「ヤフオク!」と「メルカリ」の手数料を比較!どっちがお得?

近年主流となっている個人売買の中でも有名なヤフオクとメルカリ。今回はヤフオクとメルカリの落札システム利用料と販売手数料、送料の仕組み、落札や出品のキャンセル手数料を比較しながら、ヤフオクとメルカリ、どっちがお得なのか解説していきます。

「ヤフオク!」と「メルカリ」の手数料を比較!どっちがお得?のイメージ

目次

  1. 1「ヤフオク」の販売手数料
  2. ヤフオクプレミアム会員
  3. ヤフオクプレミアム会員以外
  4. 2「ヤフオク」プレミアム会員と通常会員との手数料の違い
  5. プレミアム会員
  6. 通常会員
  7. 3「メルカリ」販売手数料
  8. 手数料
  9. 4「ヤフオク」と「メルカリ」落札時の手数料
  10. 落札時は双方共に手数料なし
  11. キャンセル手数料は?
  12. 5「ヤフオク」と「メルカリ」の送料の手数料/仕組みの違い
  13. ヤフオク
  14. メルカリ
  15. 6「ヤフオク」と「メルカリ」どっちがお得か比較
  16. 1万円程度ならメルカリ
  17. 高額商品ならヤフオク
  18. 合わせて読みたい!ヤフオク!に関する記事一覧

「ヤフオク」の販売手数料

まずはヤフオクの販売手数料から見てみましょう。ヤフオクの販売手数料は落札時に出品者に対してかかる落札システム利用料がそれにあたります。

ヤフオクには後述するメルカリとは違い、通常の会員のほかにYahoo!プレミアム会員(以下ヤフオクプレミアム会員)というものがあります。ヤフオクプレミアム会員であるかそうでないかによって販売手数料が変わってくるので会員ごとに分けて比較します。

ヤフオク! - 日本最大級のネットオークション・フリマアプリ

ヤフオクプレミアム会員

上記したようにヤフオクにはYahoo!JAPANが提供するヤフオクプレミアム会員という仕組みがあり、月額498円(税込)で利用することができます。

ヤフオクプレミアム会員になるといくつかのお得な点があげられ、その中の一つに販売手数料が安いというのが挙げられます。

落札価格の8.64%

ヤフオクの販売手数料にあたる落札システム利用料はヤフオクプレミアム会員の場合、通常会員よりも安い落札価格の8.64%です。

例えば、10000円の商品を販売するときは8.64%にあたる864円が販売手数料として引かれることになります。

ヤフオクプレミアム会員以外

では次にヤフオクプレミアム会員ではない通常会員の落札システム利用料(販売手数料)をみてみましょう。

落札価格の10%

通常会員の落札システム利用料は落札価格の10%となります。ですので、10000円の商品を販売するときは10%にあたる1000円が販売手数料として引かれることになります。

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「ヤフオク」プレミアム会員と通常会員との手数料の違い

ヤフオクプレミアム会員と通常会員ではどっちのほうが得なのか、手数料の違いについて比較してみます。

プレミアム会員

ヤフオクプレミアム会員の手数料に加え、プレミアム会員の特徴を解説していきます。

月額使用料¥498がかかる

上記したようにヤフオクプレミアム会員は月額使用料498円(税込)を支払うことで利用することができます。

プレミアム会員の特典として、販売手数料が安い、有料オプション(目立ちアイコンなど)を設定することができる、また後記する特殊カテゴリの商品の出品も可能になることなどがあげられます。

販売手数料が少し安い

ヤフオクプレミアム会員は非会員の販売手数料10%とは違い、販売手数料8.64%と販売手数料が少し安くなりお得になります。しかし月額498円(税込)の会員手数料を払っていますので、一概にはヤフオクプレミアム会員のほうがお得であるとはいえません。

通常会員

次にプレミアム会員ではない通常会員の手数料についてです。

プレミアム会員に比べると手数料が若干高い

上記したように通常会員の販売手数料は10%です。プレミアム会員のように月額の料金の支払いはありませんが、販売手数料は若干高くなります。

カテゴリによって出品利用料がかかる

基本的にヤフオクでは出品手数料は無料ですが、中古車やオートバイなど、ヤフオクプレミアム会員でなければ出品できないカテゴリのものがあります。さらにこれらのカテゴリのものに対しては3024円×個数の出品システム利用料がかかります。

※これらのカテゴリの商品は販売手数料も通常とは異なります。下記のリンクでヤフオクの出品システム利用料について解説しています。

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「メルカリ」販売手数料

ヤフオクについてみてきましたが、ここからはフリマアプリとして人気を誇るメルカリについてみていきます。まずメルカリの販売手数料の仕組みについて解説します。

メルカリ公式サイト

手数料

ヤフオクとは違いメルカリにはプレミアム会員といった月額料金のかかる仕組みはありません。ヤフオク同様メルカリも出品手数料は無料です。では、メルカリの販売手数料について解説していきます。

