PayPalの使い方と登録(アカウント作成)方法を徹底解説

PayPalという名称を聞いたことはあっても、その使い方、アカウント登録方法などは皆さんご存知でしょうか? 今回はPayPalの使い方やそのサービスの特徴、仕組みやアカウント登録/作成方法、利用者の保護制度や使える店を含めた基礎知識などを説明していきます。

PayPalの使い方と登録(アカウント作成)方法を徹底解説のイメージ

目次

  1. 1PayPalとは?
  2. 電子決済会社PayPalが提供するオンライン決済サービス
  3. 2PayPalの仕組みと基礎知識
  4. PayPalの基礎知識
  5. PayPalの仕組み
  6. 注意点
  7. 登録可能なクレジットカードや銀行口座
  8. 3PayPalの特徴
  9. 売り手保護制度
  10. 買い手保護制度
  11. 取引中にトラブルが発生した場合
  12. 4PayPalのメリット/デメリット
  13. メリット
  14. デメリット
  15. 5PayPalの評判
  16. 良い評判
  17. 悪い評判
  18. 6PayPalのアカウント作成方法
  19. アカウント作成/登録手順
  20. 海外向けの住所も設定する
  21. 7PayPalの使い方
  22. オンラインでの支払い方法
  23. 送金方法
  24. 送金リクエスト
  25. 8PayPalが使える店は?
  26. ネットサービス
  27. 小売/マーケットプレイス
  28. トラベル/アクティビティ
  29. ファッション
  30. 合わせて読みたい!決済に関する記事一覧

PayPalとは?

PayPalトップページ

インターネットを利用して、何かしら課金などを行いたい場合の選択肢として「PayPal」が提示されることは多いかと思います。一度は目にしたことのある人の方が多いのではないでしょうか。

PayPalはサービスが充実していて使い方もわかりやすいため人気のあるサービスになります。

しかし、PayPalとはなにか、と思って利用したことのない人も一定数はいらっしゃると思います。まず、PayPalとは何か、という基礎知識の話からしていきましょう。

電子決済会社PayPalが提供するオンライン決済サービス

PayPalとは、電子決済会社であるPayPalが提供するオンライン決済サービスです。

クレジットカートや銀行口座などをアカウントを作成して登録しておくことで、IDとパスワードを利用し、PayPal仲介の上でオンラインショッピングを行うことができます。お店側にクレジットカードの情報がいかないという点が大きな利点でしょう。

また、銀行に似た特徴も持っていて、銀行口座の口座振替設定を行うことでお金のやり取りを行うことができ、インターネットを利用できる端末があればお金のやり取りができる仕組みもある特徴的なサービスです。

PayPalの基礎知識としての会社の情報としては下記の表のとおりになります。
 

PayPal
運営会社 PayPal
会社設立 1998年12月
手数料 決済、年会費、登録、維持手数料など全て無料で利用可能
※ただし、海外への支払いで、日本円以外の通貨で支払う場合は、為替手数料等が必要
登録 銀行口座のみならず、クレジットカード、デビットカードも利用可能
使える店 PayPalが使える世界各国の1800万以上の店舗
お買い物保証 あり(売り手保護制度、買い手保護制度)
年齢制限 18~20歳までの人の場合、保護者の同意が必要
利用条件 下記リンク先にある国一覧に住んでいること
その他備考 PayPalは資金移動業者として登録済(「関東財務局長第00026号」)

下記の国一覧に載っていることが利用条件になります。日本ももちろん載っています。

PayPal Global - All Countries - PayPal
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PayPalの仕組みと基礎知識

では、ここからはPayPalの仕組みやその基礎知識について説明していきましょう。

PayPalの基礎知識

まずはPayPalの基礎知識です。前述したとおり、PayPalは世界中で利用されている決済サービスです。1億5000万人以上の人が利用しているといわれています

利用料も無料かつ決済の使い方も簡単で、オンラインでの買い物をよく利用する人にはその特徴が魅力的なサービスと言えるでしょう。

近年、オンラインでの買い物が定番化してきていますよね。ネット通販を利用したことのない人はかなり少ないと思います。

しかし、そこについて回るのがネット上のセキュリティです。また、様々なサイトにクレジットカード情報を登録するのを躊躇する人も多いでしょう。PayPalは、そんな不安や手間を解消するためにはじめられたサービスと言えます。

