2019年11月13日更新
【2019】iPad miniサイズは7.9インチ!重さなど新旧比較!
新型iPad miniを旧型iPad miniと徹底比較しました。サイズ面利便性の高いiPad miniですがそのサイズ面も含めてどんな進化をしたのか、わかりにくいA12Bionic などCPU(SoC)についても詳しく解説していきます!
目次
- 1新iPad-miniiPad mini2019のサイズは?
- ・対角が7.9インチで200.66mm/約20センチ
- 2【2019】iPad mini(7.9インチ)の新機能
- ・広色域ディスプレイ(P3)に対応
- ・True Toneテクノロジーに対応
- ・A12 Bionicプロセッサを搭載
- 3【2019】iPad mini(7.9インチ)が優れている点
- ・SoCの向上
- ・Touch IDの認証が速くなった
- ・Apple Pencil(第1世代)に対応
- ・カメラ性能の向上
- 4【2019】iPad mini(7.9インチ)〜新旧サイズの比較〜
- ・サイズ
- ・画面の大きさ
- ・重さ
- 5【2019】iPad mini(7.9インチ)〜新旧スペックの比較〜
- ・CPU
- ・メモリ
- ・ストレージ
- ・バッテリー
- ・価格
- 6【2019】iPad mini新旧モデル〜カメラ性能の比較〜
- ・静止画
- ・動画
- ・まとめ
- ・合わせて読みたい!ipadに関する記事一覧
新iPad-miniiPad mini2019のサイズは?
iPad mini 2019新型モデルがついに今年の3月発売されました。ビジネス用でも見られるiPad ProやiPad Airなどは普段目にすることが多いですが、iPad miniはあまり目にする機会がなくとどれくらいのサイズ感なのか気になる方もいらっしゃると思います。
旧タイプのiPad miniを所有していたという方も新旧どれほど進化しているのか、まずサイズから見定めていきましょう。
対角が7.9インチで200.66mm/約20センチ
iPad mini新型モデルのサイズは画面サイズが7.9インチ、つまり対角200.66mm(約20センチ)です。
更に気になるiPad mini新型モデルの本体サイズは横サイズが134.8 mm(約13センチ)縦サイズが203.2 mm(約20センチ)厚さが6.1 mm(約0.6cm)です。
持ちやすい書籍サイズといった感じです。
重さは300.5 gのWi-Fiモデルと308.2 gのWi-Fi+Cellularモデルがあります。
【2019】iPad mini(7.9インチ)の新機能
iPad mini新型モデルで最も比較すべき点はやはり性能にあります。Apple製品は新商品が出るたび何等かの新機能を盛り込んでおり、新旧比較するうえで、それらがiPad mini新型モデルの性能を大きく左右します。
広色域ディスプレイ(P3)に対応
新型iPad miniでは広色域ディスプレイ(P3)に対応しています。こちらは近年Apple製品で特に主流になっているディスプレイの標準規格のことです。
「広い色域」ということで、画面の色の表現力が以前の物に比べなんと25%も向上しています。特に映画を見るときには実際に近い色合いで鑑賞することができます。
廉価製品のiPad miniに高品質の技術を取り入れたのは、鑑賞で楽しむだけでなくクリエイターの編集のためでもあると思われます。
動画や写真を高度に編集するには色の表現力は非常に重要です。新型iPad miniであれば今までない編集体験ができるようになります。
True Toneテクノロジーに対応
新型iPad miniはTrue Toneテクノロジーに対応しています。こちらもディスプレイ、画面に関する進化です。
True Toneテクノロジーは周りの環境に合わせ、より見やすい明るさ、色温度、輝度に設定してくれる技術です。
進化した4チャンネルのセンサーを使用し、紙を見ているかのような発色を演出してくれます。以前までの自動の明るさ設定とは格段に違った経験ができることは間違いないでしょう。
A12 Bionicプロセッサを搭載
新型iPad miniはA12 BionicプロセッサのSoCを搭載しています。これはパソコンでいうCPU(Intel Core i7など)の事です。
個人的な感想としてはこの進化が一番ユーザーにインパクトを与えることだと思います。なぜならSoCの性能はその機器の全ての機能に誘因するからです。
A12 Bionicは2018年に発売されたiPhone XS,XS Max,XR,に搭載されている最新のSoCです。このSoCの凄さ、以前のモデルとの性能差を次章で解説します。
【2019】iPad mini(7.9インチ)が優れている点
