2019年09月30日更新
【Amazon Pay】「楽天ペイ」などと比較!メリットが少ない?
Amazon Payとはどのようなサービスなのか?楽天ペイはどのようなサービスなのか?今回はID決済サービスを複数チェックし、比較していきます。Amazon Payや楽天ペイの特徴や手数料、ポイント還元率の違いなどについて解説します。
目次
- 1「Amazon Pay」や「楽天ペイ」とは
- ・ID決済の代表2社
- 2「Amazon Pay」や「楽天ペイ」の特徴
- ・ID決済のメリット
- ・ID決済のデメリット
- 3【Amazon Pay】「楽天ペイ」との比較~決済~
- ・手数料の比較
- ・ポイント還元率の比較
- ・提携先クレジットカード比較
- ・お得に使う方法の比較
- 4【Amazon Pay】「楽天ペイ」との比較~対応店舗~
- ・Amazon Payの代表的な取り扱い店舗
- ・楽天ペイの代表的な取り扱い店舗
- 5【Amazon Pay】「楽天ペイ」との比較~導入のしやすさ~
- ・Amazon Payの導入に必要な情報
- ・楽天ペイの導入に必要な情報
- 6【Amazon Pay】「楽天ペイ」と比較してメリットが少ないのか
- ・Amazon Payの強み
- ・Amazon Payの弱み
- ・他のキャッシュレスサービスとの比較
- ・【Amazon Pay】「楽天ペイ」などと比較!メリットが少ない?~まとめ~
- ・合わせて読みたい決済アプリの記事
「Amazon Pay」や「楽天ペイ」とは
Amazon Payとはどのようなサービスなのか?楽天ペイはどのようなサービスなのか?今回はID決済サービスを複数チェックし、それぞれ比較していきます。
Amazon Payや楽天ペイの特徴やAmazon Payや楽天ペイの手数料、Amazon Payや楽天ペイのポイント還元率、Amazon Payや楽天ペイの提携先クレジットカードの違いなどについて触れていきます。
他にも、Amazon Payや楽天ペイをお得に使う方法や、Amazon Payや楽天ペイの代表的な取り扱い店舗の違い、Amazon Payや楽天ペイの導入方法の違いやAmazon Payの強み、他キャッシュレスサービスとの比較も行っていきます。
まずはAmazon Payや楽天ペイがどのようなサービスなのか確認していきましょう。
ID決済の代表2社
Amazon Payや楽天ペイはID決済の代表2社です。ではID決済とはなんなのか、解説してみましょう。
ID決済とは
Amazon Payや楽天ペイで行われているID決済とは、スマホもしくはカードを端末にかざすことにより支払いを行う決済方法です。利用することでポイントももらえるので還元サービスとしてもお得なサービスになっています。
現金が財布に少ない状態でもID決済を使うことで普段の買い物を済ませることもできるうえ、ポイント還元もあるのでそのお得さからたくさんの人達が利用しています。
ID決済を使う場合、利用履歴の確認も簡単なので、どんな買い物をしたか忘れて困ることも少ないです。今回はそんなID決済を行うAmazon Payや楽天ペイについて触れていきます。
「Amazon Pay」や「楽天ペイ」の特徴
ではさっそく「Amazon Pay」や「楽天ペイ」の特徴について解説していきましょう。まずはID決済のメリットについてです。
ID決済のメリット
「Amazon Pay」や「楽天ペイ」で行うID決済のメリットとしては以下のような点が挙げられます。
- 登録手順の削減
- 大手ゆえの信頼性
- 販売ロスの軽減(運営側)
一つひとつ確認していきましょう。
登録手順の削減
「Amazon Pay」や「楽天ペイ」で行うID決済のメリット一つ目は、登録手順の削減です。ネットショッピングを行う場合、それぞれのECサイトにて名前や住所、支払い情報などを入力して会員登録を行います。
しかし、「Amazon Pay」や「楽天ペイ」ならAmazonのアカウントを使って「Amazon Pay」に登録を行います。Amazonアカウントの情報を利用して商品購入する形になるので、わざわざ新たに会員登録する手間がなくなるというわけです。
大手ゆえの信頼性
「Amazon Pay」や「楽天ペイ」で行うID決済のメリット二つ目は大手ゆえの信頼性が挙げられます。大手企業が運営しているサービスなので、詐欺などの被害に合う可能性は低くなります。
また、問い合わせなどカスタマーサポートサービスも受けることができるので、この利便性は大手だからこそのメリットと云えるでしょう。
販売ロスの軽減(運営側)
