LinuxというOSを利用したいけれど、Androidはあるけれどパソコンはないからできない、と思っている人におすすめしたいのが「UserLAnd」というアプリです。AndroidでLinuxを利用できる「UserLAnd」の使い方を説明していきます。
LinuxというOSは、Windows、Macに続いて利用者の多いもので、無料で利用することができるOSでもあります。このLinuxを利用したいと思っても、Androidのスマホやタブレット端末ではできないのでは、と思っている人も多いかと思います。
昔はUbuntuを使ってLinuxをAndroidに導入する事もやっていたのですが、Ubuntuを利用した方法だと煩雑な上にAndroid端末が使えなくなる可能性もあるというリスクが大きいものでした。
実は、Androidのスマホやタブレット端末でLinuxを利用する事ができるアプリがあります。それが「UserLAnd」というアプリです。
「UserLAnd」は、Androidスマホやタブレット端末にインストールするだけで、Linuxを使うことができるようになります。非常に簡単にインストールすることができるので、Linuxをちょっと使ってみたいという人も導入しやすいアプリです。
ここからは、「UserLAnd」を使ってLinuxOSをAndroidのスマホやタブレット端末に導入する際ののやり方の説明に移ります。
AndroidでLinuxを使うことができるアプリ「UserLAnd」は、下記リンク先のGoogle Playストアからインストールをおこないます。公式サイトには「iOS版」のリンク準備もされていますのでいつかiOSでも利用できるようになるかもしれません。
さて、「UserLAnd」を利用してAndroid端末にLinuxをインストールする方法の説明をしていきます。インストールした「UserLAnd」アプリを開いてください。
アプリを開くと上記のようになります。OS選択画面になります。「Distribution」の中に「Alpine」「Arch」「Debian」「Kali」「Ubuntu」の5つの項目がありますので、「Ubuntu」を選択してください。
ストレージへのアクセスの許可が求める内容が表示されますので「OK」をタップしましょう。
端末内のメディアへのアクセス許可のポップアップが表示されます。「許可」をタップしてください。
次にユーザーネームとパスワード、VNCパスワードを設定します。パスワードに関しては6~8文字の間で入力します。
入力が完了したら「CONTINUE」をタップしましょう。
接続設定画面が表示されますので、「VNC」を選択しましょう。
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