2018年11月25日更新
LINEとカカオトークの違いは?機能やトークなどを比較
少し前までは連絡を取る手段といえば「メール」が主流でしたが、現代では主に「LINE」で連絡を取る方が多いかと思いますが、似ている機能を持つ「カカオトーク」にも、最近は関心が高まっています。今回はカカオトークとLINE、2つのアプリの機能などを比較していきます。
目次
- 1そもそもカカオトークとは?
- ・韓国発のコミュニケーションアプリ
- ・LINEのパクり?と思いきや先にリリースされたのはカカオトーク
- 2カカオトークとLINEの機能を比較!~登録方法の違いは?~
- 3カカオトークとLINEの機能を比較!~トーク機能の違い~
- ・既読の付き方が違う
- 4カカオトークとLINEの機能を比較!~通話機能の違い~
- ・グループ通話ならカカオトークだった?
- 5カカオトークとLINEの機能を比較!~その他~
- 6カカオトークとLINEの使い分け方例
- ・より身近な人と楽しむのにカカオトークは便利
- ・SNS的な使い方が主流になりつつあるLINE
- ・2つ目のアカウントとしてカカオトークを利用する人急増中
- ・結局カカオトークとLINEどちらが便利?
そもそもカカオトークとは?
そもそもカカオトークとは、LINEと同じく通話やメッセージのやり取り、そのほかにも写真や動画などのやりとりが無料で行うことが出来るメッセンジャーアプリケーションです。
少し前まではメッセージのやり取りといえばメールが主流でしたが、現代ではメールよりも、こういったメッセンジャーアプリケーションでのやりとりが多くなっています。
韓国発のコミュニケーションアプリ
カカオトークとは日本ではなく、韓国発祥のメッセンジャーアプリケーションです。その為、韓国ではカカオトークのアプリ利用者数が非常に多く、約99パーセントとの結果でした。それに比べ韓国でのLINEの利用者数は約10パーセントとの結果でした。
こう数字で表すと韓国発祥のアプリなだけあって、非常に韓国での普及率が非常に高いことが分かります。
LINEのパクり?と思いきや先にリリースされたのはカカオトーク
日本ではLINEが有名なことから、なにかと比較をされカカオトークはパクリだと思われがちですが、実際はLINEよりもカカオトークの方が先にサービスが開始されています。
LINEがリリースされたのは2011年からですが、韓国発祥のカカオトークはそれより1年前の2010年にリリースされていますので、カカオトークとLINEでは実質1年の差があります。ですので、カカオトークは決してLINEのパクリなどでは無いのです。
カカオトークとLINEの機能を比較!~登録方法の違いは?~
実際にカカオトークとLINEの登録方法から比較していきましょう。まずLINEは自分のアカウントのIDを作り利用が可能になります。そしてLINEはSNS連携が出来るので、FacebookのアカウントからでもLINEアカウントが作成できアプリの利用が可能です。
なのでFacebookのアカウントさえ所持していれば、もう1つLINEアカウントを作ることも実質可能ということです。ですが、LINEは基本的に1人1つのアカウントを使用することを想定していますので、2つ目のアカウントを作る際は自己責任での作成になります。
こちらも基本的にはLINEと同じく自分のアカウントを作りアプリの利用が可能になります。LINEではFacebookのアカウントでもLINEアカウントを作ることが可能でしたが、カカオトークにはLINEとは違いSNS連携の機能がありません。
その為、カカオトークは電話番号を登録しアカウントを作成することが出来ます。ですので、電話番号以外での登録は出来ません。
カカオトークとLINEの機能を比較!~トーク機能の違い~
次にカカオトークとLINEのトーク機能について、比較していきます。LINEではトーク画面を開いてメッセージを送信する欄の左側にある「+」を押すと、上のような画面が出てきます。
こちらの画面ではファイル送信、連絡先の他に位置情報などもチャット相手に送信することができる、非常に便利な機能と言えます。その他にもチャット相手にギフトを送ったり一緒にゲームをすることも可能です。
次にカカオトークですが、こちらもLINE同様にトーク画面を開きメッセージの欄を押すと、上のような画面が出てきます。こちらもLINEと同様に写真や動画、ボイスメールなどを送信できる便利な機能となっています。
既読の付き方が違う
LINEには既読というシステムがあります。これは自分が送信したメッセージが相手に読まれると、「既読」という文字が付き、相手がメッセージを読んだと言うことが分かるようになっています。
ですが、カカオトークには既読の文字が付くことはありません。カカオトークの場合、既読というシステムが無い代わりに自分がメッセージを送信すると、メッセージの左横に黄色で小さく「1」という数字が付きます。
そして送信したメッセージが相手に読まれると、メッセージの左横に付いていた「1」という数字が消えて、相手がメッセージを読んだということが既読がなくても確認出来るようになっています。
カカオトークとLINEの機能を比較!~通話機能の違い~
次にカカオトークとLINEの通話機能の違いについて、比較していきます。LINEの通話画面ではミュートの他に、テレビ電話やスピーカーを選択することが出来るようになっています。
そしてLINEの無料通話とは1:1の通話のほかにも、最大200人と同時に通話することが出来るグループ通話という便利な機能があります。
カカオトークの通話画面ではLINEと同じくミュートの他にスピーカー、ビデオ通話が選択できるようになっています。その他にも、カカオトークには通話時に声を変えられる「ボイスチェンジャー機能」というものがあります。
そしてカカオトークには、1:1の通話のほかにも最大5人で通話することが出来るグループ通話があります。ですが最大で同時に話せる人数はLINEのグループ通話の方が圧倒的に多くなっている為、大人数で通話をしたい場合はLINEの方が便利です。
グループ通話ならカカオトークだった?
