2019年03月26日更新
iPhoneの「すべての設定をリセット」するとどうなる?消えるものは?
iPhoneでは、すべての設定をリセットをすることができます。すべての設定をリセットすると、データが消えてしまうのではないかと心配になる方も多いと思います。この記事では、iPhoneですべての設定をリセットするとどうなるのか解説をしていきます。
目次
- 1iPhoneの「すべての設定をリセット」するとどうなる?
- ・iPhoneの設定が初期化される
- 2「すべての設定をリセット」と「すべてのコンテンツと設定を消去」の違い
- ・すべてのコンテンツと設定を消去
- ・すべての設定をリセット
- 3iPhoneの「すべての設定をリセット」をする時って?
- ・iPhoneに不具合がある時
- 4iPhoneの「すべての設定をリセット」で消えるもの
- ・「すべての設定をリセット」で消えるもの一覧
- 5iPhoneの「すべての設定をリセット」で消えないもの
- ・LINEやTwitterなどの情報は消えない
- ・「すべての設定をリセット」で残るもの一覧
- 6iPhoneの「すべての設定をリセット」を行う方法
- ・全ての設定をリセットする操作手順
- ・iPhoneに関する最新記事一覧はこちら!
iPhoneの「すべての設定をリセット」するとどうなる?
では、iPhoneのすべての設定をリセットするとどうなるのか細かく解説をしていきます。まず大前提として理解をしておいて欲しいことは、すべての設定をリセットしても、iPhoneの中のデータが消えないということです。
iPhoneですべての設定のリセットを行なって一番気になるのはやはりデータに関することだと思いますが、データは一切消えないので心配いりません。
ただ、データではないもので、消えるものも中にはあるので、iPhoneですべての設定をリセットをする場合はその点を理解して行いましょう。
iPhoneの設定が初期化される
では、iPhoneですべての設定をリセットするとどうなるのかというと、iPhoneで設定した内容が初期化されます。設定内容なので、Wi-Fiの設定やホーム画面の配置、通知設定や着信音などは初期状態に戻ります。
iPhoneのすべての設定をリセットは、あくまでも設定のリセットなので、設定アプリで変更をした内容が初期化され、iPhone購入時と同じ設定に戻ると理解してください。
「すべての設定をリセット」と「すべてのコンテンツと設定を消去」の違い
では、すべての設定をリセットによく似た操作で、すべてのコンテンツと設定を消去の違いの解説をしていきます。
すべてのコンテンツと設定を消去
すべてのコンテンツと設定を消去は、iPhoneのデータを含めた初期化です。すべてのコンテンツと設定を消去をするとどうなるのかというと、データを含めたiPhoneの初期化が行われます。
データを含めた初期化なので、連絡先やメモ、カレンダーのデータや、AppStoreでダウンロードしてきたアプリのLINEやTwitterなども含まれます。
AppStoreでダウンロードしてきたアプリに関しては、アカウントに紐づいていることもあるので、初期化をしたからといって全てが初期状態に戻るわけではありませんが、LINEやTwitterなどのSNSの情報も消えるものとして認識をしておきましょう。
iPhoneのすべてのコンテンツと設定の消去はイコール一般的な初期化と覚えておけば間違えることは少ないと思います。
すべての設定をリセット
すべてのコンテンツと設定を消去と違い、すべての設定をリセットをおこなうとどうなるのかというと、あくまでも設定のリセットです。LINEやTwitterなどのアプリは消えないですし、メールやメモ、スケジュールも消えません。
iPhoneで色々と設定を変更して、一括で元に戻したい時に使うのがすべての設定をリセットです。
iPhoneの「すべての設定をリセット」をする時って?
