Googleマップはとても便利な地図アプリ。旅行で知らない街を歩くときなど、現在位置の緯度経度がわかるGoogleマップはとても重宝するアプリです。緯度経度をスマホに座標として表示させることで、目的地の特定、場所を確認することに役立ちます。
iPhoneやiPad用のGoogleマップアプリケーションを使用して、緯度と経度を表示します。お手持ちの端末にアプリケーションがインストールされていない場合は、まずはApp Storeでダウンロードしてください。
ちなみにアンドロイドスマホの場合はGoogle Playでダウンロードしてください。アプリケーションの使用方法はiOS用、アンドロイドスマホ用に大きな違いはありません。
iPhoneやiPad用のGoogleマップアプリケーションで緯度経度を表示してみましょう。アプリケーションを開いたら、地図上のどこでも良いので長押しします。するとその長押しした場所に赤いピンが登場、さらにその場所についての情報が表示されます。
横浜スタジアムを例に取ってみましょう。一番上には、赤いピンが置かれた位置の住所が表示され、さらに下に目を移すと(35.4434232,139.6401153)という数字が見つかります。
これが地図上の赤いピンが置かれた位置の座標、すなわち緯度・経度になります。横浜スタジアムは、北緯35.4434232度、東経139.6401153度にあるということを表しています。
続いてPCのGoogleマップで緯度経度を表示する方法です。PC版のGoogleマップの場合は、地図上の任意の場所をクリックすることで、その位置の緯度経度を表示、または確認することが可能です。
クリックした場所にグレーのピンが表示され、地図下部に住所と共に座標が表示されます。
この表示された経度緯度の座標をクリックすると、グレーのピンは赤いピンに変わり、さらに左側検索窓には赤いピンの位置情報が表示されます。
スマホのiPhone/iPadアプリとは若干、表示が異なっていて、PC版のGoogleマップでは緯度経度を2通り表示しています。
たとえば関内駅北口交差点付近の場合、(35.44982, 139.635151)のほかに「35°26'41.9"N 139°38'06.5"E」と表示されています。
これは「北緯35度26分41秒9、東経139度38分6秒5」を表していて、座標の数値に違いはありますが、どちらも同じ位置を表しています。
Googleマップでは、住所を入力することで、その住所の緯度経度を求めることが可能です。住所を入力することで、その住所の経度緯度を求める場合は、Googleマップの検索窓に住所を入力します。
今回は例として「横浜市役所」の住所を入力。緯度経度の座標を確認しましょう。
iPhoneやiPad用アプリ、そしてアンドロイドスマホのアプリの場合、住所を検索窓に直接入力します。横浜市役所の住所は「神奈川県横浜市港町1丁目1」です。検索ボタンをタップすると入力した住所地の情報が表示されます。
PC版Googleマップの場合も、同様に住所をGoogleマップアプリの検索窓に入力します。検索を実行すると、赤いピンが横浜市役所の位置に現れます。
iPhoneやiPad、アンドロイドスマホのアプリの場合は、住所を検索し、表示された内容に既に緯度経度の座標が表示されています。画像内の(35.4437578, 139.6373090)という数値。
これが住所地の緯度経度の座標です。住所が緯度経度という座標に変換されていることが分かります。
PC版Googleマップの場合、検索した地点の緯度経度は、この時点では表示されていません。アドレスバーには、実は表示されているのですが、全て入りきらずに切れて表示されることがほとんどですので、きちんと地図上に表示させてみましょう。
検索した地点の緯度経度を表示するためには、赤いピンを右クリックして、さらに「この場所について」をクリックします。
「この場所について」をクリックすると、グレーのピンが表示され、地図の下部にはピン位置(入力した住所)の緯度経度の座標が表示されます。
「神奈川県横浜市港町1丁目1」という住所が、「35.443893, 139.637309」という緯度経度に変換されたことがわかります。
Googleマップでは、緯度経度の座標を入力することにより、特定地点の住所を確認することが可能です。
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