2019年10月28日更新
「Uber Eats(ウーバーイーツ)」が稼げない理由を解説!
Uber Eats(ウーバーイーツ)はここ最近急激な人気を伸ばしています。時給換算するといくらになるか、また配達数を考えると稼げないという意見も見られます。Uber Eats(ウーバーイーツ)が稼げないと言われる理由やトラブルについてまとめました。
目次
「Uber Eats(ウーバーイーツ)」とは
このページではUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員の報酬がいくらになるか、時給などを含めて稼げるかどうかをまとめました。よりコスパよく稼ぐための方法や配達員をやっていてありえるトラブル、稼げないと言われる理由とは何かもまとめています。
報酬の仕組み
まずはUber Eats(ウーバーイーツ)の報酬の仕組みについてです。Uber Eats(ウーバーイーツ)は時給で明確に分かれているわけではありません。
まずはレストランでの料理受け取り料金が300円となっています。それに加えて1kmごとに150円の報酬、最後に受け渡し料金として170円が入ります。注意しなければいけない点として、ここから35%がUber Eats(ウーバーイーツ)によって引かれます。
配達数で金額が変わる
Uber Eats(ウーバーイーツ)は料理の受け取り料金が300円、受け渡し料金が170円となっています。そのため自転車での配達をする場合、配達数が多ければ多いほどよいと言われています。
時給換算でいくらか
時給換算でいくらになるかは住んでいる地域、配達する時間帯、配達数や移動手段にもよるため一概には言えません。しかし都市部ではおおよそ日給7,000円から13,000円ほどになると言われています。
時給換算にすると900円から2,000円ほどになる人もおり、ここだけ見ると報酬はよいように見えます。
「Uber Eats(ウーバーイーツ)」が稼げないといわれる理由
Uber Eats(ウーバーイーツ)は稼げるという意見と稼げないという意見の両方が、ネットを見ると載せられていることが分かります。
これは両方とも的を射ている答えであり、Uber Eats(ウーバーイーツ)が稼げるか稼げないかは住んでいる場所や出れる日数、報酬の上がるブーストに合わせて出勤できるかなどによってくるためです。
この見出しではまずUber Eats(ウーバーイーツ)が稼げないと言われる理由とは何かについてまとめました。
日時により稼ぎにムラがある
Uber Eats(ウーバーイーツ)は日時によって稼ぎにムラが出てしまうと言われています。これはUber Eats(ウーバーイーツ)が稼げないと言われる理由の中でも、比較的よくあげられる理由となります。
日時によって稼ぎにムラが出るということは、コスパを求める人は同じ労働力でも稼ぎやすい日に集中する必要が出てきます。しかしこれではUber Eats(ウーバーイーツ)の魅力である「都合のよい時間に無理なく稼ぐ」ことと矛盾してしまいます。
稼ぐことを念頭に置くと、結局は土日や雨の日など働きにくい日に集中して働く必要が出てきてしまいます。土日や深夜帯に高時給であるのはUber Eats(ウーバーイーツ)だけに限りません。
地方在住者は儲けとは程遠い
Uber Eats(ウーバーイーツ)が儲けられると言われているのは、ごく限られた地域のごく限られたタイミングのみです。Uber Eats(ウーバーイーツ)が稼げると銘打たれている記事のほとんどが、東京や大阪などの都市在住にのみスポットをあてています。
言い換えれば日給1万円や時給1,200円などを達成できるのは都市在住者のみということになります。東京在住であれば、時給1,200円かつムラのある仕事は特別稼げる仕事とは言えません。仕事が更に少ない地方在住者はなおさらです。
初心者期間は稼ぎにくい
また、Uber Eats(ウーバーイーツ)は初心者期間が特に稼げないとも言われています。Uber Eats(ウーバーイーツ)は完全出来高制のため、稼ぐための効率化が徹底できるまでは他の仕事よりも報酬が少なくなってしまいがちです。
よく配達される地域のマップがいくら頭に入っているかによって、配達数も大きく変わってきます。仕事を始めたからといってすぐに稼げるわけではないのもUber Eats(ウーバーイーツ)の特徴です。
配達実績
Uber Eats(ウーバーイーツ)ではゴールドパートナープログラムと呼ばれる制度を取っています。高い配達実績を持つ人はUber Eats(ウーバーイーツ)からのさまざまな優待を受けることができる制度です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)加盟店で10%OFFになるなどの優待もあるため、ゴールドパートナープログラムに選ばれることで得になることはUber Eats(ウーバーイーツ)のメリットとも言えます。
一方でこちらは配達実績が関わる内容であり、料理店の賄いのように誰もがありつけるものではありません。報酬金額が上がるわけでもないため、総合的に見るとUber Eats(ウーバーイーツ)は幾分しょっぱい待遇とも考えられます。
