家計簿アプリ「Zaim」が新型コロナでの「休業手当/支援金」のシミュレータを公開しました。Zaimが公開を開始したシミュレータでは新型コロナウイルス感染症の影響による休業時にもらえる手当や支援金の額を自動で計算することができるようになっています。
4月6日、東京都渋谷区にあるZaimが、新型コロナでの影響を受け収入が減ってしまった場合の「休業手当/支援金」のシミュレータを公開しました。
公開された「手当・支援金シミュレータ」では、現在、世界中で感染拡大が広がっている新型コロナウイルス感染症の影響による休業時にもらえる手当や支援金の額について、自動で計算できるようになっています。
現在、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスの感染拡大にともない、国内でも、ユーザー自身の感染や、お子様の臨時休校などの影響にて仕事の休業等へのリスク不安が拡大しています。
Zaimがリリースした「手当・支援金シミュレータ」では、ユーザーの収入や職業、子どもの就学状況などの利用者情報から、 受け取れる可能性のある手当や支援金の制度と具体的金額を自動で算出することができるようになっています。
「手当・支援金シミュレータ」を利用するには、Zaimに登録をしているユーザーであれば、Zaimユーザーのプロフィールから収入、職業、子どもなどの情報を読み込み、ユーザーがもらえる手当や受け取れる支援金の金額を算出します。
Zaimに登録していないユーザーが、「手当・支援金シミュレータ」を利用する場合は、自身の年収や雇用形態などを入力することで、手当や支援金の金額について試算ができるようになっています。
「手当・支援金シミュレータ」で確認できる内容について、現段階では、会社員については、ユーザー自身の療養を行う場合の休業の所得保障となる「傷病手当金」や「休業手当」制度に基づいた金額を確認することができます。
また、フリーランスなど個人事業主に対しては、事業存続へ向けた貸付金の制度について詳細を確認できるようになっています
そのほかにも、それぞれの支援制度への申込みURLへもリンクしており、ユーザー一人ひとりのリスク対応が一覧にて表示可能となっています。
「手当・支援金シミュレータ」では、政府にて、現在検討されている会社員・個人事業主ごとに、支援金制度の決定に伴って、内容の追加や変更を行う予定とのことです。
Zaimでは、新型コロナウイルス感染症に伴う消費者支援として、現在、「消耗品購入タイマー」も提供しています。
「消耗品購入タイマー」では、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの、ユーザーが、 日常定期的に消耗する商品について、次回購入の目安日を、家計簿記録から自動算出することで買い漏れや買い過ぎを防止することが可能となっています。
また、「消耗品購入タイマー」では、ユーザーが、何日単位でその商品購入をしているか、 購入サイクルも算出可能となっており、 ネットショッピングなどの定期購入を行う場合の日数設定に役立ちます。
現在、公開中の「消耗品購入タイマー」は2020年4月までの特別公開となっていますが、利用状況や要望を考慮して、継続有無を判断する予定とされています。