少し前までは連絡を取る手段といえば「メール」が主流でしたが、現代では主に「LINE」で連絡を取る方が多いかと思いますが、似ている機能を持つ「カカオトーク」にも、最近は関心が高まっています。今回はカカオトークとLINE、2つのアプリの機能などを比較していきます。
そもそもカカオトークとは、LINEと同じく通話やメッセージのやり取り、そのほかにも写真や動画などのやりとりが無料で行うことが出来るメッセンジャーアプリケーションです。
少し前まではメッセージのやり取りといえばメールが主流でしたが、現代ではメールよりも、こういったメッセンジャーアプリケーションでのやりとりが多くなっています。
カカオトークとは日本ではなく、韓国発祥のメッセンジャーアプリケーションです。その為、韓国ではカカオトークのアプリ利用者数が非常に多く、約99パーセントとの結果でした。それに比べ韓国でのLINEの利用者数は約10パーセントとの結果でした。
こう数字で表すと韓国発祥のアプリなだけあって、非常に韓国での普及率が非常に高いことが分かります。
日本ではLINEが有名なことから、なにかと比較をされカカオトークはパクリだと思われがちですが、実際はLINEよりもカカオトークの方が先にサービスが開始されています。
LINEがリリースされたのは2011年からですが、韓国発祥のカカオトークはそれより1年前の2010年にリリースされていますので、カカオトークとLINEでは実質1年の差があります。ですので、カカオトークは決してLINEのパクリなどでは無いのです。
実際にカカオトークとLINEの登録方法から比較していきましょう。まずLINEは自分のアカウントのIDを作り利用が可能になります。そしてLINEはSNS連携が出来るので、FacebookのアカウントからでもLINEアカウントが作成できアプリの利用が可能です。
なのでFacebookのアカウントさえ所持していれば、もう1つLINEアカウントを作ることも実質可能ということです。ですが、LINEは基本的に1人1つのアカウントを使用することを想定していますので、2つ目のアカウントを作る際は自己責任での作成になります。
こちらも基本的にはLINEと同じく自分のアカウントを作りアプリの利用が可能になります。LINEではFacebookのアカウントでもLINEアカウントを作ることが可能でしたが、カカオトークにはLINEとは違いSNS連携の機能がありません。
その為、カカオトークは電話番号を登録しアカウントを作成することが出来ます。ですので、電話番号以外での登録は出来ません。
次にカカオトークとLINEのトーク機能について、比較していきます。LINEではトーク画面を開いてメッセージを送信する欄の左側にある「+」を押すと、上のような画面が出てきます。
こちらの画面ではファイル送信、連絡先の他に位置情報などもチャット相手に送信することができる、非常に便利な機能と言えます。その他にもチャット相手にギフトを送ったり一緒にゲームをすることも可能です。
次にカカオトークですが、こちらもLINE同様にトーク画面を開きメッセージの欄を押すと、上のような画面が出てきます。こちらもLINEと同様に写真や動画、ボイスメールなどを送信できる便利な機能となっています。
LINEには既読というシステムがあります。これは自分が送信したメッセージが相手に読まれると、「既読」という文字が付き、相手がメッセージを読んだと言うことが分かるようになっています。
ですが、カカオトークには既読の文字が付くことはありません。カカオトークの場合、既読というシステムが無い代わりに自分がメッセージを送信すると、メッセージの左横に黄色で小さく「1」という数字が付きます。
そして送信したメッセージが相手に読まれると、メッセージの左横に付いていた「1」という数字が消えて、相手がメッセージを読んだということが既読がなくても確認出来るようになっています。
次にカカオトークとLINEの通話機能の違いについて、比較していきます。LINEの通話画面ではミュートの他に、テレビ電話やスピーカーを選択することが出来るようになっています。
そしてLINEの無料通話とは1:1の通話のほかにも、最大200人と同時に通話することが出来るグループ通話という便利な機能があります。
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