「Businessプライム」と「Amazonプライム」の違いを解説!
BusinessプライムとAmazonプライムの違いについて解説をします。Businessプライムとは、ビジネス向けのAmazonのサービスとなっています。Amazonプライムではビジネスでは使るのか?比較をしながら内容や料金について説明をしていきます。
目次
- 1Amazonプライムとは
- ・Amazonの有料会員
- 2Amazonプライムで利用できるサービス内容
- ・お急ぎ便を利用可能
- ・一部の商品の手数料が無料
- ・プライムビデオ/リーディング/ミュージックを利用可能
- ・プライムNOWを利用できる
- 3Businessプライムとは
- ・個人事業主や事業者などのビジネス向けの購買サービス
- 4Businessプライムで利用できるサービス内容
- ・お急ぎ便を無制限で利用可能
- ・複数ユーザーで利用可能
- ・プランによって購買分析や購買コントロールが可能
- ・タイムサービスを30分早く買うことができる
- 5AmazonプライムとBusinessプライムの違い
- ・料金比較
- ・サービス比較
- 6Businessプライムの利用方法
- ・手順
- ・まとめ
- ・ 合わせて読みたい!Amazonプライムに関する記事一覧
Amazonプライムとは
それでは、BusinessプライムとAmazonプライムの違いを説明する前に、Amazonプライムとは、どういったものなのかを説明いたします。Amazonプライムとは、Amazon.comが展開する料金が有料の会員制プログラムです。
Amazonプライムは、テレビやネットの広告などで「年に一度のAmazon Prime Day(プライムデー)」などとよく目にしたりするかと思います。Amazonプライムは、このように商品をお得に購入できたりするサービスです。
Amazonにはいくつかのプランがありますが、その中にある料金が有料のサービスのプランが「Amazonプライム」です。それでは、Amazonプライムの有料会員についてもう少し紹介をしていきたいと思います。
Amazonの有料会員
Amazonプライムとは「Amazonの有料会員サービス」のことです。Amazonプライム会員のサービスは、月額料金または年額料金を支払うことで、さまざまな内容の特典を受けることができます。ネットショッピングをしている人は既に利用しているのではないでしょうか。
Amazonプライム会員になれば、Amazonでの商品購入時の送料が無料になったり、Prime Videoが見放題になるなどの様々な内容の特典を楽しめますので、サービスが良いと評判が高いです。Amazonプライム会員のプランは豊富なメリットだらけです。
30日間は無料
Amazonプライムの会員登録がまだという方は、まずはAmazonプライム会員の特典内容を「無料」で試してみてはいかがでしょうか。Amazonプライム会員は、初回に限り無料で「初回30日間無料」のプランを使うことができます。
料金は無料ですが、複数ユーザーが何度もこの初回30日間無料を試すことはできません。1アカウントにつき一回まで限定です。1つのアカウントで複数ユーザーが利用することはできませんのでご注意が必要です。
¥500/月もしくは¥4,900/年で利用できる
そして、Amazonプライム会員の料金は他社と比較しても安いのです。Amazonプライム会員の料金は、月額「500円」または年額「4,900円」でご利用できます。特典内容と料金を比較すると、大変コストパフォーマンスが高いサービスとなっています。
Amazonプライムで利用できるサービス内容
それでは、BusinessプライムとAmazonプライムの違いを比較する前に、Amazonプライム会員で利用することができる特典の内容について説明をしていきたいと思います。
このプランはどのようなサービスを利用することができるのか、内容を把握することでBusinessプライムとの比較がスムーズになるので、参考にしながらみてください。
お急ぎ便を利用可能
Amazonプライム会員のプランで一番魅力的なのは「お急ぎ便を利用する」ことができるという特典内容でしょう。ただし、「当日お急ぎ便」という配達オプションを使う場合は通常有料料金がかかります。
Amazonプライム会員に登録していれば、Amazonでショッピングをする際に、お急ぎ便を無料で利用することができるのです。購入する側としては非常に嬉しい内容です。