呼び出しから店移動まで報酬がない
呼び出しから店までの移動に置いて報酬が発生しないのもUber Eats(ウーバーイーツ)が稼げないと言われる1つの理由です。
これは特に加盟店が少ない地方では深刻です。配達するために受け取るまでの店移動の時間がかかってしまうと、結果的に報酬が発生しない時間が増えてしまいます。
「Uber Eats(ウーバーイーツ)」が稼げないときの対処方法
続いてUber Eats(ウーバーイーツ)が稼げないときの対処方法についてまとめました。稼げる人はかなりUber Eats(ウーバーイーツ)の活動に特化していることが分かります。
ブースト/クエストを意識する
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達にはブースト、もしくはクエストと呼ばれるシステムがあります。配達の報酬に1.1倍や1.2倍の上乗せがなされるもので、配達が特に忙しくなる土日や雨の日、ディナータイムなどにブーストがかけられることがあります。
エリアを変更
Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼げないときはエリアを変更するのも1つの方法です。人気と言われる東京の中心地にこだわるよりも、少し離れた場所の方が注文が少ないかわりに配達員も少ない状況になることがあります。
上述のブーストやクエストがある範囲には配達員も集まりやすいため、そこから外れてみるのも1つの方法です。
副業として割り切る
Uber Eats(ウーバーイーツ)ではどうしても住んでいる地域や交通手段などの関係で、やる気はあっても稼げないという状況にどうしても陥ってしまうことがあります。
そのときは副業として割り切り、Uber Eats(ウーバーイーツ)に割く時間や労力を切り詰めた上でいくら配達数をこなせるか考える方法が最終的には利益に繋がります。
「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の注意点
Uber Eats(ウーバーイーツ)には注文する側としても、配達を受け持つ側にも両方が注意しておきたいポイントがいくつかあります。その多くがUber Eats(ウーバーイーツ)という新しいシステムが故に法律や責任問題が行き届いていない部分にあります。
よくあるトラブル
インターネットを見ると、Uber Eats(ウーバーイーツ)の利用者によるトラブル経験談が載せられています。
概してUber Eats(ウーバーイーツ)はサービスのシステムを提供しているだけであり、あくまでも配達によるトラブルは個人間の問題という姿勢をとっていることが分かります。
注文者
「注文したのに時間通りに届かない」「スープがこぼれた状態で配達された」「配達拒否したらマンションの共有スペースに置かれた」などUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員と注文者の間でトラブルが起きることもあります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は配達員の教育を請け負っているわけではないため、Uber Eats(ウーバーイーツ)に苦情を入れても対処はしてもらえません。配達員個人にクレームを入れるか、配達後の評価をつけれるだけです。
レストランパートナー
上記の内容は配達員が悪いように感じられますが、逆にUber Eats(ウーバーイーツ)に登録しているレストラン側が、配達員を呼んだのに料理ができていないこともあります。
結果的に配達の時間が遅れてトラブルになることもありますが、こちらも注文した人からすれば配達員に苦情をつけたくなってしまうかもしれません。配達員には非がないのにレストランパートナーのせいで悪評をつけられてしまうこともあります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)はあくまでもサービスのかたちを提供しているだけであり、トラブルがあったときの責任を取ってくれるわけではない点に注意が必要です。
違反行為例
Uber Eats(ウーバーイーツ)にはいくらかの違反行為例があげられています。もちろんUber Eats(ウーバーイーツ)というサービス自体が一概に悪いわけではなく、あくまでも配達員個人やレストラン単体の話であり、自己判断で使うことをおすすめします。
遠回り
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員は距離によっても報酬が変動します。そのため後もう少しで距離報酬が稼げそうなとき、あえて遠回りをする配達員もいると言われています。
この方法をとればそのまま直行するよりも数十メートル、数百メートルの移動で150円がプラスして受け取れます。
GPSのシステムがUber Eats(ウーバーイーツ)には組み込まれているため、横行しているわけではありませんが同業者がやっているのを見たという報告も寄せられています。