2019年07月09日更新
iPad mini 4を今買うのはあり?メリット/デメリットは?
近頃では、iPad Proなどの新しい機種が登場していますが、今”iPad mini 4”を買うのはありなのでしょうか?今回は、今iPad mini 4を買うのはありかなしか。また、購入したことによるメリット・デメリットを紹介していきます。
目次
iPad mini 4とは?
古い型ではあるものの、日本でも特に強い人気を誇っているiPadシリーズ、”iPad mini 4”。iPadの中でも手軽なサイズ感が使いやすいと当初から人気でしたが、今では様々なiPadシリーズが登場しています。
そんな中で今、iPad mini 4を購入するのは”あり”なのでしょうか?2019年の今、「新規に購入するのであれば新しいiPadシリーズの方が良い?」とお悩みの方も多いと思います。
今回は、2019年の今iPad mini 4を購入するのは”あり”か”なし”かという点を、メリットやデメリットを解説しながら説明していきたいと思います。iPadの購入を考えている方はぜひ、参考にしてください。
iPad mini 4の特徴
iPad mini 4を買うのはありなのかという点を説明する前に、まずはiPad mini 4の”特徴”を説明していきます。iPad mini 4とは、どのようなiPadなのでしょうか。詳細を下記項目で確認してください。
1世代前のiPad mini
iPad mini 4は、1世代前のiPadシリーズです。新しいものではなく、少々古い型のiPadシリーズであるということは覚えておきましょう。1世代前のシリーズなのに、根強い人気を獲得し続けているのは事実です。
発売から3年以上経過
1世代前のiPadシリーズとは、具体的にどのくらい前のものなのかイマイチ分からないという方も多いでしょう。iPad mini 4の発売日は”2015年の9月”です。具体的に言うと、もう3年の昔のモデルということになります。
この3年の間に新しい物も登場しているので、この2019年というタイミングでiPad mini 4を買っても良いか迷うという方も多いのだと思います。
OSは最新のiOS12に対応可能
古いモデルのものだと、最新のOSに対応しているかが心配なところかと思います。しかし、iPad mini 4は最新のiOS12に対応しています。OSに関しての問題は、購入する上でデメリットとはならないでしょう。
カラーバリエーションは3色
iPad mini 4のカラーバリエーションは3つです。シンプルなシルバー・ゴールド・スペースグレイと、万人受けするカラーバリエーションが特徴のひとつでもあります。
サイズ感が約8インチと絶妙
また、iPad mini 4の最大の特徴は”サイズ感”。扱いやすい約8インチの大きさで、持った感覚も重すぎず、タブレット特融の大きすぎると扱いにくい・重いなどの点が気になりません。
この特徴が、iPad mini 4が未だ重宝される理由のひとつでもあります。
後継機が発売済み
iPad mini 4は、すでに”後続機”が発売されています。iPad mini 4の後に、”iPad mini 5”が登場しているのです。iPad mini 4から約3年半経った今、新たなモデルとして登場しました。
後続機として性能が上がった他、新しく対応した機能等もあるので新しくiPadを買う際はiPad mini 4と5、どちらを買うか悩む方が多いのではないでしょうか。
次の項目からは、iPad mini 4のスペックを確認していきたいと思います。2019年の今、新しく買うのであればスペックは気にしたいポイントのひとつです。スペックはどの程度良いのか、しっかりと確認しておきましょう。
iPad mini 4のスペック
上記では、iPad mini 4の特徴を紹介しました。iPadシリーズの中だと、少し古いモデルであること。また、絶妙なサイズ感が特徴的なiPad mini 4でしたが、まだ買う判断材料としては足りないかと思います。
続いては、iPad mini 4の”スペック”をそれぞれ紹介していきたいと思います。下記では、iPad mini 4のスペックを表でまとめています。表を確認した後、それぞれの詳細を確認していってください。
iPad mini 4のスペック表は以下のとおりです。ご覧ください。
スペック
iPad mini 4 | |
カラー | シルバー スペースグレイ ゴールド |
ディスプレイ | 7.9インチ Retinaディスプレイ 耐指紋性撥油コーティング フルラミネーションディスプレイ 反射防止コーティング |
液晶画面 解像度 |
2,048 x 1,536 326ppi |
高さ | 203.2 mm |
