「メルカリ」と「ヤフオク!」を比較!どっちがいい?
個人間で売買が出来る「メルカリ」と「ヤフオク!」。「メルカリ」と「ヤフオク!」の特徴や違いを細かく比較します。送料・手数料・評価などの点からも比較するので、どっちが自分に合っているか、更に売れやすさもチェック出来ますよ。
目次
- 1「メルカリ」と「ヤフオク!」とは
- ・「メルカリ」とは
- ・「ヤフオク!」とは
- 2「メルカリ」の特徴
- ・フリマ出品のみ
- ・利用者数が多い
- ・ユーザーの質にばらつきがある
- ・手数料が高くなりやすい
- ・出品の流れ
- 3「ヤフオク!」の特徴
- ・フリマ/オークションを選べる
- ・評価制度が正確
- ・販売オプションをカスタム可能
- ・知識が必要
- 4「メルカリ」と「ヤフオク!」の違いを比較
- ・販売手数料
- ・配送方法/送料
- ・使いやすさ
- ・安全性
- ・違い一覧
- 5「メルカリ」と「ヤフオク!」どっちがいいのか
- ・売れやすいのはどっちか
- ・儲けを出しやすいのはどっちか
- ・ 安く買いやすいのはどっちか
- ・「メルカリ」向けの人
- ・「ヤフオク!」向けの人
- ・最後に
- ・合わせて読みたい!ヤフオク!に関する記事一覧
「メルカリ」と「ヤフオク!」とは
個人間で不用品などの売買が出来る「メルカリ」と「ヤフオク!」とは?「メルカリ」と「ヤフオク!」の名前は聞くけれど、それぞれはどんな特徴があるの?「メルカリ」と「ヤフオク!」どっちが売れやすい?など気になる2つを比較・紹介します。
「メルカリ」とは
「メルカリ」は利用した事がないけれどCMを目にした事がある方は多いのではないでしょうか?メルカリは会員登録・月会費不要で、出品時・購入時の手数料が無料のフリマアプリです。
「ヤフオク!」とは
「ヤフオク!」はYahoo!が経営するオークションサイトです。現在「ヤフオク!」ではオークション形式とフリマ形式を選択して出品可能です。
フリマアプリとは?
フリマアプリと名前はよく聞くけれど「フリマアプリ」とは何かを解説します。フリマアプリの特徴は、買い手が「〇円値下げ出来ませんか?」「この商品も買うので安くなりませんか?」など実際のフリーマーケットのように交渉出来る事です。
交渉せずに売買が成立する場合もありますが、買い手としては安く購入できる可能性があるのがフリマアプリです。「メルカリ」と「ヤフオク!」どちらもフリマ方式で出品出来ます。
「メルカリ」の特徴
フリマアプリは「メルカリ」以外にもあり、どっちがいいの?違いは何?と気になりますよね。「メルカリ」にはどのような特徴があるかご紹介します。
フリマ出品のみ
「メルカリ」はオークション形式の出品方法はなく、フリマ出品方法のみです。どっちを選べばいいか悩む事はありません。
利用者数が多い
「メルカリ」はフリマアプリでは圧倒的に利用者数が多いため、出品者としては売れやすいメリットがあります。商品を購入したい人にとっても、出品数が多いというメリットがあります。
ユーザーの質にばらつきがある
「メルカリ」は売れやすいけれど、ユーザーによってはトラブルになり得たり、ストレスの種となる事があるようです。「メルカリ」はフリマ形式のため、出品者に値引きをお願いする事が出来ます。
2000円で出品している商品に対して「500円なら買います。値引きしてください」という信じられないようなコメントを送ってくるユーザーが多いのは事実です。
その背景には、スマホで気軽に利用できるため、低年齢層のユーザーが多い事が挙げられます。
手数料が高くなりやすい
「メルカリ」は出品時・購入時の手数料0円!と宣伝しています。確かに、出品時は手数料がかからないため、大量に出品が可能です。しかし、出品者は商品が売れると、売れた金額の10%がメルカリへの手数料となり売上金から差し引かれます。
10%の手数料は1万円の商品が売れた場合、手元に残るのは9000円です。そこから送料などがかかるので、売上金は更に減ります。低額の商品の場合は、手数料によって、利益がかなり少なくなる場合もあります。
出品の流れ
「メルカリ」は気軽に出品が可能です。商品の「写真を撮る」、自分のスマホに保存している「アルバム」から写真を選んで出品出来ます。本やゲームなどのバーコードから出品する方法だと、商品の状態や出品方法などを選ぶだけで出品が完了します。
「ヤフオク!」の特徴
歴史ある「ヤフオク!」にはどのような特徴があるかご紹介します。10年近く前に「ヤフオク!」を使っていたなあ、という方にとっては現在の「ヤフオク!」はかなり違いがあると思いますよ。
フリマ/オークションを選べる
「ヤフオク!」では「フリマ出品」「オークション出品」の2種類の出品方法があります。フリマ出品は定額商品出品専用です。オークション出品は競売のように、商品の価格がどんどん上昇する可能性がある出品方法です。
評価制度が正確
「ヤフオク!」の特徴として、評価制度が細分化されています。評価が一定数低下すると出品が出来なくなるなど、安全に取引が出来る取り組みがなされています。
評価が無い、もしくはマイナスの評価の人からの出品を受け付けないようにする事が出来るので、出品者としても不安が軽減される仕組みです。評価を事前にチェックして安全な相手かどうか確認する事も出来ます。
販売オプションをカスタム可能
「ヤフオク!」はプレミアム会員になっていると、販売オプションをカスタムできる特徴があります。オプションは無料と有料のものがあります。無料のオプションは自動再出品や入札者制限などがあります。