クレジットカードの情報はPayPalのみで済ませ、ほかのオンラインでの買い物時にはPayPalのIDとパスワードを入力するだけで決済が完了しますので、使えるお店そのものにクレジットカードの情報を知らせずに済みます。

また、世界各国で利用できるサービスですので、PayPalを使えるお店は数多くあります。基本的にPayPalが使えるお店であれば、そのジャンルに関わらずオンラインショッピングを利用できます。
 

それだけでなく、PayPal独自のキャンペーン情報もあったりしますので、使い方によってはそれを利用しながら買い物を楽しむことができます。

さらにもう一つ。オンラインショッピングする上で、どうしてもトラブルへの不安は生じるものです。

PayPalはそう言ったトラブルへの対応も徹底しており、2000人以上からなる不正利用対策チームが24時間365日取引を監視していますので、ネット上での取引に関する犯罪被害を未然に防ぐよう努めてくれています。

基礎知識としてまず上記のことを覚えておけば十分でしょう。ここから先は使い方も含めてその基礎知識についてもう少し踏み込んだ話をしていくことになります。

PayPalの仕組み

PayPalの基礎知識を理解できたと思いますので、次は仕組みについて説明していきます。PayPalにアカウントを作成/登録する際、メールアドレスとクレジットカードの情報を登録することになります。

作成/登録したアカウントの解約をしない限り、情報は残ったままであり、1つのカードにつき1つのメールアドレスという1対1の関係性にある仕組みになっています。

決済時にエラーになる原因の多くが、登録メールアドレスのミスであるようです。大きな注意点ですね。

PayPalの利用頻度が少ないと、作成時に登録したメールアドレスを覚えていない、などでよく起きるトラブルのようですので、ちゃんとこの仕組みを覚えておく、もしくはPayPalのアカウント情報で確認しておくようにしましょう。

下記動画は、PayPalの基礎知識となる仕組みやアカウントの作成/登録方法などを詳しく説明してくれていますので、参考に見てみてください。

注意点

PayPalの基礎知識や仕組みからわかるように、複数のクレジットカードを利用するという人も同じようなトラブルが起きる可能性が高いです。実際の財布なのかでも生じる注意点でもありますね。

先ほども申し上げた通り、PayPalのアカウントに登録してあるメールアドレス1つにつき、登録できるクレジットカードも1つという仕組みになっているのですから、当然2枚目のクレジットカードの登録はできるはずがありません

クレジットカードの会社が同じでも、です。会社が同じでもカードが違えばPayPalの仕組みに引っ掛かる、という注意点になります。

そのため、複数のクレジットカードを利用している人は、この注意点を鑑みて逆にPayPal専用のクレジットカードとメールアドレスを用意しておいた方がいいかもしれません。

せっかく手間を取ることがない仕組みのサービスなのに、そんな手間がかかる使い方は面倒極まりないでしょう。それでは本末転倒ですからね。

登録可能なクレジットカードや銀行口座

PayPalで利用できるクレジットカードと銀行口座の話に移りましょう。それぞれ別に説明していきます。

クレジットカード会社

PayPalで利用できるクレジット―カード会社は下記の五つです。

  • VISA
  • Master Card
  • JCB
  • American Express
  • DISCOVER
日本でもよく利用されているVISAカードやMaster Cardがありますので、基本的に利用できない、という方は少ないのではないでしょうか。

デビットカード

PayPalではデビットカードも利用できます。デビットカードとはクレジットカードとは少々異なり、支払方法がその都度(即時)に銀行口座から引き落とされるものです。

利用している人もそれなりにいるかと思いますが、そんなデビットカードのうち、PayPalで利用できるのは国際ブランドが付いたデビットカード(VISAデビットなど)となっています。

銀行口座

クレジット―カード以外にも、銀行口座の登録もできます。登録することで、家族間や友人などへの送金を手数料無料で行うことが可能です。

利用できる銀行口座は下記の銀行のものが対応しています。

  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行

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PayPalの特徴

PayPalの基礎知識や仕組みを理解して頂けたと思いますので、ここからは、PayPalの特徴的なサービスの内容について説明していきます。PayPalが人気なのも、この特徴からわかるかもしれません。

