2019年05月07日更新
TikTokの意味とは?話題の動画ソーシャルアプリTikTokの魅力も紹介
動画ソーシャルアプリTikTok(ティックトック)が大流行!15秒の短い動画で英語の曲でも盛れる!TikTokの意味に迫る!TikTokの英語の意味は?ティックトックはチクタク?チクタクはtick tock tick tock?話題のTikTokの魅力に迫る。
目次
TikTok(ティック トック )の意味
今、10代の若者を中心に大流行しているTikTok (ティックトック )をご存知でしょうか。TikTok (ティックトック )とはスマートフォン向けの動画ソーシャルアプリのサービスです。
15秒の短い動画を音楽やエフェクトで加工したり編集したりして簡単にハイクオリティなショートムービーが投稿出来ます。TikTok (ティックトック )は世界150ヵ国以上で1億人以上のユーザーが居ると言われています。
2018年には全世界のApp Storeでのダウンロード数が4580万回に達してTikTok (ティックトック )はトップの座に輝きました。日本でもTikTokは2017年11月にはiOS無料アプリのランキングで第1位を獲得しました。
急激な成長を遂げているTikTok (ティックトック )とは一体どんなソーシャルアプリなのでしょうか?
TikTok(ティックトック )ってtick tockと同じ?英語だとtick tockなの?読み方はチクタク?英語でのTikTokの意味は?日本語でのTikTokの意味は?など、TikTok (ティックトック )の英語の意味や日本語の意味、語源などについても話題になっているようです。
流行中の話題のソーシャルアプリ、TikTok (ティックトック )の気になる英語の意味や日本語の意味、語源について解説していきましょう。
TikTok(ティック トック )とは
今話題の動画ソーシャルアプリTikTok(ティックトック )とはどんなアプリなのでしょうか?TikTok(ティックトック )は2016年9月にサービスを開始した、新しい動画ソーシャルアプリです。中国のBytedanceという会社が運営しています。
Bytedance は1億2千人もの読者を持つニュースアグリゲータ、Toutiaoを運営している会社として有名です。元々、短い動画のソーシャルサービスはVineから始まりました。
Vineが動画ソーシャルサービスを終了した後、musical.lyが動画ソーシャルサービスを引き継ぐ形で開始しました。TikTokはmusical.lyの後発と言える動画ソーシャルアプリだったのですが、2017年11月にBytedanceはmusical.lyを買収しました。
こういった意味でもTikTokは話題になりました。TikTok(ティックトック )は全世界でダウンロード数を伸ばし、今では不動の人気を誇る動画ソーシャルアプリとなりました。
大流行している話題のTikTokとは、15秒の短い動画を撮影して投稿出来るアプリです。音楽に合わせて踊ったり、リップシンクと呼ばれる口パクで歌や台詞の真似をしたり等して、オリジナリティ溢れるハイクオリティな動画を簡単に撮影出来るアプリです。
主に10代の若者を中心に流行しており、加工だけで無く動きでも盛れる魅力に溢れたサービスとなっています。
日本語でいうと「チクタク」「チックタック」
TikTokは「ティックトック」と読みます。これは英語で時計の音を意味するtick tockをTik Tokにアレンジしたものと言われています。
英語のtick tockは日本語ではどんな意味なのでしょうか?英語の「tick tock tick tock tick tock…」とは日本語の意味だと「チクタク チクタク チクタク…」という時計の秒針音の意味になります。
この事からTikTokは時計の秒針音の意味を持つ、「チクタク」という擬音語に由来していると言われています。またこの事を裏付ける様な意味を持つ、シンガーのKe$haの曲があります。
TikTokと言えば、シンガーのKe$haのメジャーデビューシングルであり、彼女の1stアルバム「Animal」にも収録されている曲のタイトルでもあります。
この曲はパーティー、音楽、ダンスを愛する女の子の気持ちを意味しており、Ke$ha自身の日常を表現しているそうです。
タイトルであるTiK ToKはこの曲に於いても、英語での時計の秒針音「tick tock(チクタク)」を意味しており、曲のサビでは「tick tock(チクタク)時計が進んでも、パーティーは止まらない!」という意味が歌われています。
ソーシャルアプリのTikTokとの関係性は分かりませんが、TikTokのアプリ名を考える際に何らかの影響を及ぼした可能性も否定できません。
パーティー、音楽、ダンスを愛する若者世代の間で話題となり流行しているTikTok世代と深くリンクしているように感じられます。
TikTokの魅力はなに?