幅 | 134.8 mm |
厚み | 6.1 mm |
重さ | Wi-Fi:298.8g Wi-Fi+Cellular:304g |
チップセット | A8/M8 |
ストレージ | 16GB/32GB/64GB/128GB |
通信方式 | ■ 全モデル Wi‑Fi(802.11a/b/g/n/ac) デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、MIMO Bluetooth 4.2 ■ Wi-Fi+Cellular GSM/EDGE CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B UMTS/HSPA/HSPA+/DC‑HSDPA 4G LTE GPS、GLONASS |
SIMカード | nano-SIM(Apple SIMに対応) |
Apple Pay | 〇 |
Touch ID (指紋認証) |
〇 |
Face ID (顔認証) |
× |
Apple Pencil | × |
Smart Keyboard | × |
カメラ性能 | 800万画素 |
ストレージは4種類
iPad mini 4のストレージは4種類です。16GB・32GB・64GB・128GBの4つから選ぶことになります。ストレージが増えていくと共に、価格も変動していきます。ゲームなどをやらない方は、一番小さい容量の16GBで十分かと思います。
カメラは800万画素
カメラ性能に関しては、”800万画素”と最新モデルと変わりありません。他にも、自動手ぶれ補正やバーストモードなどの機能もしっかりと備わっています。最新モデルとの違いは、インカメラとLive Photosになります。
iPhoneでも同じみのカメラ機能、ライブ PhotosはiPad mini 4にはない機能なので、ご注意ください。
CPUはApple A8チップ
CPU(チップセット)は、A8を採用しています。CPU性能に関しては、利用者の評判を見る限りは”良い”ようです。
Apple SIMにも対応可能
iPad mini 4のSIMはnanoSIMで、Apple SIMにも対応しています。SIMを挿入すれば外でも問題なく通信が可能です。
セキュリティはTouch ID
セキュリティは、iPhoneでもお馴染みの”Touch ID”です。iPhoneを使用している方にとっては、同じセキュリティシステムなのは安心できるポイントなのではないでしょうか。
iPad mini 4の主なスペックは以上となります。次は、iPad mini 4の”購入方法”を確認していきましょう。買うとは言っても、昔のモデルという事もあり”中古屋”などの選択肢もあります。
どの手段がお得に買うことができそうか、下記項目で確認していきましょう。ぜひ引き続きご覧ください。
iPad mini 4を購入する方法
上記では、iPad mini 4のスペックを紹介しました。ストレージやCPUについてなど、気になるポイントは確認できたでしょうか。続いては、iPad mini 4を購入する方法を紹介していきます。
2019年の今、iPad mini 4を買う場合は購入パターンが2つあります。購入方法によってはお得にiPad mini 4を買うことができるかもしれません。下記項目で、購入方法を見ていきましょう。
中古のiPad mini取り扱い店舗で購入する
iPad mini 4の購入方法としてまず挙げるのは、”中古”でiPad miniを取り扱っている店舗で購入する方法です。近くに店舗がなければ、中古のネットショップ等を見てみても良いでしょう。
中古品ということもあり、価格は安く普通に購入するよりもずっとお得に入手することができます。また、新しいiPadシリーズの登場もあり、iPad mini 4も以前よりは中古で見かけるようになりました。
2019年の今でも人気の製品ではあるため、iPad mini 4が丁度あるかどうかはタイミングや店舗次第ともなりますが、ぜひお近くの中古ショップを確認してみてください。
Appleの整備済み製品を購入する
Appleの”整備済み”製品を購入するという手段もあります。中古製品の使用は少し不安という方は、整備済み製品を購入することで新品同様のiPad mini 4を入手することができます。しかも、価格も新品よりは安くなっているためお得です。
Appleの整備品は、最大でも”15%”の特別価格で入手することができます。iPad mini 4の整備済み価格は、16GBで”25,800円”です。新品同様かつ、本来の価格よりも安く買えるので購入の際は検討してみてください。
iPad mini 4を今買うのはあり?