売れた金額の10%

メルカリの販売手数料は売れた商品の金額の10%になります。例えば、10000円の商品が売れた場合は10%にあたる1000円が販売手数料としてメルカリ側に引かれることになります。

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「ヤフオク」と「メルカリ」落札時の手数料

これまで出品者として商品が落札された際の販売手数料について比べてきました。
ここではヤフオク、メルカリで商品を落札をしたときや購入したときにかかる落札時の手数料についてみてみましょう。

落札時は双方共に手数料なし

上記してきたようにヤフオクやメルカリに商品を出品し販売するときは手数料がかかりますが、商品を落札したときや、購入した時はヤフオク、メルカリ共に手数料はかかりません

キャンセル手数料は?

次にヤフオクとメルカリのキャンセル手数料の違いについて比較していきます。基本的にはヤフオク、メルカリともに落札者が購入をキャンセルすることはできません。

ヤフオクのキャンセル手数料

ヤフオクでは自分が落札者であった場合、基本的に落札を取り消すことはできません。どうしても取り消したい場合は出品者とメッセージをやり取りし、落札を取り消すようお願いします。ただし実際に取り消すかどうかは出品者が判断することになっています。

メルカリとの違いとして、ヤフオクでは出品者が入札のあった出品を取り消す際に出品取り消しシステム利用料540円(税込)が出品者に対し発生します。

※上記した一部のカテゴリは、3024円(税込)の出品取消システム利用料が発生します。

メルカリのキャンセル手数料

メルカリの取引画面(出品者側)

メルカリも基本的に購入後のキャンセルはできません。どうしても購入を取り消したい場合は出品者と取引メッセージでやり取りし、お互い合意の上で取引のキャンセルを実行することができます。

※メルカリでは出品者が出品を取りやめた場合でもキャンセル料は発生しません。

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「ヤフオク」と「メルカリ」の送料の手数料/仕組みの違い

次にヤフオクとメルカリの送料の仕組みの違いについてみていきます。

ヤフオク

まずはヤフオクの送料の手数料の仕組みについてみてみましょう。

送料には手数料がかからない

ヤフオクはメルカリとは違い落札者が送料を負担するのが主流のため、出品者に送料の手数料がかかることはありません。そのため出品者にかかる販売手数料はプレミアム会員であれば商品の金額の8.64%、通常会員であれば10%の金額となります。

メルカリ

次にメルカリの送料の手数料の仕組みについてです。

商品の金額+送料に手数料がかかる

ヤフオクとは違いメルカリでは基本的に出品者が送料を負担します。ですので、販売手数料に加え送料の手数料も出品した商品の金額から引かれることになります。

例えば10000円の商品を送料700円で販売した場合は、10%にあたる1000円と送料700円がメルカリ側に引かれるため、売上利益として実際に受け取れる金額は8300円となります。

※出品時に着払いを選択することで落札者が送料を負担することも可能ですが、匿名配送のできるメルカリ便は利用できません。

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「ヤフオク」と「メルカリ」どっちがお得か比較

出品者として手数料は安いに越したことはありません。出品時の販売手数料や送料の手数料、落札や購入をした際のキャンセル手数料についてヤフオクとメルカリを比較してきましたが、結局のところどっちがお得なのでしょう。

どっちもどっちのように思えたかもしれませんが、ヤフオクとメルカリそれぞれに特徴があり、自分にはどっちがあっているのか考えて出品してみましょう。

1万円程度ならメルカリ

まず商品の金額が10000円程度であればメルカリを使うことをおすすめします。

出品者側で販売手数料に加え送料の手数料もメルカリ側に引かれるため売り上げとしての金額は高く感じません。

しかし、メルカリでは出品者に対してのキャンセル料がかからない点、月額の会員料金がない点から、値段の安いものを売るときはメルカリのほうが損をしないと思われます。安い商品をたくさん売る方はメルカリのほうがお得になるといえます。

高額商品ならヤフオク

商品の金額が10000円を超えるような高額のものを売る場合はヤフオクを利用することをお勧めします。

ヤフオクプレミアム会員になると月額利用料498円(税込)が発生しますが、送料を落札者が負担する点をふまえ、高額な商品を出品する場合は販売手数料が8.64%となり全体の金額で比較したときにメルカリよりもお得になるといえるでしょう。

またメルカリにはない、有料オプションが利用できたり、特殊カテゴリの商品の出品が可能になるなどの利点もあります。

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この記事のライター
Elmo