Twitterのクライアントとして名が知れているTweetDeck。複数アカウントを持っている人、使い方の面などから利用している人など、TweetDeckから閲覧している人は多くいます。今回はTweetDeckの使い方について解説していきます。
まず、TweetDeckとは何か分からない方向けに、TweetDeckとは何かについて説明していきましょう。
TweetDeckは、複数のアカウントを管理・運用するのに便利なソフトといったところです。実際のところはソフトというよりもサイトという感覚が大きいですが、それについては後述していきますのでここではスルーしますね。
Twitterを利用している人の中には、2つ以上のアカウントを管理・運用している人もいると思います。その複数のアカウントをどう管理・運用していくか迷っていてここにたどり着いた方もいるかも知れません。
Twitterアカウントの管理・運用方法としてはもちろんいくつかあるのですが、使い始めると便利で離れられないのがTweetDeckです。
TweetDeckは、以前はTweetDeck社が運用・管理していました。しかし2011年5月にTwitter社に買収されたため、Twitter社が管理・運用しています。
TweetDeckはTwitterの純粋な公式クライアントということですね。
TweetDeckにはアプリ版、ウェブ版、Chrome版があります。
現在、アプリ版が利用できるのはMacのみです。2013年にAndroid、iPhone用のアプリが、2016年にはWindow用のアプリが廃止されています。
PCはWeb版(Chrome版含む)での利用に統一してもらい、スマホではTwitterの公式アプリでの利用に一本化する方向性なのだろうと考えられます。
Web版というのはブラウザで閲覧して利用する方法を指します。Chrome版もこの延長戦上にあるものになり、動作もほとんど同じです。
ただ、Chrome版で利用した場合のほうが拡張機能の関係で使い勝手が大幅に違ってきますし、ショートカットを作成して、Windowとして開くことで、疑似アプリのような動作での起動も可能になります。
では、TweetDeckでは一体何ができるのでしょうか? 使い始めると様々な機能があり、中には公式Twitterではできない閲覧方法を行うことも可能になります。
複数アカウントの運用・管理ができる、というのはPCからは大変便利な機能です。スマホであれば、Twitterの公式アプリで複数アカウントの運用・管理が可能ですが、PCでは特に何もしなければ公式のTwitterページでそれができないというのが現状です。
通常、PCからTwitterで複数のアカウントを利用している場合は、拡張機能などを追加しない限りログインとログアウトを繰り返して切り替えるしか方法がありません。
しかし、TweetDeckを利用すれば、一つの画面で複数のアカウントの運用・管理が可能になります。
また、複数のアカウントのタイムラインを一覧表示して閲覧することができます。
通常、一つの画面で見ることができるホーム画面は、現在ログインしているアカウントのタイムラインだけですよね。リストが作ってあれば、ブラウザからの閲覧でもタブさえ変えればできますが、アカウントごとにタブを変えて閲覧することはできません。
ログイン情報はブラウザごとに活用されているため、ブラウザの数だけTwitterを閲覧することができますが、それでも画面の切り替えは必要です。
その点、TweetDeckは一つの画面でいくつものアカウントのホーム画面(タイムライン)を閲覧することができます。
上記の画像が複数のアカウントを登録したうえで閲覧しているTweetDeckの画面ですが、ホーム画面(緑枠と青枠)が2つ並んでいるのが分かりますよね。明らかにタイムラインの内容が異なるのはモザイク処理してありますが分かると思います。
こんな形で、複数のアカウントのタイムラインを一覧で表示することができます。
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