2019年04月25日更新
iPhoneの指紋認証(Touch ID)が使えないときの対処法!
iPhone8までのiPhoneにはTouchIDという指紋認証を使ってiPhoneの画面ロックの解除やアプリの購入などを行うことが可能です。稀に、TouchIDが使えないことがあります。この記事では、指紋認証が使えない時の対処法の解説をします。
目次
- 1iPhoneの指紋認証/TouchIDとは?
- ・指紋の認識でロック解除が可能になる機能
- 2iPhoneの指紋認証/TouchIDの登録方法
- ・登録手順
- 3iPhoneの指紋認証/TouchIDが使えない原因
- ・センサーの汚れ
- ・指の汚れ
- ・設定の問題
- ・登録時の指紋の角度や位置の問題
- 4iPhoneの指紋認証/TouchIDが使えない時の対処法
- ・充電ケーブルを外す
- ・センサーや指の汚れを落とす
- ・指紋認証機能の確認
- ・iPhoneの再起動
- ・機能制限をオフにする
- ・iOSのアップデート
- ・iPhoneを復元する
- ・全ての対処法を試しても改善しない場合は修理の可能性
- 5iPhoneの指紋認証/TouchIDの精度を上げる方法
- ・手順
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
iPhoneの指紋認証/TouchIDとは?
iPhoneにはTouchIDという指紋認証機能があります。TouchIDでできることは、iPhoneの画面ロックの解除やアプリの購入、Apple Payでの支払いやパスワードの自動入力をすることが可能です。
TouchIDはホームボタンが指紋認証のセンサーになっているので、最新のiPhoneX以降ではホームボタンが搭載されていないので、TouchIDも指紋認証も搭載されていません。
指紋認証はiPhone8以前のiPhoneのみに搭載さている機能なので、iPhoneX以降のiPhoneでは使用することができません。
指紋の認識でロック解除が可能になる機能
TouchIDのメインの機能としては、指紋認証でiPhoneの画面ロックの解除をすることが可能です。TouchID搭載前のiPhoneでは画面ロックの解除を行うには必ずパスコードの入力が必要でしたが、指紋認証が搭載されたことで簡単にロック解除が可能です。
iPhoneの指紋認証/TouchIDの登録方法
iPhoneの指紋認証の登録の方法の解説をしていきます。指紋認証の登録の方法は、iPhoneを新規契約したり、機種変更をした場合にの初期設定時に行うことができます。
iPhoneの初期設定以外でも登録することができ、iPhoneの設定から指紋認証の登録をすることができます。
登録手順
では、iPhoneの指紋認証の登録の手順の解説をしていきます。今回解説をする登録の手順は、iPhoneが使える状態での登録の手順です。
設定からTouchIDとパスコードを選択
iPhoneの指紋認証の登録は設定アプリから行うことが可能です。まずは、ホーム画面から設定アプリを開きます。
設定アプリを開いたら、TouchIDとパスコードをタップします。
TouchIDとパスコードをタップすると、パスコードがすでに設定されていればパスコード入力が求められます。
パスコード入力が完了すると。TouchIDの設定画面です。
iPhoneのロックを解除をオンに
TouchIDの設定画面が開いたらまずは、iPhoneのロックを解除をオンにしましょう。iPhoneのロックを解除がオフになっていると画面ロック解除に指紋認証を使用することができません。必ずオンにしておきましょう。
iPhoneのロックの解除以外にも指紋認証を使用したい場合は、それぞれ設定をオンにします。
iTunesStoreとAppStoreはアプリや音楽の購入、ApplePayは電子マネーなどでの支払い、パスワードの自動入力はWebサイトへのパスワードの入力をする時の設定です。
それぞれ使用するのであればオンにしておきましょう。
登録したい指を登録
では次に、指紋の登録です。TouchIDとパスコードの設定画面の真ん中辺りに指紋を追加という項目があります。指紋を追加をタップすると指紋を登録することができます。
指紋を追加を押すと、指紋も登録に進みます。ホームボタンに登録したい指を当ていきます。あとは画面に指示にしたがって登録を完了させましょう。
指が汚れていたりセンサーが汚れていると正しく指紋の登録ができないことがあるので、センサーも指も綺麗にした状態で登録をしましょう。