では、iPhoneですべての設定をリセットする場面はどういった場面があるか解説をしていきます。
iPhoneに不具合がある時
すべての設定をリセットする場面は、iPhoneの挙動が通常とは違う時に使用します。データは消したくないけど、Wi-Fi接続やBluetoothの接続が調子悪い時などです。
初期化まで行うと戻すのにかなりの時間がかかりますが、すべての設定をリセットするだけなら、自分で設定した内容を一旦リセットするだけなので手軽に行うことができます。
iPhoneの「すべての設定をリセット」で消えるもの
では、iPhoneのすべての設定をリセットで消えるものについて紹介をしていきます。データは消えませんが設定は消えるので、設定できるものの一覧です。
「すべての設定をリセット」で消えるもの一覧
すべての設定をリセットで消えるもの |
Wi-Fi設定 |
通知設定 |
コントロールセンターのカスタマイズ |
おやすみモードの設定 |
画面表示と明るさ |
壁紙とサウンド設定 |
TouchIDもしくはFaceIDとパスコード |
位置情報サービスの設定 |
キーボード設定 |
機能制限の設定 |
Spotlight検索の設定 |
Siriの設定 |
アクセシビリティの各種設定 |
アラーム設定 |
iTunesやAppStore自動ダウンロード設定 |
Appのバックグラウンド設定 |
すべての設定をリセットで消えるものは全て設定に関することです。データは一切消えることはありません。
iPhoneの「すべての設定をリセット」で消えないもの
では次に、すべての設定をリセットで消えないものについて解説をしていきます。先ほどからも解説している通り、データは消えることありません。なので、LINEやTwitterのデータなども消えることはありません。
LINEやTwitterなどの情報は消えない
LINEやTwitterのデータは消えないものです。他にも、AppStoreからダウンロードしてきたアプリも消えることはありませんし、iPhoneにデフォルトで入っている連絡先やメモ、カレンダーなどに登録をした内容も消えることはありません。
「すべての設定をリセット」で残るもの一覧
すべての設定をリセットで消えないもの |
AppleID情報 |
メールアカウント情報 |
LINEやTwitterなどのSNSアカウント情報 |
保存している写真、動画&音楽 |
モバイルデータ通信設定 |
登録したユーザ辞書 |
キーボードの変換学習 |
メモの内容 |
Safariで保存したパスワード、クレジットカード情報 |
インストールしたアプリ、アプリ内データ |
位置情報サービス以外のプライバシー設定 |
iCloudの同期設定 |
言語と地域 |
スクリーンタイム(機能制限)のパスコード |
一覧にも書きましたが、データに関することはiPhoneですべての設定をリセットしても消えることはありません。
消えないものの中にもiPhoneで設定をした内容もあるように感じますが、iPhoneの設定ではなくAppleIDの設定であったり、アプリ内の設定なので消えることはありません。
iPhoneの「すべての設定をリセット」を行う方法
では、iPhoneですべての設定をリセットを行う手順の解説をしていきます。iPhoneですべての設定をリセットは簡単に行うことができます。
全ての設定をリセットする操作手順
すべての設定をリセットする操作手順は、設定アプリの一般の中にあるリセットの項目から行うことができます。ここからは画像付きで詳細に手順の解説に移っていきます。
リセットの項目の中にはすべてのコンテンツと設定の消去もあるので、間違えて操作をしてしますとiPhoneのデータがなくなってしまうので気をつけましょう。
設定アプリから「一般」項目を開く
iPhoneのすべての設定をリセットするには設定アプリを使用します。まずは設定アプリを開きます。
設定アプリを開いたら、一般をタップします。
一般が開いたら、一番下までスクロールをすると、下から二番目にリセットの項目があるのでタップします。ここのリセットをタップしてもデータが消えることありません。
「すべての設定をリセット」をタップ
一般の中のリセットを開くと、リセットできる項目が表示されます。ネットワークの調子が悪い場合はネットワーク設定をリセットできますし、ホーム画面やレイアウトを元に戻したい場合はリセットを行えます。
今回はすべての設定をリセットなので、画面一番上のすべての設定をリセットをタップします。
iPhoneを譲渡するなどiPhoneのデータを含めて一般的な初期化をする場合は、すべてのコンテンツと設定を消去をタップしましょう。
パスコードを入力
最後にiPhoneのパスコードを入力します。パスコードがわからないとすべての設定をリセットすることは不可能です。
リセットが完了するとiPhoneが再起動します。パスコードやTouchIDなどもリセットされているので必要な場合は再設定を行いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?すべての設定をリセットとすべてのコンテンツと設定を消去は言葉は似ていますが、行われる操作は全然違います。
設定をリセットしたいだけなのにiPhoneのバックアップも作成せずにすべてのコンテンツと設定を消去をするとデータがなくなってしまいます。すべての設定をリセットする場合はきをつけましょう。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。