2019年09月17日更新
「Vプリカ」のメリット/デメリット!注意点も解説!
今回の記事では、Vプリカの違いや特徴をはじめ、メリット・デメリットなどを紹介しています。また、メリット以外にもVプリカの注意点や使い方、活用方法などあらゆる角度からVプリカを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Vプリカとは?
皆さんはVプリカとは何か知っていますか。以下ではまずVプリカとは何か解説していきます。
ネットで使えるVisaプリペイドカード
Vプリカとは、Visaが提供しているインターネット専用のVisaプリペイドカードのことを指します。インターネット上のVisa加盟店の場合には、世界中どこでもクレジットカードと同じように利用することが可能です。
しかしながら、活用はインターネット限定です。したがって、実店舗では利用できないので注意しましょう。
Vプリカの活用方法
Vプリカは、クレジットカードで有名なライフカード株式会社が発行する、ネット専用のVISAプリペイドカードで、かつVISAが使えるインターネット上のお店で使うことが可能です。
また、Vプリカはプリペイドカードの中でも知名度が高く、オンラインゲームなどでもよく使う人がいますし、審査不要で即発行可能なプリペイドカードになっています。
したがって、クレジットカードを持っていない人をはじめ、海外サイトでクレジットカードを使うのに不安な場合、もしくは今すぐクレジットカードを使う必要が有る場合などの場面で、役に立ちます。
最近では、スマホアプリやWebサービスなどで、クレジットカードでしか購入できないものも増えてきています。また、クレジットカードは作るのに時間がかかる上に、審査もあります。
しかし、Vプリカはそういう時には即作れて審査不要のプリペイドカードが便利ですね。セキュリティも高く、カード番号は基本使いきりなので、不正利用もないでしょう。
Vプリカが使えるものと使えないもの
まず、Vプリカが使えるものは以下のとおりです。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahooショッピング
- 携帯ゲームの課金
- App Store
- Google Play
- iTunes
- LINEコイン
- 海外のショッピングサイト
一方でVプリカが使えないものは以下のとおりです。
- インターネット以外での利用
- Vプリカによるキャッシュ(現金)取引(FX取引/旅行小切手購入など)
- 月額・継続契約の利用料金の支払い(公共料金/電話料金/プロバイダー/レンタルサーバーなど)
- 航空券やフェリー、高速バス、また、コンサートなどのチケット、ホテルの事前予約など
Vプリカの概要
続いてはVプリカの詳細情報を詳しく解説していきます。
カードの基本情報
Vプリカの基本的な情報は以下のとおりです。特徴のような内容になっているのでしっかり確認しましょう。
- 申し込み資格:日本国内在住の18歳以上の方
- 審査・発行:即日発行して活用可能
- 年会費(本人):初年度無料(Vプリカの未利用期間が3ヶ月を超えた場合:休眠カード維持費として、毎月25日にVプリカ残高から125円が引落しされる)
- 年会費(本人):2年目以降無料(Vプリカの未利用期間が3ヶ月を超えた場合、休眠カード維持費として、毎月25日にVプリカ残高から125円が引落しされる)
- 年会費(家族カード)初年度(詳細不明)
- 2年目以降(詳細不明)
- 限度額:ショッピング限度額(Vプリカの残高の範囲内)
- 限度額:キャッシング限度額(詳細不明)
- ETCカード(詳細不明)
- 締日 / 支払日(詳細不明)
- 支払い方法:前払い式(券種…500円~30,000円/支払い方法…クレジットカードVISA、Master Card、ライフカード、インターネットバンキング、コンビニ購入のいずれか)
- 国際ブランド:VISA
追加できるカード
Vプリカにおいて追加できるカードはクレジットカードです。
電子マネー
Vプリカはプリペイドカードなので電子マネーというわけではありません。
ポイントプログラム
Vプリカのポイントプログラムは以下の項目に分かれています。
- ポイント還元方法
- ポイント付与率
- ポイント還元率
- ポイント有効期限
マイレージ
また、Vプリカのマイレージは以下の項目に分かれています。
- マイレージ移行先
- マイル付与率
- マイル還元率
- マイレージ移行期間
- マイレージ移行手数料
付帯保険
Vプリカの付帯保険は以下の項目に分かれています。
