2019年09月05日更新
【Amazon】「ほしい物リスト」を匿名で公開する方法!
Amazonでほしい物リストを公開するのに実名は嫌だ、という人もいるでしょう。かといって非公開にするのは、と思う方におすすめなのが匿名での公開です。この記事ではAmazonのほしい物リストを匿名で公開する方法について紹介していきます。
目次
Amazon「ほしい物リスト」とは
Amazonでアカウントを取得し、をネットショッピングで利用している人も多いですが、「ほしい物リスト」を利用している人はどれくらいいるでしょうか。
この記事ではAmazonのほしい物リストを匿名で公開する方法について紹介していきますが、その前にまずはAmazonの「ほしい物リスト」とは何かについて説明していきます。
「ほしい物リスト」とは何か
Amazonのほしい物リストというのは、文字通りほしい物をリスト化したものです。用途として思い浮かぶのは自分の覚書としての利用方法で、これが結構便利と言えます。そして、Amazonではそれ以外の方法としても利用することができます。
Amazonのほしい物リストは、相手からプレゼントしてもらうため作ることもできます。自分が欲しい商品を簡単にリスト化することができ、それを友人に公開することで誕生日などにほしい物を買ってもらうことができる、という仕組みです。
友人などに誕生日プレゼントとしてほしい物を教えたいときにリスト化して教えることができるという点で便利と言えます。
デフォルト設定
そんな便利なAmazonのほしい物リストですが、自分でほしい物を登録して公開することになります。しかし、最初からほしい物リストが公開されているわけではありません。
個人使用
Amazonのほしい物リストは、デフォルトの設定では個人使用として「非公開」となっています。設定を変えなければ外に公開されることはありませんので、非公開で利用したいと思っていた方は安心してください。不安であれば一度確認してみましょう。
カスタマイズ設定
なお、Amazonのほしい物リストのカスタマイズはほしい物リストを開いて行うこととなります。Amazonのアカウントメニューから「ほしい物リスト」を開いて利用します。
公開使用
公開設定の変更は、メニューからリストの設定を開いて行います。Amazonのほしい物リスト右上にある三点リーダー(…)を選択してメニューを開きましょう。
「リストの設定」を選択します。
「公開/非公開の設定」という欄がありますので、そこで「公開」を選択しましょう。既に公開となっている場合は変更する必要はありません。
「ほしい物リスト」を送る/もらう
Amazonではほしい物リストを他者へ送ったり、逆にもらうこともできます。送れば参考にしてもらえますし、貰えば自分が相手への贈り物をする際の参考にすることができます。
商品の受け取りを匿名化可能
Amazonのほしい物リストをもとにした贈り物をした際、商品の受け取り時の名前を変更して匿名化することもできます。
この受け取りの匿名化、と言うと分かりにくいかと思いますが、Amazonのアカウント名と受け取り人の名前をニックネームに変更し、住所へ本名を組み込んで受け取り人を匿名の状態で送る、という形となります。
本名で公開して送ってもらう、というのは存外怖い物ですので、Amazonのほしい物リストを公開しつつも匿名で利用したい、という場合にも利用できる便利な方法です。
Amazon「ほしい物リスト」を匿名で作成する方法
さて、ではAmazonのほしい物リストを匿名で作成する方法について説明していきます。まずは準備段階として、Amazonのアカウントの表示名を本名ではなくニックネームに変更して匿名化するところから始めましょう。
アカウントの表示名を匿名化
Amazonのアカウントの表示名というのは、登録している本名とは別に表示されている名前のことを言います。PCであれば「アカウント&リスト」の上部分、スマホであればアカウントメニューの「こんにちは、○○さん」と表示されている部分です。
ここを変更すると、Amazonのほしい物リストを公開した際に表示される名前も本名からニックネームに変更することができます。
ログインとセキュリティ
Amazonのログインしている人物名を変更する方法は、ログインとセキュリティから行うこととなります。アカウントメニューを開いて、「アカウントサービス」を開きます。
「ログインとセキュリティ」を選択しましょう。パスワードの入力が求められることがありますので、その場合はパスワードを入力して次へ進みます。
名前の変更
「名前」の部分に希望する名前を入力しましょう。ここに入力する名前は本名ではなくニックネームを利用します。そうすることで匿名化することとなります。名前の「編集」を押してください。
「名前」の部分に設定したい名前を、「フリガナ」の部分にカタカナで振り仮名を入力しましょう。
入力が完了したら内容を確認して「変更内容を保存」を押しましょう。
「成功 お客様のアカウント情報は変更されました」と表示されれば完了となります。
匿名のAmazon「ほしい物リスト」を作成
さて、ではAmazonのほしい物リストを匿名で公開するため、まずはAmazonのほしい物リストを作成しましょう。
リストの作成
リスト作成時、設定する項目は下記の通りとなります。それぞれ必要事項を入力・設定していきましょう。リストは「ほしい物リスト」の「リストを作成する」から行います。
