モバイル向けARゲーム「Minecraft Earth」が日本国内向けに早期アクセス配信を開始しました。「Minecraft Earth」は海外では先行して早期アクセス版が配信されていましたが、今回日本でもiOS・Android向けで基本無料で配信されます。
Mojangは11月20日、海外向けに先行配信されているモバイル向けARゲーム「Minecraft Earth」を日本国内向けに早期アクセス配信を開始したことを発表しました。「Minecraft Earth」はiOS・Android向けで基本無料で配信されています。
「Minecraft Earth」とは、スマホをかざして操作する AR (拡張現実)を利用した位置情報ゲームで、現実世界で遊ぶ新しい「マインクラフト」です。
「Minecraft Earth」は7月に国内でのクローズドベータ版が配信されていました。今回クローズドベータ版では実装されていなかった機能として、仲間と協力プレイできる「アドベンチャー機能」と新しいモブ(キャラクター)を追加しています。
「アドベンチャー機能」とは友達や周りの人と一緒に遊べるマルチプレイヤー向けに最適化されたモードです。また「泥だらけの豚」「ジャンボウサギ」「きのコッコ」などの新しいモブが追加されています。
「Minecraft Earth」はiOS/Android向けに基本無料で配信中で、今後コンテンツが追加されたり変更されたりするでしょう。
iOS・Android向けに配信されている「Minecraft Earth」の基本プレイは無料です。今回の配信は早期アクセスということで、動作は不安定である点は頭に入れておきましょう。
「Minecraft Earth」はARを利用した位置情報ゲームで、現実世界を元にしたマインクラフト化されたマップがゲーム内には広がっています。マップ内には「タッパブル」と呼ばれる動物や木や岩が点在していてタップして、建築用ブロックを集めます。
タッパブルを獲得することでプレイヤーに経験値が入り、一定値まで貯まるとレベルアップします。レシピや素材を集め、クラフトしていくシステムもあります。
タッパブルを求めて現実世界を散策し素材を集めていくと作品作りができるようになります。「ビルドプレート」と呼ばれる作品の土台となる様々な環境のプレートが用意されていますので、これを配置して制作開始しましょう。
スマホのカメラを通して見ながら、ビルドプレート上にタッパブルから集めた素材を配置したり、地形を変えたりと従来のマインクラフトのように楽しむことができ、また新たな資源を採掘することもできます。
作った作品を等身大のARで表示して中に入り込んで遊ぶ「プレイモード」や現実世界のどこかに発生する「アドベンチャー」に挑戦したり様々な遊び方ができます。
全てフレンドと同時に遊べるため、協力して大きな建築物を作ったり、自分の作った庭園や城や牧場を歩き回って体験してもらったり、モンスター相手に一緒に闘うこともできます。
これまでマインクラフトをプレイことがなくても、基本のブロック積みで好きなものを作ったり、集めた動植物を配置したりして楽しむことができるでしょう。
「アドベンチャー」は原則安全が確認された場所にしか発生しませんが、自分で作った作品をプレイモードで遊ぶときはくれぐれも安全に注意して遊ぶようにしてください。