「WhatsApp」では連絡先用のQRコードスキャンオプションやダークモード、アニメーションステッカーが利用可能になるなど様々な新機能が追加されています。「WhatsApp」はQRコードのスキャンによって連絡先の追加を行うことが可能となりかなり便利になります。
Facebook傘下のメッセージングサービスであるWhatsApp「WhatsApp」では今回、アプリやWebチャットプラットフォームと全体における様々な新機能を追加することを発表しました。
「WhatsApp」ではすでにモバイルアプリでのQRコードの使用をテストしていますが、今回QRコードのスキャンによって連絡先の追加を行うことが可能となりました。
これまでは「WhatsApp」での連絡先追加方法は、まず電話アプリの「連絡先」タブを使用して連絡先を追加し、その後「WhatsApp」を開いてメッセージを送信するという流れでした。今後はQRコードを使用するだけで連絡先追加が可能となります。
「WhatsApp」とは北米やヨーロッパなどの欧米諸国で最も有名で人気のある無料通話アプリです。日本ではまだ馴染みがなく普及していない「WhatsApp」ですが、海外では「LINE」よりも人気が高く多くの人に利用されています。
日本から海外の友人とチャットや通話をしたい場合は相手がLINEを利用していないことが多く、逆に「WhatsApp」のユーザーが多いため「WhatsApp」を使ってコミュニケーションを取れると良いでしょう。
WhatsAppは以前は最初の1年だけ無料でその後年間料金がかかる仕組みでしたが、現在は無料利用できるので安心です。
また、「WhatsApp」には「アニメーションステッカー」機能が搭載されていて、多くのユーザーが毎日のようにチャットで利用しています。
「WhatsApp」のステッカーは毎日数十億がチャットで送信されているとも言われていて、「アニメーションステッカー」を利用すると楽しくコミュニケーションをとるのに役立つでしょう。
今回新しい「アニメーションステッカーパック」が追加されていて、様々な表現ができるバラエティ豊かなステッカーでさらに楽しいチャットに活用できます。
「WhatsApp」は2020年初旬にアップデートされ、iOS 13を搭載する全てのiPhoneでダークモードが利用開始となりました。今回Mac用のWebチャットプラットフォームのバージョンに、ダークモード機能が展開されます。
ダークモードは目に優しく、夜間や暗いところで画面が見やすくなります。また有機EL(OLED)を搭載している端末では、ダークモードによってバッテリーの消費をかなり抑えられることが分かっています。
また「WhatsApp」のグループビデオ通話において、最大8人が参加できるようになります。グループビデオ通話の参加者の画面をフルスクリーン表示にすることも可能でとても快適にグループ通話が可能です。
また8人以下で行うグループチャットにも「ビデオアイコン」を追加していて、ワンタップでグループビデオ通話を始めることもできます。
「WhatsApp」によるとこれらの新機能について、「WhatsApp」の最新バージョンとして2020年7月から数週間にわたってユーザーに展開していく予定です。