リストの名前
まずは、Amazonのほしい物リストの名前の設定から始まります。リスト名を入力して設定しましょう。
公開の設定
作成後、Amazonのほしい物リストの公開設定を行います。なお、スマホでリストを作成した場合、作成時にできるのは上記の名前の設定のみで、公開・非公開の設定を行うことはできず、公開の状態で作成されることになります。その点注意してください。
今回は匿名で公開する設定にしたいのですが、設定が完了するまではひとまず非公開にして作成しましょう。
設定が完了したら「リストを作成」を押しましょう。
受取人
受け取り人の設定はリストの設定から行うこととなりますが、これに関しては匿名で設定する方法の説明で詳しく解説していきますので、そちらの項目で確認します。
ほしい物を追加
ほしい物をAmazonのほしい物リストに追加したい場合、その商品を検索して商品詳細画面を開きましょう。
商品画面に「ほしい物リストに追加する」というボタンがあります。そこをクリックするとほしい物リストにその商品が追加されることとなります。
Amazonのほしい物リストが複数ある場合は、ボタン横にある下向き矢印からメニューを開いて、リストを選択して登録することで可能となります。矢印を押さず選択した場合はデフォルト設定してあるほしい物リストに追加されることになります。
Amazon「ほしい物リスト」の匿名で設定する方法
さて、ではAmazonのほしい物リストを作成できたところで、匿名でのほしい物リストの設定方法のについての説明に移ります。それぞれ内容を確認して入力していってください。
リストの設定
Amazonのほしい物リストの設定項目はいくつかありますが、そのうち受け取り人の名前や住所欄が匿名表示する上で重要となる入力欄となります。
リストの名前
リストの名前はそのままでも問題はないですが、匿名で利用する場合は「(ニックネーム)のほしい物リスト」としておくと分かりやすいかと思います。
公開の設定
Amazonのほしい物リストの公開の設定ですが、「匿名化して公開する」ことが目的の場合は公開を選択しましょう。
受取人名(ニックネーム入力)
匿名で公開する場合、受け取り人の名前はニックネームにしておきましょう。受け取り人の本名に関しては住所の方で入力します。公開していても受け取り人の名前をニックネームにすることで匿名化することが可能です。
リスト名
なお、非公開で利用する場合、リスト名は自分の分かりやすい名称にしておけば問題ありません。「いつか必ず購入するもの」「余裕があれば購入したい物」など、管理しやすい名称で設定しましょう。
公開設定
また、非公開にする場合は、公開設定を「非公開」にする必要があります。非公開にすれば検索でほしい物リストが第三者に見つかる可能性はありませんし、
リスト用途
リスト用途は「自分」と「団体」とがあります。基本的に個人での利用となると思いますので、「自分」を選択しておけばOKです。
受取人
非公開で受け取り人を入力する場合は、本名でもニックネームでも構いません。通常はアカウントの名前(本名ではありません)が入力されていますので、問題なければ入力されている名前のまま利用しましょう。
Eメールアドレス
Eメールアドレスには自分のメールアドレスを正確に入力しましょう。公開されることはないですが、不安であれば、匿名リスト用のフリーメールアドレスを取得して、それを入力しておいても大丈夫です。入力後、誤字脱字等がないかを確認しましょう。
誕生日
誕生日は誕生日プレゼントとして贈る場合には必要な情報と言えます。入力しなくても問題ありませんので、必要なければ設定せずスルーしてしまって構いません。
内容
この内容というのはAmazonののほしい物リストの説明文になります。リストを検索する際に利用されるものですが、入力必須項目というわけではありませんので入力しなくても問題ありません。
「購入済みの商品をリストに保持します」
「購入済みの商品をリストに保持します」にはチェックを入れましょう。これにチェックを入れておくと、商品が購入された後にその商品をAmazonのほしい物リストから自動的に削除されなくなります。
購入済みの商品は、購入した最後の日付が表示されることとなりますので、その商品を購入済みかどうかはリスト内で確認することができます。
お届け先住所
お届け先住所ですが、ここではいつも利用している住所とは別に新規で住所を設定することとなります。設定の詳細は後述しますので、ここでの説明は省略します。
この住所に配送する
お届け先住所を新規で作成した場合は、その住所を利用して配送する場合に「この住所に配送する」を選択します。既存の住所の場合はこの表示はされません。
第三者の出品の商品の発送同意書
住所を選択すると「第三者の出品の商品の発送同意書」のチェック欄が表示されます。この「第三者の出品の商品の発送」というのは、出品している人ではない第三者が商品の発送手配を行う場合に、その第三者へお届け先の名前と住所を公開することです。
これはそれに対する同意となり、同意するかしないかで購入出来る商品・購入出来ない商品が出てくるようです。リスクもあるため、匿名化したい場合は特にチェックを入れない方がいいでしょう。
チェック無しを確認
上述したとおり「第三者の出品の商品の発送同意書」はチェックを入れる場合住所が場合によってはその第三者が見ることができるというリスクを負うこととなりますので、チェックなしであることを確認しましょう。