指紋認証の登録の手順は以上です。
iPhoneの指紋認証/TouchIDが使えない原因
では、iPhoneの指紋認証が使えない原因の解説をしてきます。指紋認証の登録をしてあっても指紋認証が使えないことがあります。
センサーの汚れ
iPhoneの指紋認証が使えない原因の1つ目は、センサーの汚れです。ホームボタンがセンサーになっているので何度も指紋認証を使っていると指の油でセンサーが汚れ、反応が悪くなることがあります。
指の汚れ
iPhoneの指紋認証が使えない原因の2つ目は、指の汚れです。指が汚れて指紋が読み取れないと指紋認証を使うことができません。
設定の問題
iPhoneの指紋認証が使えない原因の3つ目は、設定の問題です。指紋認証の登録の手順で解説をしましたが、指紋認証を使うには設定が必要です。
iPhoneのロック解除で使えていても、iTunesStoreやAppStoreで使えない場合は、指紋認証が未設定になっている可能性があります。
登録時の指紋の角度や位置の問題
iPhoneの指紋認証が使えない原因の4つ目は、登録時の指紋の角度や位置の問題です。OSがアップデートされるたびに指紋認証の制度も上がり、登録時に広範囲の指紋の登録を行います。
ただ、角度や位置がうまく登録できていないと指紋認証が使えないことがあります。
iPhoneの指紋認証/TouchIDが使えない時の対処法
では、iPhoneの指紋認証が使えない時の対処法の解説をしていきます。原因によって対処法も変わってくるので指紋認証が使えない時は一つづつ対処法を試してみましょう。
充電ケーブルを外す
指紋認証が使えない時の対処法の1つ目は、充電ケーブルを外しましょう。充電ケーブルがセンサーに影響を与えることがあります。特に充電ケーブルが純正の充電ケーブルではない場合は注意しましょう。
Appleの純正の充電ケーブルであればiPhoneに合うように設計されていますが、家電量販店やネット通販で購入をした純正でない充電ケーブルの場合は特に影響を及ぼすことがあります。
純正の充電ケーブル以外場合は、指紋認証以外でも問題が起こる可能性もあります。
Apple純正の充電ケーブルは他の充電ケーブルと比べると値段が高いですが、保証期間内の場合は、無償で充電ケーブルを交換できる可能性があるので確認してみるのもいいでしょう。
センサーや指の汚れを落とす
指紋認証が使えない時の対処法の2つ目は、センサーや指を綺麗にしましょう。センサーや指が目に見える汚れが付いていなくても、指の油などで汚れていることがあります。
iPhoneの画面を拭く柔らかい布などでホームボタンを拭き取ってみましょう。ホームボタンは以外と汚れやすいので、定期的に綺麗にすると指紋認証の精度が保たれるでしょう。
指紋認証機能の確認
指紋認証が使えない時の対処法の3つ目は、指紋認証機能の設定の確認です。どの場面で指紋認証が使えないのかによって設定は変わりますが設定がオンになってないと指紋認証を使うことができません。
iPhoneの再起動
指紋認証が使えない時の対処法の4つ目は、iPhoneの再起動です。iPhoneが精密機械なのでずっと稼働をしていると様々なエラーが出ることがあります。iPhoneで様々な問題が起きた時は再起動は有効な対処法です。
iPhoneの再起動をすると再起動後はパスコードの入力が必須です。パスコードがわからない場合はiPhoneを再起動をするのはやめましょう。
iPhoneの再起動には通常の再起動と強制再起動の2通りがあります。強制先起動はiPhoneが操作できない時に行う再起動です。今回は操作ができる状態なので、通常の再起動をしましょう。
機能制限をオフにする
指紋認証が使えない時の対処法の5つ目は、機能制限をオフにしましょう。機能制限がオンになっているとiPhoneの一部の機能が制限されます。機能制限の代表的なものは、アプリのダウンロードやアプリ内課金です。
基本的に機能制限がオンになっていても指紋認証に影響を与えていることはありませんが、何か知らの機能の制限で指紋認証が使えないことがあります。
iOS12からは、機能制限がスクリーンタイムという機能に変更されています。機能制限=スクリーンタイムなので、iOS12の場合はスクリーンタイムをオンからオフに切り替えましょう。
機能制限をオフにすると、他の機能制限もオフになってしまうので、指紋認証が改善したら、機能制限をオンに戻すようにしましょう。特にお子様用のiPhoneの場合、機能制限を使ってアプリ内課金の制限をしていることがあります。
