Windows10を利用していて動きが遅いと言うことになった時、メモリの解放を行うことで動作が軽くなることがあります。Windows10でメモリを解放する方法とはどのようにおこなうのか、純正のツールの他フリーソフトの紹介も含めて記事で解説していきます。
Windows10の動作には、メモリの容量が影響します。動作が重いと感じたときにおこなうのがメモリの解放です。
Windows10でメモリを解放するとはどういうことなのか、イメージがつかないという人も多いでしょう。
メモリを解放するとはどのようなことかと言うと、PCをクリーンアップする、ということです。メモリを圧迫している不要なアプリなどを終了させ、少しでもWindows10を軽くするようにすることを指します。
メモリ容量を確認する方法としてはシステムからとタスクマネージャーから行う方法とがあります。今回はタスクマネージャーから確認する方法を説明していきます。まずはキーボードのCtrlキー+Shifキー+Escキーを押してください。
簡易表示になっている場合は「詳細」を押して開きましょう。
「パフォーマンス」タブをクリックしてください。
「メモリ」を選択しましょう。
「メモリ」の文字の右側にあるものがメモリ容量です。上記の画像の場合は「8GB」がメモリ容量となります。
メモリを解放する方法ですが、以前はMicrosoftの方から純正ツール「Resource Kit Tools」が提供されていました。現在このダウンロードページは削除されており、Microsoft純正ツールをダウンロードできません。
下記サイトで配布されているものの、ライセンス上に表記されているMicrosoftの著作権などの問題も含めダウンロードはあまり推奨できませんので、この先はすでにダウンロード済みという人向けの内容となります。
すでに「Resource Kit Tools」をダウンロードしている場合、「C:\Program Files (x86)」の中の「Windows Resource Kits\Tools」から「empty.exe」を「C:\Windows\System32」へコピーしておきましょう。
すでに「Resource Kit Tools」を所持している場合で、コマンドを利用してWindows10のクリーンアップを行う方法を説明します。
スタートボタンで「Windowsシステムツール」フォルダを展開してください。
コマンドプロンプトを開きます。管理者権限は不要ですので、普通にクリックするだけで大丈夫です。
ユーザー名の横に「empty.exe *」と入力しましょう。「empty.exe」と「*」の間にはスペースが必要ですので注意が必要です。
入力したらエンターを押してください。実行されてWindows10のメモリ解放(クリーンアップ)が行われます。
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