カカオトークは2012年にグループ通話の機能を開始しましたが、一方LINEがグループ機能を開始したのは2016年に入ってからでした。その為、当時はLINEにグループ通話の機能が無かったため、グループ通話をするならカカオトークだと言われていました。
カカオトークとLINEの機能を比較!~その他~
次にカカオトークとLINEの、その他の機能を比較していきます。LINEにはタイムラインという機能があり、タイムラインとは文章のほかに画像などを一緒に投稿し、自分の近況を友だちに報告することが出来る機能です。
一方カカオトークにはタイムラインの機能はありませんが、トーク画面を開いて右上にある三本線を押すと、上のような画面が出てきます。
この画面では、真ん中にあるカレンダーマークを押すとチャット相手とスケジュールの共有をすることが可能なので一緒にスケジュールを立てたい場合は非常に便利な機能です。
その他にもカカオトークとLINEには、スタンプ機能というものがあり、スタンプは無料のものと有料のものがあります。スタンプはメッセージを送信する際に、トーク相手に送信することが可能です。
カカオトークとLINEの使い分け方例
両者ともあまり変わらない機能を持つメッセージアプリですが、使い分け方の例を挙げていきます。日本ではLINEの方が普及率が高いため実名で登録している場合が多い事や、タイムライン機能がある為LINEはプライベート用に使用されている場合が多いです。
カカオトークにはプライベートに関することを投稿する場は無いので、プライベートを見られたくない会社の上司とのやり取りに使用するなどの、使い分けが出来ます。
また、カカオトークでは相手がメッセージを読んだのかは分かるものの、既読の文字が付くわけではないので既読と表示されるのが嫌な場合も、カカオトークを使うという手もあります。
より身近な人と楽しむのにカカオトークは便利
カカオトークではLINEのように近況を報告したりという場が無いので、通話やチャットだけシンプルに使いたいという場合や、会社の上司や家族などプライベートを知られたくない場合に使用するのに非常に便利です。
SNS的な使い方が主流になりつつあるLINE
LINEにはタイムラインという機能があるため、ランチの時に撮った写真や自分の最近の出来事など、いわゆる近況報告の更新が出来るため、SNS的な使い方が主流になりつつあります。
2つ目のアカウントとしてカカオトークを利用する人急増中
日本ではカカオトークを使用しているユーザーは、韓国に比べると非常に少ないですが、2つ目のアカウントとしてカカオトークを利用するユーザーが急上昇しています。
どうやらカカオトークは日本で、「裏LINE」と呼ばれています。一体なぜかと言うと、出会い系サイトなどで知り合った人や浮気相手との連絡ツールのようです。
プライベートの友だちなどとはLINEで連絡を取り合い、それ以外はカカオトークで連絡を取り合うという使い方が多いようです。
結局カカオトークとLINEどちらが便利?
いかがでしたでしょうか。カカオトークは韓国発祥のアプリですので、韓国でのユーザーはとても多いですが、日本でのユーザーはいまだ少ないというのが現実です。ですが、カカオトークとLINEは機能を比較しても、それほど大きな違いはありません。
ですので、通話やチャットだけを使いたい場合はカカオトークのほうが便利です。ですがカカオトークではLINEのタイムラインのような機能が無いので、SNS的な使い方がしたい場合はLINEの方が便利です。
カカオトークとLINEは別のアプリなので、両方登録をして、用途によって使い分けるという使い方も非常に便利です。