先ほど新機能の面で新型iPad miniについて解説しましたが、実際に使用する上で優れている点をご紹介します。
SoCの向上
SoCが以前のモデルに比べると圧倒的に進化しました。というのも旧モデルiPad mini4が出たのが2015年の4年前、それまでは毎年新モデルが発表されていたため、その分SoCの向上も僅かなものでした。
iPad mini4のSoCはApple A8が搭載されておりますが、A12Bionicは1つ前のSoCA11 Bionicと比べてもその性能差は歴然としています。
2つの性能コアによる処理性能の15%アップに加えて、それらを支える4つ効率コアが処理速度を高速化し最大50%の省電力を再現。以前にも増してもたつきやフリーズを感じなくなります。
グラフィックス性能はなんと50%もアップしており、美麗なゲームも最高画質での体験が可能です。
機械学習は9倍高速になり、全体の処理能力と掛け合わさることでカメラの性能が向上。HDRの表現力やポートレートでのディティールが写真のダイナミックレンジを向上させました。
Touch IDの認証が速くなった
最新のSoCに引き続きTouch IDも最新の第2世代Touch IDを搭載しています。第2世代のTouch IDは実に優秀で、第3世代Touch IDの開発は必要ないのではないか?というくらいです。
認証速度も速く、精度も上がったことで、ロック解除で煩わしい思いをすることはなくなるでしょう。
Apple Pencil(第1世代)に対応
イラストレーターからの評判も良い、Apple Pencil(第1世代)に対応しました。Apple Pencilは元々iPad Proのみで使えるデバイスでしたが、今回iPad miniにも対応したみたいです。
しかし、最新のiPad Proのディスプレイが120Hzなのに比べて新型iPad miniは60Hzということで、これに関しては他の機器と同じ使い心地というわけにもいかないようです。
評判としてはイラストなど細かい作業をするというよりかは、手書きメモとして使う利便さがあるようです。
Apple Pencilでロック画面をダブルタップすると瞬時にメモが描ける機能もあるので、元々持っている人がおまけ程度に使うものと考えてよいかもしれません。
カメラ性能の向上
カメラ性能の向上として、リアカメラの画素数は800画素と旧モデルと変わらずですが、先に述べたようにSoCの進化によってカメラの表現力も進化しています。
実際に撮影してみると同じ画素数のカメラとは思えないほどです。
インカメラが万画素に向上したため、テレビ通話や自撮りなども高画質で撮影できます。
【2019】iPad mini(7.9インチ)〜新旧サイズの比較〜
新型iPad mini5と旧型iPad mini4のサイズと重さを比較しました。具体的にどういった違いがあるのか、旧型iPad mini4を中古で買おうか迷っている方は是非こちらのサイズ比較表を参考にしてください。
サイズ比較表
iPad mini5 | iPad mini4 | |
---|---|---|
画面サイズ | 7.9インチ | 7.9インチ |
高さ | 203.2 mm | 203.2 mm |
幅 | 134.8 mm | 134.8 mm |
厚み | 6.1 mm | 6.1 mm |
重さ | Wi-Fiモデル:300.5g Wi-Fi+Cellularモデル:308.2g |
Wi-Fiモデル:298.8g Wi-Fi+Cellularモデル:304g |
サイズ
筐体サイズに突出した違いはないようです。8インチタブレットを使用したことがあれば、このサイズ感に違和感を持つことはないと思います。
イメージとしては大き目の手帳くらいのサイズです。
画面の大きさ
画面のサイズは、旧iPad mini4の画面サイズと変わらず7.9インチでした。全体としてサイズの面で変化がないのは、恐らくこれがベストなサイズ感だったということでしょう。
近年スマホのサイズが大きくなっているのと、10インチのiPadの差別化として、この書籍サイズが丁度良いのかもしれません。
重さ
こちらは意外にも新型iPad mini5の方がほんの少し重いようです。逆に言えばこれだけ性能面でアップしたのにも関わらず数グラム程度しか重さに違いがないので、デメリットにはなりえないでしょう。
更に直に持ってみるとサイズと重さが丁度良いバランスで釣り合っており、満足できるサイズ感であることがお分かりいただけると思います。
【2019】iPad mini(7.9インチ)〜新旧スペックの比較〜
サイズが全く同等であった新型iPad miniと旧型iPad miniですが、同じサイズでどれほどスペックに違いがるのでしょうか。
スペック比較表
iPad mini5 | iPad mini4 | |
