2019年03月16日更新
PayPal.Meの使い方と登録方法!メリット・デメリットは?
クレジット決済サービスPayPalが始めたPayPal.Me(ペイパルミー)が便利です。PayPal.Me(ペイパルミー)はSNSなどでリンクをシェアするだけで簡単に決済ができます。ここではPayPal.Me(ペイパルミー)について説明していきます。
目次
PayPal.Me(ペイパルミー)とは?
PayPal.Me(ペイパルミー)とは、専用のURLを作成し、そのリンクをSNSなどで公開することによって簡単に決済ができるサービスです。使い方は非常に簡単です。支払い側にはPayPal買い手保護のメリットもあります。
PayPal買い手保護とは、PayPalアカウントを持つ支払い側に提供されるPayPalの保護プログラムです。適用されるための基準はありますが、例えば商品を受け取ってないなどの理由で支払い取り消しを申し出た場合、PayPalによって全額が補償されます。
PayPal.Meの使い方
PayPal.Me(ペイパルミー)では、自分専用の決済用URLを取得します。このURLのリンクを請求したい相手にSNSなどで公開すれば、受け取った相手はそのリンクから簡単に支払いをすることができます。
PayPal.Me(ペイパルミー)のリンクの作り方も非常に簡単ですが、ビジネスアカウントやプレミアアカウント含め、事前にアカウント登録をしておく必要があります。
登録にはPayPalのプレミア/ビジネスアカウントが必要
PayPal.Me(ペイパルミー)の利用には、請求側支払い側ともにPayPalのアカウント登録が必要です。ビジネスアカウントの登録には本人確認があるため時間がかかることも注意点です。
PayPal.Me(ペイパルミー)の支払いの請求側は、ビジネスアカウントまたはプレミアアカウントの登録が必要です。パーソナルアカウントからプレミアアカウントには、アップグレードをすることができます。
プレミアアカウントへのアップグレードには免許証などの本人確認書類の画像データのアップロードが必要です。
ビジネスアカウントは法人名義が必要だったりするので、個人の場合はプレミアアカウントを登録します。
決済用のURLの生成する
私がPayPal.Me(ペイパルミー)のURLを作成したときは、普通にパーソナルアカウントを登録しただけでPayPal.Meのリンクが作成できました。
PayPal.Meの公式ページのトップに「PayPal.Meのリンク作成をする」ボタンが表示されています。これを押すことで、簡単にPayPal.Meの決済用のURLを生成することができますので、画面キャプチャを使ってPayPal.MeのURLの作り方を説明していきます。
PayPal.Me(ペイパルミー)URLの作り方を説明する中に、注意点もありますので、よく確認していただければと思います。
決済用URLの作り方
ここからPayPal.Me(ペイパルミー)決済用URLの作り方を説明します。
「PayPal.Meのリンク作成をする」ボタンを押すとログイン画面が表示されるので、事前に取得したPayPalのアカウントとパスワードを入力し、ログインボタンを押してログインします。
アカウントを登録してない場合は、「新規登録」を押して新規登録を行います。ビジネスアカウントやプレミアアカウントの登録は、前述の通り別途手続きが必要です。
次に、「PayPal.Meのプロフィールを作成」ボタンが表示されるので、それをクリックします。
すると、写真の追加画面が表示されます。ここでは、写真を追加したくないため、「今は実行しない」をクリックします。
リンクを選択と書かれた文字の下の枠に、PayPal.Me(ペイパルミー)で使用したいURLを入力します。
PayPal.MeのURLの取得は先着順、つまり早い者勝ちです。すでに使用したいURLが使用されている場合、使用可能なURLが提案されるのでそれを使うのもよいでしょう。
URL入力画面で「次へ」ボタンを押すと、プロフィールの確認画面に遷移します。下へスクロールします。
プライバシー情報を開示することや利用条件などへの同意を求められます。書かれている内容を確認して、「同意して作成」ボタンをクリックします。注意点は、ここに大事なことが記載されていることです。
