2019年10月13日更新
【メルカリ】アカウントの複数取得が規約違反の理由を解説!
メルカリではアカウントを複数持つことは規約違反と言われています。正規の方法では取得できないものの、いくつか方法があると言われています。規約違反の理由や「ヤフオク!」などでアカウントは買えるのかなど、メルカリアカウントを複数持つことについてまとめました。
目次
【メルカリ】アカウントの複数取得とは
メルカリは日本で使われているアプリの中でも特にユーザーも多く、代表的なショッピングアプリです。メルカリはショッピングアプリ、フリマアプリの1つでありこういったアプリの台頭によって中古のものを買うときの手間は激減しました。
メルカリは同じく他者の所持品がオークションというかたちで出品される、ヤフオク!などと比較されることが多くあります。ヤフオク!はオークションの面も兼ね備えており、メルカリと比較して一長一短とも言えます。
このページではメルカリでのアカウント複数取得についてまとめました。規約違反の理由やそれでもほしい人のための取得方法、再登録やペナルティなどメルカリの複数アカウントについては注意すべき点がいくつかあります。
公式ルールでは禁止
まずはメルカリで複数アカウントを持つことが許可されているかどうかです。結論から言うと、メルカリの公式の発表では複数アカウントを持つことは禁止されています。
メルカリではシステムの仕様の関係から、複数アカウントを持つユーザーが増えるとコミュニティの運営維持が困難になるためです。
見落としがちになってしまいますが「家族のアカウントを利用する」場合や「旅行で留守にしている間、他人に出品代行を頼む」なども禁止となっています。
メルカリの公式ではログイン履歴を参照することで不正に複数アカウントを利用しているユーザーがいないか、チェックしています。
メルカリの仕様を理解しておらず、知らない間にNGされていたということがないように気をつける必要があります。
【メルカリ】アカウントの複数取得が規約違反の理由
続いてはメルカリでアカウントの複数取得が規約違反となってしまう理由についてです。普通にメルカリを利用している人からすると「何で複数アカウントを持ってはいけないのかピンとこない」という人もいます。
それこそ複数アカウントを持つことが禁止ということを知らなければ、家計をまとめやすくするために配偶者のアカウントで買い物したり、兄弟のアカウントを借りることもあるかもしれません。
ここでメルカリで複数アカウントを持つことが規約違反となる理由を確認していきます。多くの問題は「不正にメリットを他人以上にもらえる」ことに繋がってきます。
ポイントの不正取得防止
メルカリで複数アカウントを持つと、正規に使っているユーザーよりもメルカリポイントを多く取得することができます。
メルカリには友達紹介でポイントをもらえるキャンペーンなどがありますし、「おひとりさま1回限定」のクーポンなどもアカウントを複数所持していれば、そのアカウントの数だけ利用することができてしまいます。
結局いくつアカウントを持っているかで損得が決まってしまうサービス内容になってしまうため、規約違反の理由の1つとなってしまうのも仕方ありません。
妨害行為の防止
続いて2つ目の理由は「メルカリで複数アカウントを持つと他人に嫌がらせができる」ことにあります。単純にいたずらとしての迷惑メールや、専用ページをつくってもらったり購入直前まで行ってからのキャンセルなどが考えられます。
売買がスムーズにいかないとメルカリ上での物の流れが滞ってしまいますし、ユーザーも離れてしまいます。最悪の場合「同じジャンルで自分よりも高評価の出品者がいるから、安いものを買って最低評価をつける」などに悪用されることもありえます。
例え自分のアカウントが迷惑行為でBANされるとしても再登録方法も簡単なため、すぐに迷惑行為を再開することができます。メルカリで複数アカウントを持つユーザーが増えてしまうと、正しい使い方をしているユーザーが迷惑を被ってしまいます。
自作自演防止
メルカリで複数アカウントを持つと、自作自演が簡単にできてしまいます。これがメルカリで複数アカウントを持つことが禁止されている3つ目の理由です。
メルカリでは評価が大切なため、出品者も購入者も非常にデリケートになります。出品するものの写真や状態の説明、値段に加えて出品者本人の評価も大事なファクターです。