売り手保護制度

まず一つ目の特徴は売り手保護制度になります。

こちらは主に「ビジネス」で利用する人向けの特徴になります。売り手というのが何もお店側と言うばかりではありません。個人の取引でもPayPalを利用できますので、そういう意味での売り手も含まれています。

悪質な買い手――承認されていない取引や未受領のものに関するクレームや支払いの取り消しなどを行う人を指します。それは不正な取引にあたり、売り手保護制度の適用条件を満たすことにより、PayPal側が売り手側を保護してくれます。

売り手保護制度の適用条件は、PayPalが指定する資格要件をすべて満たす場合となります。

デジタルグッズなどの形の存在しないもの、仮想商品などに関しては対象外になってしまう点が難点と言えば難点ですが、それでもこの保護制度自体はかなりありがたいものなのです。

売り手側がちゃんと商品を発送したのに「商品が届かない」というクレームが入った場合やそれに対する支払取り消しが行われた場合に適用されるのがこのサービスの特徴です。

もちろん、これを利用する上での注意点もあります。悪質な売り手が存在することもかんがみて、ちゃんと商品を発送したと証明するための追跡サービスなどが利用できる配送方法を利用する、などという証拠を残す必要もありますが、それは当然と言えますね。

買い手保護制度

個人で利用する場合にお世話になる可能性が高いのが買い手保護制度です。PayPalは買い手側の保護制度が厚いのが特徴とも言えます。

商品が届かなかった時(代金の支払いをしたのに商品が届かなかった場合)や、デジタルコンテンツなどのダウンロードができなかった場合は返金の対象となります。

また、届いた商品の状態や説明が、取引時に紹介されている内容と著しく異なっている場合も返金の対象となります。

もちろん、売り手保護制度の適用条件同様、買い手側の保護制度に関しても対象条件はありますが、それでも補償内容が充実しているため、安心して利用できます。

取引中にトラブルが発生した場合

なお、取引時に買い手側に不利となるトラブルが発生した場合、PayPalへ異議の提出が推奨されています。

商品の代金を支払ってから180日以内に「問題解決センター」へ意義を提出しましょう。

すると、その異議提出によって、買い手と売り手が直接コミュニケーションをとることができるようになり、問題解決のために自ら動くことが可能です。

そして、直接交渉したにもかかわらず問題が解決しない場合、異議提出から20日以内に異議を「クレーム」へと変更し、PayPalへ提出します。

すると、今度はPayPalが買い手に変わって状況調査を開始してくれることとなります。大抵30日以内に問題の解決を行ってくれるようです。(状況によって日数は変化します)

トラブルが解決せず、泣き寝入りするという事態があった方もいると思います。PayPalを利用したいけれどそういったトラブルが不安というな方は、もしものトラブル時にもPayPalに対応してもらうことができる、ということを覚えておきましょう。

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PayPalのメリット/デメリット

どのようなサービスであれ、メリットやデメリットはつきものです。PayPalにはどのようなメリット・デメリットがあるのか、見ていきましょう。

メリット

PayPalを利用する上で、何がメリットにあたるのでしょうか。利用を検討している場合の不安解消にぜひ見てください。

PayPalを使える店にクレジットカードの番号が知られずに済む

前述しましたが、PayPalを通じることでPayPalを使える店でクレジットカードの番号などがショップ側に渡らないという点が大きなメリットになります。

通常、クレジットカードで支払いをする場合、クレジットカードの番号だけでなく、カードの裏側に記載されているCVC/CVVコードと呼ばれる暗証番号も入力する必要がある場合が多いです。

しかし、それが最悪の場合とは言え第三者に漏れ、さらにそれを不正利用される危険性が潜んでいるというのが事実です。
 

PayPalは作成したPayPalアカウントにあらかじめクレジットカードの情報を登録してあり、PayPalを通すことでクレジットカードの情報を決済時に入力する必要がありません