機能制限やスクリーンタイムをオフにしたままだと、いつの間にか課金をすることが可能になります。iTunesカードなら問題はありませんが、クレジットカードだと多くの金額を課金することができてしまします。
そういった機能を制限するのが機能制限やスクリーンタイムなので、必要な場合は設定しておきましょう。
iOSのアップデート
指紋認証が使えない時の対処法の6つ目は、iOSのアップデートです。iPhoneを動かしているのは全てiOSです。iOSが問題を起こすことで様々な機能で問題が起こることがあります。
iOSが最新になっている場合は、OSはアップデートできないので、さらなる最新版のiOSがリリースされるまで待ちましょう。
iOSのアップデートをする場合は、iPhoneのバックアップは忘れずに行いましょう。iOSのアップデート中にエラーが起こると初期化をせざるを得なくなる可能性もあります。データ損失に備えて必ずバックアップの作成は行っておきましょう。
iPhoneを復元する
指紋認証が使えない時の対処法の7つ目は、iPhoneの復元です。iPhoneの復元とは、iTunesと接続をしてiPhoneを工場出荷状態に戻すことを言います。
iTunesと接続してiPhoneを復元することで、新しいiOSを入れることができあます。アップデートではなく、同じiOSを入れ替えることができるので試してみるのも1つの手です。
ただ、iPhoneの復元は初期化になるので、iPhoneのバックアップやアプリの引き継ぎを行ったのちに行う用にしましょう。
全ての対処法を試しても改善しない場合は修理の可能性
ここまで解説をしてきた対処法の全てを試しても改善しない場合は、本体が故障している可能性が高くなります。その場合は修理が必要です。修理の場合は、物理的な損傷がなく保証期間内なら無償で修理交換してもらえる可能性があります。
保証期間内であっても画面割れなど物理的な損傷が見つかった場合は、無償での修理交換は不可能です。Appleは全国に修理代理店があるので持ち込みをして専門のスタッフに確認をしてみてもらいましょう。
保証期間外だとかなりの費用がかかる可能性があり、機種変更をした方がお得になることもあります。金額の負担も含めて店舗スタッフならしっかりと相談にのってもらえるので持ち込んでみましょう。
Appleの修理は予約制なので、忘れずに予約を行いましょう。
iPhoneの指紋認証/TouchIDの精度を上げる方法
では、指紋認証の制度を上げる方法の解説をしてきます。指紋認証が初めて搭載されたのiPhone5Sでホームボタンが搭載されている最後のiPhoneはiPhone8です。
iOSもその期間で5世代分新しくなっていて、センサーの精度もかなり上がっていますが、使っているiPhoneによってはiOSも古くセンサーの精度もそこまで高くない場合もあるので、ここから解説する方法を試してみてください。
指紋認証の制度を上げる方法は、同じ指を複数登録しておくことです。同じ指を登録することで、センサーに対して登録をした位置などが広範囲になります。指紋認証が調子悪い時はこの方法を試してみましょう。
手順
では、指紋認証の制度を上げる、同じ指の指紋を複数登録する手順の解説をしてきます。指紋認証の登録の手順と同じ手順ですが、改めて解説をしていきます。
設定からTouchIDとパスワードを選択
指紋認証の制度を上げるための指紋の登録にも設定アプリを使用します。ホーム画面から設定アプリをタップします。
設定アプリが起動したら、TouchIDとパスコードをタップします。
TouchIDとパスコードをタップするとパスコード入力を求められるのでパスコードを入力します。
指紋を追加で追加登録
TouchIDとパスコードの設定画面が開いたら、指紋を追加から登録している指と同じ指で指紋の登録をしましょう。
1つの指しか指紋認証で使わないなら限界の5つまで登録をするのもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ホームボタンが搭載されているiPhoneは現在ほとんど取り扱いがなくなっています。大手3キャリアではすでにiPhoneXSやiPhoneXRの取り扱いのみになっています。
指紋認証自体が使われなくなっていますが、ホームボタンを搭載されているiPhoneはまだまだ使うことができます。この記事を参考にTouchIDの設定を見直してみてください。ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。