2020年07月17日更新
iPhoneのスクリーンタイムの使い方!設定方法も解説!【iOS12】
iPhoneのスクリーンタイムの使い方や設定方法を解説していきます。iOS12以降に導入されたiPhoneのスクリーンタイムのオン・オフの切り替え方法や、機能制限の設定・解除の方法などの他に、ファミリー用の設定などをご紹介していきます。
目次
- 1iPhoneのスクリーンタイムとは?
- ・iOS12から導入された機能
- 2iPhoneのスクリーンタイムの設定方法
- ・スクリーンタイムをオンにする手順
- ・スクリーンタイムをオフにする手順
- 3iPhoneのスクリーンタイムの使い方
- ・全体の使用状況の確認
- ・アプリごとの使用状況の確認
- 4iPhoneのスクリーンタイムの機能制限の設定方法
- ・休止時間の設定
- ・アプリ使用時間の制限
- ・休止時間でも使用できるアプリの設定
- ・コンテンツとプライバシーの制限
- ・スクリーンタイム・パスコードの設定
- 5iPhoneのスクリーンタイムの共有方法
- ・他の端末とスクリーンタイムを共有する方法
- 6iPhoneのスクリーンタイムをファミリー用に設定する方法
- ・子供用iPhoneで直接設定
- ・親のiPhoneからリモートで設定
- 7iPhoneのスクリーンタイムでロックされた時の解除方法
- ・機能制限された時の解除手順
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
iPhoneのスクリーンタイムとは?
こちらの記事ではiPhoneのスクリーンタイムとはどのような機能なのかご紹介していきます。iPhoneのスクリーンタイムとはどのような使い方ができるのでしょうか。
iPhoneのスクリーンタイムとは、普段アプリやウェブサイトの閲覧にどの程度の時間を費やしているのか確認できる機能です。また、使い方に応じてiPhoneの機能に制限を設けることができます。
iPhoneのスクリーンタイムを利用することで、iPhoneの利用時間やよく使う機能を把握することができます。iPhoneの使いすぎを防止することにも役立ちます。また、お子さんのiPhoneに機能制限を設けることもできます。
iOS12から導入された機能
iPhoneのスクリーンタイムとは、iOS12以降に搭載された機能です。2018年9月にiOS12.0のアップデートによって追加された機能の一つです。
使用したアプリや、閲覧したウェブサイトの時間を秒単位で把握することが可能です。スクリーンタイムの設定方法や、お子さんが使う場合の機能制限の設定方法などスクリーンタイムの便利な機能について解説していきます。
iPhoneのスクリーンタイムの設定方法
ここからはiOS12で搭載されたiPhoneのスクリーンタイムの設定方法についてご紹介していきます。スクリーンタイムをオンにする手順や、スクリーンタイムをオフにする手順とはどのような使い方なのか確認してみましょう。
スクリーンタイムにアクセスすると、誰のiPhoneなのか確認の表示が出ます。自分用か子ども用か設定することになります。「これは自分のiPhoneです」をタップしましょう。
スクリーンタイムをオフにする設定は、注意が必要です。一度オフにしてしまうとその後オンにしても今までのスクリーンタイムの設定や、使用時間などのレポートが全て消えてしまいます。
スクリーンタイムをオンにする手順
設定アプリの一覧に「スクリーンタイム」という項目があります。こちらをタップします。
スクリーンタイムのページが表示されました。「スクリーンタイムをオンにする」という項目があります。こちらをタップします。
スクリーンタイムの機能紹介のページが表示されます。「続ける」というボタンがあります。こちらをタップします。
「これは自分用のiPhoneです」「これは子供用のiPhoneです」という項目が表示されます。上の「これは自分用のiPhoneです」をタップしましょう。
スクリーンタイムをオフにする手順
スクリーンタイムをオフにする手順をご紹介します。設定アプリからスクリーンタイムを探します。こちらをタップします。
スクリーンタイムのページが表示されます。「スクリーンタイムをオフにする」という項目があります。こちらをタップします。
注意事項を確認して「スクリーンタイムをオフにする」をタップしましょう。スクリーンタイムをオフにすると、もう一度オンにしてもスクリーンタイムの設定や使用時間など今までのレポートがすべて消えます。
iPhoneのスクリーンタイムの使い方
ここからは、iOS12で搭載されたiPhoneのスクリーンタイムの使い方についてご紹介していきます。スクリーンタイムではiPhoneの使用状況を確認することができます。確認方法には大きく分けて2つの種類があります。
「全体の使用状況の確認」「アプリごとの使用状況の確認」の2つです。必要に応じて使用状況を把握してみましょう。
全体の使用状況の確認
