iPhoneのバッテリー交換費用(料金)は?機種別に紹介!

iPhoneのバッテリー交換ってどれくらいの費用が掛かるかご存知ですか?iPhoneのバッテリー交換をするには、いくつかの方法があるので、今記事ではiPhoneのバッテリー交換費用とその方法について機種別にご紹介していきます。

iPhoneのバッテリー交換費用(料金)は?機種別に紹介!のイメージ

目次

  1. 1iPhoneのバッテリー交換の目安は?
  2. 設定でバッテリーの状態を確認
  3. 2iPhoneのバッテリー交換のメリット
  4. メリット
  5. 3iPhoneのバッテリー交換~公式/Apple store~
  6. バッテリー交換費用が無料になる条件
  7. 上記対象外の場合の機種別の料金
  8. バッテリーの交換方法
  9. 4iPhoneのバッテリー交換~非公式業者~
  10. 交換費用
  11. 非公式業者を利用するメリット
  12. 非公式業者を利用するデメリット
  13. 5iPhoneのバッテリー交換~自分で交換~
  14. 交換費用
  15. 自分で交換するメリット
  16. 自分で交換するデメリット
  17. 合わせて読みたい!バッテリーに関する記事一覧

iPhoneのバッテリー交換の目安は?

iPhoneのバッテリーの減りが早いと感じたことはありませんか?iPhoneのバッテリーは1年半〜2年で劣化してくると言われています。その理由は、iPhoneに使われているリチウムイオン電池には寿命があるからです。

でも実際どれくらい劣化したらバッテリーを交換すればいいのか分からないですよね?ここでは、iPhoneのバッテリー交換の目安について触れていきます。

設定でバッテリーの状態を確認

2018年3月にリリースされたiOS11.3でiPhoneに「バッテリーの状態」という機能が追加されました。この機能は、iPhoneのバッテリーがどのくらい劣化していて、新品で購入した時と比較したバッテリーの容量をパーセンテージで確認することができます。

ここでは、iOS11.3から追加された機能「バッテリーの状態」の使い方について解説していきます。これは、iPhoneX以降とiPhone8以前の機種でも共通の方法です。

バッテリー状態の確認方法

iPhoneのアプリ選択画面

まずはiPhoneの『設定アプリ』を起動します。バッテリーの状態を確認するには、iPhoneのバージョンがiOS11.3以降であることが条件です。

iPhoneの設定メニュー画面

設定アプリを起動したら、『バッテリー』を選択します。

バッテリーのメニュー画面

バッテリーの項目を開いたら、『バッテリーの状態』を選択します。

バッテリーの状態のメニュー画面

バッテリーの状態を開くと、最大容量という項目があります。その最大容量の数値が現在のバッテリーの状態です。

ピークパフォーマンス性能とは?

iPhoneはバッテリーが劣化すると最大瞬時給電能力が低下し、強制的にシャットダウンしてしまうことがあります。その対策として、iOSがiPhoneの性能を意図的に低下させることにより、強制シャットダウンを防ぐようになっています。

このiPhoneの性能を意図的に低下させる機能が働くと、iPhoneの動きが重くなったり、画面が暗くなるといった症状が現れます。それを司るのが、『ピークパフォーマンス性能』の項目です。

ピークパフォーマンス性能では、iPhoneのバッテリー状態や性能の低下を確認することができます。バッテリーの状態によって以下のように表示が変わります。

ピークパフォーマンスに対応している画面

画像は、標準のピークパフォーマンスに対応している時の表示です。

バッテリーが著しく劣化している画面

画像は、iPhoneのバッテリーが著しく劣化している時に表示される画面です。バッテリーの交換時期だと判断ができます。

ピークパフォーマンス性能が低下している画面

画像は、iPhoneで強制シャットダウンなどが発生した時に表示される画面です。iPhoneの動きが重くなったり、突然シャットダウンするなど本来のパフォーマンスが発揮できていない状態なので、バッテリー交換の時期だと判断できます。

ピークパフォーマンスの確認が取れない画面

画像は、バッテリーの状態が確認できない時に表示されます。主に、非公式業者や自分で交換した際に、このように表示されることが多いです。

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iPhoneのバッテリー交換のメリット

ここでは、iPhoneのバッテリー交換のメリットについて触れていきます。

メリット

まず、iPhoneのバッテリー交換するメリットとしてあるのは、「バッテリーが1日持たない」や「突然シャットダウンする」などの症状を改善できることです。また、それ以外にもバッテリー交換することによって解消されることがたくさんあります。

iPhoneのバッテリー交換によってバッテリーの持ちが良くなる以外のメリットについてご紹介します。

画面が明るくなる

iPhoneは画面の明るさを調節することができますが、バッテリーの状態によって画面の明るさが変わってしまいます。それは、劣化しているバッテリーだと画面の明るさをMAXにする能力が無くなっているからです。