「Amazon Pay」や「楽天ペイ」で行うID決済のメリット三つ目は販売ロスの軽減(運営側)です。「Amazon Pay」という支払いのしやすいサービスを整えることで、Amazonでの販売ロスが軽減されることは予想の範囲内でしょう。
このように、「Amazon Pay」や「楽天ペイ」で行われているID決済は信頼性の高さや少ない手順での登録方法による利便性・販売ロスの軽減などもあるので、商品売買を有利に行っていく為の手段となっています。
ポイント還元などのお得情報だけでないという点が非常に魅力的ですね。
ID決済のデメリット
続いては「Amazon Pay」や「楽天ペイ」で行われているID決済のデメリットについて確認していきましょう。
使用可能店舗が限定的
「Amazon Pay」や「楽天ペイ」で行われているID決済のデメリットとしては、使用可能店舗が限定的であるという点が挙げられます。
例えば、「Amazon Pay」はネットショッピング専用のサービスです。Amazonアカウントでショッピングする為、この点はやむを得ないと言わざるを得ないでしょう。
ちなみに「楽天ペイ」の場合、スマホ(AndroidやiPhone)にアプリをダウンロードしていれば、対応店舗で支払いが可能となります。とはいえあくまで対応店舗のみなので、使用可能店舗が限定的であるという点は変わりません。
このように、ID決済は利用店舗が限定的という点が唯一のデメリットとなっています。
【Amazon Pay】「楽天ペイ」との比較~決済~
続いては「Amazon Pay」と「楽天ペイ」との違いを決済という点から比較していきたいと思います。
手数料の比較
まずは手数料の比較を行ってみましょう。「Amazon Pay」では手数料無料となっています。また、「楽天ペイ」でも手数料は発生しません。この点は双方同じなので、どちらもお得ということになります。
ポイント還元率の比較
続いてポイント還元率の比較を行ってみましょう。「Amazon Pay」ではAmazon Pay自体でポイント還元サービスがあるというわけではないようです。ちなみに「楽天ペイ」ではキャンペーンが発生していて、ポイント還元率は現在5%となっています。
つまり、このポイント還元については楽天ペイのほうがお得ということになります。普段ID決済の利用率が高い場合、このポイント還元率の違いはかなり生活に響いてくるでしょう。
楽天ペイのほうがポイント還元率的にお得であるという点は覚えておいて損はありません。このように、サービス毎にポイント還元率などお得情報に違いがでてくるので、ID決済を使う場合は様々な点から考慮していく必要があります。
提携先クレジットカード比較
次は提携先クレジットカードについて比較していきましょう。以下が対応しているクレジットカードです。
サービス | 提携先クレジットカード会社 |
Amazon Pay | Visa、MasterCard、American Express、JCB、Diners Club |
楽天ペイ | Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover |
Amazon Payのほうが提携先クレジットカードが少ないので、自身が利用しているカードが対応しているかどうかはチェックしておく必要があるでしょう。
お得に使う方法の比較
最後にお得に使う方法の比較も行っておきましょう。Amazon Payをお得に使う場合、Amazonカードがお得な方法として用いられます。AmazonカードはAmazonでの買い物で1円ごとに1ポイントが貯まります。
楽天ペイの場合、商品購入により5%ポイント付与されます。買い物に使うだけという方法なので、楽天ペイのほうがデメリットも少ない状態で使うことができるので、お得に使う方法としては楽天ペイのほうが良いかもしれませんね。
【Amazon Pay】「楽天ペイ」との比較~対応店舗~
続いては「Amazon Pay」と「楽天ペイ」との比較として対応店舗について触れていきたいと思います。
Amazon Payの代表的な取り扱い店舗
Amazon Payの代表的な取り扱い店舗としては以下サイトがピックアップされています。
Amazon Pay導入サイト |
---|
NAVITIME Travel |
BAMBOO SHOOTS |
フラワーギフト通販の花キューピット |
Vivienne Westwood |
RIZAP |
現在Amazon Payは対応可能なオンラインショップを拡大中なので、今後どのようなショップが対応されていくのか期待大ですね。
楽天ペイの代表的な取り扱い店舗
楽天ペイの代表的な取り扱い店舗は以下のとおりです。
楽天ペイ導入店舗 |
---|
MINISTOP |
FamillyMart |
松屋 |
和民 |
くら寿司 |
