスを選択します。
アプリを選択して、「許可しない」か「使用中のみ」に設定します。
Android
Androidでできる節約方法をご紹介します。
①バックグラウンドでの通信をオフ
Androidのアプリはをスマホを操作していない時もバックグラウンドで通信を行う場合があります。通信はアプリごとに個別に設定を行うことができます。バックグラウンド通信の不要なアプリを選択してオフにする方法があります。
まず設定からデータ使用量を選択します。
モバイルデータ使用量を選択します。
バックグラウンドデータをオフにしたいアプリを選択します。
バックグラウンドデータをオフにします。
②位置情報の設定をオフ
位置情報はオンにしたままではアプリによっては多くのデータ通信を行なっています。必要がなければこちもオフにしておきましょう。
設定から位置情報を選択します。
必要がなければオフにしておきましょう。
③アプリの更新はモバイルデータ通信ではオフ
端末にダウンロードしたアプリは、随時アップデートされていて最新バージョンに更新されます。そのアプリの更新の際に、モバイルデータ通信は避けたほうが良いです。自動設定のままですと、知らない間に大量のデータ通信が行われることになってしまいます。
Google Playストアから設定・アプリの自動更新の順番に選択します。
Wi-Fi経由のみを選択します。
モバイルデータ通信量の料金確認方法
次はモバイルデータ通信量の料金がどれくらいかかっているのか確認する方法をご紹介します。iPhoneとAndroidそれぞれのモバイルデータ通信量の料金確認方法をご紹介します。
ズバリ料金を確認できる方法ではなく、通信量のみの確認方法もありますが、料金を知るうえでの目安になると思います。
iPhone
iPhoneのモバイルデータ通信量の料金確認方法をご紹介します。
①キャリアや格安SIM会社のサービスで確認する
正確な通信量はキャリアやが格安SIM会社提供するサポートサービスで確認できます。
例えば、NTTドコモでは「My docomo」、au(KDDI)は「My au」、ソフトバンクは「My Softbank」という名称で展開されています。ブラウザから各サイトにアクセスするほか、アプリも提供されているので、通信量や料金を確認してみてください。
②アプリごとの通信量を確認する方法
どのアプリが多く通信量を使っているかを調べるのも有効な方法です。使っていないアプリが知らないうちに多くのデータ量を占めている可能性もありますので、調べる価値はあると思います。
設定からモバイル通信を選択します。
下にスクロールしていくと、各アプリのこれまでのモバイルデータ通信量が概算ではありますが確認できます。どのアプリの通信量が多いのかを確認するのに参考になると思います。
③通信量管理アプリを利用して確認する方法
正確なデータ利用量を確認するるためにはキャリアや格安SIM会社の提供するサポートサービスで確認するのが一番ですが、何回も確認するのは大変なところがあります。
こういう時に便利なのが、サードパーティの通信量管理アプリです。アプリを立ち上げるだけで通信量がわかるので、簡単に確認することができます。下記に「通信量チェッカー」のリンクがありますので、参考にしてみてください。
Android
Androidのモバイルデータ通信量の料金確認方法をご紹介します。
①モバイルデータ通信量全体を確認する方法
設定からデータ使用量を選択します。
「データ使用量」の画面が表示されます。この画面で今月はどのくらいモバイルデータ通信量を利用しているのか確認することができます。
②アプリ別のモバイルデータ通信量を確認する方法
アプリ別のモバイルデータ使用量を確認する方法です。まず、モバイルデータ使用量をタップします。
この画面では、アプリ別にどのくらいモバイルデータ通信量を利用しているのかを確認することができます。
モバイルデータ通信量が多い順に表示されるので、どのアプリを使い過ぎているのかなどが確認できるようになっています。
③アプリ別の詳細なモバイルデータ通信量を確認する方法
モバイルデータ使用量の画面で、例えばYouTubeをタップします。
YouTubeアプリの詳細なモバイルデータ通信量が確認できます。
フォアグラウンドが通常の状態でアプリを使っている状態のモバイルデータ使用量で、バックグラウンドがアプリが待機状態のときのモバイルデータ使用量です。
バックグラウンドでのモバイルデータ使用量が多いと感じた場合は、きちんとアプリを終了させるとモバイルデータ通信量の節約になります。
「ホーム」画面で「タスクボタン」をタップします。
バックグラウンドで待機しているアプリの一覧が表示されますので、YouTubeアプリの右上にある「×印」をタップするときちんと終了させることができます。
これでバックグラウンドで行われていたモバイルデータ通信量を節約することができます。