話題のTikTokですが、一体なぜ急速に流行したのでしょうか?TikTokがここまで流行した魅力はどこにあるのでしょうか?10代の若者世代をターゲットにしたTikTokならではの魅力があります。他のSNSには無い、TikTokの魅力に迫っていきましょう。
TikTokの魅力
TikTokの魅力はいくつかあります。まずは投稿のハードルが低く、ユーザーが参入しやすい点。
簡単に可愛くカッコよく、面白く、いろんな観点から盛れる動画が撮影出来る点、エンゲージメント率が高く所謂バズり易い点、TikTokならではの既存のコンテンツをマネて楽しむ文化がある点。この4点からTikTokの魅力を見ていきましょう。
この4点に共通する点として、特別な知識や能力が無くても簡単にハイクオリティな物を作る事が出来るという事。また自ら新しいコンテンツを企画しなくとも、既存のコンテンツをマネて共有する事で楽しむ事が出来るという事です。
他の動画サービスでは、一般的に専門的な知識や能力、投稿者のトーク力や特別なスキル、または機材などが必要になってきます。
例えば動画サービスの王道であるYouTubeでは、PCやTVで視聴する環境も考慮しハイスペックな機材で撮影する必要がありますし、視聴数を伸ばす為にはテンポよく見易い動画を作り上げる編集技術も必要です。
またパクりと言われないよう投稿者自らオリジナルの企画を発案する必要があります。
若年層が簡単に楽しむには金銭的にも能力的にも難しい事が多いように感じます。その点TikTokでは手持ちのスマートフォン一台で完結する事が出来ます。専門的な知識も能力も機材も必要ありません。TikTokは手軽に簡単に楽しむ事が出来るサービスなのです。
そういった点がTikTokが若者を中心に話題となり、流行した魅力なのではないでしょうか?
ユーザーが参入しやすい(投稿ハードルが低い)
TikTokは新規のユーザーが参入し易くなっています。何故ならば簡単に投稿動画を撮影する事が出来るからです。これは言い換えると投稿のハードルが低いと言えるでしょう。
TikTokは若年層に人気のサービスで、逆に大人の方からは「何が面白いのかわからない」という声も多く聞きます。若年層を中心に出来ているコミュニティですので同年代による、所謂内輪ネタも許されているように感じます。
実際にTikTokに投稿されている動画は学校の教室内や、友人と遊びに行った先で撮られている動画も多く見かけます。
特別な舞台セットも必要なく、撮影機材も必要なく、誰でもその場で簡単に撮影し投稿する事が出来ます。これまでハードルの高かった動画撮影がTikTokの参入でとても身近になりました。これがTikTok最大の強みと言えるでしょう。
盛れる(=可愛さ/クールさ/面白さ)
TikTokでは多数のフィルターが用意されており、TikTokのアプリ内でフィルター加工が完結します。
もちろん盛れる美容フィルターも用意されており、万が一ノーメイクでもスマートフォンのカメラを通せば綺麗に可愛く撮影する事が出来ます。アーティスティックなフィルター加工でクールな動画に仕上げる事も出来ます。
スタンプも用意されています。スタンプを使うと雨や光の効果を追加出来たり、ネコ耳などを画面上で装着したり、目を大きく見せるでか目効果も追加出来ます。プリクラと同じ様な盛れる効果を動画上でも追加する事が可能です。
タイム効果を使う事で通常ではありえない動きを撮影する事も可能です。
タイム効果には動画を逆再生出来る「タイムマシン」、動画を繰り返す事が出来る「反復」、動画をスロー再生出来る「スローモーション」の3つの効果があります。動きを強調したり、何気ない日常をクールに撮影する事が出来ます。
倍速撮影にして物理的にカメラを回して撮影する方法もよく使われています。使うのはスマートフォン1台で簡単な動作で盛れる動画を撮影する事が出来るのです。
