【かんたんラクマパック】日本郵便とヤマト運輸の違いを解説!

かんたんラクマパックとは、フリマアプリ「ラクマ」の取引で使える配送方法です。かんたんラクマパックの送付方法には、日本郵便を利用した場合とヤマト運輸を利用した場合の2種類があります。日本郵便とヤマト運輸で送付した場合の違いを比較してみました。

【かんたんラクマパック】日本郵便とヤマト運輸の違いを解説!のイメージ

目次

  1. 1かんたんラクマパックとは?
  2. ラクマの取引で使えるお得な配送方法
  3. 利用できる配送方法は5種類
  4. 配送方法でかんたんラクマパックを選ぶには?
  5. 2【かんたんラクマパック】サービスの特徴
  6. 主な特徴
  7. 3【かんたんラクマパック】日本郵便とヤマト運輸の違い~小型サイズ~
  8. 小型サイズの商品を送る場合
  9. どちらがおすすめ?
  10. 4【かんたんラクマパック】日本郵便とヤマト運輸の違い~中型サイズ~
  11. 日本郵便に中型サイズはない
  12. 中型サイズの商品を送る場合
  13. どちらがおすすめ?
  14. 5【かんたんラクマパック】日本郵便とヤマト運輸の違い~大型サイズ~
  15. 大型サイズの商品を送る場合
  16. どちらがおすすめ?
  17. 合わせて読みたい!フリマに関する記事一覧

かんたんラクマパックとは?

かんたんラクマパックとは、フリマアプリ「ラクマ」で使える配送方法です。

そもそもフリマアプリとは、不要になった商品などをフリーマーケットのように手軽に売り買いできるアプリのことです。代表的なフリマアプリには「ラクマ」や「メルカリ」があります。

「ラクマ」とは、楽天が提供するフリマアプリで、楽天市場のIDでアプリをそのまま利用できるのが特徴です。「フリル」という女性向けフリマアプリが元になっているため、女性ユーザーが多いのも特徴の1つです。

「メルカリ」とは、日本で一番ダウンロード数が多いフリマアプリです。テレビCMなどでもおなじみかもしれません。

かんたんラクマパックのご利用方法

ラクマの取引で使えるお得な配送方法

かんたんラクマパックとは、フリマアプリ「ラクマ」の取引で使えるお得な配送方法です。

かんたんラクマパックを使うと、ラクマの出品者は通常よりもお得な料金で商品を配送することができます。かんたんラクマパックには、「かんたんラクマパック(日本郵便)」と「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」の2種類があります。

かんたんラクマパック(日本郵便)とは、「ラクマ」と日本郵便が提携して提供するサービスです。かんたんラクマパック(ヤマト運輸)とは、「ラクマ」とヤマト運輸とが提携して提供するサービスです。

利用できる配送方法は5種類

かんたんラクマパックで利用できる配送方法は5種類です。かんたんラクマパック(日本郵便)からはゆうパケットとゆうパック、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)からはネコポス、宅急便コンパクト、宅急便の中から送付方法を選べます。

選択する配送方法に応じて利用料金が異なるので、送付したい商品のサイズや重量によって、配送方法を選択するとよいでしょう。

配送方法でかんたんラクマパックを選ぶには?

ラクマを起動し出品を選択

フリマアプリの「ラクマ」の配送方法でかんたんラクマパックを選択するには、「ラクマ」を起動し、画面下のメニューバーから「出品」を選択します。

ラクマの配送方法を選択

「配送について」の「配送方法」をタップします。

日本郵便かヤマト運輸かを選択

「かんたんラクマパック(日本郵便)」もしくは「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」を選択できます。

かんたんラクマパックを利用するには、出品時に配送会社を選んでかんたんラクマパックを設定しておく必要があります。商品が売れたら配送方法を選択し、コンビニなどから発送すればOKです。

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【かんたんラクマパック】サービスの特徴

かんたんラクマパックのサービスの特徴を紹介していきます。

主な特徴

かんたんラクマパックの主な特徴は次のとおりです。

全国一律の料金

かんたんラクマパックの特徴は、通常のゆうパック(日本郵便)や宅急便(ヤマト運輸)と異なり、全国どこでも一律の料金で商品を配送することができることです。

宛名書きが不要

かんたんラクマパックでは、面倒な宛名書きが必要ないという特徴があります。落札後に商品ページをから配送方法等を選ぶとQRコードが表示されるので、そのQRコードを使ってコンビニなどで伝票を発行し、発送手続きを行います。

送料は売上金から引かれる

かんたんラクマパックには、送料が売上金から引かれるという特徴があります。たとえば1,000円で商品が売れてかんたんラクマパックの送料が200円だったとすると、入金される金額は800円になります。