- 死亡・後遺傷害
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
- 救援者費用
- 賠償責任
- 携行品損害
- 国内旅行保険死亡・後遺傷害
- 入院費用
- 手術費用
- 通院費用
「Vプリカ」とクレジットカードの違い/特徴
ここでは、Vプリカとクレジットカードの違いや特徴に分けて解説していきます。違いや特徴は文章にするとわかりづらいので、以下で表で違いや特徴をまとめています。Vプリカのメリット・デメリットなども大切ですが、違いや特徴を確認していきましょう。
主な違い/特徴
以下ではVプリカとクレジットカードの違いや特徴をあらゆる項目に分けて表でまとめています。
違いや特徴の項目 | Vプリカ | クレジットカード |
審査 | 不要 | 必要 |
本人確認 | 不要 | 必要 |
銀行口座 | 不要 | 必要 |
カード記載氏名 | ニックネームOK | 本名 |
カード形態 | カードなし | プラスチックカード |
利用開始時機 | Vプリカ発行後即 | カード到着後 |
利用可能額 | 残高の範囲内 | 与信額内 |
引き落としタイミング | 購入時 | 後日 |
年会費 | 不要 | 必要 |
セキュリテイーロック | 対応 | 1部有り |
審査不要で発行できる
Visaブランドのクレジットカードが必要な場合には、匿名性が低いので当然のことながら審査が必要です。というのも、クレジットカードは基本的に後払いだからです。
一方のVプリカは、匿名性が高く事前チャージ(プリペイド)であるので、そもそも与信が不要になります。
したがって、匿名性が高く誰でも申し込みが可能です。なお、規約上は日本在住で18歳以上です。ネット通販でクレジットカードが使いたい場合でも、何らかの理由でクレジットカードが持てないという人でも作れるというのは大きな魅力でしょう。
スマホゲームなどの課金にも利用できるので、お小遣いを決めてVプリカを渡す、もしくは使うというのも一つの手かもしれません。
本人確認が無く匿名性が高い
Vプリカは、プリペイドカードで本人確認書類の提出や銀行口座の登録も不要になります。匿名性が高いということです。カード決済の時には「Taro Yamada」のようにローマ字の名前も必要ですが、ここも匿名性が高いニックネームにできます。
つまり、ほぼ匿名性が高く利用することができます。そして、カード番号も使い捨てにできますので、海外通販などでカード番号を教えるのは怖いというケースでも利用可能です。
しかし、携帯電話を使ったSMS認証だけは必要になりますので、不法行為などを行うことで警察が調べるようなことになれば、辿られることになるでしょう。匿名性が高いというのはあくまで、合法な行為を行う上での匿名性があるということになります。
入金後にすぐに使える
また、Vプリカはコンビニで活用できますし、購入してアカウントに登録をすればすぐに活用することができます。さらに、発行までに数日、もしくは1週間かかるということはありません。欲しいときにすぐ買えて活用できるのは魅力的でしょう。
「Vプリカ」のメリット
以下ではVプリカのメリットを紹介していきます。メリットはあらゆる事柄にあるので気になる人も多いでしょう。本記事では2つのメリットを紹介します。
主なメリット
それではVプリカのメリットを以下で2つ紹介します。これらのメリットを理解してVプリカの良さを確認してください。
審査が無いので誰でも利用可能
Vプリカは、クレジットカードのように事前審査や本人確認が必要ありませんので、それがメリットになります。条件は、日本国内在住の18歳以上だけなので、クレジットカードと比較して段違いに作成ハードルが低いのがメリットですね。
学生さんなど諸事情によりクレジットカードが作れない人、もしくはあまりクレジットカードを作りたくない人には大きなメリットになるでしょう。最近は、クレジットカード支払い限定のチケットが増えています。
クレジットカードがない、あるいは持てない場合は、Vプリカを利用するとチケットを購入できるようになりますので、このメリットを活かしてください。
本名での登録が必要がない
またVプリカは本名で登録する必要がなく、ニックネーム登録が可能です。したがって、匿名性が高いニックネームや家族の名前などで登録することができます。
登録名義が何でも良いというメリットはチケット購入時には大きなメリットになります。例えば、クレジットカードの登録に一番厳しいチケットぴあでは、通常はアカウント名義とクレジットカードの名義はイコールでないとカードで支払うことができないからです。
