2019年09月15日更新
「CCleaner Free 」のダウンロード/使い方をくわしく解説!
「CCleaner Free」の使い方・Downloadの仕方について説明しています。Download後、インストールのやり方から各機能の使い方まで。CCleaner Freeで不要データを削除することで、簡単に動作速度を向上・安定させることができます。
目次
- 1CCleanerとは
- ・不要なデータを消去するツール
- ・実際に使ってみた人の感想
- 2「CCleaner Free 」を使うメリット
- ・レジストリクリーンアップして起動/動作速度の向上が可能
- ・ゴミファイルを除去して動作安定化
- ・無料で使用可能なクリーナー
- 3「CCleaner Free 」の Download方法
- ・公式サイトにアクセス
- ・CCleaner Free Downloadを選択
- ・言語選択
- ・インストールオプションの選択
- 4「CCleaner Free」の使い方~画面の見方~
- ・イージークリーン
- ・詳細クリーン
- ・レジストリ
- ・ツール
- ・オプション
- 5「CCleaner Free」の使い方~イージー/詳細クリーン~
- ・イージークリーン
- ・詳細クリーン
- 6「CCleaner Free」の使い方~レジストリ~
- ・項目を選択
- ・問題をスキャン
- ・選択項目を解決
- 7「CCleaner Free」の使い方~ツール~
- ・インストール情報
- ・ソフトウェアアップデーター
- ・スタートアップ
- ・ブラウザプラグイン
- ・ディスク解析
- ・システムの復元
- ・その他のツール
- 8「CCleaner Free」の使い方~オプション~
- ・設定
- ・各種リスト
- ・詳細設定
- ・その他のオプション
- ・合わせて読みたい!PCに関する記事一覧
CCleanerとは
CCleaner(クラップ クリーナー)とは、イギリス発祥のソフトで、ハードディスク内の不要のファイル、レジストリ(パソコンに関する設定を保存してある場所)などを削除して、パソコンの動作速度を向上・安定させてくれるクリーナーツールです。
パソコンのクリーナーソフトとして開発されましたが、2014年にAndroid版も配信開始されました。
不要なデータを消去するツール
パソコンのクリーナーツールの中でも、かなり人気のあるのがCCleanerです。その簡単な操作方法と豊富な対応言語から、世界で5億人以上の人がインストールして使用している、クリーナーツールの中でも有名なソフトウェアです。
実際に使ってみた人の感想
実際にCCleaner Freeを使用した人の感想を見ていきます。
自宅の5年落ちのノートPCが激重でいよいよら買い替えかと思ったけど、ふとCCleanerのことを思い出して実行してみたら、すっげえ速くなったwww
— フラとこ (@fratoko) September 16, 2017
5年落ちの買い替えを考えていたパソコンにCCleanerをかけたところ、動作速度に対して、なんと驚くほどの効果が見られたようです。
動作速度の向上が見られたのことで、購入から既に数年時間がたっているパソコンでも、CCleanerを使うことで、まだまだ現役で頑張ってもらえる可能性があるかもしれません。
なんと最終的に激的な効果があったのは、以前使っていた「CCleaner」でした。
— やんでれ めぐりん (@blessed_megurin) September 5, 2019
このアプリだけで3GBもの空き容量が作れててしまいました。
必要なファイルまで消えてしまったという情報があったので、怖くてアンインストールしていたのですが、また入れてみてよかったです。 pic.twitter.com/4H4NKYtWdB
起動速度の次に、空き容量の確保についてです。こちらの方が使っているのは、スマホ版のCCleanerですが、見ればわかる通り3GBの空き容量確保に成功しています。スマホ版でさえ、この通りの効果が発揮されています。
アンインストールしてもフォルダや設定だけのファイル残ってて再起しても意味ないことあるぞい CCleaner的なので抹殺せんと
— ガラス (@xgarasux) September 13, 2019
データを削除し、ソフトをアンインストールしても、この方の言う通り不要なデータが残っていることが多々あります。
CCleanerを使えば、そのような不要なデータも一括で掃除できてしまいます。PC内の掃除の最後のひと手間に、CCleanerをかけてみると良いかもしれません。
「CCleaner Free 」を使うメリット
CCleanerの中でも、手軽に無料で使えるのが「CCleaner Free」です。「CCleaner Free」を使うことでどんなメリットがあるのか、見ていきます。
レジストリクリーンアップして起動/動作速度の向上が可能
