Wi-Fiマークにはいくつか種類があります。Wi-Fiマークの種類ごとにそれぞれ意味が異なっており、場合によってはそのWi-Fiマークが通信状態の不具合を示していることもありますので、どのような状態が異常なのか、異常な場合の対処法などを解説していきます。
Wi-Fiマークには、主に次の4つの種類があります。Wi-Fiマークの種類のうち、表示される端末/されない端末があるものもありますが、それぞれ意味がありますので、まずはWi-Fiマークの意味がどのようなものかを確認敷いてきましょう。
最初に紹介するWi-Fiマークは、基本的によく見かける扇マークです。Wi-Fiマークの扇形の向きや表現は端末によって異なりますが、どのWi-Fiマークも点を中心に扇を描く形になっているのは共通の表現です。
Wi-Fiマークがこの状態の意味は「正常に通信が行えている」状態です。Wi-Fiマークの扇マークが増えたり減ったりすることもありますが、通信状況の強弱を示しているだけで、つながっていることに変わりはありません。
Wi-Fiマークである扇マークの横に上下の矢印であったり上下に並んでいる三角マークが表示されていることがあります。これはWi-Fiマークの横などに表示されていない端末もあるため、見たことがないという人もいるかもしれません。
Wi-Fiマークについている上下の矢印や三角マークの意味は、送受信を行っている状態です。Wi-Fiマーク横にある上に向いている矢印・三角マークはデータの送信を、下に向いている矢印・三角マークはデータの受信を意味しています。
なお、Wi-Fiマーク横にあるこの矢印などは、Android端末の一部のバージョン(OS)にのみ表示されます。
通知バーに表示されているWi-Fiマークの横や上に表示されることや、通知欄を開いて表示されることなど、Androidのバージョンによってもその辺りは異なります。
通信(送受信)を行っているつもりがなくてもアプリ側がバックグランドで送受信していることがあるため、使っていないのにWi-Fiマークの矢印や三角がついている場合もあまり不安に思わなくて大丈夫です。
Wi-Fiマークの横や上側にビックリマーク(!)がついていることもあります。通常はついていないこれが表示されていて、何なのか不安に思った人もいるでしょう。
Wi-Fiマークにビックリマーク(!)がついている場合は、インターネット接続に異常があることを示しています。
Wi-Fiマークにビックリマーク(!)がついているだけでWi-Fiへの接続を認識してはいるため、繋げようと思えば繋がるが問題があるため繋げることができない、という状態です。
ただし、Wi-Fiマークにビックリマーク(!)がついているとネットワークへの接続/通信ができないため、Wi-Fiマークからビックリマーク(!)が消えるように対処しなければなりません。
Wi-Fiマークにバツマーク(✕)がつくこともあります。Wi-Fiマークについているバツマーク(✕)は、Wi-Fiへ接続した直後などにも一瞬だけ表示されることがあります。
Wi-Fiマークにバツマーク(✕)がついている場合、端末側がWi-Fiのネットワークを認識できていない、つまり端末のWi-Fiがオフの状態を示しています。
そういった場合でWi-Fiマークにバツマーク(✕)が付く場合、ついさっきまではそのWi-Fiに接続できていた、という状態を示していることもあります。
なお、Wi-Fi接続していない際はWi-Fiマークにバツマーク(✕)がつくのではなくWi-Fiマークが表示されないこともありますし、Wi-Fiマーク横のマークがバツマーク(✕)ではなくはてなマーク(?)になることもあります。
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