一部の商品の手数料が無料
Amazonプライム会員対象の商品を購入することで、手数料・配達料などが無料になります。その際は、必ず「Amazonプライムマーク」が付いていることを確認しておいてください。
プライムビデオ/リーディング/ミュージックを利用可能
さらに、Amazonプライム会員であれば、プライムビデオ/リーディング/ミュージックを楽しむことができますので、特典の内容が豊富で最強のプランだと思われます。ドラマや映画、音楽といったあらゆる特典を楽しむことができます。
プライムNOWを利用できる
Prime Nowとは、注文して1時間〜2時間以内に商品が到着するという内容のサービスです。食料品や日用品をはじめとする「今すぐに欲しい」商品が数多くラインナップしています。
合計2,500円以上の買い物から注文ができるようになり、1時間配送(890円)と2時間配送(無料)のいずれかを選択することができます。
Businessプライムとは
つづきましては、Businessプライムについて説明をしていきたいと思います。Businessプライムは、簡単に言いますとAmazonの「ビジネスアカウント」です。
どこがビジネスに適しているアカウントなのか、Amazonプライム会員とどのような違いがあるのかを、比較しながら確認してください。
個人事業主や事業者などのビジネス向けの購買サービス
Businessプライムは、個人事業主・法人だけが使えるビジネス向けのサービスです。個人事業主の方は、このBusinessプライムのビジネスプランに登録をすると受けるメリットがたくさんありますので、個人事業主の方は要注目です。
個人事業主・法人だけが使えるBusinessプライムのビジネスアカウントですが、ビジネスアカウント自体は無料で作れます。個人事業主であれば、とりあえずビジネスアカウントを作っておくことをおすすめします。
¥4,900から利用できる
Businessプライムのビジネスアカウントは無料で作成ができますが、利用するには年会費がかかります。
Businessプライムは、使用するユーザー数によって年会費が異なります。一番低価格のプランは「4,900円 / 年」で、利用できるユーザーが3名までとなっています。
Amazonプライム(個人向け)と同じ料金設定ですが、複数ユーザーが使えることを考えるとお得です。
Businessプライムで利用できるサービス内容
個人事業主・法人が利用できるBusinessプライムのビジネスアカウントで、利用することができるサービスの内容について紹介をしていきたいと思います。Amazonプライム会員のサービス内容と比較をして違いを見つけてみてください。
ビジネスアカウントという名前通り、ビジネスシーンで役立つサービスが盛り込まれていますが、実はビジネスシーン以外でのメリットもあるのです。
お急ぎ便を無制限で利用可能
Businessプライムのビジネスアカウントでも、Amazonプライム会員と同様に「お急ぎ便を無制限で利用可能」となっています。こちらも、配達オプションで「当日お急ぎ便」を指定した場合は通常料金がかかってしまいます。
一般的な業務用ネットショップですと、送料無料にするには一定の金額以上購入が条件になっている場合が多いのですが、Businessプライムのビジネスアカウントだと無料でお急ぎ便を使うことができます。
従業員数の少ない個人事業主の方にとって、これは最も大きなメリットになるのではないでしょうか。
複数ユーザーで利用可能
また、Amazonのビジネスアカウントである「Businessプライム」では、複数ユーザーでの使用が可能です。複数ユーザーが利用できることは、Businessプライムでの一番のメリットではないでしょうか。では、複数ユーザーで使えるメリットを簡単に紹介します。
複数ユーザーでBusinessプライムを利用することで、社員それぞれが会社の備品を簡単に購入することができます。また、1つのAmazonビジネスアカウントを使い、権限の違う複数ユーザーで商品購入が可能なので、経費管理の効率化にもなる利点があります。
社員それぞれが備品などを経費で自由に購入できますので、Amazonのビジネスアカウントの複数ユーザーの仕組みを上手に利用することで、「稟議書」などを作成する手間が無くなることも期待できます。
プランによって購買分析や購買コントロールが可能