ゲームやビジネスソフトなど、様々なソフトウェアを入れていくうちに、パソコンの動作速度が落ちて、カクつきはじめたり、なかなかウィンドウが開かない、といった事態にあわれた方もいると思います。
「CCleaner Free」を使ってレジストリをクリーンアップすることで、簡単に起動・動作速度の向上が可能になります。
ゴミファイルを除去して動作安定化
ファイル内を整理する際、いらなくなったデータをゴミ箱へ入れるます。しかし、それだけでは消し切れないデータも多々存在します。だいたいの不要データは簡単には見れないところに存在しているので、普通は気づきません。
「CCleaner Free」はそういったゴミファイルを探し出し、除去してくれます。これにより、さらなる動作の安定化が可能です。
無料で使用可能なクリーナー
「CCleaner Free」は無料で使用することができるクリーナーソフトです。「CCleaner」自体には、有料であるPROFESSIONAL版とPROFESSIONAL BUNDLE UP TO 3 PCS版があります。
しかし、「CCleaner Free」だけでもとても使い勝手が良いので、パソコンの軽くしたい・起動/動作速度を向上させたいだけならば有料版を使う必要はあまりないと思います。
有料版でできること
有料版では動作向上や追跡・閲覧データ削除のほかに、自動的にブラウザの履歴を削除したり、ソフトをアップデートしてセキュリティ対策をするなど、様々なコンテンツが用意されています。
更にPROFESSIONAL BUNDLE UP TO 3 PCS版は、後者の方は有料版のCCleanerを三つのパソコンに入れることができます。
「CCleaner Free 」の Download方法
ここまでCCleaner Freeのメリットを上げてきました。早速インストールしたい、と思う方もいるかもしれません。ここからはCCleaner FreeのDownload方法、およびインストールの仕方について説明していきます。
公式サイトからインストールして日本語に言語設定するまでは、CCleaner Free内での表記は全て英語なので、英語が苦手な人でもわかるよう、スクリーンショットと共に説明していきます。
公式サイトにアクセス
CCleaner FreeをDownloadするにはまず、CCleaner公式サイトにアクセスします。
CCleaner Free Downloadを選択
CCleaner公式サイトにアクセスすると、このような英語表記の画面になります。
FREEと書かれた表の一番下、Downloadと書かれた緑色のボタンをクリックします。PROFESSIONAL、PROFESSIONAL BUNADLUE UP TO 3 PCSは有料版なので、注意です。
するとすぐにDownloadが始まるので、しばらく待ちます。Downloadが完了すると、画面左下にCCleaner Freeのアイコンが出て来るのでクリックします。ここまでが、CCleaner FreeのDownload作業になります。
言語選択
CCleaner FreeをDownloadすると、すぐにインストールを開始できる画面になります。言語設定はこの画面の左上、初期設定「English」をクリックすることで言語を選ぶことができます。日本語に選択するには「Japanese」を探してクリックします。
インストールオプションの選択
言語変更後、そのまますぐインストールすることも可のですが、その前に細かいオプション設定を行うことができます。インストールボタン下、「カスタマイズ」をクリックします。
カスタマイズをクリックすると、このような画面になります。画像で赤く囲ってある部分に設定内容が書かれていますので、ご自身のスタイルに合った設定を行うと良いです。
設定が終わったら、「インストール」と書かれた青いボタンをクリックします。その後自動でインストールが開始されます。
「CCleaner Free」の使い方~画面の見方~
インストールが完了したら、自動的にCCleaner Freeが起動します。起動すると既に様々な機能が使えるようになっています。続いて、どこでどのような機能が使えるのか、見ていきます。
イージークリーン
ここではボタンを一つ、クリックするだけで簡単にPC内の不要なファイル・情報をクリーンアップしてくれます。インストール直後は、この「イージークリーン」画面が、CCleaner Free起動直後のホーム画面となっています。
詳細クリーン
「詳細クリーン」では、画像のようにブラウザごとに細かくクリーン内容を設定し、PC内の不要な情報をクリーンアップすることができます。設定することで、この「詳細クリーン」をCCleaner Free起動直後のホーム画面にすることも可能です。
レジストリ
「レジストリ」は、レジストリ内の不要情報をクリーンアップしてくれるクリーナーです。古いソフトウェアやフォント、インストーラーのクリーンアップが可能です。
