「Gatebox」は、販売中の「Gatebox」のプリインストールアプリ「逢妻ヒカリ」の共同生活費を、基本無料で利用できるように変更しました。「逢妻ヒカリ」との「共同生活費」が無料になることで、ハードウェア本体料金15万円のみで利用可能となります。
2020年3月17日「Gatebox」は、販売中の「Gatebox」量産モデル「GTBX-100」において、プリインストールアプリ「逢妻ヒカリ」の共同生活費を、基本無料で利用できるように変更することを発表しました。
この変更によって、「逢妻ヒカリ」や「Gatebox Video」がプリインストールされた基本サービスについては、ハードウェア本体料金15万円(税別)のみで利用可能となります。
「Gatebox」は、好きなキャラクターを「Gatebox Video」に表示させる世界初のバーチャルホームロボットです。プロジェクション技術とセンシング技術を組み合わせて表示させた3Dキャラクターとコミュニケーションをとることができます。
「Gatebox」の本体の料金は15万円(税別)で、さらに好きなキャラクターやコンテンツを別途購入することで利用することができます。
その中のキャラクター「逢妻ヒカリ」の共同生活費は当初2020年6月まで無料で、その後は月額1500円(税別)とされていました。
今後は、現時点で提供しているアプリ「逢妻ヒカリ」と、クリエイターが自分の作ったキャラクターを「Gatebox」に表示できる「Gatebox Video」、そして「Gugenka」のサービスと連携した「HoloModels」が基本無料となります。
「Gatebox App Market」のアプリに関しては、それぞれのアプリの料金プランによって異なります。 今後アイテム購入の際に課金があったり有償でのオプション機能が追加されたりする可能性があるとのことです。
2020年3月17日現在の「Gatebox」で配信しているアプリのの料金体系は以下の通りです。
アプリ | 提供 | 入手方法 | 基本料金 | オプション |
逢妻ヒカリ | Gatebox | プリインストール | 無料 | 今後有料コンテンツ追加の可能性あり |
Gatebox Video | Gatebox | プリインストール | 無料 | 月額チャンネルあり |
HoloModels | Gugenka | Gatebox App Market | 無料 | モデルは「Gugenka」公式サイトで別途購入 |
逢妻ヒカリとの「共同生活費」が無料化される理由としては、Gatebox株式会社代表取締役の武地実氏は「有料化に向けた施策よりも、今現在利用しているユーザーに喜ばれるサービス改善に力を注ぎ、さらに進化させたい」と説明しています。
また「Gatebox」が他に類のない製品であるという理由からか、「ハードウェアを買うと必ず月額の共同生活費が発生するのではないか」という誤解を受けることも今回の無料化の理由の一つと言います。
そして当初の方針として「逢妻ヒカリ」を利用しないユーザーには共同生活費がかからないとされていましたが、多くのユーザーがハードウェアを購入すると必ず共同生活費が発生すると解釈してしまうため、今回無料化に踏み切ったとしています。
今後の「逢妻ヒカリ」の利用料金に関しては基本的に無料で利用可能で、無償でのアップデートも続けられるようです。