有料のオプションは出品物が目立つように「目立ちアイコン」をつけたり、検索上位に表示される「注目のオークション」などがあります。細かい設定ができるのが「ヤフオク!」の特徴です。
知識が必要
「ヤフオク!」は細かい設定が出来るため、気軽なフリマアプリになれていると少し小難しく感じるかもしれません。送料を調べて落札者に連絡しなければならない事もあるなど、多少の知識が必要です。
また、販売オプションの大半はプレミアム会員にならないと利用できません。プレミアム会員は月額462円(税抜)の有料サービスです。
「メルカリ」と「ヤフオク!」の違いを比較
「メルカリ」と「ヤフオク!」どっちがいいの?それぞれの違いとは?出品者として気になる「メルカリ」と「ヤフオク!」の違いを比較します。
販売手数料
出品者の場合、商品が落札されると販売手数料がかかります。「メルカリ」の場合は商品落札金額の10%、「ヤフオク!」は8.64%か10%です。
「ヤフオク!」の方が手数料が安いように思えるのですが、手数料8.64%で利用するには月額462円(税抜)のYahoo!プレミアムサービスを利用しなければなりません。プレミアムサービスに加入していない場合の手数料は10%です。
配送方法/送料
配送方法・送料は「メルカリ」と「ヤフオク!」で違いがあるか比較します。配送方法は両社ともクロネコヤマトと郵便局の匿名配送が利用できます。追跡機能がある事と取引相手に住所氏名といった個人情報を知られず取引できるため、人気のサービスです。
匿名配送の送料はどちらも大きな違いはありません。その他は郵便や他社の宅急便を使うなどの方法があります。匿名配送は売上金から送料が引かれるので、荷物持ち込みの際に現金を支払う必要がなく便利です。
使いやすさ
簡単に出品できる、という点においては「メルカリ」が優勢でしょう。気軽にいつでもスマホで出品できる点は「ヤフオク!」と違いがあります。
「ヤフオク!」はメルカリと違い、細かな設定が出来るためこだわりがある場合は結果的に「ヤフオク!」の方が使いやすいかもしれません。
安全性
「メルカリ」と「ヤフオク!」どちらも、出品者と落札者同士が直接金銭のやり取りをする事はありません。落札者の入金を確認してから、出品者が商品を発送、落札者が商品を受け取ると出品者に入金されます。
金銭の持ち逃げは発生しにくいですが、偽ブランド品など個人が気を付けるべき点もあります。問題が発生した場合は、事務局に問い合わせしましょう。
違い一覧
「メルカリ」と「ヤフオク!」のサービスの違いをまとめました。
サービス内容 | メルカリ | ヤフオク! |
利用料 | 無し | 無し |
月額料金 | 無し | Yahoo!プレミアム会員は462円 |
出品オプション | 無し | 一部オプションはプレミアム会員のみ |
出品手数料 | 無し | 無し |
販売手数料 | 10% | 8.64%(プレミアム会員) 10%(プレミアム会員以外) |
匿名配送 | 有り | 有り |
配送方法 | らくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便 | ヤフネコ!パック、ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版) |
売上金引き出し手数料 | 200円 | 100円(ジャパネット銀行は無料) |
「メルカリ」と「ヤフオク!」どっちがいいのか
「メルカリ」と「ヤフオク!」どっちがいいのか、項目ごとに比較検証します。
売れやすいのはどっちか
「メルカリ」と「ヤフオク!」売れやすいのはどっちがいいの?出品者としては一番気になる部分ですよね。個人的な感想と、評判から売れやすいのは「メルカリ」と言えます。出品して数分で売れる事も少なくありません。
儲けを出しやすいのはどっちか
「メルカリ」と「ヤフオク!」どちらが儲けを出しやすいかは、月々の出品量(落札金額)によります。業者のように大量出品をする場合は、「ヤフオク!」の方が向いていてプレミアム会員料金を払ったとしても儲けを出しやすいでしょう。
月々の出品量にバラツキがあったり、万単位ではない場合はメルカリの方が得かもしれません。
安く買いやすいのはどっちか
「ヤフオク!」のオークション形式で落札する場合、競合相手がいあると思わずムキになってしまい考えていたよりも多く入札してしまう事があります。「メルカリ」は早いもの順で購入できるので、お買い得商品を見つけた場合割安に購入可能です。
「メルカリ」向けの人
「メルカリ」向けの方は、断捨離などですぐに商品を売りたい方。簡単に気軽に出品をしたい方。月額料金などは支払いたくない方。出品頻度・量にばらつきがある方。です。また、値引き要求はかなりの頻度であるため、その対応が出来る方だといいでしょう。
「ヤフオク!」向けの人
「ヤフオク!」向けの方は、Yahoo!プレミアムに加入しており、出品量がそれなりにある方。時間がかかっても、オークションでじっくりなるべく高額で売りたい方。出品にこだわりがある方、大量出品をする方、が向いています。
また、売れやすい事よりユーザーの質を求めたい方です。
最後に
近年は「メルカリ」が優勢のようですが、「ヤフオク!」は堅実に出品落札が出来ます。どちらがいいかは、出品物・時期による部分もあるので両者を使い分けてみてはいかがでしょうか?
その際は、1つの商品が同時に落札されて出品者に迷惑をかけないように出品をずらすなど工夫が必要です。