PayPalアカウントを通じているため、ショップ側にもクレジットカードの情報は知られることもなく、万が一の場合の危険性も回避できます。

買い物するときにクレジットカードを利用したいけれど、あちこちに登録するのは情報漏えいが心配、という方には大きなメリットでしょう。

メールアドレスとパスワードの入力だけで支払いできる

オンラインショッピングをする場合、アカウント情報もしくは支払情報を提示する際にネットショップ側へクレジットカードの情報を入力する必要があります。

ネットショップで商品を購入する際にクレジットカードで直接支払う場合、カード番号やCVCコード、氏名、有効期限をその都度入力する必要があり手間がかかります。

そのうえ、前述したとおりクレジットカード情報を直接入力するのは不正利用される不安も大きいのも事実です。

PayPalにクレジットカードを登録してあれば、登録したメールアドレスとパスワードを入力するだけで支払いが完了しますので、手軽に利用することができます

トラブル時に補償される保護サービスがある

また、PayPalには買い手補償制度というトラブル時の補償をしてくれる制度もあります。前述しましたが、トラブルが生じた場合は異議を提出でき、それでも解決できない場合は異議をクレームへと上げることができます。

そこからPayPalが調査してくれ、それにより売り手側(PayPalを使える店側)にトラブルの原因があれば返金してもらえることもよくあるようです。

海外サイトの通販にも利用している場合、なかなか当事者同士では難しいですよね。PayPalは書いてよりの運営方針をしてくれているため、そういった場合も手厚く補償してくれ、海外ショップの買い物をする場合にも安心して利用できます

主要なクレジットカードのブランドに対応している

VISAやMaster Card、JCBカードやAmerican Expressなど、日本でもよく見かけるクレジットカード会社のクレジットカードを利用することができるのも大きなメリットになります。

クレジットカードを利用している方はぜひご自分のクレジットカードがどの会社のものか確認してみてください。

また、これからクレジットカードを作る予定の方は、PayPalを使う予定があればPayPalが対応しているクレジットカードブランドで作ることをお勧めします。

デメリット

PayPalを利用する上でのデメリットには、下記のようなものがあります。大きくデメリットになる、ということはそうそうないかもしれませんが、念頭に入れて置いてください。

分割払いには対応していない

PayPalの使える店かどうかは横に置いて、ネットショップでクレジットカードを利用して支払う場合、ショップによっては分割払いができる場合があります。

しかし、注意点として、PayPalを利用する場合基本的に一括払いとなります。分割で支払うことはできません。

もちろん、PayPalで決済した後、クレジットカード会社へ連絡して分割払いやリボ払いといった手続きをすれば可能と言えば可能ですが、その場合手数料や利息が追加されることとなりますので、その点が注意点になるでしょうか。

基本的に一括払いしている、という方は特に気にする必要のないデメリットではありますが、いつ利用したくなるか分からないのも事実ですので、頭の隅にでも入れておいてください。

為替手数料が高い

これに関しては、日本国内のPayPalが使える店で買い物をする場合であれば問題ありませんが、PayPalの特徴を考えると大きな注意点になる人も多いかと思います。

問題点(注意点)となるのは海外のショップなど、日本円以外の通貨で販売されている商品を購入した際、PayPalを通じて決済する場合です。

日本円以外の通貨に対する支払いをPayPalでする場合、為替手数料というものがかかります。この為替手数料が存外高めなのです。日本円の為替手数料は4%となっています。(2019年4月現在)

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PayPalの評判

では、ここからはPayPalの評判についてみていきましょう。Twitterでの情報が口コミとして最もわかりやすいと思いますので、それぞれ見ていきます。

良い評判

まずはよい評判の方を見ていきましょう。こちらはPayPalへの問い合わせの際の対応に関するもののようです。海外の担当の方でもちゃんと日本語で対応してくれるあたり、利用者にはとてもありがたいものですね。

こちらはクレジットカードがない状態で買い物をしたい方の反応ですね。銀行口座の登録も可能で、それを利用した支払いも可能、というのが大きなメリットでしょう。

もちろんPayPalを使える会社によるかもしれませんが、クレジットカードを持ちたくないという方には朗報かと思います。

悪い評判

次に悪い評判の方ですね。PayPalの方で問題が生じている可能性があるところに、対応が不十分ということでしょうか。PayPalを使える店にもよるのでしょうが、こういった問題も生じることがあるようですね。

