iPhone/iPad版「Microsoft Teams」アプリで背景のぼかしが可能になりました。iPhone/iPad版「Microsoft Teams」アプリにも背景ぼかし機能が追加されたことで自宅でビデオ会議を行う際に気兼ねせず行うことが可能になります。
Microsoftは米現地時間2020年4月30日、ビデオ会議ツール「Microsoft Teams」へ追加した新機能の中で、iPhone/iPad版「Microsoft Teams」アプリにおいても背景のぼかしが可能になったことを発表しました。
この「ぼかし」機能は、デスクトップ版最新版の「Skype 8.59」でも対応している人気の機能で、ビデオ会議を行う際に部屋が散らかっていても気にすることなく参加できる便利な機能です。
iPhone/iPad版「Microsoft Teams」アプリでも背景ぼかしが利用可能になることで、テレワークの際の突然のミーティングでも焦らずに対応することができます。
さらに「Microsoft Teams」ではすでにビデオ会議ツールにおいてカスタム背景が設定可能になったことも発表しています。
カスタム背景とは、ビデオ会議ツール「Zoom」ですでに導入されていた機能ですが「Microsoft Teams」においても利用可能となっています。
「Microsoft Teams」でのカスタム背景の設定方法とは、ビデオ会議へ参加する前に背景を有効化するボタンが表示されるので、これをONにすると表示される画像の中から自分の好みの壁紙を選択できビデオ会議の背景に設置することが可能です。
Microsoftはそのほかにも「Microsoft Teams」のビデオ会議機能に関して積極的に強化していて、様々な新機能を追加しています。
すでに発表済みであるビデオ会議画面に最大で9人の参加者の映像を表示が可能になったことやビデオ会議中に発言をする時に使う「手をあげる」アイコンに対応開始するなどの他にも注目すべき新機能が追加されています。
注目すべき新機能としては、iOS版Android版「Microsoft Teams」アプリにおいても、音声を自動で文字起こしして字幕のように表示する「ライブキャプション機能」が追加されています。
音声が聞き取りにくかったり、周りが煩くて通話相手の言葉が聞こえなかったり、さらには相手の外国語が聞き取れなかったりする場合でも、この「ライブキャプション機能」があれば発言内容が理解できビデオ会議もスムーズに行うことができます。
この「ライブキャプション機能」は、現時点では英語のみにしか対応してないませんが、字幕のようなものがついていると理解する助けになるでしょう。
そのほかの新機能としては、1対1の通話においては録画機能がサポートされたり、ビデオ会議において管理者側から参加を終了させることができる機能のほかにも管理者向けの機能が強化されたりしています。
多様な機能が追加されていますが一部の機能においてまだ利用できない場合もあります。それぞれ順次ロールアウトされていますのでしばらく待っておきましょう。