正しい評価が自作自演のせいで分からなくなってしまう
メルカリ上に複数アカウントを持つことで「アカウントAで出した品物をアカウントBで買う」ことができるため、出品用のアカウントの評価を自分1人で上げることができます。
こういった理由からメルカリでは複数アカウントが規約違反とされており、複数アカウントを持っていることが発覚した場合には再登録ができなかったり、ペナルティが課されることになっています。
【メルカリ】アカウントを複数取得する方法
メルカリでは複数アカウント取得は禁止されているとのことでしたが、取得する方法自体がないわけではありません。メルカリで複数アカウントを持つにはいくつかの方法があります。
メルカリで複数アカウントを持つ方法は大きく分けて3つあり「利用規約に弾かれないようにアカウントをつくる」「他人のアカウントを借りる」「ヤフオク!で買う」となっています。
必要な情報
まずは自分でメルカリ上で複数アカウントを取得する方法についてです。もちろん公式は許可していないため、再登録ができなかったりペナルティを受けたとしても自己責任で判断する必要があります。
メルカリで複数アカウントを持つために必要な情報は初回登録時と全く変わりません。つまり氏名や住所、電話番号や銀行口座といった個人情報になります。
新しく用意する情報
複数アカウントを自分でつくる場合、メルカリに以前登録した名前や住所はメルカリ運営に検索されてしまうとバレてしまうこともあります。
そのため2つ目以降のアカウントを取得する際には氏名や電話番号はもちろん、銀行口座も違うものを登録することが大切です。
また、忘れてはいけないのが新しい端末の用意です。メルカリのアプリには端末認証システムがあり、複数アカウントを同一端末で取得することはできません。
別の端末を用意するか、他人の端末を借りる必要があります。タブレットとスマホなど、端末によってログインするアカウントを区別できる環境が求められます。
アカウント登録手順
複数アカウントを取得したい場合でも、アカウントの登録手順は変わりません。新しい端末にメルカリのアプリをダウンロードし、登録を進めていきます。
1つ注意しなければいけないのはFacebookやグーグルアカウントなどからの紐付けはできないということです。また、SMSを受け取る電話番号も同じものを利用してはいけません。
ヤフオク!でも買える
メルカリのアカウントはヤフオク!でも買えると言われています。ヤフオク!はメルカリとは少し違った特徴を持つショッピング、オークションアプリです。ヤフオク!でも上記の画像のように数百円から買えるメルカリのアカウント登録情報が出品されています。
ヤフオク!で購入するか自分で作成するか、あるいは他人にアカウントを借りる方法のいずれかでメルカリで複数アカウントを持つことが可能になります。
【メルカリ】アカウントの複数取得の注意点
アカウント情報などがヤフオクなどで買えることもあり、メルカリでは複数アカウントを持つことは事実上不可能ではありません。
しかしそれと同時に再登録不可などのペナルティがあるのもまた事実です。買えるから利用してもOKというわけではなく、リスクを鑑みて判断することが大切です。
規約違反のペナルティ
メルカリ側では複数アカウントは規約違反とみなしているため、当然ですが規約違反のペナルティがあります。バレた場合全てのアカウントの凍結、口座情報や氏名住所などの個人情報のブラックリスト入り、売上金没収などがペナルティとしてあります。
同じ端末から複数のアカウントにログインしている場合も、端末情報からメルカリ公式は把握することができます。そのため、必ず使う端末はアカウントごとに固定にしなければなりません。
買えるものとは言え、明るみに出た際のペナルティはそのアカウントで稼いだ売上金や評価だけに留まりません。他のアカウントの売上金なども没収されてしまいます。
アカウント停止/退会後の再登録は原則不可
アカウント停止、あるいは退会後の再登録は不可となっています。同じ端末からも新規アカウントがつくれなくなってしまいます。
自作自演や複数アカウントを使って出品ペースを早めるなど、複数アカウント所持者が得になる仕組みがあるのも確かですが、同時にバレたときの被害も大きいです。
その危険はメルカリを利用する頻度や売上金が高ければ高いほど大きくなります。複数アカウントを持つリスクをしっかりと理解して、納得のできるメルカリの使い方を見つけてください。