ツール
「ツール」では、自分がPCにインストールしているツールを確認し、スキャンすることができ、不要になったソフトのアンインストールなども「ツール」で行うことができます。
オプション
オプションではCCleanerの基本設定を行うことができます。
「CCleaner Free」の使い方~イージー/詳細クリーン~
CCleaner Freeは殆どワンクリックでクリーナーが動いてくれるため、初心者でも簡単に扱えるクリーナーソフトウェアです。続いて、CCleaner Freeのイージークリーンと詳細クリーンの使い方をスクリーンショットと共に説明していきます。
イージークリーン
イージークリーンの使い方です。イージークリーンは詳細な設定等をする必要なく、クリーンアップを開始できる機能です。
クリーナーを使うときは必ず、ブラウザを閉じる必要があるので、ブラウザを開いたままクリーンアップを開始しようとすると、警告文が出てきて教えてくれます。特にブラウザで作業する人は注意です。
まず画像左の「イージークリーン」を選択します。CCleanerインストール直後の起動は「イージークリーン」の画面からスタートするので操作は必要ありません。
解析
すると、「解析」という青いボタンが出てきます。このボタンをクリックすることで、自動でレジストリやファイルなど解析し、軽くできる分の容量を計算してくれます。
解析中は「キャンセル」をクリックすることで、中断することもできます。
トラッカーを確認
解析が終わると、このような画面になります。左にはトラッキングファイルの発見数が表示されます。トラッキングファイルは、どのようなサイトを回っているのか分析するものです。
このように、ブラウザごとのトラッキングファイル数を見ることができます。
不要なファイルを確認
同じく分析完了後の右画面には、不要なファイルのサイズ数を確認することができます。
ごみアイコンの下に表示されている青い文字をクリックすることで、ごみ箱、一時システムファイル、インターネット一時ファイル、一時アプリケーションファイルの四点のそれぞれの不要ファイルサイズを見ることができます。
クリーンアップ
さて、解析により発見された不要ファイル数を確認したら、画像の真ん中下にある「すべてクリーン」をクリックします。
クリーナーが作動します。クリーンアップ中に停止ボタンを押すことで、クリーンアップを中止することができます。こまめにクリーンアップを行っていれば、クリーンアップも早めの速度で終わらせることができます。
この画面が表示されれば、クリーンアップが完了です。最終的にクリーンアップされたファイルとごみの数値が、それぞれアイコンの下に表示されます。
詳細クリーン
続いて詳細クリーンの使い方についてです。詳細クリーンは画面左の詳細クリーンの(C)を選択することによって使用が可能です。
Windows
それぞれの項目のチェックを確認します。
インターネット一時ファイル | Webページを閲覧したときのデータ情報が保存されています。ページごとに保存されている為、ここを解放することで圧倒的にPCの動作速度が軽くなります。 |
インターネットの履歴 | Webの閲覧履歴のことです。 |
クッキー | Webサイトの閲覧履歴や買い物履歴などが保存されています。 |
ダウンロードの履歴 | Microsoftにてソフトウェアなどをダウンロードした際の履歴です。 |
入力したアドレスやパスなど | 検索する際に入力したURLなどの情報です。 |
Index.datの削除 | クッキーに関連するものです。簡単に言えば、クッキーの索引データのようなものです。 |
多くの人が触る基本的な場所はこの箇所かと思われます。残したいデータ情報のチェックは外し、解析・クリーンアップ開始を押します。
「解析」をクリックすると、情報をスキャンします。
解析が完了すると、見つかった削除可能ファイルの情報が表示されます。右下の「クリーンアップ開始」をクリックします。
クリーンアップ開始をクリックすると、このように再度確認のウィンドウが出てきます。「コンテニュー」をクリックすると出、クリーンアップが開始されます。
アプリケーション
Windowsの隣に、アプリケーションという表記がされています。Google Chomeなどのブラウザはこちらからクリーンアップすることができます。
手順は、Windowsと一緒です。左下の解析ボタンを押します。
解析完了の結果を確認後、クリーンアップ開始をクリックします。クリーンアップ完了の画面が上記のスクリーンショットになります。
「CCleaner Free」の使い方~レジストリ~
続いて、「レジストリ」の使い方を説明します。レジストリはは普通クリーンしなくても良い場所です。無理に触ると支障をきたす恐れもあるので、注意します。
項目を選択
レジストリの画面左にチェックリストがあるため、項目を選択していきます。
問題をスキャン
項目を確認したら、画面左下の「問題をスキャン」をクリックします。