---|---|---|
CPU | A12 Bionic | A8 |
メモリ | 3GB | 2GB |
ストレージ | 64GB/256GB | 16GB/64GB/128GB |
バッテリー | 最大10時間 | 最大10時間 |
価格 | Wi-Fiモデル: 45,800円 (64GB) 62,800円 (256GB) Wi-Fi+Cellularモデル: 60,800円 (64GB) 77,800円 (256GB) |
Wi-Fiモデル: 42,800円 (16GB) 53,800円 (64GB) 64,800円 (128GB) Wi-Fi+Cellularモデル: 56,800円 (16GB) 67,800円 (64GB) 78,800円 (128GB) |
CPU
スマホのスペックにおいて一番重要なのがCPUです。先で述べた通りA8からA12には圧倒的な違いがあり、これにより全体のスペックアップに繋がっています。
今回のSoCは動作にストレスを感じず4,5年は快適に使えるレベルでしょう。
メモリ
メモリは1GB分アップしています。iPad,iPhoneシリーズはメモリが小さくても快適に動くよう設計されているので、メモリ1GB分は全体の底上げとして機能し、2つのアプリを同時に作業する時などに発揮されるでしょう。
ストレージ
新型iPad miniはストレージ種類が64GBと256GBの2種類です。旧型に比べると種類が減り、選びにくくなったイメージがあるかもしれません。
しかしこれは新型が出るまでの4年の間に扱えるデータのサイズが大きくなったことによるものと思われます。メディアデータからゲームなどの高解像度のグラフィックには最低64GBは必要ですし、がっつり使い込むなら256GBは必要になるということです。
ストレージが64GBで足りなくともクラウドサービスを使えば、足りない容量はネット上に保存してしまえばいいので問題ありません。
バッテリー
バッテリーはiPad製品は一貫して最大10時間程度との公式発表です。使ってみると10時間以上使えるようですが、バッテリー劣化を考えての表記でしょうか。
いずれにしても1日1回の充電で済むレベルのパフォーマンスであることに間違いありません。
価格
iPad mini4は既に生産終了しているため中古だと新品の半額程度で購入できるかと思います。新型iPad mini5に魅力をさほど感じない場合、安く中古品を買うのもアリかもしれません。
ちなみにWi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルで約15,000円の違いがありますが、後者は通信会社と契約しiPad mini単体でネットワークに接続できるものになります。
その分スマートフォンと同じで通信料が発生するので、前者のWi-Fiモデルをスマホのテザリングを使って利用するのがおトクです。
iPad mini新旧モデルのスペックの違いについて理解頂けましたでしょうか?使う用途とスペックを見極めて購入を検討しましょう。
【2019】iPad mini新旧モデル〜カメラ性能の比較〜
新旧でカメラの性能の違いはどれほどあるのでしょうか。静止画と動画に分けて解説します。
静止画
新旧iPad miniで画素数はどれほど違うのでしょうか?
フロントカメラの画素数
新型iPad mini5のフロントカメラの画素数は700万画素です。比べて旧型iPad mini4のフロントカメラの画素は120万画素とかなりの違いがあります。
新型iPad mini5の綺麗さであれば鏡代わりに利用しても差し支えありません。
リアカメラの画素数
リアカメラの画素数は新旧どちらも800万画素になります。しかし前述したようにSoCによる処理性能の向上があるため、新型iPad mini5で撮影した写真の方が綺麗な仕上がりになります。
動画
動画撮影時の画質に違いはあるのでしょうか?
フロントカメラの画質
新型iPad mini5のフロントカメラはフルHD画質(1920×1080)で撮影可能です。対して旧型iPad mini4のフロントカメラはHD画質(1280×720)までしか対応していません。
リアカメラの画質
新旧iPad miniどちらもフルHD画質(1920×1080)での撮影が可能です。
まとめ
iPad miniシリーズはそのサイズと軽さの面で他の端末との差別化を図ってきました。実際持ってみるとサイズの割りに軽く、書籍サイズなので女性でも手軽に使用できることに気づくと思います。
また、こちらのサイズが気に入らない場合はAndroidタブレットも触れてみるとよいでしょう。
旧モデルと比べても圧倒的な差があることもご理解頂けたと思います。もし検討するのであれば一度販売店で触ってみるのもアリだと思います。