GoogleがAndroidに追加した自動字幕起し機能「ライブキャプション」がChromeブラウザのCanaryビルドでも追加されたとみられています。Googleの「Chromeブラウザ」で追加されるみられるライブキャプション機能についてご紹介します。
Googleが、自動字幕起し機能「ライブキャプション」を、ChromeブラウザのCanaryビルドでも追加されたとみられています。
自動字幕起し機能「ライブキャプション機能」は、先日、Android端末を対象に追加した機能となっており、今回、ChromeのCanaryビルドにて、「ライブキャプション機能」が追加されているのが発見されています。
それでは、自動字幕起し機能「ライブキャプション機能」についてご紹介していきましょう。
Androidを対象に、先行追加となった自動字幕起し機能「ライブキャプション機能」は、1回タップするだけで、自動字幕起こし機能が起動し、Androidのスマホ端末にて再生中のメディアに、自動的に字幕が表示される機能となっています。
自動字幕起し機能「ライブキャプション機能」は、動画やポッドキャスト、音声メッセージをはじめとして、ユーザーが自分で録音した音声についても利用可能となっています。
自動字幕起し機能「ライブキャプション機能」を利用するメリットですが、外出先やイベント会場など、周囲が賑やかな環境にいる場合に、スマホやPCなどにて、動画を見たり通話をしなければいけない時に、とても便利な機能となっています。
また、聴覚に障害のあるユーザーにとっても、「ライブキャプション機能」を利用することで、動画や通話の際のサポートができる機能となっています。
ただ、自動字幕起し機能「ライブキャプション機能」がブラウザに追加されることで、どのような活用方法があるかは、これからの課題となるかもしれませんが、在宅勤務やテレワークの際に、テレビ会議への出席では、利用するメリットがあるといえます。
次に、「ライブキャプション機能」を利用する際の注意点について確認しておきましょう。「ライブキャプション機能」を利用する際の注意点としては、「ライブキャプション機能」の設定をオンにしておくことで、電池の使用量が増えます。
「ライブキャプション機能」を有効にすることで、バッテリー消費が早くなってしまうため、不要な場合にはオフにしておくことをおすすめします。
また、利用している端末の「バッテリーセーバー」が有効に切り替わると、「Live Capition」機能が自動的に無効となりますので、注意が必要です。
自動字幕起し機能「ライブキャプション機能」については、デフォルトでは有効設定になっていません。
このため、Chromeの試験運用機能より、「Live captions」のフラグを有効化することで、Chromeの詳細設定に、自動字幕起し機能が追加されるようになっています。
なお、「ライブキャプション機能」の設定をオンにすると、ユーザーは、字幕が表示されるウインドウを、ブラウザ内の好きな位置に移動することが可能となります。
ただし、現段階では、設定の有効化はできても、字幕起し機能は、起動しない場合がありますが、これは、Canaryビルドのためとみられており、段階的に安定してくるとみられています。
自動字幕起し機能「ライブキャプション機能」に対応可能なデバイスについては、Windowsだけでなく、Mac・Linux・Chrome OS版のCanaryビルドにて体験することができます。
現段階では、Canaryビルドでの追加機能となっていますが、今後、ベータ版や安定版にも追加されるようになるとみられています。
なお、自動字幕起し機能「ライブキャプション機能」は、Androidデバイスと同様に、英語のみでの字幕サポート対応となっており、しばらくは、日本語での自動字幕起しには対応できていませんので注意しましょう。
「Google Pixel」シリーズにて対応可能となっている「ライブキャプション」機能は、「Android 11のデベロッパープレビュー」の内部コードにて、「通話」にも対応可能となっている可能性が高いとみられています。
「ライブキャプション」機能、「通話」に対応可能となることで、「Google Pixel」での通話中に、相手の音声がそのまま文字起こしされるようになります。
「英語」のヒアリングを学習しているユーザーであれば、「テレビ通話」を行う際に、「キャプション機能」が追加されることで、より理解することができるようになります。
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