iPhoneのスクリーンタイムで、全体の使用状況を確認してみましょう。スクリーンタイムを開くと、一番上にiPhoneを使用した時間やアプリごとの使用時間を表示したグラフが表示されて詳細が確認できます。
アプリごとの使用状況の確認
iPhoneのスクリーンタイムでアプリごとの使用状況を確認してみましょう。iPhoneの端末名をタップすると詳細のレポートが表示されます。ここではアプリごとの使用時間を確認できます。アプリだけではなく、Webサイトごとの閲覧時間も確認できます。
iPhoneのスクリーンタイムの機能制限の設定方法
ここからは、iOS12で搭載されたiPhoneのスクリーンタイムの機能制限とはどのような使い方なのかご紹介していきます。
休止時間の設定・アプリ使用時間の制限・休止時間でも使用できるアプリの設定・コンテンツとプライバシーの制限・スクリーンタイムのパスコードの設定などをご紹介していきます。
機能制限の設定は「スクリーンタイムレポート画面」や「App使用時間の制限」から行えます。
休止時間の設定
iPhoneの休止時間を設定します。スクリーンタイムの一覧に「休止時間」という項目があります。こちらをタップします。
休止時間のページが表示されます。スクリーンタイムの初期設定画面では上の画像の表示が出ます。こちらでも設定可能です。
休止時間がオフの状態になっています。「休止時間」という項目があります。こちらのバーを右にスライドしてオンにします。
休止時間をオンにすることができました。開始時間・終了時間をそれぞれ設定することができます。また、休止時間の頻度は曜日別に指定することもできます。
アプリ使用時間の制限
アプリ使用時間の制限方法についてご紹介します。設定次第で、使用可能な時間や曜日を決めてアプリの使用時間を制限できます。スクリーンタイムのページに「App使用時間の制限」という項目があります。こちらをタップします。
App使用時間の制限のページが表示されます。「制限を追加」という項目があります。こちらをタップします。
アプリ使用時間の制限を行うアプリを選択しましょう。こちらでは例として「すべてのアプリおよびカテゴリ」を選択します。対象のアプリをタップします。
対象のアプリの時間を制限するためのページが表示されました。任意の時間を設定します。
スクリーンタイムレポートから制限
スクリーンタイムレポートのページからも制限設定を行うことができます。カテゴリごと・アプリごとの確認も可能です。iPhoneの端末名をタップしましょう。
カテゴリごとに設定
スクリーンタイムの詳細レポートが表示されます。「よく使われたもの」という項目に注目してみましょう。使い方としては使用されたカテゴリごとの時間を確認できます。カテゴリをタップすれば個別に制限設定が可能です。
アプリごとに設定
「よく使われたもの」の右端にある「カテゴリを表示」と「AppとWebサイトを表示」はタップすることによって切り替え可能です。アプリごとに確認・設定したい場合はこちらで画面切り替えましょう。こちらも個別設定が可能です。
「休止時間中にブロック」が無効だと、制限時間中に利用したい際もパスコードが入力は不要です。バーが白色だと無効です。
「使用制限終了時にブロック」を有効にしていると、制限時間中に利用したい際にパスコードが入力になります。バーが緑色だと有効です。
休止時間でも使用できるアプリの設定
スクリーンタイムのページで、休止時間でも使用できるアプリの設定を行うことができます。「常に許可」という項目があります。こちらから個別設定が可能です。使い方としてはスクリーンタイムの休止時間を設定すると許可したアプリ以外は使用できません。
コンテンツとプライバシーの制限
スクリーンタイムの設定には「コンテンツとプライバシーの制限」があります。コンテンツとプライバシーの制限では、お子さんが不適切なコンテンツを閲覧しないように保護者が端末に機能制限を設けることができます。こちらをタップします。
コンテンツとプライバシーの制限がオフになっています。バーを右にスライドしてオンにしましょう。
コンテンツとプライバシーの制限をオンにすることができました。アプリやコンテンツなどを制限できます。
コンテンツ制限
コンテンツとプライバシーの制限のページには「コンテンツ制限」という項目があります。こちらではWebサイトなど特定のコンテンツの制限を行うことが可能です。こちらをタップします。
webコンテンツの制限
「Webコンテンツ」をタップするとページが表示されます。初期設定では「無制限アクセス」となっています。任意の設定に変更可能です。
「成人向けWebサイトを制限」という項目では、不適切なコンテンツに制限を設けることができます。多数のアダルトサイトをブロックすることができます。場合によっては、常に許可するサイトや常に許可しないサイトを個別に設定できます。
許可されたWebサイトのみを選択すると、事前に登録したWebサイト以外は閲覧不可となります。必要に応じて設定基準を変えることができます。
スクリーンタイム・パスコードの設定