こちらはPayPal側に連絡したにもかかわらずキャンセルできていない、ということでしょうか。出品者側の方がPayPal側の言葉を無視している、ということも考えられますが、PayPal側の対応があまりよくないこともあるようです。

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PayPalのアカウント作成方法

さて、PayPalの特徴や使える店などに関して理解して頂けたと思いますので、ここからはPayPalアカウントの作成/登録方法について説明していきます。

アカウント作成/登録手順

PayPalのアカウントには、パーソナルアカウントとビジネスアカウントとがあります。

パーソナルアカウントというのはPayPalを利用して買い物をしたい人(買い手)、ビジネスアカウントというのはPayPalを利用して商品の販売をしたい人向けのアカウントになります。

基本的にPayPalを利用したい一個人の方はパーソナルアカウントでの利用となりますので、パーソナルアカウントの作成/登録方法の説明をしていきましょう。

まず、PayPalの公式サイトへ行きましょう。下記がそのリンク先になっています。

PayPal(ペイパル) - かんたん&安全なオンライン決済サービス
「新規登録」をクリック

右上にある「新規登録」というボタンをクリックしてください。

パーソナル(個人)アカウントの「新規登録に進む」をクリック

「パーソナル(個人)アカウント」の部分の「新規登録に進む」をクリックします。

名前等の入力画面に遷移する

名前などの基礎情報の画面に遷移しますので、必要事項を入力していきましょう。

国/地域=言語を選択

国/地域は言語の選択になります。もし日本語になっていない場合は、国の選択を「日本」もしくは「Japan」にしてください。(日本語以外の言語を設定したい場合はそれを選択してください。)

姓名の入力

名前の入力は普通の名前で構いませんが、海外のショップなどのサービスをよく利用する、という場合は、ここでローマ字(大文字。例:太郎なら「TARO」)で名前を登録しておきましょう。ヘボン式でのローマ字入力でOKです。

メールアドレス・パスワードはできればPayPal専用のものを利用する

メールアドレスとパスワードは、できればPayPal専用のものを利用してください。別のサイトなどで利用しているものが万が一漏れた場合、セキュリティ上の問題になりかねません。パスワードは長め推奨です。(20桁くらい)

入力が完了したら「次へ」

名前などの基礎情報の入力が完了したら、「次へ」をクリックしてください。

住所などの登録

次に、住所などの登録を行っていきます。

国籍は住んでいる国を選択

「国籍」は住んでいる国になります。基本的に住んでいる国=国籍だから、ですが、一時的に日本を離れている、という場合は実際の国籍でも構いませんし、現在住んでいる国にしても問題ありません。なお、国籍の変更は後からできませんので注意してください。

メインで利用する住所を入力

住所欄にはメインで利用する住所を入力してください。もちろん、あとから変更することもできます。

生年月日は西暦で入力

生年月日は西暦で入力してください。例えば昭和52年1月1日の場合、「1977/01/01」と入力することになります。

電話番号には携帯電話もしくは自宅の番号を入力

電話番号には携帯電話もしくは自宅の番号を入力してください。ハイフンは必要ありません。国番号は自動的に入力されますので、入力の必要はありません。

「ワンタッチ」ログインするかどうかのチェック

「ワンタッチ」というのは、ログインを保持し、次回支払い時にログインをスキップして支払いができるものを言います。ワンタッチで支払いができるのは最大180日間です。楽と言えば楽なのですが、セキュリティの関係上、解除しておくことを進めします。

利用規約への同意にチェック

利用規約への同意にチェックを入れましょう。これを入れないとアカウントの作成・開設・登録はできません。

「同意してアカウントを開設」をクリック

入力・チェックが完了したら、「同意してアカウントを開設」を押しましょう。

アカウント作成完了

この画面へ来ると、その時点でアカウントの作成/登録は完了しています。しばらく待つと、PayPalから「メールアドレスの確認のお願い」というメールが届きます。

メールアドレスの確認

「service-jp@paypal.com」からメールが届きますので、「メールアドレスを確認する」という部分をクリックしましょう。(※PayPalをかたるメールもありますので、受信元のアドレスが上記のものか確認をしてください)

