2019年09月14日更新
【AppleCare+】期限が延長できるように月額払いプランを変更!
Appleは「iPhone 11」シリーズ発表後に、これまで2年までだった「AppleCare+」の月額払いプランの期間が延長され無期限に変更しました。「AppleCare+」の月額払いプランの期限が延長されたことで、保証期間は解約するまで続くことになります。
「AppleCare+」月額払いプラン、無期限へ変更
Appleは米現地時間9月10日、スペシャルイベントで3機種の新型「iPhone 11」刷新された「Apple Watch」10.2インチの新型「iPad」を発表しましたが、このタイミングで「AppleCare+」の月額払いプランを変更していたようです。
昨年から「AppleCare+」では従来の一括払い以外に、選択肢として月額払いが用意されていましたが、これまで2年までだった「AppleCare+」の月額払いプランの期間が無期限とされたことが明らかとなりました。
いざというときの修理費用も安く抑えられる公式保証が、標準よりも保証期間を延長し可能な限りいつまでも続けられることになります。
Appleは新しく購入した端末の故障や紛失が心配なユーザー向けの保証サービスとして「AppleCare+」を提供しています。
新しい端末の購入時か、購入から30日以内に追加料金を支払うことによって、故障した場合安価な修理料金で2年間の延長保証サービスを追加することができる仕組みです。
2018年9月には、「AppleCare+」のラインナップに盗難・紛失プランが追加されました。従来の「AppleCare+」の内容に加えて、iPhoneを盗まれたり紛失したりした場合でも有償保証の対象となるプランです。
この盗難・紛失プランと同時に導入されたのが「AppleCare+」の月額払いで、一括払い(前払い)、月額払いとも最大2年(24カ月、Macは36カ月)を上限としている点では同じですが、月額払いの方がトータルでは割高となっていました。
そして2019年9月、Appleはスペシャルイベントに合わせ、一部製品(iPhone、iPad、Apple Watch)でAppleCare+の月額払いの仕組みを変更したようです。新たな仕組みでは期限は定められていません。
サポート終了となるビンテージ製品(製造中止から5年以上7年未満の製品)入りするまで、ユーザーが望むだけ保証期間を延長することができます。
「月額払いプラン」はうっかり解約を忘れないように注意
今まで「AppleCare+」では2年分一括払いの他に月額払いプランもありましたが、期間が2年までに限られていた上に支払総額では割高となるため、メリットが今ひとつ感じられませんでした。
しかし「AppleCare+」規約内の「プランの期間と更新」が変更され、購入者が希望する限り、またはAppleが修理サービスを提供できなくなるまで、AppleCare+はいつまでも延長できるようになりました。
実際に米国での「AppleCare+」の購入画面は上の画像のように変更され、以前は上限が24ヶ月となっていましたが、新たな画面では「キャンセルするまで」と書かれているのみで期限は設けられていません。
新たに発売されるiPhone11シリーズでも一括支払いとは別に月額払いが選べるはずですが、「AppleCare+」の支払い額は製品やモデルによって異なるため、現時点では月額いくらなのか不明です。
iPhone11の一括払いについては、通常のAppleCare+が16,800円、盗難・紛失プランが18,800円となっています。ただこのプラン変更はApple製品に好きなだけ保証を延長できる一方で、無期限であるため支払いをうっかり続ける可能性もあります。
購入する時はしっかりと検討し使っていないデバイスのための解約忘れには注意するようにしましょう。