auが怪しいメールで政府の10万円の給付金関連に対して注意喚起を行うツイートを投稿しています。auが政府の10万円の給付金に関連した注意喚起としてツイートした怪しいメール「受信しても绝对アクセスしないようにしろ」の特徴についてご紹介します。
auが怪しいメールで、新型コロナウイルスの感染拡大を受け実施される政府の10万円の給付金関連に対して、ユーザーに、注意喚起を行うツイートを投稿して話題となっています。
auのユーザーサポート用Twitterアカウントは、注意喚起を呼びかける目的で、「怪しいメールが届いても、そのURLには絶対アクセスしないようにしろ」という件名にてツイートを行っています。
現在、NTTドコモやソフトバンク、auなど国内大手キャリアの携帯各社では、政府の10万円の給付金に関連して、不審なメールへの注意喚起をユーザーに呼びかけています。
auでは、auサポートのTwitterアカウントが、「怪しいメールが届いても、そのURLには絶対アクセスしないようにしろ」という内容でツイートを行っています。
auは、怪しいメールの件名には「10万円の給付金について」などの件名で送付される例をあげており、ツイートの内容については、不審なメールの特徴が「文章のつながりがおかしい」点や、「普段使わない漢字が含まれる」点を指摘しています。
また、文章の中には、「受信しても绝对アクセスしないようにしろ」と、通常ではありえないような文面にてツイートされています。
auが投稿した注意喚起のための怪しいメールの件名には「10万円の給付金について」となっており。文末が命令調となっている点や、「絶対」という漢字に簡体字が使用されている点が特徴となっています。
auサポートのTwitterアカウントが投稿した目的について、auでは、不審なメールの特徴に合わせて、注意喚起するために行ったとしています。
auでは、公式サポートアカウントが、件名には「10万円の給付金について」という怪しいメールを実演することで、不審なメールが来た際に、ユーザーの皆さんに、違和感を持ってほしいと説明しています。
今回、auサポートのTwitterアカウントが投稿した目的について、KDDI担当者は、多くの人に注意喚起を行うためのチャレンジだったと説明しています。
KDDIの担当者は、悪意ある第三者が送付する不審なメールに対して、「これまで、何度も似たような不審なメールが送付され、ユーザーへの周知が事後となってしまうことについて違和感を持っていた」と説明しています。
今回、不審なメールの特徴をツイートに含むことで、ユーザーが違和感を覚え、不審なメールに対する理解をしてもらうため、文章のつながりの不自然さを画像で解説しています。
また、敬語のたどたどしさは、文末でいきなり命令口調にすることで表現したうえで、普段使わない漢字の書体を含め、ユーザーに、注意喚起をする目的があったとしています。
ソフトバンクでは、携帯電話サービスを提供しているソフトバンクとワイモバイルを利用しているユーザーに向けて、「新型コロナウイルス感染症」に関する不審なメールやSMSに注意するよう、呼びかけを行っています。
ソフトバンクでは、現在、ユーザーの個人情報や、銀行の預金口座番号や暗証番号などを、聴きだす内容の不審なメールが増えていると指摘しています。
もし、利用しているスマホに、不審なメールやSMSが届いても、文面に添付されているURLには、絶対にアクセスしないよう注意しています。
また、万が一アクセスしてしまった場合、クレジットカード情報や銀行口座の情報をはじめとして、ログインIDなど、入力してはいけないと案内を行っています。
NTTドコモでは、「新型コロナウイルス」の感染拡大を受け、ユーザーの口座情報などを聞き出そうとするWebサイトや、そうしたサイトへ誘導しようとするメールが確認されていることを報告しています。
ドコモが実施している迷惑メールに関する案内では、10万円特別定額給付金(仮称)の手続き方法を装った内容のメールや、マスクの無料配布や抽選などを装った怪しいメールも確認されているとのことです。
ドコモでは、こうした不審メールの被害を避けるため、不審なメールのリンク先にはアクセスしないようユーザーへ注意喚起をおこなっており、万が一アクセスしても個人情報は入力しないよう案内しています。