パスワードを入力

ログイン画面に遷移しますので、先ほど設定したパスワードを入力しましょう。

「メールアドレスを確認」をクリック

パスワードの入力が完了したら、「メールアドレスを確認」をクリックしてください。

アカウントのホーム画面が表示される

メールアドレスの確認が完了すると、作成したアカウントのホーム画面になります。ここまで来れば登録そのものは完了します。

クレジットカードや口座の登録

なお、クレジットカードや銀行口座の登録は上記の場所から行ってください。

海外向けの住所も設定する

海外のショップから購入する場合、ダウンロード形式のものなど目に見える・触れることのできる形として存在していないものはさておいて衣類・本・家具などといったものを送付してもらう必要がある場合、売り手側へ住所を教えなければいけません。

とは言え、日本語ページのままの場合、相手が日本語を読める場合であれば別ですが、そうでない場合住所を教えてもらってもそれが言語の違いから判らず、商品が届かないという事態になる可能性もあり得ます。

そのため、英語版の住所を登録しておく必要があります。

歯車マークをクリック

設定方法ですが、ユーザーのホーム画面のうち、右上にある歯車のマークをクリックしてください。

言語を「English」に変更

海外ショップ用の住所を追加するために、まず言語を一度「English」にしましょう。「言語」の部分から選択できます。

一度ログアウトする

「選択した言語は次回PayPalにログインするまで表示されない場合があります」と表示されますので、一度ログアウトして、再度ログインしてください。

再ログインすると英語表記に変わっている

再ログインすると英語表記に変わっています。歯車マークをクリックして、アカウントのホーム画面を開いてください。

Addressesの「+」をクリック

Addressesの部分にある「+」マークをクリックしてください。日本語版の住所とは別に、英語版の言語は違えど内容は全く同じものを2つ目の住所として登録します。

英語版の住所を入力

英語版の住所を入力しましょう。

メインの住所にしたい場合は「Make this your primary address」にチェック

Make this your primary addressとは、それをそのアカウントのメインの住所にするかどうかというチェック項目になります。メインの住所にしたい場合はレ点を入れてください。

なお、英語版の住所を入力する場合、日本の場合とは逆に番地から記載することになります。

例えば名古屋駅の場合「愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1-4」が日本語での住所となります。

英語版にすると「1-1-4, Meieki, Nakamuraku, Nagoya-shi, Aichi-ken」となります。なお、都道府県や市区町村に関しては、「City」など英語に直しても構いません。

住所登録完了

完了したら上記の画面になります。×で上記の画面を消し、言語を日本語に戻し、再度アカウントからログアウト、再ログインを行ってください。

なお、一つ注意点なのですが、言語を変更した後で英語版の住所を変更すると、日本語のものに変更されてしまいます。(私が実際にやりました)

すると、市町村名はそのままになりますが、件名が日本語のものになってしまうというのが注意点です。

この注意点を踏まえて、英語版の住所の変更を行いたい場合は一度言語設定を「English」にしてから訂正を行ってください。

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PayPalの使い方

さて、PayPalへのアカウント登録方法の説明も終わりましたので、ここからはPayPalの使い方の説明に移りましょう。

PayPalの使い方が簡単と説明したとおり、単純明快に行われるため難しい作業はほとんどありません。

オンラインでの支払い方法

PayPalの使い方の1つ目としてオンラインでの支払方法ですが、これはPayPalを使える店で支払方法を「PayPal」で指定し、PayPalアカウントへログインします。

内容を確認して「同意して続行」を選択することで、支払い完了です。分かりやすい動画をPayPal公式が作成してくれていますので、見てみてください。

動画を見てみれば、使い方がいかに簡単か分かるかと思います。

送金方法

PayPal送金画面

PayPalの使い方の2つ目として、PayPalは友人や家族のアカウント同士で手数料無料で送金しあえることが大きな特徴と言えます。その方法も簡単で、PCであれば「支払いと請求」のうち「支払い」、アプリからの場合は「支払い」から利用できます。