対応サイズが幅広い

かんたんラクマパックは対応サイズが幅広いという特徴があります。小型サイズの商品を送りたいときは、ゆうパケット(日本郵便)またはネコポス(ヤマト運輸)を利用します。

中型サイズの商品なら宅急便コンパクト(ヤマト運輸)が使えます。大型サイズの商品ならゆうパック(日本郵便)もしくは宅急便(ヤマト運輸)を使って商品を発送できます。

配達状況の確認ができる

かんたんラクマパックでは、配達状況の確認も可能です。日本郵便で送った場合でもヤマト運輸で送った場合でもお問い合わせ番号が発行されるので、日本郵便またはクロネコヤマトのサイトからお問い合わせ番号を入力すると、荷物の状況を追跡できます。

紛失補償がある

かんたんラクマパックには、発送された商品が届かないなどの場合に、商品代金分の補償が受けられる紛失補償(ラクマあんしん補償)があります。

紛失補償(ラクマあんしん補償)には補償の上限額があります。小型から中型サイズの荷物をかんたんラクマパックのゆうパケット(日本郵便)、ネコポス(ヤマト運輸)、宅急便コンパクト(ヤマト運輸)で送付した場合は上限10万円までです。

大型サイズの荷物をかんたんラクマパックのゆうパック(日本郵便)または宅急便(ヤマト運輸)で送付した場合は上限30万円までです。

ただし、金券や有価証券は日本郵便とヤマト運輸が配送禁止にしているため、補償の対象外となります。有価証券とは、チケットや商品券、図書カードなどのことです。

かんたんラクマパック(日本郵便)では匿名配送が可能

かんたんラクマパック(日本郵便)では、匿名配送が可能です。かんたんラクマパック(ヤマト運輸)は匿名配送にはなりません。

匿名配送とは、出品者・購入者ともに氏名や住所などの個人情報を開示せずに取引できるサービスのことです。知らない人に住所や名前などを知られたくないと心配な人も、匿名配送サービスを利用すれば安心して出品・購入ができます。

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【かんたんラクマパック】日本郵便とヤマト運輸の違い~小型サイズ~

かんたんラクマパックの送付方法には、日本郵便を利用した場合とヤマト運輸を利用した場合の2種類があります。日本郵便とヤマト運輸のどちらのかんたんラクマパックを利用して送付した方が良いのか、違いを比較してみましょう。

まずは、A4サイズくらいの厚さの薄い小型サイズの商品を送る場合の違いを比較してみます。小型サイズの商品を送付するときに、かんたんラクマパック(日本郵便)とかんたんラクマパック(ヤマト運輸)のどちらを利用すべきでしょう。

小型サイズの商品を送る場合

小型サイズの商品を送る場合、かんたんラクマパック(日本郵便)を利用する場合はゆうパケット、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)を利用する場合はネコポスで送付することになります。

小型サイズの商品の送付にゆうパケット(日本郵便)やネコポス(ヤマト運輸)を利用すると、
・配送料金が安い
・ポスト投函されるので不在時でも受け取り可能
などのメリットがあります。

サイズの比較

  ゆうパケット(日本郵便) ネコポス(ヤマト運輸)
大きさ 荷物の長さ・幅・高さの合計が60㎝以内。長辺34㎝以内。 31.2㎝×22.8㎝以内。23㎝×11.5㎝以内を除く

小型サイズの商品を送付する場合、ネコポスよりもゆうパケットのほうがやや大きなサイズの商品でも送ることができます。

厚さ/重量の比較

  ゆうパケット(日本郵便) ネコポス(ヤマト運輸)
厚さ 3㎝以内 2.5㎝以内
重量 1㎏以内 1㎏以内

ゆうパケットでもネコポスでも重量の上限は変わりませんが、厚さの上限が0.5cm違います。ゆうパケットのほうがすこし厚めの商品でも送ることができます。

料金の比較

  ゆうパケット(日本郵便) ネコポス(ヤマト運輸)
料金 179円 200円

小型サイズの商品を送付する料金はゆうパケットのほうがネコポスよりも21円安いです。

どちらがおすすめ?