そのため、バッテリー交換後には、画面が明るく感じます。

パフォーマンスの向上

まず、Apple storeでバッテリー交換プログラムが始まったのは、バッテリーの劣化によってパフォーマンスに影響がでることがキッカケです。バッテリーが劣化すると、パフォーマンスに悪影響を与えiPhoneを思うように使えなくなります。

そのため、バッテリーを交換することによって、本来のパフォーマンスを発揮することができるようになります。

アプリ起動時間が短縮される

バッテリーが劣化するとアプリの起動速度にも影響が出てきます。多くのアプリを同時に起動させているとバッテリーの減りが早くなることから、アプリを起動させるには多くの電力が消費されているということです。

バッテリーを交換することによって電力の供給が安定し、アプリの起動時間も短縮されます。

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iPhoneのバッテリー交換~公式/Apple store~

ここでは、Apple storeでバッテリー交換を依頼する方法とその費用・条件について触れていきます。Apple Care+などの保証サービスで、バッテリー交換費用が無料になる条件についても触れているので、是非参考にして下さい。

バッテリー交換費用が無料になる条件

Apple storeでバッテリー交換する際、Apple Care+に加入しているかどうかなど、一定の条件を満たしている人は、バッテリーの交換費用が無料になります。ここでは、バッテリーの交換費用が無料になる条件について触れていきます。

Apple Care+に加入している

『Apple Care+』に加入していて、保証期間内という条件を満たしいる場合、バッテリーの交換費用が無料になります。Apple Care+とは、Appleが行なっている保証サービスです。

Apple Care+に加入するには、iPhoneを購入してから30日以内に申し込む必要があります。保証に加入しているかどうか分からないという方は、以下の方法で確認ができます。

Appleサポート画面

Apple Care+に加入しているか確認するには、まず『Appleサポート』へアクセスします。Appleサポートに関しては、下にリンクを貼っています。

Appleサポートサインイン画面

Appleサポートにアクセスしたら、シリアル番号とコードを入力してサインインします。

保証サービス確認画面

サインインしたら、修理サービス保証という項目でApple Care+に加入しているか確認ができます。Apple Care+に未加入もしくは保証期間が終了している場合は、Apple Care+を使って無料でバッテリー交換をすることはできません。

製品の保証状況とサービス期間を確認する - Apple サポート

iPhone 6sの一部端末

一部のiPhone6sでバッテリー残量があるにも関わらず突然シャットダウンしてしまう不具合がありました。その症状に対して、AppleがiPhone6sのバッテリー交換プログラムを提供しています。

この交換プログラムは、Apple Care+未加入でも対象端末なら無償でバッテリー交換ができるプログラムです。対象は、2015年9月〜10月の間に製造されたiPhone6sです。シリアル番号によってプログラム対象端末か確認することができます。

auスマートパスの会員

Apple Care+以外でも、auスマートパスの会員なら『修理代行サポート』というサービスを受けることができます。これは、修理費用やバッテリー交換費用を補償してくれるサービスです。

auスマートパスの会員なら、バッテリー交換後6ヶ月以内に申請すれば指定の銀行口座にバッテリー交換費用が振り込まれます。

「修理代金サポート」を利用したい(auスマートパスプレミアム/auスマートパス) | よくあるご質問 | サポート | au

上記対象外の場合の機種別の料金

Apple Care+未加入で交換プログラム対象外、auスマートパスの会員じゃない方など、条件を満たしていない方がApple storeでiPhoneのバッテリー交換をする場合、交換費用が掛かります。

iPhoneX以降の機種とiPhone8以前の機種によってバッテリー交換の費用が変わるので、ここでは各機種をApple storeでバッテリー交換する際の料金について触れていきます。

iPhoneX以降の場合

まずは、条件を満たしていないiPhoneX以降のバッテリー交換の料金についてご紹介します。iPhoneX以降のバッテリー交換の料金は、iPhone8以前に比べて高く設定されています。

iPhoneX以降の機種のバッテリー交換料金は、7,800円(税別)です。

iPhone8以前の場合

次に、条件を満たしていないiPhone8以前のバッテリー交換の料金についてご紹介します。iPhone8以前のバッテリー交換の料金は、iPhoneX以降に比べて安く設定されています。

iPhone8以前の機種のバッテリー交換料金は、5,400円(税別)です。

バッテリーの交換方法

iPhoneのバッテリー交換は、『持ち込み』と『配送』の二通りの方法から選んで依頼できます。ここでは、Apple storeにバッテリー交換の依頼方法について解説しています。

これは、iPhoneX以降とiPhone8以前の機種でも共通の方法です。

持ち込みの場合

Appleのバッテリーサポート画面

持ち込みでiPhoneのバッテリー交換の予約をする場合、まずAppleサポートにアクセスします。

バッテリー交換のメニュー画面

Appleサポートにアクセスしたら、画面中央にある『バッテリー交換を申し込む』をタップします。

依頼方法確認画面

次に、『持ち込み修理』を選択します。

サインイン画面

依頼するiPhoneのApple IDを使ってサインインします。

ストア検索画面

近くのApple storeかApple正規サービスプロバイダを検索します。

店舗選択画面

Apple store検索後、予約可能なApple storeかApple正規サービスプロバイダの店舗と予約時間が表示されるので、希望の店舗を選択して予約完了です。