選択項目を解決
スキャンが完了すると、このように問題点が一覧となって表示されます。右下の青いボタンをクリックします。
すると、バックアップを取るかどうか聞かれます。バックアップは取っておいた方が良いかと思われます。「はい」をクリックし、保存しておきます。
バックアップの保存が完了すると、スキャンで検出された問題点の解決を求められます。一つ一つ解決していくか、一度ですべての問題点を解決していくか選べます。
レジストリの問題点がすべて解決されると、このような真っ白な画面になります。
「CCleaner Free」の使い方~ツール~
続いて、「ツール」の使い方についてです。
インストール情報
インストール情報では、PCにインストールしたソフトウェアを確認することができ、必要に応じて削除などを行うことができます。右画面に表示されている四つの操作が可能です。
アンインストール | ソフトウェアをPCから削除します。 |
修繕 | 修繕はできるものと、できないものにわかれる。問題があるプログラムを修繕します。 |
リネーム | ソフトウェアの名前を変更します |
削除 | アンインストール後に使用可能です。アンインストールで残されたデータを削除できます。 |
ソフトウェアアップデーター
インストールされているソフトウェアが、アップデートできるか確認できます。無料版では確認のみで、有料版で更新が可能です。
スタートアップ
スタートアップはPCを起動した際に、同時に自動で起動するアプリを確認できます。自動で起動する場合は「有効」、しなければ「無効」と表示されます。設定を変更したいプログラムをクリックして選択し、右画面の「有効」「無効」で変更します。
スタートアップ時に起動するソフトウェアが少なければ、起動速度も向上すると思われます。
ブラウザプラグイン
Google Chomeなどのブラウザに追加したプラグインの設定ができます。設定したいプログラム名をクリックし、「有効」「無効」を選択します。
ディスク解析
ディスク解析では、PC内の容量をどのデータが圧迫しているのか確認することができます。同時に空き容量なども確認でき、ライブラリ内を整理する際に便利な機能です。
このように、アプリごとにディスクを占有しているデータ量を色ごとに見ていくことができます。色グラフの右側の空白になっている部分が、空き容量です。
グラフ枠とカテゴリ表の下には、各データごとの容量と名前が、サイズ順に並んでいます。画像の場合、AVIファイルが一番容量が大きいので、表の一番上に来ているのがわかります。
システムの復元
いわゆる、PCに異常が起きた際に正常な状態に戻すことができる「復元ポイント」の削除ができます。ここら辺について、あまり詳しくない方は、触らないことを推奨します。
その他のツール
重複ファイルファインダは、重複しているデータを解析・削除できるツールです。
ドライブワイパーは、空きスペースまたはドライブ全体を復元ソフトを使っても、復元ができなくなるようにするための機能です。
「CCleaner Free」の使い方~オプション~
続いて、オプションの使い方についてご説明します。オプションは、左画面右から4番目の歯車のマークです。
設定
設定では、CCleaner Freeの基本的な設定を確認、変更することができます。ホーム画面をイージークリーンから詳細クリーンへ変更することも、ここで可能です。
各種リスト
対象リスト、除外リストとはクリーンアップする際に、同時に削除したいファイルなどを追加、除外することが出来るリストです。大切にとっておきたいデータやファイル等は削除されないように、こちらの除外リストに入れておくと安心です。
詳細設定
詳細設定では、CCleaner Freeの細かい設定を確認、変更することが出来ます。CCleaner Freeを起動したい際に表示するホーム画面やPC起動時にクリーンアップを実行するなど、便利な設定が揃っています。
その他のオプション
クッキーリストは、クリーンアップする際に削除せずに残しておきたいクッキーを保存しておける機能です。
スマートクリーニングは、ごみがたまったりすると通知し、クリーンアップを行ってくれる機能です。無料版では1GB溜まったら通知をしてくれます。有料版では、1GBから違う数値に変えることができます。
スケジューリングは、あらかじめクリーンアップを行う日付と時間を設定しておける機能です。残念ながら、無料版では使うことはできません。
CCleanerの設定やバージョン情報などを確認することができます。この画面から、CCleanerの公式サイトやSNSなどに飛ぶこともでき、フォローなどをしておけばCCleanerの情報を簡単に手に入れることができます。
「アップデート」では、CCleanerのアップデートを自動的に行うなどの設定を行うことができます。アップデートをすることで、CCleanerの機能が使いやすくなることもあるので、チェックを入れておくことをお勧めます。