小型サイズの商品をかんたんラクマパックで送付するのに、かんたんラクマパック(日本郵便)とかんたんラクマパック(ヤマト運輸)のどちらを利用すべきなのか。

小型サイズの商品は、
・やや大きな商品が送れる
・厚みの上限も0.5cm高い
・料金が安い
という理由から、かんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパケットの利用がおすすめです。

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【かんたんラクマパック】日本郵便とヤマト運輸の違い~中型サイズ~

次に、小型商品向けのゆうパケットやネコポスでは送れないが宅急便の60サイズでは少し大きい、という中型サイズの商品をかんたんラクマパックで送りたい場合です。

中型サイズの商品を送付するには、かんたんラクマパック(日本郵便)とかんたんラクマパック(ヤマト運輸)のどちらを利用するのが良いのでしょう。

日本郵便に中型サイズはない

かんたんラクマパック(日本郵便)には中型サイズの商品を送付するのに適した送付方法がありません。中型サイズの商品をかんたんラクマパックで送付したい場合は、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)の宅急便コンパクトを利用しましょう。

中型サイズの商品を送る場合

中型サイズの商品をかんたんラクマパックで送付する場合、ヤマト運輸の宅急便コンパクトを利用します。

サイズ

宅急便コンパクト(ヤマト運輸)には2種類の専用BOXがあり、宅急便よりも小さな荷物を安価に送ることができます。専用BOXは税込み65円でヤマト運輸の直営店やコンビニなどで購入する必要があります。

専用BOXのサイズは次の通りです。

  専用薄型BOX 専用BOX
大きさ 34㎝×24.8㎝以内 20㎝×25㎝以内
厚さ 5㎝以内
重量 制限なし 制限なし

料金

宅急便コンパクト(ヤマト運輸)の送料は、全国一律530円です。専用BOXの購入費用が別途65円かかります。

どちらがおすすめ?

中型サイズの商品をかんたんラクマパックで送付する場合、日本郵便ではゆうパックの60サイズ(送料800円)を選択するしかありません。

中型サイズの商品をかんたんラクマパックで送付するには、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)の宅急便コンパクトの利用がおすすめです。

【かんたんラクマパック】日本郵便とヤマト運輸の違い~大型サイズ~

最後に、大型サイズの商品をかんたんラクマパックで送付したい場合です。大型サイズの商品を送る場合、かんたんラクマパック(日本郵便)を利用する場合はゆうパック、かんたんラクマパック(ヤマト運輸)を利用する場合は宅急便で送付することになります。

大型サイズの商品を送る場合

大型サイズの商品をかんたんラクマパックで送る場合、日本郵便のゆうパックとヤマト運輸の宅急便の違いを比較してみましょう。

サイズの比較

  ゆうパック(日本郵便) 宅急便(ヤマト運輸)
大きさ 長さ・幅・高さの3辺の合計が170cm以内 長さ・幅・高さの3辺の合計が160cm以内

大型サイズの商品を送付する場合、日本郵便のゆうパックでは3辺の合計が170cm以内の荷物を送付することができます。ヤマト運輸の宅急便では3辺の合計が160cm以内の荷物を送付することができます。

厚さ/重量の比較

  ゆうパック(日本郵便) 宅急便(ヤマト運輸)
重量 全サイズ一律で25kg以内 サイズによって上限の重量が異なる(最大25kg)

日本郵便のゆうパックは全サイズ一律で25kg以内と上限重量が決まっていますが、ヤマト運輸の宅急便はサイズごとに上限の重量が異なります。
 
  宅急便の上限重量
60サイズ 2kg以内
80サイズ 5kg以内
100サイズ 10kg以内
120サイズ 15kg以内
140サイズ 20kg以内
160サイズ 25kg以内

料金の比較

  ゆうパック(日本郵便) 宅急便(ヤマト運輸)
60サイズ 800円 800円
80サイズ 900円 900円
100サイズ 1,150円 1,150円
120サイズ 1,350円 1,350円
140サイズ 1,500円 1,500円
160サイズ 1,500円 1,500円
170サイズ(日本郵便のみ) 1,500円

大型サイズの商品を送付する場合、ヤマト運輸では170サイズの宅急便には対応していません。その他のサイズはゆうパックで送付しても宅急便で送付しても同じ料金になります。

どちらがおすすめ?

大型サイズの商品をかんたんラクマパックで送付する場合、ほとんどの場合は料金が同じです。かんたんラクマパック(日本郵便)とかんたんラクマパック(ヤマト運輸)のどちらを利用しても良いと思います。

・170サイズの荷物を送付したい
・ヤマト運輸の宅急便の上限重量(サイズごとに設定)を超える荷物を送付したい
・匿名配送を利用したい
上記のような場合は、かんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパックを利用すると良いでしょう。

かんたんラクマパックのサービスの特徴と、日本郵便とヤマト運輸を利用した場合の違いをまとめました。小型、中型、大型と商品の大きさ別に違いを比較してあるので、送付したい荷物の大きさに合わせてサービスを選んでみてください。

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