「Vプリカ」のデメリット
続いては、Vプリカのデメリットを紹介します。Vプリカの場合にもメリットだけではなく、デメリットもあります。
主なデメリット
Vプリカのデメリットは、メリット同様に2つあります。それではVプリカのデメリットを見ていきましょう。
10,000円以上利用する場合に手間がかかる
Vプリカをコンビニで購入する場合には、上限の金額は10,000円です。クレジットカードやネットバンキングを活用利用することで、30,000円まで購入できます。しかしながら、 そもそもクレジットカードを保有できない場合に利用するのがVプリカです。
したがって、実質の上限はコンビニで購入可能な10,000円となるデメリットがあります。上限があることがメリットに感じる人もいるかと思いますが、やはりメリットではなくデメリットになってくるでしょう。
この、10,000円というのはチケット購入の場合は非常に厳しく、例えばフィギュアスケートなどでは、1枚10,000円を超えるチケットが普通にあります。
また、10,000円以下のチケットでも2枚購入しようとする実質5,000円/枚ですのでメリットにはありません。
残高をまとめるという作業をすると、10,000円以上のチケットを購入することが可能です。しかし、いちいち手続きが必要なのはデメリットでしょう。
チャージ手数料がかかる
Vプリカは事前にチャージが必要なプリペイド方式を採用しています。したがって、チケット代金分をあらかじめVプリカにチャージしておく必要があります。ただこれは面倒な作業なので、メリットではなく、デメリットに感じる人が多いでしょう。
また、チャージには2,000円で200円、10,000円で390円の手数用が必要ですし、10,000円を超える場合は複数枚のVプリカを購入して残高をまとめるという作業も必要ですので、メリットと同様にデメリットが少なくありません。
「Vプリカ」の注意点
ここではメリットとは異なり、Vプリカの注意点に着目していきます。注意点はデメリットではなく、注意点として意識して対応することで、メリットになる可能性があります。
主な注意点
それではVプリカの注意点を以下で2つ紹介します。注意点をしっかり確認してメリットにする意識を持ちましょう。
休眠カード維持費
まず1つ目の注意点としてVプリカは年会費無料で利用できますが、3か月利用がない場合には休眠カード維持費として125円も引かれます。チケットは毎月購入するわけではないので、この休眠カード維持費には気をつけましょう。
有効期限
2つ目の注意点としてVプリカの有効期限は、発行日より1年後の月末です。有効期限が過ぎると、カード番号は無効となり残高も失効しますので、Vプリカが活用利用できないようになります。
維持費を無料にする裏技
メリットとして、Amazonギフト券(メール版)の15円分を1回購入することで、休眠カード維持費は発生しなくなります。ぜひこのメリットを活用してみてください。
「Vプリカ」の使い方
最後に紹介するのはVプリカの使い方です。使い方の手順は箇条書きで書いているので、1つ1つ確認しながら読んでいきましょう。
使い方の手順
それではVプリカの使い方を紹介していきます。手順は以下のとおりです。
- インターネット上で「Visa」マーク確認
- インターネット上で「Visa」のマークがあれば、Vプリカを利用できるお支払い方法で「クレジットカード」を選択する
- MyページまたはVプリカアプリでログイン
- 別ブラウザを開き、VプリカのサイトまたはVプリカアプリにアクセス
- IDとパスワードを入力し、Myページにログインする
- MyページでVプリカのカード情報を確認し、クレジットカード決済画面に必要情報を入力する
- カード番号はコピペ(コピー&ペースト)が可能
- Vプリカアプリでは、タップするだけでカード情報をカンタンにコピーできる
- VISA認証サービス(3-Dセキュア) が必要な場合は、Myページへログインする際のログインID・パスワードを入力する
- 決済内容を確認して、手続き終了
まとめ
今回の記事では、「Vプリカ」のメリット/デメリット!注意点も解説!というテーマで執筆しました。Vプリカの活用方法をはじめ、Vプリカとクレジットカードの違いや特徴では、主な違い/特徴として本人確認が無く匿名性が高いことを挙げています。
また、Vプリカの活用方法以外にもVプリカのメリット・デメリット、Vプリカの注意点も紹介しています。そしてVプリカの使い方では、使い方の手順をお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。