【iPad】「コンセプト」アプリの使い方を詳しく解説!
iPadやiPhoneのスケッチアプリに悩む方は、Concept(コンセプト)がおすすめ。Concept(コンセプト)は非常に多機能なスケッチアプリ。今回はConceptの使い方を詳しく解説していきます。使い方を確認しましょう!
目次
【iPad】コンセプトアプリとは?
今ではスマホやタブレットで絵や図形が描ける時代です。近頃ではApple pencilといった商品も登場しており、iPadでより簡単に絵が描けるように。
パソコンやペンタブがない方でも、iPhoneやiPadで絵や図形を描くことができますがどのアプリを使用するのがいいのか悩む方も少なくはありません。そこで、今回の記事では「Concept(コンセプト)」というアプリを紹介します。
Concept(コンセプト)は非常に優秀なアプリで、使いやすいと高い評価を得ているアプリです。使い方や設定の仕方等を確認し、Concept(コンセプト)を使いこなしていきましょう!
多機能スケッチアプリ
まずは、Concept(コンセプト)というアプリについて詳しく紹介します。Concept(コンセプト)は、上記でも簡単に述べたように絵た図形を描くことができるツール。
基本的に無料で使用できるほか、有料でさらに便利な機能が解放されていきます。しかし、無料でも十分便利に扱えるスケッチアプリです。
上記は、Concept(コンセプト)の紹介動画です。どういった図が描けるのか、上記の動画を確認してみましょう。
Apple Pencilに対応
また、Concept(コンセプト)はApple Pencilにも対応しているアプリです。iPadをお持ちの方は、Apple Pencilでより簡単に絵や図形を描くことができるでしょう。
もちろん、Apple Pencilがなくとも大丈夫です。指で描くことももちろん可能なので、iPhoneの方はApple Pencilを持っていないという方でもぜひ、Concept(コンセプト)アプリを利用してみてくださいね。
【iPad】コンセプトアプリの特徴
続いては、Concept(コンセプト)アプリの特徴についてを紹介していきます。iPhoneやiPadで使用できるスケッチアプリは多く存在しますが、その中でもConcept(コンセプト)アプリはどのような強みを持っているのでしょうか。
Concept(コンセプト)アプリの特徴を確認し、使ってみるか否かの判断をおこないましょう。
無限キャンバス
Concept(コンセプト)アプリは、無限にキャンバスを作成することが可能です。無料ツールのスケッチアプリだと、作成できるキャンバスに限りがある場合もあります。
Concept(コンセプト)なら、容量が許す限りのキャンバスを作成できるので安心です。他の無料スケッチアプリで、キャンバス制限にい悩まされていたという方はぜひ、これを機にConcept(コンセプト)を試してみてはいかがでしょうか。
ガイドがある
Concept(コンセプト)アプリには、「ガイド機能」が備わっています。ガイド機能とは、図形などを描く時にガイド線が表示される機能のこと。
その線をなぞれば、ガイド通りのきれいな図形を描くことができるのです。図形を描く方にとってはありがたい便利ツールですね。
グリッドがある
また、Concept(コンセプト)には「グリッド線機能」も備わっています。グリッド線を表示させることで、より図形を描きやすくなるのです。
グリッド線とガイド機能を使いこなせば、iPhoneやiPadであってもきれいな図形を作成することができるでしょう。
水彩ブラシが使いやすい
Concept(コンセプト)アプリの「水彩ブラシ」が非常優秀だと評判です。デジタルのお絵描きツールにおける水彩は、中々リアルな水彩を表現できないことも多いです。
しかし、Concept(コンセプト)アプリの水彩ツールは実際の水彩のような色の広がりが表現出来て便利だと評価が高いのです。
水彩絵が好きな方なども、Concept(コンセプト)アプリを利用してみる価値はあるのではないでしょうか?