ここからは「スクリーンタイム・パスコード」についてご紹介していきます。スクリーンタイム・パスコードとはスクリーンタイム用のパスコードです。一覧に「スクリーンタイムパスコードを変更」という項目があります。こちらをタップします。
スクリーンタイムのパスコードは、スクリーンタイムの設定を変更する際に必要な4桁のパスコードを設定できます。ただし、スクリーンタイム・パスコードを忘れた場合はiPhoneを初期化することになります。パスコードは忘れないように注意してください。
親のiPhoneとは異なるパスコードを設定しよう
お子さんのiPhoneに機能制限を設定する際は、パスコード設定にも注意が必要です。親のiPhoneのパスコードとは異なるパスコードにしましょう。同じパスコードを使いまわすことでお子さんに情報が漏れてしまう恐れがあります。
お子さんのiPhoneにスクリーンタイムを設定する際は、パスコードの再入力が必要な場面があります。再入力まで行わないと設定が完了しません。注意しましょう。
iPhoneのスクリーンタイムの共有方法
ここからは、iPhoneのスクリーンタイムの共有方法についてご紹介していきます。iPhoneのスクリーンタイムは、他の端末とスクリーンタイムを共有することもできます。
iOS12以上がインストールされていれば、異なるデバイスでも同じApple IDを使うことでiPhoneとiPadでスクリーンタイムを共有することができます。異なるデバイスを使っても設定を共有できるため非常に便利です。
他の端末とスクリーンタイムを共有する方法
他の端末とスクリーンタイムを共有する方法は「デバイス共有」です。こちらをオンにすることで同じApple IDでサインインをしているデバイスでスクリーンタイムの設定を共有できます。
スクリーンタイムのページに「デバイス間で共有」という項目があります。こちらをタップします。
iPhoneのスクリーンタイムをファミリー用に設定する方法
ここからは、iPhoneのスクリーンタイムをファミリー用に設定する方法についてご紹介していきます。お子さんのiPhoneで直接設定したり、親のiPhoneからリモートで設定することが可能です。
ファミリー用でスクリーンタイムを使うためには、条件があります。まず、親のiPhoneと子供のiPhoneがiOS12以上のバージョンとなっていることです。また、18歳未満の子供用Apple IDが必要です。
お子さんのApple IDをファミリー共有グループに登録することで管理できます。既にファミリー共有していれば「スクリーンタイム」からお子様の名前をタップします。
子供用iPhoneで直接設定
子供用iPhoneでスクリーンタイムにアクセスします。次に「これは子供用のiPhoneです」をタップします。これでお子さんのiPhoneのレポートを管理することができます。機能制限にはパスコードをかけることで、お子さんが設定を変更できないようにします。
親のiPhoneからリモートで設定
お互いにiOS12のバージョンであれば親のiPhoneからリモートで設定する方法もあります。スクリーンタイムから「ファミリーのスクリーンタイムを設定」をタップします。ファミリー共有で「お子様を追加する」をタップするとサインインできます。
もしお子さんのApple IDを取得していない場合も「ファミリーのスクリーンタイムを設定」をタップします。「お子様のアカウントを作成」に進むことでApple IDを作成してファミリー共有できます。
お子様を追加する・お子様用アカウントを作成の二択が表示されます。既にApple IDを作成済みの場合は上に「お子様を追加する」があります。こちらをタップしてファミリー共有から管理します。
Apple IDを作成していない場合は「お子様用アカウントを作成」があります。こちらをタップします。
「次へ」をタップします。入力を進めるとお子さんのApple IDが作成できます。
iPhoneのスクリーンタイムでロックされた時の解除方法
iPhoneのスクリーンタイムでロックされたときの解除方法についてもご紹介していきます。機能制限された時の解除手順は、パスコードの設定によって変わります。また、短時間の解除など解除する時間にも種類があります。
機能制限された時の解除手順
では、iPhoneのスクリーンタイムで機能制限されたときの解除手順とは、どのような使い方なのかご紹介します。使いたいアプリをタップすると砂時計のロック画面が表示されます。
パスコード入力あり
パスコードが入力されている場合「時間延長の許可を求める」という項目があります。解除にはこちらをタップします。
スクリーンタイム・パスコードを入力をタップします。次にパスコードの入力が求められます。パスコードがわからない場合は解除できません。
パスコード入力なし
パスコードを設定していない場合は「制限を無視」という項目があります。解除にはこちらをタップします。
15分後に再通知・15分後に再通知という二択が表示されます。任意の選択をしてタップしましょう。そのまま使うことができます。