楽天ペイではこのほかにも対応店舗が多数展開されています。くわしくは以下リンクからチェックしてみるといいでしょう。
このように、Amazon Payと楽天ペイでは対応店舗にかなり違いがあります。それぞれどの店舗を利用したいのか検討してから選ぶ形だと利用もスムーズになるでしょう。
【Amazon Pay】「楽天ペイ」との比較~導入のしやすさ~
続いては「Amazon Pay」と「楽天ペイ」との比較として導入のしやすさについて触れていきましょう。
Amazon Payの導入に必要な情報
Amazon Payを利用するには、Amazon Payの導入に必要な情報を登録する必要があります。
登録手順
Amazon Payの導入に必要な情報としては、企業名や氏名、Eメールアドレス、電話番号、導入検討サイトURL、ECプラットフォームの選択、導入検討サイトの年間売り上げ、日本での法人登記の有無、サービス規定の確認などがあります。
楽天ペイの導入に必要な情報
続いては楽天ペイの導入に必要な情報について確認していきましょう。申し込みには次のような情報が必要となります。
登録手順
楽天ペイでは申込者の氏名や携帯番号、メールアドレス、連絡可能な時間帯、キャッシュレス・消費者還元事業への申請予定の有無、開業状況、紹介コードなどの情報が必要となります。
Amazon Payはオンラインショップで必要な情報を網羅し、楽天ペイでは実店舗での事業状況を確認する為に必要な情報を網羅しています。どちらも事業の対応方法によって確認内容が違うので、どちらが簡単かという話ではありません。
どのような形で事業を行っているかで導入先が決まるということになります。
【Amazon Pay】「楽天ペイ」と比較してメリットが少ないのか
続いて「Amazon Pay」と「楽天ペイ」と比較してどっちにメリットが少ないのか確認していきたいと思います。
Amazon Payの強み
Amazon Payの強みとしては事業の拡大性も挙げられます。当初Amazon Payではオンラインショップのみの決済サービスとしてスタートしていました。
しかし、Amazon PayはQRコードに対応するようになり、店舗によるオフライン決済も可能となっています。店舗も徐々に拡大していくので、この点を踏まえると楽天ペイよりも対応力が高まっていくでしょう。
Amazon Payを導入した場合、店舗用のタブレット端末を無料レンタルできるという点も魅力の一つです。
Amazon Payの弱み
Amazon Payの弱み(デメリット)は楽天ペイと比べた場合、ポイント還元率が挙げられます。現在楽天ペイでは商品購入に対して5%のポイント還元がキャンペーンとして行われています。
Amazonでは5%ほどのキャンペーンはないので、ポイントを使うことを視野に入れている場合、Amazon Payだとポイントも少ないので物足りなさ(デメリット)を感じてしまうかもしれません。
このポイントの差は商品を購入していくほどに大きくなっていくので、デメリットと言わざるを得ないでしょう。
他のキャッシュレスサービスとの比較
せっかくですので今回は他のキャッシュレスサービスとの比較も行っておきましょう。まずはLINE Payについてです。
LINE Pay
LINE Payは残高をチャージするタイプの決済サービスです。未成年でも作成可能でコンビニでのチャージなどもできます。LINEアカウントさえあれば利用できるという点も魅力です。
店舗での買い物や送金などを行うサービスなので、Amazon Payのようにオンラインでの買い物をするわけではありません。利用目的が店舗での買い物の場合、未成年でも利用できるので検討すべきサービスの一つとなるでしょう。
Pay Pay
Pay PayはQRコードを読み込ませることで支払いを行います。キャンペーン次第でキャッシュバックもあるので、キャンペーン目的で利用する方も多いでしょう。
チャージに対応しているクレジットカードはYahoo!JAPANカードのみなので、Yahoo!JAPANカードを持っていない場合は選択肢として除外されてしまうかもしれません。
【Amazon Pay】「楽天ペイ」などと比較!メリットが少ない?~まとめ~
今回は「Amazon Pay」や「楽天ペイ」のどちらが利便性が高いのか、様々な点から比較してみました。「Amazon Pay」や「楽天ペイ」にはそれぞれ特性があり、デメリットも違います。
「Amazon Pay」はポイント還元率が少ないという点がデメリットとなっていますが、対応店舗は徐々に拡大しています。実店舗での対応も店舗次第では可能となってきているので今後に期待できるサービスです。
利用目的によって利用するサービスも変わってくるので、メリットデメリット双方見極めて利用してみてください。