iPhoneの画面が「白黒」から戻らないときの対処法！

iPhoneには、アイコンやドック画面も含めて全画面を白黒表示にする機能が備わっています。

iPhoneのホーム画面の「設定」から白黒画面にすることが出来ます。

iPhoneの画面を白黒にすることができる機能は、アクセシティビティの「グレイスケール」と「ズーム機能」の2つの項目に分かれています。

iPhoneを使っていて、いつの間にか画面が白黒になってしまったという経験をしたことがある方もいると思いますが、ここではiPhoneの画面が白黒から戻らない原因についてみていきます。

iPhoneの画面が気が付いたら白黒画面になっていて、再起動してみたものの白黒画面のままで直らないという時には、以下の2つの原因が考えられます。

iPhoneの画面が白黒になった原因の一つは、ズーム機能の設定にある可能性があります。

もう1つの原因として、iPhoneのホームボタンまたはサイドボタンを3回連続して押すとあらかじめ設定した動作をするショートカットでのトリプルクリックも考えられます。

iPhoneの画面が白黒から戻らない時の対処方について解説します。

iPhoneの画面が白黒から戻らない時は、まず初めに画面の全表示を白黒にする機能「グレイスケール」がオフになっているかどうか確認します。

グレイスケールを確認するには、iPhoneのホーム画面から「設定」をタップし、「アクセシビリティ」から「ディスプレイ調整」を開きます。

「カラーフィルタ」をタップして、オフになっているかどうかを確認します。カラーフィルタをオンにすると白黒になり、画面に表示された「グレイスケール」にはチェックが入っています。カラーフィルタをオフ変更にすると元に戻ります。

上記で紹介したiPhoneの白黒画面を戻す方法はiOS12以降のもので、iOS10以前ではiPhoneの設定画面から「アクセシビリティ」を選択し、「グレイスケール」をタップしてオンとオフの切り替えを行います。

グレースケールがオフでもiPhoneの画面が白黒のまま直らない場合は、ズーム機能の設定を確認してみて下さい。ズームフィルタが「グレイスケール」になっていると画面が白黒になってしまいます。

ズーム機能の確認は、iPhoneのホーム画面の「設定」から行います。「設定」から「一般」をタップし、「アクセシビリティ」を開き、「ズーム機能」をタップします。

iPhoneのズーム機能をオンにしたまま白黒表示を元に戻すには、「ズーム機能」の設定画面から、ズームフィルタを「グレイスケール」から「なし」に切り換えるだけです。

ズームフィルタの横の表示が「グレイスケール」になっている場合は、タップして「なし」に変更すると白黒画面から元に戻ります。

iPhoneの画面が白黒になったまま直らない時の原因で、もっとも分かりづらいのがズーム機能の中にある「グレイスケール」です。この機能が罠になって白黒になった原因が分からずにハマってしまう人も多いので、iPhoneユーザーの方は覚えておいて下さい。

iPhoneの画面が白黒表示から元に戻らないと悩んでいる原因は、ズーム機能の罠かもしれません。iPhoneのズーム機能には、画面の拡大・縮小以外にもグレイスケールや画面の明るさを極限まで暗くする機能なども備わっています。

ズーム機能は画面を拡大・縮小する機能だけと思っている方も多いので、グレイスケールには気が付きにくいというデメリットがあります。この記事で紹介した対処法のグレイスケールの設定を参考にすれば白黒画面から簡単に元に戻すことができます。

iPhoneの画面がいつの間にか白黒になって焦ってしまったと言う経験をしたことがある方もいると思いますが、この記事ではそんな時に簡単に元に戻せる方法を解説しています。

特にズーム機能の中にグレイスケールがあるのは意外な発見だったと思いますが、iPhoneユーザーの方はこの変更方法を知っていればトラブル回避に役立つのでぜひ覚えておくことをお勧めします。