配送の場合

Appleサポートの画面

配送でiPhoneのバッテリー交換を依頼する場合、まずはAppleサポートへアクセスします。

バッテリー交換の申し込みボタン

Appleサポートにアクセスしたら、画面中央にある『バッテリー交換を申し込む』をタップします。

依頼方法の選択画面

次に、『配送修理』を選択します。

Apple IDサインイン画面

次に、バッテリー交換するiPhoneのApple IDでサインインします。

端末選択画面

次に、バッテリー交換する機種を選択します。

集荷先の入力画面

見積り費用を確認して、集荷先の情報を入力します。最後に支払方法を決めたら配送修理の予約が完了です。

iPhone のバッテリーと電源 - Apple サポート 公式サイト

iPhoneのバッテリー交換~非公式業者~

最近では、iPhone修理を専門にする非公式の修理店が増えてきました。非公式業者ということで、怪しいと思う方もいますが、非公式業者で修理するメリットもあり、実際に利用している方も多いそうです。

そこで、ここでは非公式業者でiPhoneのバッテリー交換をする際の費用と、メリット・デメリットについて解説していきます。

交換費用

非公式業者の特徴としてあるのが、店舗によって修理やバッテリー交換の料金が違うということです。iPhoneX以降の機種は、Apple storeより比較的高いお店が多いです。しかし、iPhoneX以降はまだ新しいので、バッテリーが劣化している方は少ないでしょう。

iPhone8以前の機種は、Apple storeより比較的安いお店が多いです。iPhone8以前なら発売して1年半〜2年以上経過している機種も多いので、バッテリーが劣化している方も多いはずです。

iPhoneX以降の方は、Apple storeでバッテリー交換した方が安いですが、iPhone8以前の方は非公式業者の方が安く済む場合があるので、検討してみるのもいいでしょう。

非公式業者を利用するメリット

Apple storeでバッテリー交換をしようとすると、まず事前に予約をする必要があります。また、バッテリー交換でiPhoneを預けている時間も長いため、休みの日など時間に余裕がある時にしかバッテリー交換ができません。

しかし、非公式業者は予約無しで依頼してもiPhoneのバッテリー交換なら数分ほどで終わります。また、データを初期化せずにバッテリー交換できるため、バックアップなどの作業をする必要もありません。

非公式業者を利用するデメリット

Apple storeでは純正品の部品を使ってバッテリー交換しますが、非公式業者の場合は修理費用を抑えるために純正ではない部品を使用しています。品質に大きな差はありませんが、純正品にこだわる方はオススメできません。

また、Apple store以外で分解を行うことによって保証サービス(Apple Care+など)の対象から外れてしまう可能性があります。Apple Care+に加入している場合は、Apple storeに依頼することをオススメします。

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iPhoneのバッテリー交換~自分で交換~

最近ではYouTubeなどでもiPhoneの分解動画がアップされているので、iPhoneのバッテリーを自分で交換する方が増えてきました。

ここでは、iPhoneのバッテリーを自分で交換する際の費用と、メリット・デメリットについて触れていきます。

交換費用

iPhoneのバッテリーは、Amazonで見ると1,600円〜3,000円ほどの費用で購入できます。他にも色んなサイトで価格を比較してみましたが、Amazonと同じような値段のところが多いです。

たまにApple storeでバッテリー交換するより高い金額で販売しているお店もありますが、それでは自分で交換をする意味がないのでオススメできません。

自分で交換するメリット

自分で交換するメリットは、まず『費用が安い』ということです。ネットで売られているバッテリーには、ドライバーなどの工具が付属していているものが多いため、自分で交換する際に工具を揃える必要もありません。

また、分解に慣れている方なら分解動画を見ながら作業すれば、自分で交換するのも簡単にできてしまいます。そのため、Apple storeでバッテリー交換をするよりも面倒な手続きなどがなく、手っ取り早いです。

自分で交換するデメリット

自分で交換をするデメリットは、失敗の恐れがあるということです。自分で交換して失敗したという方も多く、その後の対応も大変です。自己分解したiPhoneはApple Care+に加入していても保証してくれません。

機種変更するか、非公式業者に修理依頼をする必要があります。その場合、仕入れたバッテリー費用や修理費、購入費など無駄な費用が発生します。

いかがでしたか。以上がiPhoneのバッテリー交換方法とその費用についてでした。iPhoneのバージョンがiOS11.3以降ならバッテリーの状態を確認できるので、バッテリー交換の時期にも困りません。

一定の条件を満たしていれば無料でiPhoneのバッテリー交換ができます。最近バッテリーの減りが早いと感じている方は、今記事を参考に、Apple Care+保証期間内でiPhoneのバッテリー交換をしてみてはいかがでしょうか。

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