エンゲージメントが高い
TikTokは他のSNSサービスと比べてもエンゲージメント率の高いコンテンツです。
エンゲージメントとは、英語では「engagement」と書きます。意味を日本語にすると「約束」や「契約」を意味します。SNSに於けるエンゲージメント率とは、ユーザーが投稿に対して反応を示した割合を示す値とされています。
TikTokが何故エンゲージメント率が高いのかというと、他のSNSサービスと比べて拡散力が高い事が考えられます。また、恐らくいいねをする事でコンテンツを保存できる様になっている為、比較的安易にいいねをするユーザーが多いのではないかと考えられます。
エンゲージメント率が高いとフォロワー数も伸びます。
所謂バズった状態になりますと、1日でフォロワー数やいいねの数が何千とつく事もあります。エンゲージメント率が高いと、それほど他のユーザーに自分のコンテンツが認められたという事になりますので、承認欲求を満たす事が出来ます。
特に幼い頃からインターネットが身近にあった若年世代では、インターネット上での承認欲求が強い傾向にあります。正にTikTokは時代にハマったサービスと言えるでしょう。
コンテンツをマネして、みんなで楽しむ文化がある
他の動画サービスでは完全にオリジナルなネタが主流でしたが、Tik Tokでは他のユーザーが既に投稿している人気のネタや、自分もやってみたいネタ、みんながやってる流行のネタが主流となっています。
ダンスの投稿が多いTikTokですが、人気のダンスにはハッシュタグが付いています。
「#いいアゴ乗ってんね」や「#だれでもダンス」などのハッシュタグは見かけた事があるのではないでしょうか?このハッシュタグを付け、みんなと同じ振付でダンスし投稿するのが基本的なTikTokのスタイルです。
人気なもの、自分もやってみたい、みんながやってるネタに乗っかっていくスタイルがTikTokの楽しみ方であり文化なのです。
TikTokでリップシンク(口パク)が流行る理由は?
リップシンクとは英語でLip-syncとなっており、日本語の意味は口パクです。アメリカのリップシンクバトルという、口パクで行う音楽バトル番組がブームのきっかけではないかと言われています。
この番組にはハリウッドスター達が多く出演しており、動画作成アプリのDubsmashを使ってハリウッドスターのモノマネを撮影してはInstagramに投稿したり、musical.lyで撮影して楽しまれていたようです。
日本では2016年に、カップル動画で有名なMixChannelでリップシンクの動画が流行りだしました。
TikTokでは、口の動きに合わせたリップシンク動画が特に高い人気を持っています。
これまで双子ダンス等、音楽に合わせて踊る動画はありましたがTikTokでは縦長の画面で撮影される事が多いのです。故に上半身のみで撮影される事が多い為に伝わる動きは顔のみ、または上半身のみとなります。
音楽に合わせてウィンクする、口を開ける等の非常に簡単な動きで撮影する事になります。この特性からリップシンク動画の人気が流行しているのではないでしょうか。
リップシンク動画は特別な歌唱力やリズム感が無くても、流行の曲に合わせて良い感じの動画に仕上がってくれるのです。TikTokのネタににピッタリのコンテンツと言えます。
いかがでしたでしょうか?今10代を中心とした若者世代に大流行中の、話題のアプリTikTokについて解説させて頂きました。
よく話題にのぼるTikTokの意味ですが時計の秒針音である「tick tock tick tock(チクタク チクタク)」を意味しているとは意外に感じたのではないでしょうか?
TikTokは急速にダウンロード数を伸ばした魅力あふれるサービスです。是非一度、流行に乗るべくTikTokをダウンロードして盛れる動画を撮影してみてはいかがでしょうか?