送金先のメールアドレスの入力→送金金額の入力→支払いタイプで「個人間への支払い」を選択で行っていきます。

確認画面では下記の点がちゃんと入力・設定されているか確認したうえで送金を完了させてください。

  • 送金金額
  • 「友達・家族への支払い」になっているか
  • 銀行口座または残高からの支払いに設定されているか

送金リクエスト

PayPal送金リクエスト画面

PayPalの使い方の3つ目は送金リクエストになります。送金リクエストというのは、「お金を送ってくださいと請求する」ことを指します。

これは、PCであれは「支払いと請求」の「請求」から、アプリからであれば「請求」から行うことができます。

送金リクエストを送るメールアドレスの入力→金額の入力→「今すぐ請求する」という流れで送金リクエストが可能です。グループでの集金も可能です。

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PayPalが使える店は?

PayPalの使い方についても理解して頂けたと思いますので、ここではPayPalが使える店についてみていきましょう。利用しているお店があるのであれば、PayPalの使い方を見ながら利用してみてください。

ネットサービス

ネットサービスというのはゲームであったりソフトウェアであったり、はたまた音楽などのデジタルコンテンツなどを指すと思ってください。

  • DMM.com
  • PlayStation Store
  • facebook
  • YouTube
  • Microsoft
  • STEAM
  • GREE
  • WARGAMING.NET
  • Renta!
  • Book WALKER
  • hulu
  • DAZN
  • BLIZZARD
  • ニコニコ動画
  • Vecter
  • BANDAINAMCO
  • EA
  • EVERNOTE
  • Dropbox
  • skype
  • NINTENDOSWITCH
  • vineo
  • Minecraft
もちろん、上記以外にもたくさんのサービスがPayPalのサービスに対応しています。

小売/マーケットプレイス

小売りやマーケットプレイス関係で使える店は、日本国内はまだ少ないのが現状です。

  • YAMADA
  • iHerb
  • ローチケHMV
  • disk union
  • BROOK`S
  • LION
  • Etsy
  • ebay
  • amiami
  • Hobby Link Japan
  • キャラアニ
  • pixiv
  • TOKYO OTAKU MODE
  • wish
  • Walmart
  • TARGET
  • セカイモン
  • Qoo10
上記以外にも利用できるところがないことはないですが、多くはないでしょう。それでも海外も含めて1800万以上の使える店がありますので、日本国内以外にも目を向けてみるのもよいかと思います

トラベル/アクティビティ

トラベルやアクティビティ関係は海外のものが多いのが現状でしょうか。

  • ANA
  • American Airlines
  • AIRFRANCE
  • Alitalia
  • BRITISH AIRWAYS
  • CEBU PACIFIC
  • CHINA AIRLINES
  • DELTA
  • Emirates
  • ETIHAD
  • flybe
  • IBERIA
  • jetBlue
  • Jetstar
  • KLM
  • Lufthansa
  • Malaysia Airlines
  • QATAR AIRWAYS
  • RYANAIR
  • SINGAPORE AIRLINES
  • Southwest
  • UNITED
  • agoda
  • Hotes.com
  • airbnb
  • voyagin
  • trivago

ホテル予約サイトのtrivagoが対応していることから考えても、やはり旅行を検討する場合にPayPalを利用するという使い方もありでしょう。

ファッション

ファッションに関しては下記の所が主な店かと思います。

  • ebay
  • asos
  • FARFETCH
  • SWATCH+
  • bloomingdales
  • next
  • NeimanMarcus.com
  • SaksFifthAvenue
  • 三愛水着楽園
  • HEADPORTER
  • Victoria’s Secret

PayPalには買い手保護制度がありますので、海外サイトでも気軽に利用できますね。

PayPalは特徴的なサービスも多く、保護制度も充実しているため利用しやすいサービスかと思います。使い方に慣れてこれば、PayPalを使った決済でほとんどを済ませてしまう、という人もいるのではないでしょうか。

クレジットカードを持っているけれどあちこちに登録するのは怖い、遠方にいる知り合いに送金したいけれど使い方が簡単なところで手軽に行いたい、などという方はPayPalにアカウント登録してみるのもいいかもしれませんね。

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この記事のライター
八千草 蛍
分かりやすく気軽に読める記事を書いてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。