注意点
さて、ようやく住所の入力欄の内容の注意点ですが、それぞれ匿名化するにあたり通常の住所の入力内容と異なる部分の話になります。
氏名欄「ニックネーム」
注意点一つ目は氏名欄です。氏名欄は受け取り人の名前、すなわちニックネームにしておきます。
ただ、ニックネームでは受け取り人の名前として認識されず、配達されずあて先不明として処理されてしまうこともあるようです。そのため、後述する住所で本名の記載が必要となる、というのが注意点となります。
住所欄「住所+本名」
注意点二つ目は住所欄の入力です。住所欄には住所を正確に番地まで入力し、さらに本名を最後に入力しておきましょう。「~様方」と表記しておくとより届きやすくなるかと思います。
これで住所と本名が表示されているため、表札と宛先の名前が違っていても住所に表示されている名前で届けてもらうことができます。
ただ、一つさらに注意点として、ほしい物リストを公開して送ってもらう際、送り主には都道府県名だけは表示されるようです。県名も表示させたくない、という場合は利用しないことを検討したほうがいいかもしれません。
郵便番号は正確に入力
受け取り人住所の入力の注意点補足となりますが、郵便番号は正確に入力しましょう。郵便番号で市町村名、地区名までは分かります。
住所の一部が異なっていても郵便番号があっていれば配達されることもありますので、郵便番号は特に正確に入力して、間違っていないか確認しておきましょう。
物によっては住所がバレる可能性はあり
蛇足となる注意点ですが、ほしい物リストをもとに贈られるものによっては住所がバレる可能性がある点は完全なる匿名化を求めている人にはデメリットでしかないため説明していきます。
Amazonで注文したことのある人なら分かる人が大多数を占めるかと思いますが、「配送状況の確認」で現在どのあたりに荷物があるかを確認できます。もちろん送られてくるものにもよって変わってきますが、その場合市区町村まで表示されます。
また、荷物のお問い合わせ番号でさらに追跡して確認したことがある人も多いでしょう。そのお問い合わせ番号は送り主も確認することができます。
そのお問い合わせ番号から、受け取り人住所の最寄りの郵便局本局、ヤマトなどであれば最寄りの配送センターなども表示されることとなります。
住所が限定されて特定されるおそれがあり、市区町村よりもさらに細かいところまでは分かってしまうわけです。かなり重要な注意点とも言えます。これに関しては匿名化して公開しても避けられません。
住所すべてが分かることはさすがにないですが、それでも居住エリアが限定されるため特定されないとは言い切れません。住所を匿名化していても完全な匿名化はできないという注意点を理解の上で利用してください。
Amazon「ほしい物リスト」を匿名で公開する方法
さて、Amazonのほしい物リストを匿名にした状態で公開する場合は、リストを他のユーザーに共有することで公開して相手に伝えることが可能となります。
リストの共有
リストの共有は「リンクでの共有」もしくは「Eメールでの共有」の2種類になります。リンクでの共有はSNSやブログなどに貼り付けて利用、Eメールでの共有の場合は文字通りメールでリストを共有する方法になります。
それぞれそこから確認してもらってからが話になりますので、公開したからと言ってすぐに大多数に知れ渡るわけではないという注意点を覚えておきましょう。
ただし、公開した瞬間からほしい物リストの検索対象とはなりますので、Amazonユーザーには検索二より見つかる可能性はありますのでその点は理解しておきましょう。
Amazon「ほしい物リスト」を公開後の便利な設定
さて、ここまではAmazonのほしい物リストの設定方法や設定上の注意事項などを説明してきますが、ここではAmazonのほしい物リストを公開した後の便利な設定の内容について説明していきましょう。
コメント/数量/優先度の設定と並び替え
Amazonのほしい物リストを公開している場合、必要となるのはその商品の優先度などです。リストに入っている各商品ごとにコメントや欲しい数量、優先度を設定することで欲しい物に関するアピールをすることができます。
設定商品の注目度増
コメントや優先度は、特に注目してもらえる確率が増えることとなります。ほしい物リストを公開している人にとってかなり便利な機能と言えるでしょう。
どんなものが一番欲しいのか、どうして欲しいのかなどが分かるわけですから、贈りたい人にとっても便利な機能と言えます。
それぞれ商品ごとに設定しておいて、後は送り主がどれを贈るかの参考とすることができますので、匿名であれ公開している人は設定しておくとより便利になるでしょう。
Amazonのほしい物リストを匿名で利用する場合、完全に匿名での利用はできませんが本名や住所をすべて知られずに利用できるという点では便利と言えるでしょう。
情報発信をしているブログなどでは設置しておくとその記事の内容への感謝などとして送ってくれることもあるようですので、匿名でも設置している人もいるようです。そのためにコメントや優先度を設定できる便利な機能もあります。
Amazonのほしい物リストの設置には賛否両論ありますので、それをするかどうかは人ぞれぞれ異なるでしょう。Amazonほしい物リストそのものは便利な機能ですので、公開・非公開に関わらず利用していってみてください。