中古品と整備済み製品、どちらかの方法で購入することができるiPad mini 4。結局のところ、2019年のiPad mini 4購入することは”あり”なのか。結論を言えば、十分”あり”だと思います。
2019年現在でも、中古や整備品のiPad mini 4を購入した!という方は多くいらっしゃいます。しかし、それは今iPad mini 4を購入する時に出てくる”デメリット”が、特に支障ないからという方に限った話です。
iPad mini 4を今のタイミングで購入するとなった場合、メリットもあればやはりデメリットも出てくるのです。そのため、”あり”か”なし”かの判断は、個人によって異なるというのが最終的な結論です。
自分にとってiPad mini 4の購入が”あり”かどうかは、やはり今のタイミングで購入することのメリット・デメリットを確認する必要があります。自分にとってメリットの方が大きく影響しそうだと思ったら、今のタイミングで買っても全然ありでしょう。
下記項目からは、iPad mini 4を購入するメリット・デメリットについてを解説していきます。確認し、判断材料として参考にしてください。
iPad mini 4を購入するメリット
上記では、iPad mini 4の購入方法と、今のタイミングで買うのはありかなしかという点を説明していきました。最終的にありかどうかは、個人次第なので、判断材料となるポイントを確認していく必要があります。
この項目ではまず、iPad mini 4を買う”メリット”についてを紹介していきたいと思います。自分にとって大きなメリットとなるポイントを、確認していきましょう。メリットは下記のとおりです。
メリット
iPad mini 4を買うメリットは、”価格”や”スペック”などが挙げられます。ポイントとなる点の詳細を、下記項目解説していきます。
型落ちのため現行機よりも価格がお値打ち
まず、新しいモデルが登場した今、古い型であるiPad mini 4は価格が”お値打ち”です。整備済み製品であっても、今現在発売されている現行機よりは断然安い価格で購入することができるでしょう。
新しいモデルに比べると、対応していない機能等も出てきます。しかし、使用用途によっては”iPad mini 4で十分”ということもあるでしょう。そういった方にとっては、今のタイミングでiPad mini 4を購入するのはメリットが働くかと思われます。
動画視聴やネット検索程度なら十分なスペック
ストレージやスペックも、動画視聴・ネット検索程度なら十分に利用できます。iPadでゲームをしたい!という方にとっては、ストレージが大きいものを購入する必要もあるかもしれません。
しかし、使用目的が上記程度であれば、iPad mini 4で十分かと思います。自分がiPadを購入した理由を、まずは明確にしておきましょう。
最新のiOSにも対応可能
特徴を紹介する項目でも説明しましたが、iPad mini 4は最新のOSにも対応しています。モデルが古くとも、OSが最新であればセキュリティの面等に大きな問題は出てきません。これは大きなメリットです。
次期OSのiPadOSへもアップデート可能
「今のiOSは大丈夫でも、今後のアップデートには対応できるの?」と不安に思う方も居るかもしれません。しかしiPad mini 4は、次期iOSへのアップデートも可能とされています。そのため、最新のOSが使えなくなるという問題は出てきません。
Appleの認定整備品を購入できる可能性がある
iPad mini 4は、新品同様のApple整備済み製品を購入できるという可能性もあります。整備済み製品に関しては、Appleに”在庫”があるかどうかという問題になりますので、定期的にサイトは確認しておくと良いでしょう。
傾向としては、ストレージの少ないものは在庫切れが多いです。価格重視の方はストレージの少ないものを買うため、最終的にストレージの多い128GBが残るようです。
128GBでも、価格は35,800円と比較的お手頃なので、購入の際は整備済み製品も検討してみると良いでしょう。
iPad mini 4を購入するデメリット
上記ではiPad mini 4を買う”メリット”を紹介してきました。問題なく使える性能とスペックに加え、”低価格”というのがやはり買い手となるポイントのようです。判断材料として参考にしてください。
続いては、iPad mini 4を購入する”デメリット”についてを紹介していきます。iPadの使用用途に、デメリットが大きく影響するようであればiPad mini 4の購入は再検討の余地があるでしょう。
デメリットを事前に確認して、自分にとってiPad mini 4の購入はありかなしかを判断していきましょう。デメリットは以下のとおりです。
デメリット
デメリットは、”中古品が気になる方には向かない”ことや、”対応していない機能”があること等が挙げられます。それぞれの詳細を、下記項目で確認していきましょう。
新品で買うことが難しい
現在は、iPad mini 4の新品は購入することができません。新品同様の整備済み製品も、在庫切れの時が多く中々購入に至らないという方も多いようです。そうなると、選択肢は自然と”中古品”のみとなってしまいます。
中古品を購入すると、欠品や場合によっては使用して直後に不具合が起きてしまったりすることもあるかもしれません。そういった点が気になって、中古品は使いたくないと思う方も一定数いらっしゃいます。