Amazonビジネスアカウントでは「購買分析ダッシュボード」「購買コントロール」という機能が追加されます。このようなBusinessプライムの機能は「購買データが可視化される」「コストダウンできる要素の発見に役立つ」ことができます。
タイムサービスを30分早く買うことができる
また、Amazonビジネスアカウントでは、Amazonのショッピングを普段から使っている人に朗報な機能があります。それは「Amazonのタイムサービスを30分早く買うことができる」という利点です。このように、ビジネス以外にも特典はあります。
もちろんこのタイムセールなどでも複数ユーザーで使うことができますので、売り切れない内にいち早くセール品を狙いたいという人は、個人事業主では無くてもBusinessプライムに登録してみてもいいかもしれません。
AmazonプライムとBusinessプライムの違い
それでは、AmazonプライムとBusinessプライム(ビジネスアカウント)の違いについて比較をしていきたいと思います。そもそもBusinessプライムは、利用する人のタイプがビジネスマンや個人事業主となっておりますので、利用者が異なります。
AmazonプライムとAmazonビジネスでは利用目的も異なります。「ショッピングや娯楽を楽しむ」Amazonプライム、「個人事業主におすすめできるビジネスのため」のBusinessプライム、と利用シーンが違うので比較をすると大きな違いが出てきます。
それでは、AmazonプライムとAmazonビジネスの料金比較やサービスの比較について紹介していきます。
料金比較
AmazonプライムとAmazonビジネスの料金比較表
Essentials |
Small |
Medium |
Unlimited |
|
ユーザー数 |
3人 |
10人 |
100人 |
無制限 |
費用(税込) |
3,900円/年 |
13,500円/年 |
37,800円/年 |
270,000円/年 |
送料無料 |
○ |
○ |
○ |
○ |
お急ぎ便 |
○ |
○ |
○ |
○ |
日時指定 |
○ |
○ |
○ |
○ |
購買分析ダッシュボード |
○ |
○ |
○ |
|
購買コントロール |
○ |
○ |
○ |
サービス比較
AmazonプライムとAmazonビジネスのサービス比較表
Amazonプライム |
Businessプライム(Essentials) |
|
送料無料 |
○ |
○(3人まで) |
お急ぎ便 |
○ |
○(3人まで) |
日時指定 |
○ |
○(3人まで) |
プライムビデオ |
○ |
|
プライムミュージック |
○ |
|
プライムフォト |
○ |
|
PrimeNow |
○ |
|
Amazonパントリー |
○ |
Businessプライムの利用方法
それでは、AmazonビジネスアカウントのBusinessプライムの利用方法について説明をしていきます。組織で利用を考えている方、個人事業主で使用を考えている方、どちらにとってもメリットはあるかと思いますので、これを機に登録してみてください。
手順
それでは、AmazonビジネスアカウントのBusinessプライムの登録手順を行っていきます。
Amazonアカウントにアクセスする
まず、ビジネスアカウントを作るには、Amazonアカウントにアクセスする必要があります。下のリンクの「Businessプライム お客様のビジネスアカウントのすべてのユーザーで」にアクセスしてみてください。
ビジネスアカウントを作成する
そうしたら、お客様のビジネスアカウントのすべてのユーザー...という画面に切り替わりますので「ビジネスアカウントを作成する」をクリックしていきます。
利用したいプランを契約する
そうしましたら、利用したいビジネスアカウントのプランを選択すれば、ビジネスアカウントの登録は完了です。
まとめ
以上が、「Businessプライム」と「Amazonプライム」の違いを解説!の記事でした。Amazonプライムは利用している人が多いですが、ビジネスアカウントがあるのを知らない人がまだまだいます。ビジネスアカウントの知名度がまだ低いのが現状です。
Amazonのビジネスアカウントを利用すると、さまざまなメリットがありますので、これを機にビジネスアカウントを作ってみてください。それでは、この記事を参考にして、ビジネスアカウントの使い方をマスターしてください。