【iPad】コンセプトアプリの有料版でできること
Concept(コンセプト)アプリには、有料版があります。買い切りで有料版にアップグレードできるほか、追加機能としてアプリ内課金も可能。
1,200円のプロ版を課金で購入すると、以下の機能解放されます。
レイヤー数に制限が無い
Concept(コンセプト)アプリではもちろん、レイヤー機能が存在します。しかし、無料版だとレイヤーの枚数に制限がかけられているのです。これは他のスケッチアプリでもよくあること。
有料版を使用することで、このレイヤー枚数に制限がなくなります。キャンバスもレイヤーも無制限という状態になり、よりスケッチしやすくなるのでないでしょうか。
ちなみに、無料版のレイヤー枚数は5枚までです。本格的な絵等を描きたい方にとっては物足りないかもしれないですね。
選択機能が使える
有料版を使用することで、選択機能を使えるようになります。この選択機能を使用することで、線1本1本を消したり、修正ができたりするようになります。
また、絵や図形を一つのオブジェクトとして選択できるようになります。Adobeのillustratorを扱うイメージでしょうか。
ガイドの種類が増える
また、ガイドの種類が増えます。無料版だと、直線と円弧だけにガイド機能がついていました。
これに、V字や楕円、長方形のガイドが追加されるのです。図形をよく描く方であれば、ガイドが増えるのはありがたいですよね。
【iPad】コンセプトアプリの導入
Concept(コンセプト)アプリの特徴や、有料版で追加される機能についてを紹介しました。次は、Concept(コンセプト)アプリを実際にインストールしてみましょう。
Concept(コンセプト)アプリのインストール先リンクを記載しています。iPhone、iPadでインストール可能ですので、ぜひアクセスしてみてください。
アプリのダウンロード
上記に記載しているリンクからインストールしても良いですし、App Storeで自ら「Concept」と検索してインストールしても構いません。
【iPad】コンセプトアプリの使い方
無事にConcept(コンセプト)アプリのインストールはできましたか?アプリの導入ができたら、起動させてキャンバスを開いてみましょう。キャンバスは、起動画面の下にある「+マーク」をタップして開きます。
キャンバスを開いたら、この項目で紹介する使い方を確認しながら実際に絵や図形を描いていきましょう。基本的な使い方を、この項目では紹介していきます。
描写ツールのカスタマイズや、カラーの選択方法。また、精密モードなどの便利な機能の設定方法等を紹介します。使い方を確認し、Concept(コンセプト)アプリを使いこなしていきましょう。
描画ツールのカスタマイズ
まずは描写ツールの使い方、カスタマイズ方法を確認していきます。キャンバスを開くと、上記画像のような画面が表示されます。左上に表示されているのが「ツール」です。
このツール一覧で、使いたいツールを選択して使用する流れになります。この描写ツールは、自分でカスタマイズをおこなうことが可能です。
描写ツールのカスタマイズをおこないたい場合は、赤い四角で囲ったグレーの「+マーク」をタップします。
描写ツール一覧
描写ツール(ブラシ)一覧が表示されます。さまざまなブラシがあるので、使いたいブラシをここで選択しましょう。冒頭で紹介した水彩ブラシなども、ここで選択することができます。
ブラシツールのほか、「ツール」という項目ではセレクションや消しゴム、テキスト機能の選択が可能です。
また、隣の「カラー」タブを選択すれば色の選択もできるようになります。カラー設定は別の方法でも可能です。別の設定方法は、次の項目をご覧ください。
カラー設定
カラー設定は、ツール表示の真ん中をタップすることでも可能です。上記画像で赤く囲ってある箇所をタップで開きましょう。
真ん中をタップすると、上記画像のようにカラーの設定ができるように。使いたい色をタップで選択すれば、その色を使用できるようになります。
また、この円環はドラッグで回転させることも可能です。カラー設定をおこなう際は、上記の方法で色の選択をおこないましょう。
カラーの表示方法は「コピックの色番号」となっています。
精密モードを使う
カラーの設定等を覚えたら、次は「精密モード」という機能を使って図形などを描いてみましょう。精密モードとは、図形を描く時などに使うガイド線等を使用できるモードのことです。
精密モードは、ツールの下にある「精密」という箇所をタップすることで使用できるようになります。