その場合は、iPad mini 4の購入は諦めた方が良いかもしれません。
Apple Pencilに非対応
また、最新のiPadなら対応している”Apple Pencil”も、iPad mini 4には対応していません。Apple Pencilは、iPadでも簡単にメモが取れたり、お絵描きができたりします。使用用途次第では必須の製品です。
iPadで手書きメモやお絵描きツールを使いたいという方は、Apple Pencilに対応していないiPad mini 4は向いていないかもしれません。使用用途と照らし合わせて、この点はお考えください。
容量やストレージの選択肢が少ない
容量やストレージの選択肢が少ないのも、デメリットとして挙げられます。サイトの整備済みiPad mini 4を見てもらえば分かるかと思いますが、2019年7月頭の段階で在庫で残っているのは128GBのみ。ストレージの選択がもはや出来る状況ではありません。
後継機であるiPad mini(2019)が発売済
iPad mini 4の後続機である2019年モデルが、すでに発売されているという点もデメリットとして挙げられます。また、最新モデルのiPadはiPad mini 4で好評だったサイズ感と同じくらいです。
iPad mini 4でメリットとして挙げられていたサイズ感も、最新モデルと同じなら「新しい方が良いのでは?」と思う方が多いのではないでしょうか。
iPad mini 4を購入するデメリットについてをそれぞれ紹介しました。特に最近の流行りである、Apple Pencilに対応していないという点は大きなデメリットとなるかもしれません。
iPadの使用用途が”ノート代わりに”、”外出先でも絵を描けるように”といった方も多いです。そういった方には、まずiPad mini 4の選択はおすすめしません。Apple Pencilに対応するモデルをおすすめします。
次の項目では、iPad mini 4と最新の2019年モデルの”比較”をおこなっていきたいと思います。どちらを購入するかの判断材料として、参考にしてください。
iPad mini 4とiPad mini(2019)の比較
iPad mini 4を購入するデメリットを紹介しました。iPad mini 4の購入を考えている方は、デメリットとなる点が自分の使用用途に大きく影響しないかをしっかりと確認しておきましょう。
続いては、最新モデルであるiPad mini(2019)との比較をおこなっていきたいと思います。最新モデルであるiPad miniは、iPad mini 4とどのような違いがあるのでしょうか。
下記では、iPad miniの最新モデルの特徴を紹介。iPad mini 4との違いを、特徴を見てご確認ください。
iPad mini(2019)の特徴
最新モデルのiPad miniの特徴を紹介していきます。特徴として挙げるのは、”サイズ感”や”Apple Pencilの対応”、”ストレージ容量”についてです。詳細を下記項目で確認していきましょう。
サイズはiPad mini 4と同じ
まず特徴として紹介するのは、その”サイズ感”です。サイズについては、iPad mini 4と同じです。iPad mini 4のサイズ感が気に入っているという方は、最新モデルのiPad miniでも全然問題ないということになります。
サイズについては同じであると覚えておきましょう。
Apple Pencilに対応
最新モデルのiPad miniは、”Apple Pencilに対応”しています。Apple Pencilを使って、ノートを手書きで記入できたり、お絵描きツールで絵を描いたりすることができるのです。
このApple Pencilが非常に便利だと、最近では話題になっています。このApple Pencilを使いたいから、iPadを買いたいと思っている方も中にはいるでしょう。iPad mini 4との大きな違いなので、ここは押さえておきましょう。
CPUはA12チップを搭載
CPUもiPad mini 4とは異なり、さらに性能のよくなった”A12チップ”を搭載しています。新しいモデルということもあり、性能については古い型よりも良いとのことです。
ストレージは64GB/256GBの2種類
ストレージは、”iPad mini 4よりもさらに選択肢が少ない”のが特徴です。大容量の64GBか、256GBの2種類から選ぶようになります。これについては、人によっては”デメリット”になってしまうかもしれません。
容量は大きいに越したことはありませんが、使用用途によっては「こんなに容量は要らない」と思う方も居るかもしれません。その場合は、iPad mini 4の方が適しているかもしれません。
iPad mini 4を今のタイミングで買うのは”あり”かどうかという点を、この記事では説明していきました。いかがでしたでしょうか?iPadを購入する際の参考にはなったでしょうか。
iPad mini 4は、今のタイミングで買っても全然”あり”の優秀なモデルです。Apple Pencilに対応していないなどの点はありますが、仕様用途次第では気にならないでしょう。
最終的には自分の使用用途次第ですので、自分がどういう目的でiPadを使いたいのかを明確にしてから、購入判断をしていきましょう。