「プロフィールが作成されました」と表示されるので「完了」ボタンを押すと一連の手順が完了しますが、ここでは「完了」ボタンを押す前に下スクロールします。
「完了」ボタンの下に「プロフィールの確認」ボタンが表示されるので、今回はまずそちらを押してみましょう。
「お客さまのPayPal.Me」画面が表示されます。下の方にも確認内容があるので下スクロールします。
ここでPayPal.Meの様々な情報が追加できるので、必要な箇所の「追加」を押して情報を追加することができます。様々な情報とは、例えば写真があります。先ほどスキップした写真もここで追加できます。
URLを相手に教える
PayPal.Me(ペイパルミー)のリンクの作り方が分かったところで、作成したPayPal.Meリンクの使い方としては、例えばメールやSNSにPayPal.MeのURLを貼り付けて送ります。
金額を指定する場合は、作成したPayPal.MeのURLの最後に金額と通貨を記載します。次に違う金額を請求するときは、金額を変えるだけでOKです。
PayPal.Me(ペイパルミー)リンクのQRコード化による活用
PayPal.Me(ペイパルミー)のリンクをQRコード作成サイトなどを使ってQRコード化することもできます。
PayPal.MeのリンクをQRコード化すれば、SNSやメールでPayPal.Meのリンクを送らなくても、QRコードで簡単に決済用リンクを多くの人に知らせることができ、フリーマーケットなどで便利だと思います。使い方は無限にあると言えるでしょう。
PayPal.Meのメリット
PayPal.Me(ペイパルミー)のメリットとは、どういうものがあるでしょうか?口座を無料で作れること、PayPalのシステムを使っての決済なので安心できること、PayPal.Meの支払い側は支払いのキャンセルをすることができることなどです。
無料で作れる
PayPal.Me(ペイパルミー)の初期費用・月額手数料・新規登録は無料です。PayPal.Meの口座の維持にお金がかかることはありません。
支払いがスムーズ
PayPal.Me(ペイパルミー)のリンクをクリックしてログインし、支払いに使うクレジットカードを選択するだけで支払いが終了します。それ以外の情報を入力する必要はありません。使い方は非常に簡単です。
受取拒否も可能
PayPal.Me(ペイパルミー)の請求側が受領する前であれば、支払い側は支払いのキャンセルをすることができます。このことにより、返金などの余計な手続きを未然に防ぐことができます。
PayPal.Meのデメリット/注意点
PayPal.Me(ペイパルミー)のデメリットとは、何でしょうか?支払い側は匿名でないこと、請求者側は支払い画面に住所が表示されること、手数料で引かれる金額が大きめであること、海外の場合余分に手数料がかかることなどが挙げられます。
デメリットについても注意点がありますので、よく確認していきましょう。
匿名ではない(支払う側)
PayPal.Me(ペイパルミー)は、匿名で使用することができません。支払い側は本名を開示する必要があります。プライバシー情報の開示はデメリットと言えますが、その反面安全性を重視しているとも言えます。
住所が表示される
PayPal.Me(ペイパルミー)の支払い画面の詳細に、大まかな住所が表示されます。具体的には丁目までが表示されます。これもプライバシーの開示というデメリットですが、上記と同じことが言えるでしょう。
手数料で引かれる金額が大きめ
PayPal.Me(ペイパルミー)は、請求側には決済時に手数料がかかります。手数料は「3.6% + 40円の固定手数料」がかかります。支払いの受け取りには手数料がかかる点は注意点です。
固定手数料があるため、少額の決済には不向きなことはデメリットです。ただし、申請することで少額決済手数料の適用を受けることも可能です。
海外の場合余分に手数料がかかる
PayPal.Me(ペイパルミー)の支払い側が海外であった場合は、支払い側に為替手数料がかかる場合があります。
PayPal.Me(ペイパルミー)は、簡単でかつ安心な決済サービスです。URLの作り方も使い方もごく簡単ですし、個人ビジネスやフリーマーケットなど、使える局面はますます増えていくのではないかと思います。
注意点をよく把握した上で、どんどん使っていきたいものです。