精密をタップすると、精密モードで使える機能の一覧が上記画像のように表記されます。丸が白くなっている機能は、機能が有効化されていない機能です。
タップで丸を黒くすることで、その機能が有効化されます。精密モードの機能の種類は、グリッド・スナップ・計測・定規です。
特に、精密モードの中でも「定規」はよく扱う機能だと思います。
図形を描くときに便利
精密モードの機能を全部有効化させると、上記画像のようになります。きれいな円弧を定規機能によって描くことができています。
キャンバスもグリッド線表示にすることで、図形が描きやすくなっています。
定規はいくつか種類があり、「定規」の箇所をタップすると上記画像のように選択できるようになっています。しかし、円弧以外は有料版でしか使用できない仕様になっているので注意です。
線の太さや透明度を変える
ブラシツールを使用する際に覚えておきたいのは、ブラシの「線の細さ」や「透明度」です。透明度を変更することによって、ブラシで線を引いた時の色の「濃さ」を変更することが可能です。
透明度は、ツール一覧の右側を選択することで変更が可能です。
右側を選択することで、「%」を変更できるバーのようなものが表示されます。ドラッグで%を調整し、好みの薄さに設定しましょう。
次に、ブラシで線を引く時の「太さ」を変更しましょう。ブラシの太さはツールの上で変更が可能です。透明度と同じように設定をおこないましょう。
透明度や太さは、精密モードを使用する時にも反映される設定です。描写する場面によって変更すると、よい絵や図形が描けると思います。
テキスト機能
Concept(コンセプト)には、描写ツールだけでなくテキスト機能も存在します。「ラベルを追加」のウィンドウを表示させ、追加したいテキストを入力しましょう。
テキストは、上記画面のような形で配置・大きさの変更が可能です。Concept(コンセプト)アプリでは、まだフォントの変更等はできません。
今後有料ツールとしてフォントの種類も増えていくかもしれませんね。
素材/オブジェクト登録
また、Concept(コンセプト)では素材やオブジェクト登録をおこなうことも可能です。オブジェクト登録とは、登録しておくことでいつでもそのオブジェクトをキャンバス上に追加できるようになる機能のこと。
同じ図形を度々使う機会があるなら、オブジェクト登録をおこなっておくと便利です。オブジェクト登録は、「マイオブジェクト」に追加する形になります。
オブジェクト登録方法は、図形を選択→ペンでオブジェクトを選択したまま「+」まで移動。その後、オブジェクト登録画面で図形の長押し→編集で名前を付けたりすればOK!図形を多用する人は、オブジェクト登録で作業効率をあげましょう。
データの書き出し
カラーの選択や精密モード、またオブジェクト登録などの便利機能を使いこなしながら絵や図形を描いていきましょう。スケッチが完成したら、次はそのデータを「保存」していきます。
データの保存、書きだしは「エクスポート」からおこないます。画面の右上に小さくエクスポートの字がありますので、そこをタップで選択してください。
データの保存画面です。この画面ではデータを保存する際の、「フォーマット」等のオプションを変更することが可能です。データをどういった形で保存したいのか、この画面で設定をおこないましょう。
データの保存形式を設定し終えたら、「エクスポート」をタップで書き出しを確定させます。
データの書き出し画面です。このデータを「どこに保存するか」という選択が可能です。他アプリとの共有も可能ですが、ここは無難に「画像を保存」で良いでしょう。
任意の箇所をタップしてデータ保存をおこなってください。
画像を保存でデータの書き出しをおこなう場合、iPad(iPhone)内に画像データを保存するか、iCloud Driveに保存をするかの選択画面が表示されます。
どちらかを選択して、データ保存を完了させましょう。
Concept(コンセプト)アプリの使い方は以上になります。いかがでしたか?Concept(コンセプト)アプリの多機能さや、使い方は把握することができたでしょうか。Concept(コンセプト)は、特に図形を描くことに特化しているアプリです。
使い方次第では、仕事にも役立てることができるでしょう。ブラシやカラー選択方法はもちろん、オブジェクト登録方法などをしっかりと覚えればiPad一つで十分仕事ができるでしょう。
特に、精密モードやオブジェクト登録は時短ポイントのひとつです。それぞれの機能の使い方をマスターし、作業効率をあげていってください。有料版で、使い方の幅はより広くなりますよ。